マッチ売らせてみた

　

　マッチ売りの魔理沙


　魔理沙は死んでしまった。


　マッチ売りのレミリア

　
　レミリアはマッチが怖くて擦るのが出来なくて凍え死んでしまった。

　

　マッチ売りの霊夢


　霊夢はマッチを捨ててしまった。



　マッチ売りのアリス


　爆発してしまった。



　マッチ売りのパチュリー


　マッチ擦る前から走馬灯が見えて死んでいた。



　マッチ売りのミスティア



　幸薄い。死んでしまった。


　マッチ売りの咲夜

　
　マッチ売るよりも身体を売った方が儲かることを知る。身体が火照ってしまった。


　マッチ売りの輝夜


　マッチは下賎な輩が使用するものだと思い。ガス切れのライターを売り続けている。永遠に。


　マッチ売りの妹紅

　自分自身がマッチだということに気付いていない。


　マッチ売りのわかさぎ姫

　買っても、濡れているから火がつかない。





　マッチ売りの早苗


　すぐ飽きて、どっか行った。



　マッチ売りのルーミア


　
　そーなのかー


　マッチ売りのリグル


　自ら飛び込む。何処に？死んでしまった。


　マッチ売りのこころ


　……


　マッチ売りの射命丸


　マッチ売れなくて死んでも３面記事にもならない



　マッチ売りの霖之助

　売る気がない。後にミイラ化して見つかる。


　マッチ売りのフランドール

　
　ネットで売りさばく。気がふれている。


　マッチ売りの針妙丸

　誰も気付いてくれない。死んでしまった。


　マッチ売りの少女

　今作の主人公である。いつもどおりの運命を迎える。何も得る教訓は無い。


　マッチ売りのマミゾウ

　
　世の中そんな甘くない。


　マッチ売りの聖


　ろうそくとお線香は必ずマッチを使うことを強制。癒着。


　マッチ売りの星


　お約束といっていいが、マッチを無くす。

　

　マッチ売りのナズーリン


　お約束といっていいが、マッチを探す。



　マッチ売りの諏訪子


　いつも、売り上げで神奈子に負けることに嫉妬


　マッチ売りの慧音


　粉飾決算がばれて死亡。

　マッチ売りの阿求


　売ったマッチの味を全部覚えている程度の能力


　

　マッチ売りの小町

　
　これといったことが無い。ただ死神は去るのみ。


　マッチ売りの映姫


　マッチ勝手くれなきゃ。死刑なんですからね。



　マッチ売りの勇儀


　パルスィがずっと見てる。見てるだけ。


　マッチ売りのキスメ

　
　マッチで図形を作っている。


　マッチ売りのさとり……ここからが本編である。







　さとりはマッチを売っていた。朝から売っている。でも、誰も買ってはくれない。さとりはさとり妖怪で嫌われ者だった。



　本編のつもりだったが、これ以上は思いつかなかった。放置されて死亡。


　　
　マッチ売りのこいし


　マッチを無意識に食べてしまった。病院にいけば大丈夫。


　マッチ売りの紫


　幻想郷は全てこの少女の妄想。誰かマッチ買ってあげてください。



「藍、私疲れたわ。もう、楽になってもいいよね」

「紫様、あそこを見てください」

「へ？　あ、橙みたいな天使？」

「いいえ。橙は本当に天使です」

「紫しゃま、こっちの世界はマッチなんて擦らなくても暖かいですよぉ」