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『サークルクラッシャーの瞳のダイアモンド』 作者: 狭間レヴィ
さて、ここはどこでしょう。同人サークル「Gemini spark」は今、フェリーで九州から関東まで行く途中でした。
あるサークル主催が同人イベントにサークル参加しようと言い出し、初めての本「希望ユートピア」をサークルメンバー全員で作り上げた。締め切りもギリギリではなく、余裕をもって仕上げ悠々と例大祭の会場である東京へ向かうのでした。
さて、ここで初めての本「希望ユートピア」の内容に触れておきましょう。本の呼び方は、希望と書いて『ほーぷ』と呼びました。つまり、『ホープユートピア』です。
東方男の娘合同のような内容でした。サークルメンバー一人一人が別々の作品を作り上げて完成した作品でした。東方の男の娘や男の身体にされたキャラたちのエッチな本と説明すれば簡単でしょう。女キャラに逆レイプされたり、ホモセックスをしたりそんなエッチな本でした。
閑話休題
彼らがフェリーに乗って数時間後、事件が起きました。
サークルメンバーのクサカとイヌイが喧嘩をし始めたのです。小さな屁理屈で始まり、口論となっていました。
きかっけは先日サークルに入ったメンバーが原因でした。彼はコス売り子要員です。
プリティでキュアキュアな彼は例大祭でみんなにスカート捲られちゃうぐらいかわいい『はたてクン』になって売り子をする予定でした。
なんと、そんな彼は、サークルメンバーのイヌイとクサカ、二人と肉体関係があったのです。ホモビッチです。コスプレしてホモセックスしたのです。それを自慢したクサカにイヌイが突っかかり、こうなりました。ああ、かわいそうに。
主催はオロオロと二人を見ながら宥めるだけでした。
ここでサークルメンバーであったタチバナは気づいてしまいました。この女、このアバズレメスビッチ女装コスプレ野郎はサークルクラッシャーと呼ばれる遺伝子操作か突然変異で生み出された生物だと(実際にそういうことはない)
東方はホモと呼ばれるこの時代にもサークルクラッシャーがいるんだなぁ……とぼんやり考えてると今、このサークルがクラッシュされる寸前である状態と導き出したのです。
導き出したのはいいが現状で何か出来ることはありません。この崩壊現場を見ているしかないのです。今の自分の姿を子供の頃にテレビでやっていたザ・グリードというモンスター映画のサイモンキャントンというメガネのおっさんの様だと感じました。彼はモンスターの説明をしてその後、一人で脱出しようとしてモンスターに食われてしまいます。今、このサークルがクラッシュされた後も同人をしていて、やられてしまうと悲観的に考えていたのです。
「ねぇ〜タチバナさん」
『はたてクン』が男のくせに女のように声をかけてきました。助けを求めているとも考えられる声にタチバナは『はたてクン』から遠ざかりたいという気持ちを噛みしめ反応を返しました。タチバナは彼のこういったところが嫌いでした。
「何かな? クサカさんたちは大丈夫なのかい?」
先ほどから行われた口論を離れて見ていたタチバナに近づいてくる『はたてクン』はニヤリと舌を出して言いました。
「タチバナさんは、落ち着いてるんだなぁ……と思ってね。なんか詰まんないなぁ」
「どういうこと?」
タチバナは戦慄しました。この女装カマ野郎は楽しんでいる、サークルをクラッシュすることに喜びを覚えている、遠くから見ていた自分に対して何かしようとしている、と考え出したのです。
「ねぇ〜……どうせ、このサークルは壊れるんだよ。あなたもただでボロボロと壊れたくないよねぇ」
ここから離れた位置で口論するサークルメンバーをチラリと見てからまた呟き始めました。
「壊れるなら楽しんで壊れたいよね。身体を味わってみない……」
何を言っているんだ……とタチバナは警戒しながら対応しました。
「タチバナさんってあの本で……はたてのホモ淫語書きましたよね? それをあなたと再現してみようかなぁ、何てね♪」
「ね、いいでしょう? エッチしよ〜♪」
呑み込まれてしまいました。その姿は、しゅるりと身体で取り囲みゆっくりと蛇に捕食される蛙のようです。
フェリーが到着して、サークル全員がイベントに参加してさっさと終わりにしたいと考え始めました。ただ、他の知り合いたちと慣れ合うことをする為にこのイベントの間は仲良くする、そんな空気が漂っていました。これが大人数いるサークルの弱点と言えるのでしょうか。他にも弱点は沢山あるのです。
タチバナは心の中で葛藤をしていました。それはコーヒーとミルクのようにぐるり、ぐるり……と欲望と自身の正義を混ざっていく感情に悩みを抱えていました。
「タチバナさぁん、決まったぁ?」
『はたてクン』は相手を堕落させるために、相手を圧倒させることや安心させる、また自分のペースに合わせることが出来る利点がある相手の名前を呼びかけることをよくしていました。『はたてクン』は悪気があってサークルクラッシュをしている人間である本当のサークラとは違い、最近のサークルクラッシャーブームに乗って行為を行っているだけのファッションサークラのホモなのです。
「ああ、一度だけだ。他言無用でしよう……」
タチバナは欲に負けました。心の底で争っていた感情が罪悪感と欲望とこの行為が汚点になるという恐怖が混濁し勢いに任せてセックスをすることにしました。後に、この行為がヲチスレで書かれることによって後悔が起きることは知りません。
「ホテルに行こっ」
ここはホテルの一室です。行われているのは東方界隈特有のコスプレホモセックス。
「まずは〜〜〜チンコ見学します♪ タチバナさんのくっさいチンカスチンポを〜〜じゅりゅ〜〜って♪ こんな淫語まみれなプレイしながら一生懸命、男はたてがエッチしますぅ♪ これが望んでいたことなんだよねぇ♪」
はたてはタチバナの下半身にある衣類を引きはがし、慣れた手つきで皮を剥きフーフーと息を亀頭に当てました。
「ビクビクってしてどんどんガチガチになってくよぉ♪ 変態さんのホモなのかなぁ〜〜っ♪」
「フェラされたい?」
亀頭に吹きかけていた息が止まり、顔を向けました。タチバナは回答するように首を縦に振りました。
「頷くだけなんて、何かなぁ〜〜返事してほしいなぁ♪ セックス楽しめればいいんだけどね♪」
「じゃあ、いくよぉ〜〜♪ んじゅるぅふぅぶふぅう♪ じゅぶぐぴゅぅ♪」
わざと音が出るようにしゃぶり、チンポを犯していきます。口の中で膨張し続けるチンポを丁寧に舌で舐める。それに対していやらしい音が出るようによだれを沢山出していきました。
じゅぼぉ♪ じゅぼぉ♪
「フェラでへぇ歪んだおはお、かわひぃ〜〜♪」
じゅぶぅ♪ じゅぶぅ♪ ぶじゅりゅ〜〜ッ♪
ぐぷぅ〜〜〜っ♪ じゅっぷ♪ ぶぢゅぅぅ〜〜っ♪
この音と時折『はたてクン』がチンポを口に入れながら話す淫語がふしだらな音楽のようにホテルの一室に響き渡らせていました。
「ほら〜〜出しなさい♪ エッチなザーメンホモ汁で私のお口を汚して〜〜♪ いいんだよぉ出してぇ♪」
「あっ、やっぱや〜めたッ ねぇタチバナさん、その射精寸前おちんちん、はたての縞々靴下にピュッピュしたいよね? ほら、頷きなさいよ うん、うんって犬みたいにかわい〜くお返事して〜〜♪」
淫語を言いながらセックスへの喜びを堪能します。
「うわぁ〜。変態さんみたいに首を縦に振ってお返事してるぅ〜♪ いいよ、射精してぇ♪」
どぴゅぅぅぅう♪ びゅるっ! びゅりゅるるるっ!
「靴下じゃないとこまでかかったんだけど、きったないなぁ♪ 靴下のザーメンは自分の舌で味わってね♪ なーんてね♪ どう? 良かった? 良かったぁ?」
煽るように聞き、見下すとタチバナは『はたてクン』を見ていました。何かを求めている目で。
「本番しないよぉ〜♪ だってぇ、洗浄めんどくさいし♪ ゴム有りでもちょっとねぇ♪」
落胆した彼の顔を見つめてニタリと笑う『はたてクン』は手を差し出して言いました。
「もしぃ、私の都合の良い展開にしてこの崩壊で私の評判を落とさせなければいいよ。尻穴にぶちゅ〜って挿入を許すし、アナルの中で射精してもいいよ♪」
そう言って後処理をするとはたての衣装のままホテルを出て行きました。タチバナは茫然として後ろ姿を見ているだけでした。
サークルクラッシャーの『はたてクン』はクルクルと回って夜の街を歩いていきます。笑顔を浮かべ、その笑顔はサイコのノーマン・ベイツ、アメリカンサイコのパトリック・ベイトマンに似たどこか欠落を伴った笑顔でありました。サークルクラッシャーは自然的に起こり得る存在であり、このお話の『はたてクン』はそんな偶然的に発生される人間関係の崩壊の対象である、女性ではなく壊れる様子を見て快楽を覚えた悲しきホモ人間でした。
彼の学生時代は、友達がいない教室の片隅で東方のホモ本を読み夢と欲望を膨らませていた学生でした。何が彼を狂わせたのでしょうか。それはいつのなっても謎のままです。
狂わせたのは東方とホモのスパイラルでしょう。
14パーセントの傲慢、14パーセントの嫉妬、14パーセントの憤怒、14パーセントの怠惰、14パーセントの色欲、14パーセントの強欲、14パーセントの暴食、2パーセントの理性と正義でヒトは構成されるっぽいです
ダイヤモンドの気取り屋です
狭間レヴィ
https://twitter.com/luxitia_913
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2014/07/14 12:35:54
更新日時:
2014/07/14 21:35:54
評価:
5/5
POINT:
500
Rate:
17.50
分類
姫海棠はたて
ホモ
サークルクラッシャー
CJD
『あの二人』は口喧嘩なんて生易しいモンで済んでいるのか?
タチバナさん、『彼女』を抱く前に周囲から許可を貰わないといけませんよ。
「これ食ってもいいかな?」
俺は平成ライダーの中ではファイズが1番好きです。