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『eraduct 紅魔主従家畜用便器ルート』 作者: 変態牧師

eraduct 紅魔主従家畜用便器ルート

作品集: 11 投稿日時: 2014/10/24 15:04:49 更新日時: 2014/10/25 00:11:21 評価: 2/4 POINT: 260 Rate: 11.40
新徒・産廃創想話作品集3「eraduct 忙しい人用の永遠亭人体改造ルートだぜ! ヒャーッハハハハハ!!」

の続きでやんす。





























薄暗い夜帳の中、鬱蒼と生い茂る竹林の中で、永遠亭と呼ばれる館は静かに佇んでいた。
純和風で造られたその御殿は、ひどく落ち着いた風雅な佇まいを醸し出しており、雲間に見える月光に淡く照らし出されている。
とはいえ、その建物の本来の主は、もはや存在しない。
いや、正確に言えば、かつての主は 一人の男の手によって便器≠ヨと堕ち、存在しなくなったと言うべきだろう。

そんな館の中、一番位の高い思われる部屋の中に、二人の人影があった。 一人は椅子に腰かけた若い男で、もう一人はその傍に立つ少女。
男のほうは、白衣を纏っている以外、特に目立つような容貌ではなかったが、少女のほうは極上と呼べるほど愛らしい見目を備えている。
とはいえ、少女の背は一対の濡れ羽色の翼が生えており、純粋な人間ではなかったが。

「ご主人さま、大丈夫ですか……?」

男の右頬は、何かに殴られたかのように腫れ上がり、うっすらと青痣のついた部分は、内出血をしているようであった。
そして、立場的には男の方が上なのか、少女は心配そうな表情を浮かべて 青年の頬に水で濡らした手拭いを当てる。
その瞬間、冷たさに息を詰まらせる青年に、少女は狼狽えながら『申し訳ございません』、『ほんの少し、御辛抱ください』という言葉を繰り返す。
けれど、少女の視線が男のズボンの股の部分に注がれた瞬間、彼女の瞳には堪えきれない喜色が混じり始めた。

「ああ、こんなにしてしまって……すぐ、処理いたしますぅ……」

漆黒の翼をもつ少女 ――――天狗の 射命丸 文は、青年の手に手拭いを預けると、いそいそと男の両足の間にしゃがみ込んだ。
眉根を下げ、口元に笑みを浮かべながら頬を赤く染める姿は、どう見ても欲情する女のそれだ。
蕩け切った表情を浮かべたまま、唇でズボンのジッパーを咥えると、ゆっくり引き下ろしてゆく。
ズボンの奥からはガチガチに勃起しきった剛直が姿を現し、文は熱っぽく潤んだ瞳でそれをじっと見つめながら、大きく口を開く。
彼女の口の中から伸びる舌は、二本≠った。

「ん、あむっ……ちゅ、ちゅぷっ、ん〜〜……♪ れる、じゅるるっ……♪」

男の身体は、ほぼ丸一日は湯を浴びていないと思えるほど汗に塗れており、異臭を放っていた。
とりわけ、肉棒のくびれの辺りには恥垢がこびりついており、一際強烈な悪臭をまき散らしている。
けれど、文は嫌な顔一つせず――――それどころか、極上の香気であるかのように大きく息を吸い、男の肉棒を口に含んだ。
そして、頭全体を前後に動かしながら、二本の舌を肉棒に絡め、甲斐甲斐しい口舌奉仕を開始する。

「ん、はぁぁ……ご主人様のおチンカス、ご馳走様ですぅ……♪ このまま、ザーメンも処理させていただきます♪」

もし――――文を知る者が、今の彼女を目にしたら卒倒することであろう。
天狗という種族である彼女は非常に気位が高く、文も仕事以外では、常に相対するものを見下すことが多かった。
そんな彼女が、男の機嫌を損ねないよう媚び諂い、恥垢を貪りながら肉棒をしゃぶりあげているのだ。
今の文は普段の誇り高い姿からかけ離れてミジメで、みっともなく……そして、言葉にできないほど淫らであった。

「……アレらの処置は?」
「ん、はぁぁ……っ、あのメス犬どもは、ご命令どおりの身体に改造してますよ。 ふふっ、肉体も、別種族に定着しております」

男が文に何事かを尋ねると、文は肉棒を咥えたまま――――二本の舌がなせる技なのだろうか――――よどみなく答えた。
その問いに対し、男は満足げな笑みを浮かべると、冷たい手拭いを頬に当てながら、椅子の背もたれに体重を預けた。
文の奉仕を十二分に満喫しようと、文を見下しながら両足を更に大きく広げる。

「はぁ、あああぁっ……ごしゅじんひゃま……もっふぉ、ひもひよふ……」

そんな青年に充足の時を味わってもらうため、文は肉棒の恥垢を舐りあげるよる舌先でこそぎ落とし、唾液を塗していった。
何の躊躇もなく白い汚塊を口腔内で弄びながら嚥下してゆき、所々が白く染まっていた肉棒は、すぐに薄い桃色の艶を放ち始める。

「ん、ああぁ……おチンカス、御馳走様でしたぁ……♪ ん、じゅぷっ、んううぅっ……はぁぁ!」

汚れていた男根の掃除を終えた文は、本格的に快楽を与えるために 二枚の舌で上下から肉棒を挟み込み、ごしゅごしゅと擦りあげるように舐めあげた。
更には、唇は限界まで窄め、幹の辺りに程よい締め付けを与えながら強烈に吸い上げて、頭全体を前後に振りたくる。

「らひて、ください……文の二枚舌のおクチ便器に、チンポ汁ぅ、いっぱい排泄なさってください♪」

自らを便器とまで卑下しながらも、文の表情には微塵も屈辱や嫌悪という感情は見えない。
それどころか、盲信的に青年を慕い、心の底から奴隷としての行為に喜びを感じながら、一心不乱にしゃぶりあげるだけだ。
美しい容貌をブザマなひょっとこ顔に崩しながら、じゅるじゅると下品な音を立てる様は、視覚的にも聴覚的にも凄まじいインパクトを放っており……男の欲情が、程なくして限界を迎える。

「んっ、んんぅぅっ……!! んうううううぅっ!! んっ、んっぷぅぅ!!」

文の口腔内に、白濁した汚液が吐き出された。
その量たるや、まるで馬並と呼んでよいほどであり、飲みきれなかった精液が喉から逆流し、鼻の穴から噴出する。
呼吸が遮られ、文は苦悶の表情を浮かべるが、青年はそんな彼女に一切遠慮することはない。
文の頭をまるでボールでもあるかのように掴み、肉棒を喉奥に押し付けながら、排泄を続けてゆく。

「んんんんんんんっ!! んひゅうううぅっ!! んびゅううぅ! ぐぅぅぅっ!!」

文は必死の思いで喉に絡み付く精液を嚥下し、呼吸を確保しようとする。
けれど、必死でその蠕動する喉の感触が、肉棒にとっては堪らなく気持ちいいらしい。
青年は愉悦の笑みを浮かべながら肉棒で喉奥をグリグリと捩じり、文は煩悶のあまりに目を白黒させ続ける。
無論、文の力を持ってすれば、青年を無理矢理力づくで引き剥がすこともできるのだが、彼女は青年の行為をただ受け続けるだけだった。
そして、文の意識が薄れ始め、視界の全てがブラックアウトし始めた頃――――漸く、彼女の身体が解放される。

「は、ああ……っ、げふっ! げほっ!! ん、ああぅっ……んぅぅ……!!」

喉奥を占拠していた肉棒が外れたことにより、文は死にもの狂いになって呼吸を繰り返した。
食道の辺りにべっとりとへばりつく精液に、胃液交じりの唾液を塗しながら、粘りつく白濁液を飲み込んでゆく。

「はぁぁ……ああん、ごしゅじんさまぁ、ご馳走様でした……♪」

殺されかけたというのに、文は怒るどころか、むしろ心から感謝しているようだった。
心の底から従属……いや、隷属しきっている彼女は、男の肉棒の先端を咥えると、尿道に残った精液の残滓を、まるでジュースでも飲むかのようにちゅうちゅうと吸い立てる。

「行くぞ」
「はい、ご主人様っ!」

そうして、献身的な後戯が終わると、白衣の男は椅子の上から立ち上がった。
肉棒をズボンに収め、ベルトを締めると、部屋の扉を開いて出て行く。
その後ろを、性処理用の奴隷に堕ちた天狗の少女が追いすがるように駆けて行った。









十数分後――――

「くっ、あ、あふぅ……っ!!」

永遠亭内の一室――――地下にある牢獄の中では、一人の少女が必死で歯を食いしばり、呻き声を上げていた。
年端もゆかぬ童女にも見える少女は、四つん這いの状態で、自分の膝ほどの高さしかない首枷台に繋がれたまま、意味のない苦悶の言葉を紡ぎつづけている。

彼女の周囲には、何本もの注射器のアンプルが転がっていた。
それらは、全て女の気分を強制的に昂揚させ、欲情させるためのもの。
未成熟で毛さえ生えていない秘唇からは愛液が溢れ出ており、薄い胸は その頂がカチカチになるほどに勃ちきっている。
口元からは痴呆のように涎が溢れ、幼げな顔は熱病に浮かされたように赤く、真紅の瞳は焦点が定まっていなかった。

「随分と持ちますね、ご主人様」
「……ああ」

そんな少女の様子を、白衣の男は椅子に腰かけたまま、不穏な笑みを浮かべて眺めていた。
その傍には、ロップ種特有の垂れたウサギ耳を生やした少女が控えている。
ウェーブのかかった短い黒髪の上に、あどけなさの残る幼い少女は、文と同じく青年の虜であるようであり、積極的に主に身体を寄せていた。

「くぅぅっ、くそぉ、くそぉぉ……っ!!」
「ほらほら! どうしたんですか!? もっと抵抗してみてくださいよ、さっき、ご主人様を蹴りやがったように、ねぇっ!!」
「ひっぐ! うああああぁっ!! はぁ、ううぐぅぅ!!」

そして、イヤらしいエナメル質の皮衣装に身を包んだ文が、囚われた少女に対し苛烈な攻めを加えていた。
幼い尻をこれでもかというほど強烈に叩き、小さな尻穴を指で穿ち、胸を乱暴に揉みしだいてゆく。
発育途上を思わせる尻は真っ赤に腫れ上がり、生々しい青痣が身体の至る所に残っている。
けれど、少女のトロトロに蕩けきった秘所には一切 手を触れることはない。

「うぁ、あああっ、くぅ、ぁぁぁっ……!!」
「ふふふっ、紅魔館の主といえど、こうなってしまってはザマぁないですねぇ。 どんな気分ですか、レミリアお嬢様?」

レミリアと呼ばれた少女は、自らに襲い掛かった理不尽な運命を激しく呪っていた。
館への侵入を許した挙句、卑劣極まりない手で咲夜ともども攫われた今、助けに来るものは誰もいない。
いや、紅魔館にはまだ 親友の魔法使いや、有事には頼りになる門番がいるが、彼女達では この場所に辿り着くまでに長い時間がかかるだろう。
そのことを理解しているからこそ、レミリアの表情は絶望に歪んでいた。
そして、その絶望感を 体中から湧き上がる情欲がじわじわと塗り潰してゆく。

このまま続けられれば、レミリア自身が快楽に堕ちるのも時間の問題だ。
あられもなく、白衣の男に肉棒を懇願する誇り高い吸血鬼≠フ惨めな姿――――そんな現実感のある妄想が脳内で駆け巡るだけで、レミリアの背に怖気が駆け巡る。

「犯したい、なら……さっさと犯せぇ……!
 けれど、忘れるな……お前達、必ず殺してやる……からぁっ……!」

もはや誰が見ても虚勢にしか見えない怒声を吐きながら、レミリアは白衣の男に憎悪の視線を向けた。
その凄まじい気迫に、男の傍もいたウサギの少女が怯み、ひっ、と息を飲む声を漏らす。
けれど、白衣の男の反応は変わることは無い。 ただ、容易に手懐けられない奴隷の反抗にニヤニヤと薄ら笑いを浮かべているだけだ。

「っくぅ……くそっ! くぅぁぁ……っ!!」

キィィ――――……

そんな中、唐突に奥にある扉が開いた。
その奥からは、薄紫のロングヘアに、これまた可愛らしいウサギ耳を持った少女が姿を現す。
年の頃は、ミドルティーン辺りだろうか、見る者を虜にするような赤い瞳が特に印象的であり、万人が認めるほどに器量の良い少女だった。

「……え?」

けれど、レミリアには彼女の姿は見えていなかった。 赤目の少女が部屋に連れてきたモノに目を奪われていたからだ。

「うふふ、ここで 誇り高き 吸血鬼の末裔であるスカーレット家のご令嬢――――レミリアお嬢様の 処女を奪う男のお出ましですよ」
「な……」
「いえ、正確に言うなら――――処女を奪う“オス”ってとこでしょうか?」
「ま、まさか……そんなの……」

レミリアの全身からは完全に血の気が引き、陶器のような白い肌から更に血の気が失せる。
表情は凍りついたまま僅かにも動かず、文の言葉が空しい残響のように脳裏に響き渡るだけだ。
白衣の男の意図≠理解した瞬間――――レミリアは彼女自身を襲う絶望的な運命を悟った。

 ブキィッ!!

赤目の少女が連れて来たのは、丸々と肥え太った、醜い豚だった。
肉を得る為だけに餌を与え続けたそれは、不恰好という形容がぴたりと当てはまるほどに醜く肥えている。
前足や腹の辺りには黒ずんだ泥のようなものがへばりついており、鼻が曲がるほどに臭かった。
おそらくは豚自身の排泄物が付着しているのだろう。
そして、その雄豚の後脚の間には、完全に屹立しきった逞しい陽根がそそり勃っていた。

「いっ――――嫌あああぁぁッ!! そんなの、絶対に嫌ぁぁっ!!」

それまでの気の強さはどこへやら、恐怖と絶望のあまりにレミリアは半狂乱になりながら絶叫した。
薬で火照らされた身体中が凍りつくような圧倒的な悪寒と、吐き気がするほどの恐怖が、レミリアから一瞬で理性を奪い取る。
自身を襲う拘束から必死で逃れようと、全身を振りたくって暴れ狂うが、力の全てを封じられた今、逃げることはできない。

「まあまあ、そう嫌わなくてもいいじゃないですか。この豚さんには、精力剤をたらふく服用させてるんですよ?
 どうです、このワイルドさ……深窓のご令嬢たるレミリアさんにも、きっとご満足頂けるはずです」
「嫌だぁぁっ!! やめろっ! こんなの、嫌だぁぁっ!!」

異種ではあるものの、無力な雌の存在を感知し、豚は 興奮冷めやらぬというよりも、もはや暴走寸前だ。
そんな怯えるレミリアの反応に気を良くしたのか、文はこの上ない邪悪な笑みを浮かべて 豚の尻を軽く蹴っ飛ばした。

「ほら、行きなさい!」

文に嗾けられるや否や、豚は一目散にレミリアのほうに駆け寄った。
獣の本能で雌≠フ存在を理解しているのだろう……そう長い時間を置くことなく、豚は拘束された牝豚≠フ背後へ回りこむ。
そして、ふごふごと鼻を鳴らしながら、その股座に鼻先を突っ込んだ。

「嫌ッ! 嫌だぁっ! やめっ、やめてぇぇッ!!」

腐臭とも思える豚の体臭がレミリアの嗅覚を侵食し、肺までもが汚された感覚に陥ってしまう。
けれど、豚はレミリアの嫌悪など意にも介さない。 それどころか、彼女が抵抗できないことに気を良くして、ブヒブヒと鼻を鳴らしながら、レミリアの背後から圧し掛かった。

「ひ、いいいいっ……やっ、やだっ、やだあああぁっ!! やめてえええっ!!」

ガチガチに硬直しきった肉棒が、レミリアの濡れそぼった陰部に宛がわれる。
長さは25センチ、太さは5センチ程……幼い吸血姫の肉体からしてみれば、規格外のサイズといって良いだろう。

「だめっ! だめぇぇっ!! 許してぇっ! いやああぁぁぁっ!!」

吸血鬼としてのプライドもかなぐり捨てて、レミリアは白衣の男と文に泣き叫んだ。
人ですらない、家畜に犯される事への耐え難い感覚が、彼女の誇りを根こそぎ奪い取る。
だが、今の彼女に心動かされるものは、この場にはいない――――

ズブゥッ!!

「かは……っぁぅ……!!」

レミリアは全身を硬直させたまま、幼い肢体を戦慄かせた。
あまりの衝撃に、口を金魚のようにパクパクとさせながら空気を貪る事しか出来ない。
下半身を覆う激痛は、ゆっくりと収まるものの、処女を豚に奪われたという絶望感が、レミリアの心を侵食してゆく。

「あはははははははは!! 処女喪失、おめでとうございます!!
 レミリア様の処女を奪った栄えある“雄”は、丸々と肥え太った薄汚ない豚さんだったわけですね!!
 あははははははははははははははははははははははは!!!」
「うぁ――――ああああぁぁぁああああああぁぁッ!! 」

処女を乱暴に――――それも、豚 相手に奪われたレミリアは、外見相応の幼子のように泣きじゃくり始めた。
けれど、そんな残酷な仕打ちへの悲哀に浸る間もなく、下腹部を引き裂くような苦痛が彼女を襲う。

「ひぃ、あぐっ! ぎぃぃっ、いっ! 痛いっ! 痛いよぉっ!!」

レミリアの絶望など意にも介さず、豚は狂ったように腰を振りたくっていた。
発情薬を投与された獣にとっては、犯すモノが何であろうとも構わないのだ。
それこそ、その肉棒を包むものが雌豚の肉でも、オナホールのような性玩具でも関係ない。
ただひたすら欲望に従いレミリアの肉壷を乱暴に犯してゆくだけだった。

「あぐうぅっ!! いやぁぁっ!! こんなの――――たすっ、助けてぇッ!! 咲夜ぁぁッ!!」

肉壁をドリル状の肉棒でゴリゴリと擦りあげられ、レミリアは悲鳴を絞り上げる。
子宮の入り口が豚の細長い肉棒に貫かれ、普通ならば激痛に身悶えする筈だが、発情させられた肉体はその苦痛すら快楽へと変換してゆく。
耐え難い嫌悪と苦痛……そして、急速に湧き上がり始める快楽をどうすることも出来ず、レミリアは必死で この場にいない従者に助けを求めた。
けれども、残酷な現実は レミリアに救済を与えることは無い。

「うふふ……そう心配しないでください。 あなたの処女喪失シーンは、ビデオにちゃんと撮ってありますから。
 後で咲夜さんにも、見せてあげますよ」
「……ぐぅっ……うぁぁっ! う、うぁぁ……? ビデ……オ?」

文の言葉を耳にしたレミリアは、首枷に拘束されたまま首を傾けた。
涙で滲んだ彼女の眼に、赤目のウサギ少女が満面の笑みを浮かべたまま、何かを持っている光景が映る。
過去に、河童に見せてもらった珍しい機械――――映像を記録する装置のレンズがレミリアの姿を捕らえているのが見えた。
その瞬間、恐怖に押しつぶされた筈の羞恥心が、圧倒的な速度でレミリアの心を塗りつぶしてゆく。

「いっ――――嫌ああぁぁぁッ! そんなの、嫌ぁッ!! 撮らないでぇぇぇっ!!」
「あっははははは!! 後で幻想郷中に、このビデオをダビングして送っておいてあげますよ!!
 私の新聞の一面記事にも載せてあげます!! きっと完売間違いないですね!!
 せっかくのレミリア様の処女喪失。みんなに知って貰わなければ なりませんからね!!」
「やめっ! やめてっ!! やめてぇぇっ!!」

レミリアの精神とプライドを、白衣の男達は更にズタズタに引き裂いてゆく。
羞恥と、恐怖と、嫌悪感と……その他、ありとあらゆる負の感情に心が苛まされる中、豚の肉棒が処女を失ったばかりのレミリアの媚肉を抉りまわす。
思いやりも何もない、ただ獣が欲望を満たすためだけの乱暴な挿送――――けれど、そんな乱暴な行為すらも、薬で昂ぶらされたレミリアの肉体には馴染みつつあった。

「んっ、んううぁぁっ、やぁぁっ! いやぁぁぁっ!! あひぃぃっ!!」

膣肉を擦りあげられるたびに、レミリアの背を甘い電流が駆け抜ける。
自分の体を襲う快楽、それが改造≠フ一端であることも知らず、レミリアは雄豚に犯されて悦んでしまう自身の恥知らずな身体に 咽び啼いていた。

ピシィッ……!!

そして、白衣の男の残酷な責めに堪えてきたレミリアの心に、ついに皹が入った。

「……ねが、い……」
「あぁ?」
「お、おねがい……です……もう、逆らわない、から。
 唾をかけたのも、蹴ってしまったことも、謝るから……だから……許して」

レミリアは泣きじゃくりながら、白衣の男を仰ぎ見て哀れな懇願を始めた。
その姿は吸血鬼としての誇りなど欠片も見えず、いつも気丈であった彼女の姿は何処にも無い。
ただ、必死で許しを乞う哀れな雌がいるだけだった。
そんなレミリアの哀願は白衣の男に鼻で笑われ、頭が靴裏で踏みにじられる。

「けほっ、うぐ、あ、ああっ! お願い、ですから……ひぎいっ! 助けて……もう、ゆるし、て……うぁぁ……!」

頭に重心を半分ほどかけたまま抉りまわすようにグリグリと捩じられ、喉が首枷に押し付けられて呼吸ができなくなる。
息苦しさに呻き、掠れた声で泣きじゃくりながら必死に許しを請うが、そんな彼女の哀れな姿を目にした白衣の男の動きが唐突に止まった。
青年は、傍に控えていた赤目の少女を呼ぶと、彼女の耳元に唇を寄せ、何事かをボソボソと囁く。
ああ、漸く助けて……許してもらえる――――そんな希望を抱きながら、レミリアは踏まれたまま頭を擡げた。
しかし――――

「はい、ご主人様。雄豚を全部、発情薬を飲ませて連れて参ります」
「な、なんっ……そんな――――!!」

――――囚われの吸血姫に齎されたのは、更なる絶望でしかなかった。
満面の笑みを浮かべ、ウサギの少女とは裏腹に、レミリアは目を見開いて震えながら言葉を詰まらせる。
結局のところ、青年への懇願は、彼の燃え盛る嗜虐心に油を注ぐ結果にしかならなかった。

「あはは! 今更謝っても遅いんですよ。ご主人様は、もう あなたのような、家畜の使い古しのオナホ−ルに用は無いと仰せです」

青年の言葉を代弁するかのように、文は哄笑を孕ませた残酷な言葉でレミリアを嘲った。
そして、鼻息荒く肉壺を犯している豚の尻を、これでもかという程、強烈に蹴っ飛ばす。
尻を蹴られた雄豚はバランスを崩しながらも、レミリアの身体に全体重を預け、なおも夢中で腰を振りたくった。
獣の体重がかかることにより、秘唇を更に奥まで貫かれ、苦痛と快楽がないまぜになった刺激にレミリアは獣のように叫び狂う。
一匹に犯されるだけで、心も身体も限界近いのだ。 これで、大勢の雄豚に群がられ輪姦されればどうなるか――――考えたくもない。

「ひぎぃぃっ!! うぁ、うぁぁあああああっ!!」
「これからのあなたの処遇は……さしずめ、豚専用の家畜便器ってところですね。嬉しいでしょ?」
「いやぁぁっ!! そんなの、絶対にいやぁぁっ!! おね、がぁぁっ、お願いですからぁ!! 許して! 助けてぇぇッ!!」
「まぁ、すぐに雄豚の臭いを嗅ぐだけで 股を濡らす雌豚便器になりますよ、そういう風に改造しましたし、ね」

改造≠ニいう言葉に、レミリアの表情が再び凍りつく。

「かい、ぞう……?」

レミリアにとって その意味が分からないが、その言葉が持つ残酷な語感から、筆舌に尽くしがたい兇悪さだけは感じ取れた。

「あら、気付かなかったんですか? あなたの身体、もう吸血鬼じゃ無いんですよ?」

文はレミリアから踵を返すと、部屋の隅に据え付けられた机の上からハンドサイズのボードを手に取った。
そして、戻ってくるや否や、それをレミリアの眼前に放り投げる。
カラン、と乾いた音をたてて床に転がったボードの上には、一枚のカルテがスプリング式のバインドで挟んであった。
レミリアはそれに目を通そうとしたが、後ろから突き上げられているせいで頭が揺れて視点が定まらず、読むことができない。
文はそんなレミリアを心底バカにしきった風に見下しながら、カルテの内容を説明し始める。

「読めませんか? ふん、おバカなあなたにも判るように、3つの改造のポイントを言ってあげます。
 まず、あなたの身体を外見は同じまま吸血鬼から豚へと作り変えて、雄豚を興奮させるフェロモンを放つようにしました。
 二つ目は、豚の肉棒から効率的に精液を搾り取れるよう、性器や口、お尻の穴を豚専用のオナホール化しました。
 最後に、血の代わりに、雄豚の精液や排泄物だけがエネルギー源……食事になるようにしました」
「……な……うぁ、あぁ……」

美しく気高い吸血姫に施された残酷な改造手術の種が明かされる度、レミリアの表情が引き攣ってゆく。
それも、これまとは比較にならないほど、可愛らしかった貌は絶望に歪んでいった。

「その手枷と首枷、あなたの力を封じるために特別な処置は施してはないんですよ。
 つまり、あなたはそんなチンケな枷さえも外せない、哀れで無力な雌豚≠ヨと生まれ変わったんです」

顔面は蒼白に染まり、焦点の合わない真紅の瞳からはとめどなく涙があふれ出る。

「うそ……だ……」
「ところがどっこい、嘘じゃありません! 現実なんですよ! あははははははっ!!」

誇り高い吸血鬼としての生を失い、これから待つのは家畜専用の便所としての人生だけ。
幻想郷のパワーバランスの一角を担う圧倒的な力と、自らのアイデンティティを失ったレミリアの自我は揺らぎ、一気に崩壊寸前へと追い込まれる。

「はははははッ!! これから、あなたは豚に媚び諂って、精液や糞便を恵んでもらわなければ生きていけない身体になったんですよ!
 そして、豚はあなたの身体を精液便所にして性欲を満たす――――素晴らしいWin−Winな関係じゃないですか!
 あは、あはははははは!! あ――――っははははははははははははは!!」

文の邪悪な高笑いが耳鳴りのように脳内に響き渡る中、レミリアは心の底から怯え、後悔していた。
こんな悪魔に逆らわなければよかった。 あの時、白衣の男を蹴っ飛ばさなければよかった。
けれども、どれほど悔やんでも、かつての自分自身は戻ってこない。
どれほど力を込めても、拘束具は軋み一つ上げることなく、今の彼女には豚一匹を屠殺する力さえも残されていないのだ。
いや、それどころか――――

「ま、いいじゃないですか。 今だって、満更でも無いんでしょう?」
「いやぁぁ……うぁぁっ! あぅっ、ひぃぃっ!! あぁああんっ!!」

文の言葉の通り、レミリアの心は、次第に豚の身体を受け入れつつあった。
醜く太った豚の身体が、ひどくたくましく感じてしまい、圧し掛かられることに雌として悦びを感じてしまう。
鼻が曲がりそうであったはずの糞尿匂いは、野性味あふれた極上の香気としてレミリアの胸をときめかせる。
既に苦痛は無く、肉棒で貫かれるたびに快楽で腰が蕩けそうになり、圧し掛かる豚の体重を支えきれなくなってきていた。

「改造の効果が出てきましたね。 雄豚の精液を搾り取る風に膣内が変わっているみたいです」

咽び泣きながらも、レミリアの身体は無意識のうちに自ら腰を動かしていた。
雄豚が突っ込むときは尻を突き出し、臀部を豚の腰部へと叩き付けて肉棒を奥へと誘う。
そして、肉棒が引き抜かれるときは、腰を引いて、陽根による肉壁への刺激を増幅させていた。
吸血鬼としての自尊心に溢れていた心と、雌豚としての淫らな身体がせめぎ合うが、その天秤もどんどんと傾いてゆく。
乱暴に犯されることが気持ちいい。 もっと、逞しい雄根で蜜壺を貫いて、擦りあげてほしい――――そんな欲望が、レミリアの胸中でどんどんと膨れ上がる。

 プギィッ!!

「あ、射精が近いですね」

豚が一鳴きした瞬間、文は唐突にその言葉を口にした。
レミリアは、何のことか分からず、きょとんとした表情を浮かべていたが――――

「このまま射精されたら、妊娠確実ですね。 豚の子供を孕む誇り高き吸血鬼っていうのも、面白くないですか?」
「……――――ッ!! イヤああああああっ!! やめてっ! 抜いてっ!! それ、抜いてえええええっ!!」

――――その意味を理解した瞬間、再び表情を歪めて喉奥から悲痛な絶叫を絞り出した。
例え身体は汚されようとも、心だけは種族の誇りを失わない。失いたくない。
けれど、身体を雌豚へと造りかえられ、あまつさえ豚の子供を孕んでしまったら――――もう吸血鬼ではなく、完全に豚そのものだ。

ピギィィッ!!

「……はぁ、あああっ、いやぁっ! お願い!! 射精さないで!! んあああっ、あひいいいいいっ!!」
「うふ、うふふふふ……お嬢様も限界が近いみたいですね……
 てゐさん! レミリアさんが豚のチンポで絶頂晒すブザマなシーンは、ちゃんと撮ってくださいね!!」
「はーい♪」

どんなに泣き叫んでも、どんなに許しを乞うても、白衣の青年や文達は慈悲の欠片さえ与えることは無い。
まして、レミリアを背後から犯している豚には言葉など通じる筈も無い。
いつの間にか、赤目の少女からカメラを受け取っていたもう一人の黒髪のウサギ少女――――てゐは、ビデオカメラを携え、レミリアの泣き顔を記録に残していた。
程なくして、豚の身体がわなわなと震え始め、その腰の動きが一際、勢いを増しはじめる。
そして――――

ブギィィィィッ!!

どびゅっ!! ぶびゅうるるるるるるっ!! びゅぶっ!! ぶびゅうぅぅっ!!

「ダメぇっ! 許してぇ! いやぁっ! やめ……っ、ひいいあああああぁぁぁあんッ!!」

――――レミリアの膣内に、豚の熱い毒液が撒き散らされた。
その瞬間、性感が一気に押し上げられ、脳内が完全に白色に染まる。
凄まじい量の白濁液はレミリアの小さな身体には収まりきれず、すらりとした腹部がぼっこりと膨れ上がった。

「ひぃ……っ、ぁ……く、ぁ……ぁ……!!」

けれども、苦痛は殆どない。
それどころか、精液が膣壁の隅々まで染みわたるたび、絶頂の津波が思考を攫った。
背筋を仰け反らせながら悪夢の絶頂に溺れるたび、身体だけではなくレミリアの心にも変調が生まれ始める。
それこそ、膣内に充満する精液をぐちゃぐちゃに掻き回す豚に、隷属を誓いたくなるほどに――――

(――――あ、ああぁ……い、いやぁ……豚に、豚なんかに……)

けれど、そんな感情も長続きすることは無い。
甘い陶酔に浸れていたのは一瞬だけで、昂揚した精神が降りてくると、レミリアは絶望に震え始めた。
自分自身が、一瞬だけでも心の底から豚の存在を求めてしまったことに、吐き気がするほどの恐怖を覚える
そして、腹部が張り裂けそうになるほどに注ぎ込まれた精液の感触は、レミリアに妊娠させられたと自覚させるには十分だった。

「うぁ……あ……はぁ……」
「休んでる暇は無いですよ? これから来る、豚全員が 満足するまで、今日は寝られないと思ってください」

文は養豚所の豚でも見るかのような残酷な表情を浮かべ、心も身体もボロボロのレミリアを靴で小突く。
これからは、鎖につながれたまま延々と家畜としての生を営むことになるのだろう。
自分が進む運命を理解したレミリアの表情に諦観の感情が宿り、真紅の瞳からは光が失せ始めた。
その時――――

キィィ……ッ

「――――あ、お帰りなさい、鈴仙さん」

――――扉が開き、赤目の少女――――鈴仙が戻ってきた。
とはいえ、鈴仙はその返事さえもできない程にてんやわんやの状態に追い込まれている。
彼女とともに入ってきたのは、両手の指と同じ数ほどの雄豚の集団。 発情薬を射ち込まれたそれらは昂奮しきり、暴走寸前だった。
鈴仙は豚の首輪に繋がったリード線を必死に引きながら、レミリアに襲い掛かろうとする豚を抑え込んでいる。

「あ……あああぁ……」

哀れな雌豚少女は その光景に震えながら呻き声を上げるが、彼女の心に以前ほどの恐怖は無い。
改造された身体は、心までもを侵食しており、今のレミリアには鼻息荒い雄豚達が、心から逞しく思えていた。
豚の数が増えた分、何十倍もの臭気が部屋中に充満するが、レミリアにとって それは嫌悪を催す香りでは無く胸を湧き立たせる媚香になっている。
ただ、レミリアの中で僅かに残った吸血鬼としての自我だけが、変わりゆく彼女自身と獣の群れに怯えていた。

「おじょう……さま……」
「……ッ! さ、さくやぁ!」

けれど、豚達や鈴仙の背後から一人の少女が入ってきた瞬間、これまで涙交じりの悲哀の表情しかなかったレミリアの顔に、希望の笑顔が生まれる。
咲夜と呼ばれたメイド服を纏った少女は、レミリアの腹心中の腹心であり、配下の中では最強の実力者であった。
無論、レミリアも咲夜をことのほか重用し、自らの側近に据えるほどに寵愛している。
そして、今……咲夜の手には鎖付きの懐中時計と、一本のナイフが握られていた。

「よかった! たすっ、助け――――」

助かった、とレミリアは心の底から安堵する。
彼女の力――――時を操る程度の能力――――を以ってすれば、この場にいる全員を皆殺しにして、レミリアを助け出すのに僅かな時間もかからないだろう。

「どうしてです? こんなに、気持ち良いのに……」
「――――え?」

けれども、『仰せのままに』という言葉の代わりに返ってきたのは、想像とは真逆のモノ。
あまりに予想外の発言に、レミリアは思わずぽかんとした表情を浮かべた
そんな彼女を置き去りにしたまま、懐中時計とナイフが咲夜の手の中から落ち、カシャン、という音を立てて床に転がる。

「ああ、皆様……こんなに滾らせてしまって……」
「さく……や?」

咲夜は、猛る雄豚達とレミリアの間に歩いていくと、発情しきった雌の表情で跪く。
更には、ゆっくりと仰向けになって、服従の姿勢を取ると、青色のスカートを捲りあげた。
その内側から、むっちりとした太腿とレースが編み込まれた純白の下着が露わになる。
内腿には幾筋もの愛液の筋が滴っており、ショーツはグショグショに濡れそぼっていた。

「さぁ、どうか、いらしてください♪」
「さ、く……や……さくや、ねえ……なにを、やっているの?」

下着のクロッチを指先でずらしながら、咲夜は犯されることを懇願する。
その言葉は白衣の男に対してのものではない。 豚に向かって咲夜は媚び、求めたのだ。
かつては自分自身に心からの忠誠を誓い、瀟洒な雰囲気を纏っていた従者の異常な姿はレミリアを驚愕させる。
タチの悪い冗談だしか思えない――――いや、冗談だと思い込みたくなる程に、眼前の光景は常軌を逸していた。

「どうか、私のお尻でも、お○んこでも、皆様が満足するまで たっぷりと――――」

そして、雄豚の肉欲を誘う咲夜の声色は、途中から甘い悦がり声へと変化した。
鈴仙の手から数本のリードが外れ、自由を手にした何匹かの雄豚が一斉に咲夜のもとへ殺到する。

「――――んひいいぃぃッ!! ああぁっ! いいのぉっ! きたぁっ! オス豚様のガチガチチンポきたぁぁっ!」

一番咲夜に近かった豚が、咲夜の淫唇に肉棒を押し当てると、一息で奥の奥まで貫いた。
あぶれた豚は、咲夜の着衣や頭に肉棒を押し付けていたが、そのうち咲夜の白魚のような指によって剛直が包み込まれる。

「うふふふふ! あはははははは!! ご覧になりましたか、ご主人様。あの女、豚を誘惑してましたよ!?
 アタマおかしいんじゃないでしょうか!? あははははははははははっ!!」
「あっ、あっ、ああんッ!! はげっ、激しすぎますぅ!! んふぅぁぁぁッ!! ひぃぃんッ!!」

舌を突き出しながら、喘ぎまくる咲夜の姿は演技などでは無い。 彼女の本心からの行為だ。
何かしらの理由で白衣の男達を欺いていたとしても、ここまで真に迫りすぎた立ち回りは意味はない。
そもそも、普段の咲夜ならば、懐中時計とナイフを手にしていた時に、時間停止能力で敵を全員抹殺して終わらせていたはずなのだ。

「あなたたち! 咲夜に何をやったのッッ!!??」
「ああ、彼女には、あなたの身体に行った改造と同じモノを。あと、ついでに雄豚をご主人様と認識するように脳改造も施しました」

悲鳴の入り混じったレミリアの叫びに、文は最後のタネ明かしをする。
一瞬だけ抱いていた微かな希望を奪われ、レミリアは彼女がこれまでに一度たりとて見せたことがない――――
彼女自身ですら覚えが無い程、哀れで、悲痛な表情を浮かべた。

「ああ、そうそう……あなたの友人と門番……あと、妹さんも既に捕まえています。
 同じ手術をするかは、まあ、そのうち考えますけど……どっちみち、あなたは助からないんですよ、うふふふふっ」
「あ、うあ、ぁ……あああ……ッ」

客観的に見れば、文の言葉が真実かどうかは、定かではない。
文字通り、二枚舌を持っている彼女の言は、聞く者によっては裏付けのない戯言とも受け取れるだろう。
けれども、既に精神が崩壊しかかっていたレミリアにとって、文が口にした台詞は完全にトドメとなった。
最愛の従者が家畜の玩具にされる姿を見せ付けられながら、自らの命運が完全に尽きたことを悟り、心の底から震えあがる。
ゆるして、たすけて、という言葉さえ口に出来ないほど混乱し、喉奥からせりあがる嘔吐感を抑えるのが精一杯だ。
そして、もはや心は虫の息であったレミリアを、文は言葉で嬲り殺しにかかる。

「さて、咲夜さん。あなたのご主人様は誰ですか? そしてあなたはなんですか?」
「あひぃんっ!! 私のご主人様は、雄豚の皆様ですぅっ!! 私は雄豚様達の性欲処理用肉オナホですぅぅっ!」

咲夜は自らの心が醜い豚たちのモノであることを誓いながら、夢中になって雄の剛直に奉仕をしていた。
ドロドロの先走り液を指に絡め、手首の軽いスナップを効かせながらドリル状の肉棒を擦りあげる。
時折、首を伸ばして先端を舐めしゃぶり、口に頬張っては唇で締め上げ、舌を絡み付かせては雄根を絞り上げる。
蜜壺を貫く肉棒に対しては、うねるように腰を振りたくり、腹部の筋肉を使って柔らかな締め付けを与え続けていた。
そのテクニックは、そこいらの娼婦など及びもつかぬほどの丁寧で、献身的であり……淫らだった。

「ふふふ、いいんですか? ご主人様だったレミリアさんが見てますよ?」
「んああああぁっ! しらないっ! はぁ、ああっ、そんなの、知りませんっ! ご主人様ぁ、もっと! もっとぉぉ!!」
「さく……や……」

変わり果てた従者の姿を目にしながら、レミリアの脳裏に、かつて咲夜と過ごした日々の記憶が蘇る。
『十六夜咲夜は、あなたに忠誠を誓います』と、忠誠を誓ってくれたあの日のこと――――
紅い霧の異変を起こしたこと、夜の異変を解決しに行ったこと――――楽しかった日々がまるで走馬灯のように駆け巡った。
そして、最後に……記憶は現実と重なり、涙の滲んだ視界には家畜に奪われた従者の淫らな姿が映る。
咲夜には、もうレミリアの姿は見えていない。 彼女の視界にあるのは、新たな主である雄豚の姿だけだった。

ベキィッ……!!

レミリアの中で、何かが音を立てて折れた。

「うぐ、げぇっ……うぇぇっ……!」

胃の中のものをすべて吐き戻しながら、レミリアの瞳から完全に光が消えてゆく。
そして、ほぼ同じタイミングで、鈴仙は握っていた豚のリードをすべて手放した。
銀髪の雌豚の淫らな姿を見せつけられ、猛り狂う豚の津波は咲夜に殺到するが、いかに彼女でも全員の相手は出来ない。
それを理解した何匹かの豚は、咲夜を犯すことを諦め、傍にいた元吸血鬼の少女へと襲い掛かった。

「うううああああんっ!! あああんっ、はぁ、あううっ、んあああああっ!!」

レミリアの後方に一匹の豚が陣取り、肉棒を宛がうと一息で尻穴を貫いた。
昂奮のあまりに穴を間違えてしまったのか、それともどちらの穴でも構わなかったのかはわからないが、潤滑のない粘膜を引き裂かれ、レミリアは獣の悲鳴を絞り上げる。
普通ならば苦痛のあまりに泣き叫ぶはずだが、彼女の嬌声には甘い色しか混じっていない。
ただ、雄豚の欲望を満たすために、肉の窄まりは豚の雄根を食い千切るように締め付け、直腸は柔らかく包み込んでいた。

「これ、ヤバいんじゃないですか?」
「……ふん、問題無いですよ。今日一日豚さん達の便器にしていても、少しすれば元に戻るでしょう。
 ――――ま、戻らなくなっても、それはそれで構いません。見世物としては、暇潰し程度に楽しめるでしょうしね」

瞳を虚ろに漂わせたまま叫び狂うレミリアを目にした鈴仙は、文に呟くが、邪悪な天狗少女は漸く溜飲を下したと言わんばかりに吐き捨てるだけだった。
そしてもはや束縛するのも意味がないと考えたのか、レミリアの手と首を戒めていた枷を取り払う。

「はぁ、きもち、いいっ! んぁぁっ、ひっ、っひぁっ! あひぃぃっ!!」

渇望していた自由を得たというのに、レミリアは逃げ出そうとも、暴れようともしない。
それどころか、豚が犯しやすいように体勢を変え、左右から迫る肉棒に指を絡めて扱きあげる。
今の彼女は既に豚に犯されることに微塵も苦痛や嫌悪を感じていない。

「もう、どうなってもいいのぉぉ……わたしは、みなさまのベンキですぅ……おしりでも、お口でも、つっこんでぇ……」

完全に堕ちたレミリアをしばらく眺めていた白衣の男は、飽きたな、と一言だけ呟くと踵を返した。
そして、主にしか興味のない文と鈴仙、てゐも、レミリアと咲夜を振り返ることなく白衣の男についてゆく。

「これで、この豚便器さん達はもう二度と幻想郷で大きな顔は出来ないでしょうね、ご主人様♪
 さ、次はどうします? 生意気な四季のフラワーマスターですか? それとも、偉そうなスキマ妖怪にします?」
「あ、私は白玉楼の亡霊と、その従者を改造したいなぁ……面白そうだもん♪」

雌豚へと堕ちた二人は、薄暗い部屋に置き去りにされたまま、ゆっくりと扉が閉じてゆく。

「んぐううぅっ、んぷっ、はぁ、おいひいっ! オスブタ様の精液おいひぃぃっ!! んおおおおおおっ!!」
「ごひゅじんひゃまぁ! もっとぉ、もっとわらひの雌豚オナホつかってぇぇ……! おかひて、いじめてぇぇ……!!」

何もかもを失った哀れな少女達は、臭くて醜い家畜に心からの忠誠を誓いながら、快楽に溺れて行った。

END
人体改造とか、洗脳とか、獣姦とかいいよね。
変態牧師
作品情報
作品集:
11
投稿日時:
2014/10/24 15:04:49
更新日時:
2014/10/25 00:11:21
評価:
2/4
POINT:
260
Rate:
11.40
分類
レミリア・スカーレット
十六夜咲夜
人体改造
獣姦
ブタ
洗脳
猟奇eraマイルド
簡易匿名評価
投稿パスワード
POINT
0. 60点 匿名評価 投稿数: 2
1. 100 NutsIn先任曹長 ■2014/10/25 03:19:55
人体改造……。
洗脳……。
獣姦……。

えぇじゃぁないかぁっ☆
2. 100 名無し ■2014/10/25 13:11:23
まさかあの作品の続きがくるとは…!
アイデンティティの崩壊はいいものですねぇ
名前 メール
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