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『だいすきなおかあさん!!』 作者: レベル0

だいすきなおかあさん!!

作品集: 10 投稿日時: 2014/07/24 18:00:22 更新日時: 2014/07/25 03:00:22 評価: 2/2 POINT: 200 Rate: 15.00
数十年後の幻想郷。

魔法の森に迷い混んだ1人の男がいた。

男は今日この森にキノコ狩りに来ていたがつい夢中になるあまりに日が暮れるまで森に長居してしまったのだ。

というわけで今、森は真っ暗な夜が訪れておりこのままではいつ腹を空かせた妖怪に教われるかわからない。

男は帰り道を探して途方に暮れていた。

とその時。

男は道の途中に木の影に座り込み長い金髪を垂らした美しい女性を見つけた。

男は早く帰り道を見つけなくてはならなかったのだが放っておくわけにもいかず声を掛ける事にした。

「もし、そこのお方。大丈夫ですか?」

金髪の女性は男の声に気付き、顔を上げ力無い様子で答えた。

「あぁ……あなたは……?」

「実はキノコ狩りに来ていたのですが道に迷ってしまいまして……そこで道の途中に座り込んでいるあなたを見つけたのです」

男が言うと女性は微かに微笑んで返した。

「あぁ、よかった……。実は私も迷ってしまいまして森をさ迷ううち空腹で動けなくなってしまったのです」

女性は申し訳なさそうに続けた。

「あの……もしよろしければ食べ物を何か恵んでもらえませんか?」

なるほど。

この女性も道に迷っていたのだ。

そして今ここに空腹で座り込んで動けなくなっている。

確かに自分は今日、ここにキノコ狩りに来ていたのでキノコなら背中に背負っている篭にたんまりと入っている。

今日1日、必死こいて集めた物だが仕方ない。

男は女性に背中のキノコを分けてあげる事にした。

「仕方がありませんね。ここに私が集めたキノコがあります。少しなら分けてあげましょう」

それを聞くと女性は心底嬉しそうな笑みを浮かべた。

「本当ですか!?ありがとうございます!!」

女性は男からキノコを受け取るとよほど腹が減っていたのか物凄いペースで篭の中のキノコを食べ始めた。

男の見ている目の前で今日の成果が見る見る内に無くなっていく。

やがて女性は篭の中のキノコを全て平らげてしまった。

「はぁ……ありがとうございます。助かりました」

女性は満足げに腹をさすりながら言った。

「いえいえ、喜んでいただけたようで何よりです」

男は今日の成果が水泡に帰してしまい多少残念に思ったが目の前にいる幸せそうな女性を見てまぁいいかと言うような笑みを浮かべた。

どうやら男はこの女性に一目惚れをしてしまったらしい。

男はこの女性になら自分の全てを捧げてもいいと思った。

「何かお礼がしたいです。この近くに小屋があるので一緒に来てもらえませんか?」

「ええ、いいですよ」

断る理由も無かったので男は女性の言う通り着いていく事にした。

だがこの後、男はこの女性に着いていった事を死ぬほど後悔する事になる。

男は女性の後ろを歩いてしばらくするとなるほど、小さな小屋が見えてきた。

今夜はここで過ごす事になるかもしれないなと男は苦笑いした。

女性は男を小屋の中に入れた。

部屋の中には小さな暖炉とベッドが1つあるだけだった。

男は背中に背負っていた篭を降ろした。

「そこに横になってください」

男は言われるがまま部屋にあるベッドに寝転がった。

すると突然女性は男のズボンを下ろし始めた。

「な……何を!?」

「動かないで……」

女性が男のズボンを下ろすとそそりたつ1本の肉棒があらわになった。

女性は髪をかきあげながらその男の立派なモノをしゃぶり始めた。

「くっ……うぅっ」

ジュブッジュブッジュブッ。

卑猥な音を立てながら女性は男のモノをしゃぶり続けた。

「んっ……んっ……れろ」

「うっ……きも……ち……」

男は女性のフェラの快感に耐えきれず腰をビクンッと跳ねさせた。

「はっ…はっ…んちゅ……んっ…」

「うっ……ぐあぁっ……!!」

女性の激しい愛撫により限界に達した男は肉棒の先から大量の精液を吐き出した。

「あんっ♡はっ……あぁっ♡」

女性は男の肉棒からほとばしる噴水のような精液を肉棒を喉の奥まで咥えこみ直接飲み始めた。

「ぐっ……うぅっ……!!」

「んっ……こく……こく……」

女性は男の精液を飲み干して満足そうな笑みを浮かべた。

「はぁ……はぁ……。量も多くてすごく濃いわ。ステキ♡」

女性は白く濡れた顔で頬に付いた白濁をなめとりながら言った。

「はぁ……はぁ……」

男が射精の余韻に浸っている内に女性は自分のを弄りながら男の肉棒に付けた。

「はぁ……はぁ……んっ……こっちでもぉ……あじあわせて……」

女性は腰を落として男のモノを自分の膣内に挿れた。

グチュンッと音がして女性の膣内に男が入る。

「ッ……!!」

「あッ……はぁッ……!!」

男を受け入れる快感を女性は余すところなく味わった。

さらなる快感を求めて女性は腰を振る。

「はァッ……んッ……!!アッ……アッ……♡」

女性は身体が弾け飛びそうなほどの快楽を味わいより一層腰の振りを激しくした。

「や……ばいっ……。出……るッ……!!」

「射精してぇっ♡精液ビュルビュル膣内射精してぇ♡」

女性が腰をグリグリ振って射精を促す。

女性の激しく締め付ける膣壁に男は我慢できずに射精した。

ビュルルルル……。

「んはぁぁぁぁぁっ♡」

女性は待ち続けた快感に身を委ね子宮を満たしていく精液を感じると共に果てた。

ビクンッビクンッと身体が脈打つ。

「はぁ……気持ちよかったぁ……」

女性は膣内射精の余韻に浸っていた。

が、次の瞬間女性の目付きが変わった。

「!!」

男は殺気を感じたが遅かった。

ガブッと音がして男の肩が無くなった。

「ぎっ……ゃああああああ!!」

男は激しい痛みに絶叫した。

女性は人食い妖怪だったのだ。

思えば怪しい所はたくさんあった。

迷って行き倒れていた女性が自分を誘ってくる訳が無い。

こんな夜中に人間の女性がこんな所で歩いている訳無いじゃないか。

なぜこんな妖怪に着いてきてしまったんだ。

男が最期に思ったのは警戒心の無い自分への後悔だった。

「ごちそうさま」

女性は男を食べ尽くすと満足げに言った。

この金髪の女性、名をルーミアという。

長年この幻想郷に住んでいる人食い妖怪である。

ちんちくりんだった彼女も数十年経ち美しい女性へと成長した。

最近ではその美しい姿に釣られてきた者をこの小屋へと誘い込み食べていた。

性交については初めは興味本意だった。

小屋に連れ込んだ男性を襲って快感を味わう。

やがて味を占めた彼女は1人、また1人と自分の虜にしては食べていた。

そんな生活を続けていた彼女はいつの間にか子を儲けていた。

可愛い女の子だ。

ルーミアは子にレストアと名付け大切に育てていた。

ルーミアとレストアは2人で協力して狩りを行った。

といってもレストアはルーミアの闇を操る程度の能力を受け継いだものの大した範囲に闇を展開できず、他に取り柄も無いためほとんどルーミアが捕まえていた。

その日も2人は狩りを行っていた。

ドンッ!!

ルーミアのレーザーが逃げる女性の胸を捉えた。

胸に風穴を開けられた女性は力無く倒れる。

「やったね!!おかあさん!!一撃だよ!!さすがおかあさん!!」

「ふふん、褒めても何も出ないよ?」

ルーミアの腕をレストアが称賛する。

「さっ、帰ってごはんにしようか」

「うん!!」

レストアも人の肉が大好きで毎日の狩りを楽しみにしていた。

2人は家に帰ると早速先程の死体を調理しはじめた。

あっという間に人肉料理が出来上がり2人の食卓に並ぶ。

「いただきます」

2人はしっかり手を合わせていただきますをすると本日の成果を堪能し始める。

「おいしい?」

「うん!!おかあさんの料理は世界一!!」

「またまたぁ、大袈裟なんだから」

ルーミアはそう言うとフフッと笑った。

ルーミアが熱を出した時もレストアは着きっきりで看病した。

「ごめんね……レストア……」

「ううん、気にしないで。私たち家族じゃない。早く元気になっておかあさんの人肉料理を食べさせてよ」

「うん……」

ある日2人は夜に出歩いて星を眺めていた。

「ねぇ……レストアの夢ってなに?」

「私の夢はねっ!!おかあさんみたいな立派な妖怪になること!!」

「ふふ……うれしいな。でも私はレストアが思ってるような立派な妖怪じゃないよ」

ルーミアは目の前にいる半妖の我が子を見て微笑んだ。

苦労の多い日々だったがルーミアは幸せだった。

だがある日その幸せは突然崩れ去った。

ある日ルーミアの家に客人が訪れた。

「はい?」

客人は人里に住む獣人、上白沢慧音だった。

「ルーミアだな?人里の人間が大勢行方不明になる事件が起きている。犯人はお前だろう。目撃証言もある」

ルーミアは慧音の言葉を聞いて逃げ出そうとした。

慧音は無表情で逃げようとするルーミアをレーザーで撃ち抜いた。

「ぐっ……」

「おかあさん!!」

レストアが叫んだ。

「博麗の巫女に相談したところ自分は一切関与しないが自分達で何とかするなら後は勝手にやってくれ、だそうだ」

慧音は一拍置いて言った。

「一緒に来てもらうぞ」

ルーミアは人里の中央にある広場で磔にされた。

大勢の見物人の前で慧音が言った。

「これより大罪人ルーミアの処刑を始める」

慧音のこの言葉と共に民衆はオーッと沸き上がった。

「ククク……。どうだ?今の気分は?これから貴様はこの大勢の人々の前で見せ物にされ殺されるのだ。怖いか?」

「………………」

ルーミアは何も答えない。

「返す言葉も無いか。フン、まぁいい。命乞いだけはするなよ。時間の無駄だ」

慧音はそう言って用意してあった剣でルーミアの四肢を刺し始めた。

ズブリと音がしてルーミアの手に剣が沈んでいく。

「ぐ……ぁ……」

「ははは!!どうだ!?痛いか!?だがな、貴様の殺した人々の痛みはこんなものじゃないぞ」

慧音はルーミアの身体に剣を刺し続ける。

「痛い……痛いよぉっ!!やめてぇっ!!」

「………………」

「何で私がこんな目に合わなきゃいけないの!?私は生きる為に当然の事をしただけじゃない!!私は悪くない!!」

「悪事を重ねた上に自分の正当化か。とことん屑だな。貴様は」

慧音の怒りの鉄拳がルーミアの腹に突き刺さった。

「ごほォッ!!おぇぇぇぇ……」

腹に受けた衝撃でルーミアは胃の中の物を吐き出した。

その後ルーミアは殴られ、叩かれ、犯され、様々な暴行を受けた。

既にルーミアは虫の息だった。

「さて、そろそろ終わりにしようか」

慧音の合図で村人が1本の矢を放った。

「おかあさん!!」

「何!?」

その瞬間レストアがルーミアをかばった。

だが矢はレストアを貫通しルーミアにも突き刺さった。

「がはっ……おがあ……ざん……」

この一矢で2人は息絶えた。

「ルーミアの子供か……。まぁ、愛する我が子と共に死ねてこいつも満足だろうよ」

慧音はルーミアの死を確認しその場を後にした。

「おかあさん」

「レストア」

2人の魂は静かに光の中へと消えていった……。
ウナルさんの「ルーミアお母さん」を読んで書きました。

本当申し訳ない……。

長い文章を書くのってすげー大変ですね。

作者は素晴らしい作品を書く産廃作者さん達を心より尊敬しております。

ちなみにタイトルは某母ゲーの3より。
レベル0
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2014/07/24 18:00:22
更新日時:
2014/07/25 03:00:22
評価:
2/2
POINT:
200
Rate:
15.00
分類
ルーミア
オリキャラ
ほか
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POINT
1. 100 名無し ■2014/07/25 17:05:54
ふすまd
2. 100 ギョウヘルインニ ■2014/07/25 20:09:41
やはり1人1種族が2人に成ったら崩壊してしまいますね。
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