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『レミリアvsダイオウイカ』 作者: うらんふ

レミリアvsダイオウイカ

作品集: 10 投稿日時: 2014/08/05 13:38:49 更新日時: 2014/08/05 22:43:51 評価: 5/6 POINT: 530 Rate: 15.86


ある日、レミリアは思った。

「私は強い。私は負けない。でも最近退屈。なんか強い相手はいないかしら?」

それを聞いていたパチュリーがやれやれとため息をつきながらいった。

「なら、海の怪物と戦ってみる?」
「海の怪物?」
「そう、クラーケン」

言いながら、パチュリーは呪文の詠唱をはじめた。

「パチェ、あなた、そんな怪物を召喚できるの?」

パチュリーはニヤリと笑った。

「触手系なら私の専門分野よ」

■■■■

「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン!いでよ!クラーケン!」

パチュリーが呪文の詠唱を終えると共に、紫の煙が立ちのぼり、太古の悪魔…クラーケンことダイオウイカが紅魔館にあらわれた!

……

が、いきなり深海から地上へと召喚されたダイオウイカは、気圧の変化についていけず即死した。
しばらくの沈黙のあと、レミリアは咲夜を呼んだ。

「咲夜」
「はい、お嬢様」
「勝ったわ」
「さすがです、お嬢様」
「……戦ったら暑くなっちゃった。何か冷たいものを作って頂戴」
「かしこまりました」

瀟洒な咲夜さんはダイオウイカの死体を使って流しイカソーメンを作ることにした。

「お待たせしました、お嬢様」
「有難う、咲夜」

と、その時。

「ぐはあ!」

レミリアは血をはいて倒れた。
薄れゆく意識の中、レミリアは 「しまった…吸血鬼は…流れ水に弱かったんだわ…」 と考えていた。


▲レミリアーダイオウイカ▲(引き分け)


おわり
この後、流しソーメンは美鈴が美味しくいただきました。
うらんふ
作品情報
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10
投稿日時:
2014/08/05 13:38:49
更新日時:
2014/08/05 22:43:51
評価:
5/6
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530
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1. 100 ギョウヘルインニ ■2014/08/05 22:45:06
やっぱりレミリア強い。どっちも倒れてしまったから引き分け。負けじゃない。ノーカン、ノーカン
3. 100 NutsIn先任曹長 ■2014/08/06 00:25:06
何も生み出さない争いなどやめて、おぜう様とイカちゃんのわだかまりは水に流しましょう♪

――レミリア、一敗!!
4. 100 名無し ■2014/08/06 13:04:50
ダイオウイカのアンモニア(であってただろうか)に耐えられる妖怪すごい!
という全く関係の無い点に感心してしまった。
5. 100 レベル0 ■2014/08/15 12:33:43
短い……。
もっと読みたい……。
歯がゆい……うぬぬ……。
ところで1番上が空いてるのは何か意味があるんですか?(小並感)
6. 100 名無し ■2014/08/29 01:33:20
ダイオウイカは臭いらしいね
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