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『歩く話のツヅキモノ』 作者: ギョウヘルインニ

歩く話のツヅキモノ

作品集: 9 投稿日時: 2014/03/08 05:00:25 更新日時: 2014/03/08 14:01:52 評価: 7/8 POINT: 730 Rate: 16.78
「うーん」

「どうしたの魔理沙? さっきから下向いて歩きながら考え込んで」

「まさか、前回と前々回から話が続くとは思わなかったぜ」

「歩くだけのSSの続編、でも実は話しながら歩き続けるSSだった話の続編ね」

「アリスが地雷踏んで爆発するってこと忘れてるぜ」

「もう私、爆発することには抵抗を感じないのだけど、肝心の地雷がいつまでも歩いた先に有るのよね」

「そうだぜ」

「それまでの間、どうやってSSを続けるの? 私は地雷を踏むまでは歩いていないといけないのだから。私にそんなに酷いことできないわ」

「何も、酷いことすることだけが産廃SSじゃないぜ。感動する話だっていいじゃないか」

「爆発落ちで感動する話って。それに、歩くだけのSSじゃななくて、話ながら歩いて感動したことが有って私が爆発する話よね?」

「その為に、今回は特別出演で小悪魔が歩く話に出ることになったんだぜ」

「どうも、よろしくお願いします。小悪魔です。名前はありません通称小悪魔です。親しい人は私のことコアって呼びます。でも、魔理沙さんとアリスさんは別に親しくないので小悪魔さんって呼んでください」

「何で急に歩く話に小悪魔さんが出てくるのよ」

「早苗のバーターだぜ。歩く話に早苗が出ただろ? 早苗を派遣した事務所に頼まれたんだ。厳密には一緒に出演していないから抱き合わせではないけどな」

「事務所って? 芸能界?」

「アリス、大人の事情って物があるんだ」

「そうですよ。アリスさん」

「でも」

「駄目だぜ。これ以上は小悪魔さんが急に出てきたことについて何も聞くな」

「何で?」

「アリスさん。消されますよ」

「さっきも言ったけど。私は爆発するまでは」

「アリス、世の中知らない事の方が幸せだってことがあるんだぜ。大いなる力の前ではこのSSの予定なんて一瞬で消えるぞ」

「……わかったわ。もう、小悪魔さんについて聞かないわ。でも、私だって魔法使いよ。プライドがあるわ。私なりに、小悪魔さんにプレシャーかけるわ」

「アリスさん。私が気に喰わないようですが、歩き続けて下さい」

「そうだぜ。アリス余計なことは考えるな。歩け」

「そういうけど、歩くの魔理沙が一番遅いわ」

「だって、足が痛いから。この間からずっと歩いているから痛いぜ」

「あ、私は足が痛くなくなるおまじない知ってますよ。ただし代価を頂ますが」

「本当か小悪魔さん。足を切ったからもう足が無くて痛くないとかそういうのは無しで頼むぜ」

「駄目よ。小悪魔さんは足を切らないかわりに魂をよこせとか言うわ」

「いえいえ、最近は魂なんて形のない物に何の価値もありませんからいりませんよ。10万円で良いですよ」

「たかいぜ。そんなに払えないぜ」

「では、そのまま歩き続けることですね」

「魔理沙の為にお金は私が出すわ」

「アリス!」

「わかりました。はい、これ痛み止めの注射です。あんまり、成長期の方にはおすすめできませんが痛いのではしかたありませんね」

「おまじないでもなんでもないぜ」

「そういう、非現実的なことで足が痛くなくなるなら医者なんていりませんよ」

「それもそうだな。アリスだっていらなくなる」

「なんでよ、魔理沙! そういう、言い方はあんまりじゃない」

「いや、言ってみただけだぜ」

「言って良い事と悪いことがあるわ」

「なんだよ。悪かったぜご免ご免」

「なによ。全然誠意も無いしそのいい加減な謝り方は」

「アリスさん」

「何よ、小悪魔さん貴女には関係ないことでしょ!」

「本番始まってますよ。そういう、あんまり本編に関係の無いことは楽屋で言って下さい」

「そうだぜ、アリス」

「なんなの? 本番って? これはテレビ放送じゃないわ。だいたいもうとっくに本編? ん? SSは始まっていたじゃない」

「そうだな、これはテレビ放送じゃないぜ」

「そうですよ。この話をテレビとかで放送したら苦情殺到で打ち切り確定じゃないですか。女の子が地雷を踏むと分かっていてひたすら歩く話ですよ」

「待て、小悪魔さん。それって、上手く脚本書けば何とかいけるんじゃないか?」

「地雷撲滅運動中のアリスという名前の少女が居ました。彼女は地雷反対のプレートを掲げて地雷原を歩きます。そして、ついに地雷を踏んでしまうのです」

「やっぱり無理かもしれないぜ」

「そうですね」

「もうなにも言えないわ」

「アリスさんが悪いんじゃないですか?」

「そうだぜ。こうなったのはアリスのせいだぜ」

「ちょっと、え? 二人して徒党を組んで私を悪者したいのね」

「そんなこと無いぜ。本当に悪いのがアリスだからそう言って居るんだぜ。そうだよな、小悪魔さん」

「そうですよ。あ、魔理沙さんはもう親しい人な気がするのでコアって呼んでもいいですよ」

「そうか、じゃあ、改めてよろしくなコア。私のこともさん付けじゃなくて呼び捨てでかまわないぜ」

「ああもう、あれよね。これで、私が小悪魔さんのことをコアって呼んだら怒るのよね。二人して」

「怒りませんよ。ただ、軽蔑するだけです」

「アリス、コアはそんなことで怒ったりしないぜ」

「そうですよ。魔理沙のいうとおりです」

「……ねえ」

「どうしたアリス今度はどんな我侭言って私達を癒してくれるんだ?」

「もう、帰っても良い? 魔理沙を信じてここまで歩いてきたけれど、そろそろ限界よ」

「なんだ? 体力の限界か? これだから、インドア派の魔女はだらしないぜ」

「違うわ。痛み止め打ちながら歩く魔理沙にそんな事言われたくない。もう、魔理沙について行きたくないの」

「お前が先頭歩いて居るのに?」

「そういうことじゃ無いわ」

「じゃあ、なんなんだよ。コア分かるか?」

「……アリスさん。貴女の気持痛い程分かります。もう、帰りましょう」

「小悪魔さん」

「コアで良いですよ」

「何でだよ! おい、コアこれはどういうことだ?」

「魔理沙さん、気安く私のことをコアって呼ぶのやめて下さい。軽蔑します」

「コア、じゃあ帰りましょう」

「そうですね。アリスさん」

「コアと、私の仲じゃない、呼び捨てでかまわないわ」

「おいおいおいおいおい、それってさっきの私のパクリじゃないか」

「魔理沙さん、パクリってありふれた会話文じゃないですか」

「そうよ、魔理沙」

「くそ、もういい。が、帰ることは許さないぜ。アリスが地雷を踏むまでこの話は続くんだからな」

「そういうの、もういいわ」

「……それよりも、魔理沙さん。そろそろ、2時間になります。痛み止めの効果が切れる時間ですよ」

「何? そういえば、足が凄く痛くなってきた」

「罰が当たったのね」

「罰って、なんだよ。それよりもコア! 痛み止めをくれよ」

「だから、気安くコアって呼ばないで下さい」

「アリス、金払ってくれよ」

「嫌」

「そんな!」

「まあ、そういうと思って歩いて歩いてその先に補給ポイントが有ります。そこに痛み止めが準備して有ります。まあ、そこまで歩き続けて下さいね。さあ、アリス帰りましょう」

「じゃあね、魔理沙」

「……どうして、こんなことになってしまったんだ」
「本編終わったなアリス」

「そうね」

「あとがきはハッピーエンドだぜ! やったなアリス」

「また会話文、最近このパターンばかりね」

「また会話文なんだが、ハッピーエンドだぜ」

「嘘でしょう? 魔理沙と私が出てきてハッピーエンドなんておかしいわ」

「奇を狙っているんだぜ」

「そうなの? ところで、具体的にどうハッピーエンドなの?」

「え? さあ、知らないぜ。今日の夢にハッピーエンドって出てきたからハッピーエンドってことはわかるがそれ以上は知らないぜ」

「先に聞くけど人の幸せって人それぞれじゃない。魔理沙にとってのハッピーエンドってなんなの?」

「えっと、一般的な女の幸せと一緒だぜ」

「そう? 例えば?」

「良い旦那の所に嫁いで、優秀でやさしい子供を産んで育てて、最期は可愛い子供や孫、もしかしたらひ孫に囲まれて少し前に逝った旦那の居る天国に行くことだぜ」

「はぁ、なにそれ? ふふふ、ふ、ごめん。なんそれ? ほんといまさら」

「おい、人のハッピーエンド笑うなよ。だったらアリスのハッピーエンドはなんなんだ?」

「長くなるけど良い?」

「さあな、読者様に飛ばし読みされない程度にしておけよ」

「……ふふ、三年後、私と魔理沙は両思いになって二年の交際の末、結婚する。ふふふ、それでお互い女だけどある日、魔理沙が間違いを犯す。ふふふふ、そうして気付いたら私のお腹に新しい生命が宿っているの。ふふ、想像妊娠じゃないわ。そう、魔理沙、あなたと私の赤ちゃん。ふふふ大丈夫、人形だって胎内入れればあなたの子供になるわ。そうね。本当に血が繋がっているのよ。ふふ、人形は私が完成させた完全自立人形、血液すら通っているわ。もちろん、魔理沙の血液よ。ふぅ大丈夫、少しずつあなたから採取するから健康に問題ないわ。ふふふそれから、人形だから成長はしないけど擬似的な妊娠という過程を経て産まれてくるの。ふふふひひ難産だけど、あなたがずっと私の手を握ってくれていた。ひふぅ私は何度も無理だと投げ出して諦めようとしてしまう。くふぅ。そんな私を叱咤激励しながらあなたは励まし続ける。出産という女の戦争を八時間の末私はあなたの赤ちゃんを産むわ。ふうでも、始めは息しないの。見る見るうちに、チアノーゼになっていく赤ちゃん。あなたはそんな赤ちゃんおろおろしながらも、鼻の羊水を吸いだしたり人口呼吸したりする。えらいわね。まりさは、それで、やっと赤ちゃんは息をしだすの。あっは、あなたは感動して泣いてしまう。ふふそれから、赤ちゃんを私に抱かせ私には良く頑張ったと熱いキスをしてくれるの、それから。私と魔理沙の、ふふ赤ちゃんは成長しないけど色々なことを覚えて。最初どっちがお母さんかってまよっちゃったりして」

「……お願いだ。やめてくれ。もう、やめてくれ」

「なあに? これからがいいところじゃない。アナタ」

「私は普通にハッピーエンドを望んでいるだけなんだ。お前のそれは普通じゃない」

「魔理沙!」

「なんだ?」

「好き!」
ギョウヘルインニ
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2014/03/08 05:00:25
更新日時:
2014/03/08 14:01:52
評価:
7/8
POINT:
730
Rate:
16.78
分類
魔理沙
アリス
小悪魔
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POINT
0. 30点 匿名評価
1. 100 名無し ■2014/03/08 14:38:40
痛いのが嫌で痛み止を求めて痛い足を引きずりながら歩く拷問
2. 100 名無し ■2014/03/09 14:00:52
はーっぴーえんど だ・・・
3. 100 名無し ■2014/03/09 16:33:42
「……ふふ、三年後、私と魔理沙は両思いになって二年の交際の末、結婚する。ふふふ、それでお互い女だけどある日、魔理沙が間違いを犯す。ふふふふ、そうして気付いたら私のお腹に新しい生命が宿っているの。ふふ、想像妊娠じゃないわ。そう、魔理沙、あなたと私の赤ちゃん。ふふふ大丈夫、人形だって胎内入れればあなたの子供になるわ。そうね。本当に血が繋がっているのよ。ふふ、人形は私が完成させた完全自立人形、血液すら通っているわ。もちろん、魔理沙の血液よ。ふぅ大丈夫、少しずつあなたから採取するから健康に問題ないわ。ふふふそれから、人形だから成長はしないけど擬似的な妊娠という過程を経て産まれてくるの。ふふふひひ難産だけど、あなたがずっと私の手を握ってくれていた。ひふぅ私は何度も無理だと投げ出して諦めようとしてしまう。くふぅ。そんな私を叱咤激励しながらあなたは励まし続ける。出産という女の戦争を八時間の末私はあなたの赤ちゃんを産むわ。ふうでも、始めは息しないの。見る見るうちに、チアノーゼになっていく赤ちゃん。あなたはそんな赤ちゃんおろおろしながらも、鼻の羊水を吸いだしたり人口呼吸したりする。えらいわね。まりさは、それで、やっと赤ちゃんは息をしだすの。あっは、あなたは感動して泣いてしまう。ふふそれから、赤ちゃんを私に抱かせ私には良く頑張ったと熱いキスをしてくれるの、それから。私と魔理沙の、ふふ赤ちゃんは成長しないけど色々なことを覚えて。最初どっちがお母さんかってまよっちゃったりして」

これは怖いハッピーエンド
4. 100 ゲス野郎 ■2014/03/09 21:41:23
大胆な告白は女の子の特権(すっとぼけ)
6. 100 名無し ■2014/03/12 20:06:10
アリスちゃんの逆襲が始まる
7. 100 名無し ■2014/04/24 18:33:08
痛み止め(モルヒネ)
8. 100 ふすま ■2014/06/09 16:59:00
まさかこうなるとはw
アリスの爆発期待してたのにw
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