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『糞穴家畜上白沢慧音、ダブル浣腸地獄』 作者: ばつ

糞穴家畜上白沢慧音、ダブル浣腸地獄

作品集: 12 投稿日時: 2015/04/28 07:38:58 更新日時: 2015/06/26 01:03:50 評価: 1/1 POINT: 100 Rate: 12.50
 人里にある寺子屋には1人の名物教師がいた。その名を上白沢慧音という。
 もうだいぶ長いこと寺子屋で教師として働き、今までに大勢の子供達を育んできた女性である。
 彼女は半分人間で半分妖獣の半獣であった。しかしそのことで彼女にとやかくいう者は一人としておらず、むしろ慧音はたくさんの人間に敬愛の念を持たれていた。
 半獣ゆえに長い年月を教師として過ごす間、人里の者のほとんどは小さい頃に寺子屋に通って慧音の授業を受け、時には叱られていたのである。
 そのため幻想郷の大人ですら、慧音には今でも頭が上がらないのだ。今では偉そうにふんぞり返っている里の有力者も、かつてイタズラしては慧音にげんこつをくらっていた悪ガキに過ぎなかった。
 しかしそれだけでは多くの人から恐れられることはあっても、好かれることはないだろう。
 慧音の美しく長い髪、そしてキリっとした瞳。慧音は教師でなくとも純粋に、そして実に魅力的な女性であった。
 彼女は一本芯の通った性格で、怖いときには鬼より恐ろしく、優しい時には母より優しい。そんな彼女を里に住む者達は常日頃から強く慕っていたのである。特に、思春期を迎える頃の少年たちは慧音に対して強い想いを抱くことも少なくなかった。
 そんな誰からも愛されていた上白沢慧音が行方不明になったのは二週間ほど前だった。
 慧音は何の前触れもなく突然寺子屋に来なくなり、そのまま姿を眩ませたのである。心配した同僚教師が彼女の部屋にいってみても誰も居らず、彼女がどこに行ったのかも分からない。上白沢慧音が忽然と煙のように消えてしまったのである。
 もともと幻想郷は人も妖怪も命が軽い場所である。
 ある日とつぜん神隠しに遭って、二度と帰ってこない。あるいは妖怪に襲われ帰らぬ人となるのは日常茶飯事だ。
 慧音は普段から里を守護する役割を担っておりその力はけして弱くはない。しかし幻想郷には彼女より強大な妖怪なんて山ほどいるのもまた事実。
 彼女がそういう妖怪に運悪く出くわしてしまったのか。あるいは尊大な神の気まぐれで存在を消されたのか……そう考えて、最初は懸命に慧音を探していた者達もやがて諦め、1人2人と捜索の手を止めていった。
 しかし慧音を探していた者の中に、特に熱心だった1人の青年がいた。
 彼はつい3年ほど前に寺子屋を卒業したばかりのまだまだ若い青年であった。先述した通り、慧音は寺子屋に通う少年たちにとって輝くような存在であり、里に住む男達の少なからずが初恋相手を慧音にしていた。そうなってくると、中には慧音に愛を伝える者もいる。しかし慧音はそういう生徒からの告白を丁寧に、相手を傷つけないようにしながらも必ず断ると決めていたのだ。
 その話は有名で、そのため殆どの少年は大人になるにつれて初恋を捨てて、手堅い現実的な相手と結ばれていくのである。
 だが、その青年は幼少期に慧音に恋をして、なおかつその恋心を今でもずっと胸に秘めていたのである。普通に告白しては断られてしまう。だからいつか彼女が認めてくれるほどの男になってやろうと彼は日々努力していたのだった。
 そんな中での慧音の失踪事件。彼が慌てふためくのも無理はなかろう。
 彼は思いつく限り、ありとあらゆる場所を調べ尽くした。しかしそれでも慧音は見つからない。なかばいら立ちながら捜索を続ける青年に、あるとき声をかけてきた男がいた。

「あんた慧音先生を探してるんだって?」
 
 青年はその男に見覚えがあった。青年の3つ上の学年の先輩だ。年上ではあったが、家が金持ちで常に何かを自慢しているようないけ好かない男だった。だが、その男はなんと慧音の居場所を知っていると言うのである。

「ど、どういうことですか!?」

 それを聞いて青年が食らいつくように男に詰め寄った。
 男はそれを軽くあしらいながら、慧音に会いたかったらついてこいと青年に言った。
 当然青年が断れるはずもない。青年がついていった先は、男の実家の豪邸であった。しかし男が母屋を無視して敷地の隅っこの方にある、牛や豚を飼うような大きな家畜小屋に青年を案内した。この家畜小屋だけでも青年の家くらいはありそうだった。実際に家畜を飼っているのだろう。ケモノとそのフンのにおいが充満していて、入り口からちょっと中に入っただけでもかなりくさい。
 こんな所に本当に慧音先生がいるのかと青年は訝しんだが、とりあえずは男の後に付いていくしかない。

「慧音先生、いま帰ったぞ」

 男が家畜小屋の中のある小部屋の前で立ち止まって、ノックをしながら中へ声をかけた。

「そ、そうか……ちょ、ちょっと待ってくれ」

 小屋の中から聞こえてきたのは紛れもない、青年があれほど探していた慧音の声であった。

「先生!」

 いてもたってもいられず、青年は部屋の戸を開けて中に入った。なぜ慧音先生がこんな場所にいるのか。なぜ慧音先生は二週間も身を隠していたのか。そんなことは全く考えなかった。青年はただ慧音先生に会いたい一心だったのだ。
 しかし……確かに部屋の中には上白沢慧音はいた。だが、その姿は青年が見るにはあまりにも残酷で、無惨な姿だったのだ。

「な、なんでお前がこんなところに!?」

 慧音が青年の顔を見て驚きの声をあげる。しかし青年の驚愕は慧音の倍はあったかもしれない。
 2週間ぶりに見ることのできた慧音の姿といったらどうだろう。
 一糸まとわぬ丸裸で胸も股間も丸出し。いや、それどころではない。慧音は扉に背を向けて跪き、なんと身体の中で最も隠すべき穴。肛門をわざわざ自分の手で尻肉を横に開いて、青年に見せつけていたのであった。
 慧音の背中には大きな黒文字で「糞穴家畜」と書かれていた。

「え?」

 全く意味が分からない光景に青年の思考が止まった。彼はただ慧音に会いたかった。それだけなのに、まさかその慧音が全裸で四つ足になって、その上尻穴を広げて待っているとは夢にも思わなかったあろう。
 慧音は青年の顔を見た途端、すぐに座るような体勢に立て直して股間と胸を腕で隠した。
 しかし腕で隠せるほど、彼女の胸も尻も小さくはなかった。彼女の細い腕からは、慧音の豊かな肉が今にも腕から零れ落ちんとしている。
 その上、青年に見つめられて羞恥に顔を赤らめる慧音の顔には大きな鼻フックがつけられていて、彼女の整っていた顔貌を豚のように歪めていた。

「主人が帰ったとき、豚である慧音先生には尻穴を開いて出迎えるよう教え込んであるんだ」

 青年の後ろから男が部屋の中に入ってきた。男は、青年が彼が期待した通りの反応をしてくれたので、ご満悦そうである。
 愛する人の変わり果てた姿を見たときの、このリアクションを愉しむために男はわざわざ青年を連れてきたのだから。

「お、おい。この子を連れてくるなんてどういうことだ!?」

 慧音が胸と股間を押さえながら、男をキッと睨みつけた。
 慧音は卒業してからも毎日のように青年と顔をあわせていた。
 毎年、自分を1人の女性として見る男子生徒はいるのだが、青年はその中でも特に自分を恋い慕ってくれていた。いつか青年に告白されるかもしれないとボンヤリ想像してはいたのだが、まさかその前に自分の排泄器を見られてしまうとは慧音も思い返すだけで身体が熱くなってしまう。
 慧音の今にも飛びかからんとする怒りの形相にも、男は涼しい顔を保ったままであった。

「今日は先生が浣腸される所をこいつに見てもらおうと思ってな……イヤだったか?」
「……べ、別に私は構わないが、い、いきなりだったから……」

 慧音が悔しそうにしながら言う。

「ちょ、ちょっと、どういうことですか!? なんで慧音先生がこんなところで、し、しかも裸になってるんです!? まさかあんたが慧音先生をここに監禁して、先生に酷いことしてたんじゃないでしょうね!?」

 ようやく我を取り戻した青年が男の胸ぐらを掴んで詰め寄った。青年の目の前にいるのは夢でも幻でもない、本物の生まれたままの姿をした慧音先生なのだ。
 現実的に状況を考えみれば、彼がその答えにいきつくのも当然であった。2週間前から姿を消した慧音先生は男の手によってここに閉じ込められていたとするのが、最もありそうな話である。
 だが男はニヤつきながら血管を浮かび上がらせて怒る青年の顔を眺めていた。

「おいおい、言いがかりはやめてくれ。慧音先生は自分で望んで俺の糞穴奴隷になったんぜ? なぁ先生?」
「そ、その通りだ……」

 青年は「なっ!?」と言葉をつまらせ、おののいた。この乳房も尻も丸出しの姿が慧音先生が望んだものだって!?
 青年にはにわかに信じられない。しかし、彼の目の前には実際に全裸の慧音がいて、さっきまであろうことか自ら肛門を広げて男に服従するかのようにさらけ出していたのである。
 青年の姿を見て慧音はすぐに体勢を戻したので、じっくり見ることは出来なかったが、慧音のアナルの陰影はいまでも青年の目に焼き付いていた。10年来恋いこがれた女性の排泄器を不意に見せつけられた青年の頭は混乱するばかりである。
 男は、力の抜けた青年の腕を振りほどいて、慧音の方に視線を向けた。

「まぁ言葉で言うより実際に見せた方が早いか。よし先生、今日の浣腸をしてやるから尻向けろ」
「なっ!? この子の前でするつもりなのか?」
「ぶつくさ言うな、早くしろ。俺の言うことが聞けないのか?」
「くっ……わ、分かった……」

 男に強い口調で命令された慧音は青年の方に目をやりながら、乳房と股間を隠していた腕を外し、恥ずかしげに前についた。それから尻を浮かして四つ足になり、脚を肩幅程に開く。慧音の胸と尻……そして尻穴が青年が入ってきた時のように再びあらわになった。
 四つん這いになって男に尻を向け、無防備に股間と肛門を丸出しにする慧音。
 青年は尋常ならざる事態にも一歩も動くことができなかった。
 慧音が助けを求めているのならば彼にもやりようはある。しかし今の慧音はイヤそうにしながらも自分の意思で犬のように四つ足で尻穴をさらけ出しているのである。
 そして何より彼は、慧音の美しい素肌、肢体に見蕩れてしまっていたのだ。
 夢にまで見た彼女の裸。慧音の太もも、腕、そして尻と乳房。それが今まさに彼の瞳に映っているのだ。彼が呆然としてしまうのも無理はない。
 男はそんな青年をよそに、部屋の隅に置いてあったバケツをもって、慧音の尻のすぐ後ろに腰を降ろした。
 そのバケツには何やら巨大な注射器のようなものが突き刺さっている。

「家畜用の浣腸器だ。今からこの浣腸器で慧音先生に浣腸をする所を見せてやる」
「か、浣腸だと?」
「ああ、そうだ。慧音先生が浣腸されてる所を見れば、この女がもうお前の知る先生じゃなくて糞穴家畜だってことがお前にもよく分かるだろうよ。この水も特性でな……」

 男は薬品の入ったビンを取り出して、薄い青色をした中身をバケツの水の中にぼちゃぼちゃと投入した。

「遅効性の下剤が大量に入ってる。先生はこれを尻穴に浣腸してもらうことが大好きなんだよ」

 男はバケツの下剤入りの水に浣腸器の先をぽちゃんと付けて、底を引きはじめた。バケツの水が波うちながら浣腸器の中になみなみと入っていく。
 その浣腸器と下剤は普通は馬や牛のような大型の家畜が便秘になった時に使うものであり、半獣とはいえ慧音のような女性にけっして使って良いものではない。
 よく見ると慧音の尻には小さい文字で「浣腸」と書かれていて、その隣りに正の字が二つと3画目までの正が一つ。慧音がこんな凶悪な浣腸を今までに13回も受けた証拠であった。
 男は浣腸器に満タンに下剤水が入り終わると、ヒクヒクと動く慧音のアナルを親指と人差し指で触れて、ちょいと横に開いた。それによりムニュっと音がして、わずかだが慧音の腸のピンクが見える。

「じゃあ浣腸するぞ」
「た、頼む……」

 男は浣腸器の先端を慧音のアナルの先端につけて、少し力を入れて中へと押し込んだ。なにしろ巨大な浣腸器である。先端の挿入針ですら大人の男性の人差し指くらいはありそうだ。しかし慧音のアナルはほとんど抵抗なく浣腸器をニュルリと飲み込んでしまった。指でほぐすことすらなかったのに、これほどの菊門の緩さ。彼女がこの二週間、肛門をどれだけ拡張されたのかを伺わせる。
 
「ん……くっ……」

 だが、肉体的な痛みはなくても異性の手で浣腸器を尻穴に挿入されるのは本人には何度やっても慣れない屈辱的行為であった。彼女のような純情で生真面目な女性にとって、尻穴を見られるるだけでも顔から火が出そうになるほどの羞恥であることは間違いない。それを超えて、尻穴を押し広げながらの浣腸器挿入なると、もはや言葉では言い表せない程の地獄の苦しみであろう。
 浣腸器の針が根元まで入ると、次に男は浣腸器の底を押して慧音の腸内に下剤を注入し始める。
 下剤の侵入によって慧音の腸の内部で嵐が起こる。下剤は遅効性なので、すぐに便意が湧くことはないが、大量の液体を注ぎ込まれるだけでも身体への圧迫感は凄まじい。
 慧音は浣腸の痛みに眉をしかめ、苦悶の表情を作っていた。

「お前もぼさっとしてないで慧音先生で遊んでいいんだぞ?」

 男が慧音の浣腸姿に目を奪われていた青年に声をかけた。それによって、ハッと自分を取り戻した青年。

「あ、遊ぶって、ど、どうやって……」

 青年は思わず参加する方向で答えてしまう。

「どこだっていい。先生のこの牛みたいな乳をつねってやってもいいし、口でしゃぶらせてやってもいいぞ」

 男はそう言って、慧音に浣腸をしながら開いた手で慧音の乳首をもてあそんだり、口の中に無理矢理指をつっこんで唾液にまみれさせたりしていた。
 慧音はそれらの行為に軽くよがるだけで、何一つ文句も言わなかった。
 青年は思わず生唾を飲み込む。
 慧音先生の乳を揉んでもいい。口でしゃぶらせてもいい。正直にいうとそれらの行為は青年が長年、慧音に対してしてみたいと思い続けていた行為であった。
 口紅を付けている訳でもないのに、血色の良い慧音のリップ。美しい彼女の顔は今、浣腸の痛みと鼻フック歪んではいるが、逆にそれが背徳感があって青年の興奮を誘う。この口に自分のアレを突っこんで好きにしていい。しかも慧音もそれを許してくれると言われて理性を保てるオスがこの世にいるだろうか?
 そしてもう一つ。慧音の乳房。慧音のおっぱい。青年がまだ寺子屋に通っていたころ、慧音は彼が試験で良い結果を出すと喜んで彼をぎゅうと抱きしめてくれた。その時の慧音の胸の感触が彼にとって最高の幸せで、そのために彼はいつも一生懸命勉強に励んでいた。
 そんな慧音の乳をいつか揉んでやりたいというのは、彼だけでなく寺子屋の男。いや、幻想郷中の男の夢であった。
 生でみる慧音の乳は、彼が想像していたよりも3倍は大きく感じられた。彼には女性のカップの知識はないがそれは明らかに平均を遥かに上回る質量がある。抱きつけば、割と大きめの青年の顔ですら全て包み込んでくれそうであった。張りを保ちつつも、たるみもある慧音の胸。四つん這いになっていることによって重力に負けてプルンと下に垂れ下がっているのだが、それがまた良い塩梅のだらしなさなのだ。その先には大き目の乳輪と乳頭がついていて、男につねられてちょっと赤くなっている。それを見ていると、青年は後のことなんて何も考えずにこの乳にむしゃぶりついてやりたいという強い衝動に駆られた。
 しかし青年は、そのとき慧音の身体のある異常に気づいた。慧音の乳ばかりに目がいってほとんど見えていなかったそれ。
 慧音の下腹部が、まるで妊娠でもしているかのようにぷっくりと膨れ上がっているのである。
 
「な!?」

 慧音が行方不明になってからまだわずか二週間である。それ以前から妊娠していたとしても、ここまで腹が出るのは明らかにおかしな現象であった。

「ああ、先生の腹か?」

 青年が慧音の腹に気づいたことを察した男が声をかけてきた。

「先生の腹の中に子供がいるわけじゃないぜ? 俺は一度も先生の”女”を犯してないしな。俺は処女のまま尻穴を犯すのが好きなんだ。先生の腹につまってるのは先生の糞だよ」
「く、糞!?」

 青年の驚いた声に、浣腸を受けていた慧音が顔を更に赤くする。

「ああ、そうだ。先生の尻穴にはちょっとした呪いがかけてあってな。先生の尻穴は今、一方通行なんだ。入れることは出来ても出すことは一切できないようになってる」
「そ、そんなことしたら」

 青年はあまりに残酷な仕打ちに拳を震えさせた。

「お前の想像通りだ。先生はこの二週間、糞を一度も出してない。溜まりにたまった先生の糞がご覧の通り、腹を突き出させてるんだ」

 男は慧音の菊門への浣腸を続けながら、楽しい思い出を振り返るかのように青年に語った。

「だから先生は俺に逆らうことは出来ないんだ。俺の許可がなければ先生は一生便秘のままなんだぜ。それとも医者に腹を切り裂かせて大便を取り出してもらうか? くひひ。不思議なもんだよな。普通に考えたら二週間も下剤を浣腸されてるのに、糞を出せなかったら腹が破れてもおかしくないっていうのに。でも慧音先生が便秘で苦しんでる顔はすごい笑えるんだ。昔、偉そうに俺に説教してた女が今じゃ糞を出せなくて泣き叫びながら『糞をさせてくれ』と俺に哀願するんだ。それを見ていると男として最高の気分になれる。お前にも後で見せてやるよ」

 恐慌する頭で青年は男の言葉をようやく飲み込ませる。男の言うことは要するに慧音先生を脅して言うことを聞かせているということであった。ならば青年がすべきことは男を殴り倒してでも慧音を救い出し、男に彼女の尻穴の呪いを解かせることである。
 ここ2週間、血眼になって探している慧音をようやく見つけたのだ。このゲスな男から慧音先生を助けなければ。そうすれば慧音も青年のことを見直してくれるかもしれない。だから早くこの慧音先生に浣腸をしている真っ最中の薄汚い男を蹴り飛ばしてやれ。
 青年の理性は何度も何度もそう言うのだが、彼の身体はまるで言うことを聞いてくれなかった。彼は尻穴に浣腸される慧音を前にして指一本動かすこともできなかったのである。

「最初に浣腸された時の先生の暴れようったらなかったぜ。手足を振り回して半狂乱になって抵抗してた。そりゃそうか。女の身で肛門に浣腸なんてされたくはないもんな。まぁけど、結局は鉄枷はめてやって無理矢理に浣腸してやったんだけどな。でも先生は流石に半妖だけあるよ。鉄の鎖がいまにも引きちぎれそうになってた。だが、苦労して浣腸調教した甲斐あって、先生も今じゃごらんの有様さ。浣腸されて感じてる家畜だよ。堅物の慧音先生でも一皮むけばタダのメスにすぎなかったってことだな。先生の力なら逃げ出すことも出来るだろうに、それもしない。完全に浣腸中毒になっちまってる。ほら、浣腸終ったぞ、先生」

 男は空になった浣腸器を慧音の尻穴からポンと間が抜けた音を立てながら引っこ抜いた。男は浣腸されたての震える慧音の尻をペシペシと叩いてから、マジックペンで慧音の尻に書いてあった正の字に一つ書き足して、浣腸の数を増やした。

「ほら、先生。浣腸されたらどうするんだ?」

 男が四つん這いで尻穴を丸出しのまま固まっていた慧音に言う。慧音は顔を前に向けたまま、自分の尻の肉に両手を乗せて、ゆっくりと横に開く。
 それによて慧音の排泄器が皺の一本一本に至るまで男によく見えるようになった。

「わ、私の糞穴に……浣腸をして頂いて……あ、ありがとうございます……」

 慧音が直腸に浣腸を注入されたことを、尻穴を晒しながら感謝した。死ぬ程悔しそうにしながらも肛門を自ら開くその無様な姿に男も満足そうに笑う。これも2週間の肛門調教の成果だった。

「見ての通りだ、先生はいま浣腸に夢中なんだ」

 男の言葉は、青年の耳にはもう入っていなかった。彼はもう何が何らやら分からなくなってしまっていた。
 目の前にある慧音の尻穴。女として最大級の恥部。それを本人が自分の手で開き暴いている。憧れの人。この行方不明になってからの二週間、一目顔を見たくて草の根をかき分けて探した日々。
 浣腸を甘んじて尻穴に受ける豚鼻の慧音を前に彼は、自分が一体どうすべきなのか。自分がどうしたいのかの判断がつかなくなっていた。
 しかし現前たる事実が一つだけあった。どれだけ本人が否定しても動かせない一つの現実。
 それは愛する慧音先生が全裸で肛門をさらけ出し浣腸を受けるという究極の痴態を見て、彼の下半身はどうしようもないほどに興奮しきっていたこと。どんなに愛だの恋だの言っていた所で、彼は紛れもないオスであった。慧音の可愛らしい肛門を目の前にして、彼の中にある本能が暴れ出しても誰も彼を糾弾することなんて出来ない。
 青年はもう慧音の乱れ姿に目が釘付けになっていた。
 男はそれを確認して、次なる肛門陵辱へと進む。ただ浣腸するだけじゃあ終るはずもない。慧音の肛門はどれだけ遊んでも飽きることはないのだから。

「下剤浣腸だけじゃない。先生はもう一つのかんちょうも大好きなんだ」
「も、もう一つのかんちょう?」
「ああ、子供の頃にやってただろ? 指を重ねて肛門に突っ込むあれ。千年殺しっていうのか?」
「そ、そんなことを先生にやるの?」
「そうだ、慧音先生はこのかんちょうも大好きでな。まぁ実際やってみるか? おい先生。かんちょうしてやるから尻穴の準備をしてくれよ」

 慧音は息を荒げながら静かに男の命令を耳に入れていた。青年の知る慧音ならば、そんなおふざけは絶対に許さないはずだ。もし当時の慧音にかんちょうでもしようものなら、その後に凄まじい叱責が待っているだろう。成長した今になっても慧音の怒声は青年には恐怖の記憶を蘇られる。確かに慧音にかんちょうすれば、先生の可愛い赤面顔が見られるかもしれないが、先生に怒られることと、それに先生に嫌われることを考えたら、慧音にかんちょうなんて出来る訳がなかった。
 だがそれでも子供だからこそ叱られるだけで済んでいるのだ。
 仮に大人が慧音にかんちょうなんて巫山戯た真似をしようものなら、どうなってしまうか分からない。慧音はその者に然るべき、そして恐ろしい報復を罰を与えることだろう。
 いま男は慧音にかんちょうをしてやるから尻穴を開けと言った。慧音は果たして命令に従い、肛門を開いてしまうのだろうか?

『こら、お前達、何がかんちょうだ!!』

 青年は過ぎし日の慧音の姿を思い出し、彼女が二人に恐ろしい形相で叱る声を聞いた。しかしそれは幻聴に過ぎなかった。あの厳格な慧音先生が尻穴を開き、かんちょうをねだるなんて、そんなことをするはずがないという、青年の淡い希望が空虚に彼の耳を震わせたのだった。

「わ、分かった……」

 慧音は四つん這いから肘をついて立ち上がり、それから和式便所で用を足すときのように腰を落とした。更にそのまま両足の間隔を更に広げて、尻の肉を開かせる。
 青年と男の前で、慧音先生が実にみっともないガニ股になった。
 彼女のプリプリしたお尻を二人に対して捧げられるように突き出している。当然そんなことをすれば慧音の肛門がミチミチと広げられ、皺の全てが伸び切ってしまう。青年は慧音の肛門から漂う香しいメスの薫りが鼻をついた気がした。

「先生、足の開きが足りないぞ」

 男はそれでも満足がいかなかったらしく、慧音の内股を足蹴にして更なる開脚を催促した。

「す、すまん……」

 慧音はかつての教え子に謝りながら、より淫猥な角度に股を開いた。彼女のむっちりとした太ももが地面に対して平行に一直線になるほどのガニ股。そして慧音は自らの張りのある尻の中央にある、柔らかそうな尻穴にそっと指をあて、軽く横に開いた。ガニ股をすることによって既に限界まで慧音の肛門が、ついには体内のピンク色まで晒し始める。

「わ、私の糞を出す穴に……か、かんちょうをしてくれ、頼む……」

 慧音は虚ろな瞳に涙をためながら二人にかんちょうを求めた。あの怖かった慧音先生が自分の手で肛門を丸出しでガニ股になって、元教え子にかんちょうを哀願しているいる。青年にはこれがまるで夢の様に思われた。こんなこと同級生の誰に言っても信じないだろう。下手すると慧音先生を侮辱するなと、彼女のことを今でも好いている者から殴られるかもしれない。
 だがそれは全て現実であった。
 慧音が豊満な乳房を丸出しにして家畜の如く飼われていることも。
 慧音が両太ももが直線になるくらい脚を開いてガニ股をしていることも。
 その上で慧音が尻穴を開いてまで、かんちょうをねだっていることも。
 全て青年の目の前でおきている出来事なのである。
 今から男は慧音先生の肛門に千年殺しをするのだろう。果たして先生はその時、どんな声を出すのか。どんな顔をするのか。青年は錯綜する想いの中で、慧音先生に対する心配よりも、慧音の肛門。そしてその不浄の穴へのかんちょうだけに頭が支配されていた。
 だが、青年が次に思いがけないことを言われてしまう。

「お前が先生にかんちょうしてやれよ」
「え!? お、俺がか?」
「イヤなのか?」

 青年はいきなりのご指名に驚いた。そして改めてガニ股の慧音が開いている彼女の肛門を見る。かんちょうは男がするものと思っていた青年が突然、自分がかんちょうをするということになって、心の内側からわき上がってくるものに気づいた。
 もう彼も分かっていたはずなのだ。自分がかつての恩師の肛門にかんちょうしたくてしたくてたまらないということに。
 あの優しく怖かった慧音先生にかんちょうをして、よがらせたい。先生のケツ穴を支配してやりたいという自分のオスの本能をこれ以上無視することは彼には出来なかったのだ。

「やるよ。いや、やりたい。慧音先生の尻穴にかんちょうしたい」

 青年の言葉に、男が軽く頷いた。青年が堕ちることも男の予想通りである。そうでなければ彼をここに連れてくることはしない。青年がどれだけ口で強情はろうと、結局は自分の仲間になるであろうことを男は確信していた。男が信じていたのは自分自身ではなく、慧音先生の身体の魅力であった。彼女の裸体、痴態を目にして堕ちないオスはいないと男は改めて確認する。

「気をつけろよ。かんちょうは下手な奴がやると、めちゃくちゃ痛いらしいからな。俺ももたまにかんちょうを肛門を外す事があるが、その時の慧音先生の苦痛に歪んだ顔ったら、見てるこっちが同情しちまうくらいだぜ。まぁ、激痛に絶叫して尻を抑えながらうちまわる先生の姿もまた面白いんだけな。もちろんそうなっても先生は許してくれるから安心しろ。というか先生が反抗してきたらすぐに先生の肛門にお仕置きするだけだからな」

 男がそういって笑った。先生の肛門にお仕置きというのはどういうことだろう。今の状態でも慧音の肛門には凄まじい仕置きがなされているだろうに。これ以上、先生の尻穴を辱める方法があるのだろうかと青年は考えた。
 しかし、そんなことをいくら想像してもムダだろうとし、青年は慧音の尻のすぐ後ろに位置を変えた。
 間近で見る慧音のアナルはヒクヒクとうごいて、まるで冬の小動物のようにか弱い存在のように思える。子供の時分、あれほど恐ろしかった慧音でも、その排泄器は憐憫を覚えるほどに弱々しい。
 そんな弱々しく恥ずかしい穴を慧音はいま大開脚のガニ股になってまで、自らの手で開いて晒しているのである。
 そして青年は今からこの穴に思い切りかんちょうをする。慧音先生に千年殺しをするのである。

「お、お前が私の糞穴に、かんちょうしてくれるのか?」

 ガニ股の慧音が肛門を開きながら、後ろを向いて青年の顔を確かめた。青年はコクンと首肯する。

「そ、そうか……」

 慧音はそういって青年に向かって更に尻穴を突きつけた。
 青年は両手の人差し指を重ねて、その突き出された慧音の尻の真ん中にある菊門を見据える。合間は取らなかった。いつ来るか分からない浣腸に備え続ける慧音というのもまた実に面白い見世物なのだが、青年がもう早く先生のアナルを犯したくて、身体の中に入りたくて仕方なかったのだ。
 青年は自分の青春が音を立て崩れさっていくのを感じた。美しかったあの頃の思い出は、このかんちょうと共に終る事だろう。そして彼の初恋も。
 青年は勢いをつけて……人差し指二本のかんちょうを慧音の排泄器に向かって思い切りズブリと突っ込んだ。

「かはぁぁ!」

 慧音はまるで腹でも殴られたかのような悲鳴をあげた。男は一瞬、青年が肛門から外したところにかんちょうをしたのかと思った。だが、青年のかんちょうは見事、慧音の肛門の中央を捉え、緩くなっていた慧音の尻穴を通過して腸まで届かせていた。
 慧音が叫んだのは単にかんちょうのあまりの衝撃に声を漏らしていたにすぎない。
 慧音は尻からかんちょうの指を生やして、凄まじい形相になっていた。品のあった小口を大きく開けて舌をベロンとだらしなく垂れ下げている。目はこれでもかというくらいに大きく開いて虚空を見つめ、鼻フックで歪められた慧音の豚鼻の穴もピクピク蠢いていた。
 彼女の乳房はブルンブルンと震え、腕も膝もガクガク笑っている。

「おい先生。尻から手を離すなよ? 倒れ込んだりしたら後でお前の尻穴にお仕置きするからな?」

 男が今にも気絶しそうなほどに身体を痙攣させている慧音に怒鳴った。
 だが、かんちょうの痛みと羞恥に悶え苦しむ慧音は男の大きな声ですら耳に入っているのかどうかも分からなかった。
 慧音の理性と品格は青年のかんちょうによって完全に壊れてしまったようであった。
 慧音の肛門にかんちょうをしている当の青年は、自分の二本の指で、昔あれほど畏怖していた慧音先生が無様に踊っているのを見て、奇妙な気分になった。
 しかしそれはイヤな気分ではなかった。むしろ実に心地よい気分だ。二本の指のかんちょうで慧音先生の尻穴を征服した充実感。
 青年も段々と自分の目の前にいるのが、上白沢慧音先生ではなく、慧音という名前をしたただのメス牛だということに気づき始めた。
 自分の知る慧音先生は全裸のガニ股でかんちょうをねだったりしないし、かんちょうで間抜けに喘いだりもしない。ここにいるのはただのメスだ。
 その考えに至ってしまえば後はオスの欲望のなすままになった。青年のわずかに残っていた恩師への同情心は完全に消え失せた。

「どうしたよ、慧音先生。かんちょうされて感じてるの? 糞穴にかんちょうされて感じるなんて、教え子の前で恥ずかしくないの?」

 青年はかんちょうしていた指を慧音の腸の奥にまでズブズブと押し込み、直腸をツンツンと突いた。慧音の腸内には2週間分の浣腸によって詰め込まれた下剤の海が出来ていた。下剤の海は彼女の体温で暖められて、まるでお湯に浸かるかのような気持ちよさである。

「ぎひぃ! ぎいっ、がっ、あぁぁぐぅぅ……」

 しかし逆に、腸をネチネチと刺激された慧音は死にかけのヒキカエルのような無様な声をあげつづけた。
 慧音の嬌声は実に良い具合に青年の耳を愉しませてくれた。慧音の悲痛な叫びは青年に、女の生殺与奪権を握っているかのような気分にさせてくれるのである。男としてこれ以上の愉悦は中々ないだろう。
 男はねちっこくグリグリと慧音の肛門をいじめ続けた。
 その間も慧音は必死でガニ股を保ち、肛門を開いていた。一瞬でも腰を浮かしたならば、このかんちょうが終った後に、彼女の菊座へ、より苛烈な拷問が始まることになるからだ。そのことを慧音はこの二週間の間に嫌と言うほど身体に教え込まれていたのだ。

「はぁ……はぁ……」

 しばらくして男が慧音の肛門から指を引っこ抜くと、後にはぽっかりと開いた慧音の尻穴が残った。肛門括約筋がゆるみ、中から慧音の発情したにおいがプンプンさせていた。
 ようやくかんちょうを引き抜いてもらえて、慧音は息を整えようとするのだが、青年は慧音の尻穴にわずかな休憩すら与えるつもりはなかった。

「先生、なに休んでるの。まだ尻穴広げててよ……」
「ま、まだするの……あへぇあ!」

 慧音は言葉を言い終わることすら出来ず、二度目のかんちょうに再び背を大きく反らせた。
 油断していたところに、不意打ちのかんちょう。更に慧音の尻穴は一度目のかんちょうでずいぶんと緩さを増している。二度目のかんちょうは彼女の体内のもっと奥にまで到達してしまった。

「あっ、うっ、おぉぉおあ」

 慧音は涙を流しながら、まさしく牛のような野太い嬌声をあげていた。ガニ股のまま慧音はかんちょうをされて動くこともできず、ただただアナルの痛みに叫び、泣いていた。

「も、もう、や、やめてくれぇ……」

 ついには慧音はガニ股のまま命乞いのような泣き落としを始めた。

「何だよ、先生。慧音先生が尻穴にかんちょうしてくれって言ったんじゃない」
「だ、だって、言うことを聞かないと糞をさせてくれないと、そのおとこが……わ、わたしは自分で尻穴を、ひ、ひらいて、か、かんちょうされるなんて、はずかしくて、たまらないのに……だ、だけどもう、げんかいなんだ……に、まいにち浣腸されつづけて、も、もう二週間も糞を出してない。お、お腹が痛くてどうしようもないんだ。た、頼む。わ、わひゃひに糞を出させてくれ……か、厠じゃなくてもいい……お前達の前でもいいから、わ、私に糞をひりださせてくれ……」

 慧音は顔をぐちゃぐちゃに乱しながら排便を哀願した。凛とたくましかった寺子屋の嬌声が今や豚鼻から汁を垂れ流しならが、浅ましく主人に排泄を願っている。
 こんなみっともない姿を見ては青年も思わず慧音の顔にツバをはきかけたくなった。自分がこんな情けない牝を教師と仰いでいたと思うと、吐き気までする。

「まったく、糞、糞と連呼しやがって。先生も一応女なんだろ? 下品なことをいう先生にはやっぱりお仕置きが必要だな」

 青年は慧音の肛門から指を引き抜いた。もちろん慧音に排便させるためではない。
 青年は今度は、人差し指だけでなく中指まで合わせて慧音の肛門へのかんちょうのための銃を作った。
 4本指でのかんちょう。単純に考えても二倍の太さである。青年は自分の指を見てゴクリと生唾を飲んだ。こんな太いものを慧音の恥ずかしいアナルに突っ込むのだという興奮と、こんな太いものが本当に人体に入るのだろうかという好奇心。
 下手すれば慧音先生の排泄器は壊れてしまうかもしれない。だが、今更こんなメス牛のケツ孔がどうなろうと青年の知ったことではなかった。
 本人がこれだけ糞を出したいと叫んでいるのである。むしろ菊門を拡張しまくって、常に糞便を垂れ流すくらいの肛門にしてやった方が本人のためかもしれない。

「ほら、先生うごかないで。ちゃんと脚開いて。もっと尻も突き出してよ」

 青年は慧音の尻をペシペシと叩いて、もっと腰を落とすように言う。慧音は「あうあう」言いながらそれに従い、肛門を開かせた。
 本人の意に反して彼女の尻穴は完全にかんちょうを受け入れるための大孔になっていた。これなら指4本でも何とか飲み込めそうか。
 だが慧音本人は無防備極まりない自分の肛門に何をされるのか不安で堪らなかった。

「な、何をするつもりなんだ? へ、変なことするなよ」
「今度は慧音先生に指4本でかんちょうしてあげるよ。さっきの倍だから先生ももっと気持ちよくなれるはずだから」

 それを聞いて、慧音の顔が露骨に引きつった。人差し指二本だけでもかんちょうされた時の激痛は筆舌に尽くしがたかった。それを今度は4本なんて言っているのだから、不可能に決まっている。
 そんなものを肛門に突っ込まれたら、自分の菊門が壊れてしまう。

「や、やめろ……そ、そんなの入る訳がない……」
「入る入らないじゃなくて、入れるんだよ。それに慧音先生の尻穴もヒクヒクしてかんちょうされるのを楽しみにしてるみたいだし」

 確かに慧音のアナルはキュンキュンと引き締められ、蠢いている。しかし、それはかんちょうを期待しているのではなく、かんちょうに怯えているのである。
 慧音はついにガニ股をやめて地面にペタンを座り込んで、自分の肛門を狙う二人のオスから怯えるように後ずさりした。

「や、やめてくれ……ももうこれ以上、かんちょうなんてされたら、わ、私のお尻の孔が、きれてしまう……」

 青年は小動物のように震える慧音を見て、愉快そうに笑った。この外界から隔離された空間で慧音がどれほど抵抗しようが、結局はムダなのだから。むしろここまで激しく抵抗してくれたほうが、いざ屈服させたときのオスの快感が格段に増すことだろう。
 時間はたっぷりある。どのような手段を使って再び慧音を跪かせ、肛門を開かせるか。それを考えるだけでも大変に面白い。

「どうします?」

 青年は傍らでかんちょうを傍観していた男に尋ねた。男は腕組みを解きながら、「そうだな」と呟く。

「俺が慧音先生を力づくで取り押さえている間に、お前が先生の肛門を嬲るっていう方法もあるし……先生に自ら肛門を開かせたいのなら、先に浣腸器で更に下剤を突っ込んでやるってのも面白いだろう。どうせ先生は排便が俺に管理されてるんだから、いくら抵抗したって最後には尻穴を開いて俺達に媚びるしかないのにバカな人だよ」

 男は身を屈めてお尻を抑えながらガタガタ震えている慧音に向かって、心底見下すような視線を向けた。

「どうだ、先生。あと1回かんちょうを受けてくれたら、尻の穴を解放してやってもいいぜ」

 その言葉に慧音がピクンと反応した。

「ほ、本当か? 本当に、糞を出させてくれるのか? う、ウソじゃないだろうな?」
「ああ、本当だ。ただし、途中で倒れたりしたらダメだ」

 慧音はじっと男の顔を見ながら考え込む素振りを見せた。
 確かに肛門へのかんちょうも死にたくなるくらいの痛みと屈辱であることは間違いない。いくら肩肘張っているとはいえ慧音も女だ。元教え子とはいえ異性に排泄器をさらし、指を突っ込まれるなんて堪え難い苦痛である。
 しかし、それ以上に慧音の便秘の腹痛は尋常ではなかった。なんといっても二週間も便を腸に溜め込んでいるのである。普通の人間なら病気になるか下手すると腸が破裂しかねない圧迫感である。
 そして何と言ってもこの便秘は出さない限り永続的なのだ。慧音はこの二週間、起きているとき。否、寝ているときですら常にこの激痛に身を悶えさせていた。
 そして男の言う通り、結局自分の排泄権を男に握られている限り自分は逆らえないのである。
 ならば、一時かんちょうに耐えることで排便ができるのなら、それは良い選択肢なのではないか。

「わ、わかった……かんちょうを受ける。」

 そこまで考え、慧音は男達に肛門を捧げることに決めた。どうせ一度かんちょうを受けた身である。あと一度だけかんちょうを我慢すれば、とうとう大便をひりだすことができるのだ。

「言い方が違うでしょ、先生。いつまで自分を上だと思ってるの? 先生は頼んでかんちょうをしてもらう側。俺達は仕方なくしてあげる側なんだから」
「そ、そうだな……」

 慧音はこの排便の千載一遇の機会を逃す訳にはいかなかった。無論、約束を反故にされる可能性もある。しかしそれでもなお慧音は「大便させてくれる」というエサに飛びつくしかなかったのである。
 大便をさせてくれるなら、どんな羞恥を受けても良いと慧音は思っていた。それほど彼女の便秘は強烈なものだったのだ。
 慧音はおもむろに立ち上がって、二人に向かって背中を向けた。それから深く腰を落とし、膝を横にだして、尻を差し出す女を捨てた姿勢。慧音の再びのガニ股。人として、こんな恥ずかしい格好はこの世に二つとしてないだろう。
 今日この格好になるのは二度目だが、何度やっても恥ずかしいことこの上ない間抜けな姿だった。
 慧音は赤面しながら、身体をピクピクさせて「これも大便をだすためだ」と自分に言い聞かせ必死で耐えていた。
 そしてそれから慧音は自らの尻の肉に手のひらをそっとあてて、くいと横に広げた。より男に自分の菊門が見えるように。より男が自分のアナルにかんちょうをしやすいように。慧音はそれから、自分の人格全てを捨てて最後のことばを言い放つ。

「わ、私の……上白沢慧音の糞穴に、か、かんちょうをしてくれ。」
 
 男はガニ股で肛門を丸出しにしてかんちょうをねだる慧音を見て笑っていた。さっきまであれほどかんちょうされるのがイヤだと喚いていたのに、今は自分のいいなりになって肛門を差し出してかんちょうされたがっている慧音がおかしくてしかたなかったのだ。

「よし、いいだろう。先生にかんちょうしてやるよ。手は壁に付けろ。絶対に離すなよ?」
「あ、ああ……」

 慧音は肛門から手を離し、ガニ股のまま前の両手のひらを壁につけた。立ちバックをするかのような慧音の格好である。
 当然ガニ股をしているので尻穴は限りなく丸見えである。

(先生の尻穴の具合はどんなのだろう。先生は半獣だからなぁ、尻穴の締まりも抜群だろうなぁ)

 青年は慧音の菊門を凝視しながら、その穴にペニスを挿入することを期待した。先生のアナルをペニスでほじくるのも青年の次の楽しみだ。昔あれほど慕っていた慧音先生の排泄器を犯せる日が来るとは彼も思っていなかっただろう。思いがけない僥倖に青年は頬を緩ませた。
 だが、今はそれよりも先生のアナルへのかんちょうだ。
 先ほど慧音先生が死んでもイヤだと泣き叫んだ人差し指と中指を合わせた4本指でのかんちょう。
 さっき続けてかんちょうをされていれば、多少はかんちょうに慣れていたから痛みも少なかっただろうに、間に時間を挟んでしまっては慧音のアナルも再び締まりを取り戻してしまっていた。この締まった肛門を太い4本指のかんちょうで無理矢理こじあけられると思うと、男はわずかだが慧音に同情してしまう。
 
「じゃあいくよ」
「あ、ああ……」

 青年にはもはや全くといっていいほど容赦がなかった。かつての恩師のアナルにかんちょうをすることを。かつて色々なことを教えてくれた先生の肛門を破壊することを。あれほど敬愛していた上白沢慧音先生に地獄の屈辱を与えることを全く躊躇しなかった。
 ズブリ。
 青年は4本の指で、慧音のヒクつくアナルに間髪の猶予もなく、思い切り突っ込んでやった。
 邪悪とすらいえるほどの太さをもったかんちょう。それを繊細で可憐な菊門に受けた慧音の痴態といったら、もはや言葉で表現することすら難しい。

「っっっかはっ……あ、ああああぁぁ、うぎゅううぅ」

 悲鳴なのか声なのか、それともただ音を出しているだけなのか。まるで意味の分からない大声を、アナルにかんちょうを受けた慧音は喉からだしていた。口は、恐ろしいものでも見たかのようにガチガチと震えている。
 そして彼女のガニ股をしていた股間からは、しゃぁあああという音と共に、慧音の黄金の小便が漏れ始めた。
 勢いよく垂れ流される慧音のおしっこは彼女の股間の真下に大きな池を作った。慧音のおしっこ池はほのかに暖かく、湯気を立てている。
 上白沢慧音先生がまるで子供のようにしょんべんを漏らしている姿に、青年はむしろ愛らしさのようなものを感じ取った。
 自分のかんちょうで先生がおしっこを漏らすくらい感じてくれているというのが単純に嬉しかったのだ。
 青年はガニ股でおしっこを漏らしている慧音の肛門にグリグリと力強くかんちょうを押し込んで、彼女の腸を刺激しつづけた。

「あへぇ……あ、ああひぃ……」

 慧音は気が狂いそうになるほどの激痛と辱めに、それでも尚、大便を出すために必死で意識を保っていた。おちょぼ口のように唇を先に伸ばして間抜け面を晒しながら、懸命にガニ股を保持し、壁に手を付け続けた。
 ほんの少しでも自分のアナルをほじくるオスの気分を損ねて、せっかくの大便をひりだせるチャンスを逃す訳にはいかないのだ。
 これを逃せば次にいつ慧音が排便させてもらえるか分からない。それまで彼女は腹をかかえて便秘に苦しむことになる。絶対に今日排便をする。その想いだけで慧音はかんちょうに耐える事が出来たのである。

「先生、かんちょう気持ちいい?」

 青年が慧音のアナルにかんちょうを入れたり抜いたりズボズボしながら聞いた。そんなことをされていた慧音は言葉すら発することが出来ず、ただコクコクと首を縦に振っただけだった。
 ぞんざいな対応に青年が眉をしかめる。

「先生、ちゃんと言葉で言ってよ。ちゃんと言わないとうんちさせてあげないよ?」

 それを聞いては慧音も気が気でない。彼女は大便をひりだすためだけにこの苦痛を甘んじて受け入れているのだから。

「かんちょうぎもちいい、ぞ……わ、私の尻穴にかんちょうをも、もっと……してくれ……」

 慌てて慧音が青年にかんちょうのおかわりを願う。心にも思っていない言葉であるが、今の彼女は排便のためならどんな恥ずかしいセリフでも言えてしまうのだった。

「そうか、先生がかんちょうで感じてくれてて良かった」

 青年も慧音の言葉に満足がいった。
 そのとき、それまで傍観していた男が動き、壁についていた慧音の手をとって、彼女の前に立った。
 慧音の目の前には男の直立がそびえ立っていた。男も慧音の乱れ狂う姿に興奮して、自分も参加したくなったのだった。

「先生、何て言えばいいか分かるだろ?」

 男が慧音に言う。
 慧音は自分の前にある男のペニスをじっと見つめた。この二週間、このペニスで毎晩、いや四六時中アナルをほじくられた。憎んでも憎みきれない男のペニスである。隙があれば噛み切ってやろうと思った事すらある。
 しかし、考えてみれば初めて近くでみるそのオスの象徴は、アナルにかんちょうを受ける無様なメスの目には何か崇高なもののように見えてしまったのだ。排泄器をほじくられる慧音の牝性が疼く。この強いオスに奉仕しなければと彼女の中のメスが強く主張する。
 そこまできて慧音は考えるより先に口が動いていた。

「お、お前のをしゃぶらせてくれ」

 男の返答を聞くのを待つ事もなく、慧音は大口を開けて目の前のペニスにむしゃぶりついて、口穴奉仕を開始した。
 慧音はガニ股でかんちょうを受けたまま、舌をだして男のペニスの表面をペロペロと一心に舐め始める。
 尊大なものを相手取るかのように、慧音は慈しみながら男のペニスを丁寧に舐めてオスに気持ちよくなってもらえるように尽力した。
 男とてかつては寺子屋で慧音の教えを受けた身である。男に道徳から歴史の知識まで色んなことを教えてくれたその口は、その実、オスに媚びるためのただの肉便器にすぎなかった。
 後ろで慧音のアナルにかんちょうをしていた青年もそろそろ彼女の尻穴にペニスを入れたくなったのだろう。菊門から指を抜いて、代わりに慧音の菊門にペニスの先端をピタっとつけていた。

「じゃあ俺は先生のアナルをほじくってあげるね」
「あ、ああ……」

 慧音はフェラをしながらくぐもった声で小さく言った。それを契機に、青年のペニスが彼女のガニ股アナルへズブズブと侵入し始める。

「ん……ぐうぅぅぅぅ」

 慧音のアナルは度重なるかんちょう陵辱によってすでに緩々になっており、ペニスの挿入をわずかでも阻むことはできなかった。
 太さでいえば指4本のかんちょうとそんなに変わらない。しかし、指ではなくオスの象徴をアナルに突き刺されることで、慧音は自分の心まで犯されている気分になった。単純に腸内を犯されているだけではない。腸内から自分の身体を支配されていく感覚。
 ましてや今の彼女は口孔も同時にペニスで穢されているのである。身体の入り口と出口が倒錯し、オスに嬲られる。慧音は白目を向きそうになりながら、菊門の陵辱に耐えていた。
 青年は慧音の豊かな尻を両手で掴んで、ゆっさゆっさと前後に振って、彼女のアナルを思う存分に愉しんだ。
 彼女の菊門は腸液と空気が入り交じって卑猥な音を立ててグチョグチョになっていた。
 慧音のアナルの具合は想像していた通り最高であった。あれほどかんちょうを受け、本人もほとんど頭を飛ばしているにも関わらず、菊門がぎゅうぎゅうとペニスを締め付けてペニスに吸い付いてくるのである。慧音の腸内の下剤の海を奥へと押し込む圧力と、青年のペニスを排泄してやろうという抵抗力があり慧音の尻穴を犯すには体力を必要とした。
 しかし、その価値が十分にあった。
 慧音の身体はどこをとっても魅力的なのだ。腰を掴んでも余った肉が柔らかくていいのだが、例えば彼女の腕を掴んでアナルを犯していると、まるで慧音を馬のように手綱にとっている気分が味わえる。彼女のたるんだ乳を揉みながら乳首をいじってやるのもいい。あるいは慧音の美しい白髪を思い切り後ろに引っぱりながら、菊門を犯すのは青年の嗜虐心をガンガンに刺激した。
 青年は慧音の身体のありとあらゆるところを弄って、彼女の反応を見て面白がっていた。また慧音も青年の歪んだ欲望に見事に応えて、身体を弄られるたびに変化に富んだ面白い反応をしてくれたのである。
 そんな極上のアナルに絞られてはほんの数分ももつはずがない。青年は満足するほど慧音の菊門を愉しむ前に腸内に射精してしまった。
 慧音の顔をもって喉の奥にペニスを擦り付けて強制イマラチオをしていた男も、その直後に彼女の食道に向かってたっぷりと精液を放った。
 
「あっ、ごほっ、ごほっ!」

 食べ物を入れる穴と、大便しか出さない穴に精液をほぼ同時にそそぎこまれた慧音は、ペニスを引き抜かれ、咳き込みながらもようやく腰を地に降ろすことが出来た。
 しかし、今の彼女には解放された喜びにも犯された屈辱にも浸る時間はなかったのだ。

「う……くっ……」

 慧音が腹を抱えて苦しみだす。彼女の腹はぎゅるぎゅると凄まじい音をたてて、うなり声をあげていた。
 口から便器のように精液を摂取し、アナルをあれだけほじられ直腸を刺激されたのだ。彼女の身体が排泄の準備を始めるのも必然であった。だが今の慧音には排泄する権利はないのである。彼女の肛門は入ってくる一方で、出すときは男の許可が必要になってしまっているのだ。ついで先ほどの遅効性の下剤も段々とその効果を発揮してくる。
 排便したいのに出せない。その結果どうなるか。

「うっ、……があぁぁぁぁ!」

 慧音は身の毛もよだつほどの便秘の苦しみに腹を抑えたまま土下座でもするかのように地面に這いつくばった。それだけでは堪えきれず、死にかけの虫のように醜く地面をのたうち回った。
 そして男の脚にしがみ付いて排便を哀願した。

「た、頼む。わ、私に糞を……糞を出させてくれ。や、約束しただろ。か、かんちょうを受けたら糞を出してもいいと。は、腹の中で糞が、も、もう一杯で。で、でも出せなくて、い、痛い。お、お願いだ。私に糞を出す許可をくれ。もし私に糞を出させてくれるなら、その後はどんなことだってする。お前たちの尻穴を舐めたっていい。頼む、後生だ……」

 涙と鼻汁を垂れ流しながら糞、糞と連呼する恥も外聞もない慧音のお願い。彼女にとって排便をすることは、もはや生存に関わることなのだ。慧音には、教師のメンツとかプライドなんてものはもう欠片も残っていなかった。ただうんちがしたい。糞をひりだしたい。それだけが今の彼女のすべてだった。
 だが男は、そんな哀れ極まりないメスに対して残酷な一言を与えただけだった。

「けど、先生。たしか大便を出していいのは壁から手を離さなかったときだけだろ?」

 それを聞いて、慧音の顔が一瞬時が止まったかの様に凍り付いた。「この人は一体何を言っているのか?」。やっとのことでたどり着いた慧音の大便の機会。それがこんな簡単な一言で終ってしまう。

「約束を守れなかった悪い先生には折檻してやるよ」

 慧音が振り向くと青年が既にバケツに浣腸器の先をいれ、浣腸液をたっぷりと満たしていた。今の慧音にはその浣腸器が自分を殺す恐ろしい刃物のように見えたことだろう。

「今度は下剤の濃度も増やしてみたから。先生もたっぷりと浣腸が愉しめると思うよ。先生はこっちの浣腸も好きなんだもんね」

 慧音はもう笑うしかなかった。そしてついに理解した。自分の身体も菊門も排泄も彼らのおもちゃに過ぎないのだと。自分が肛門も排泄も彼らに管理されるメスであるということに慧音は気づいてしまったのだった。
 弱いメスである自分は強いオスに媚びて、身体と肛門を差し出すしか生きる方法はないのだと慧音はその身体に叩き込まれた気分であった。

「あれ、先生、嫌がらないの?」

 慧音は絶望した顔のまま抵抗する気力すら失っていた。それから、ぴちゃぴちゃと音をたてて慧音の真下が湿り始めた。茫然自失とした彼女が、絶望のあまり失禁をしてしまったのだった。
 
「あらら、先生おしっこもらしてるよ。もう壊れちゃったのか。面白くない」
「まぁいいじゃないか。とりあえず浣腸してやれよ」

 男はそういって、ぐったりとした慧音の両足首を掴み、彼女の頭の上を通りつつ、ぐいっと引っ張った。それにより慧音の頭と尻が天地に逆転し、彼女は股間とアナルをさらけ出したまま尻を高く突き上げられる。いわゆるまんぐり返しの格好である。

「じゃあ先生、アナルに浣腸するね」

 まんぐり返し状態の慧音は青年の問いかけにも何一つ言葉を発することなく、「はひはひ」言いながら自分の身体をオスの欲望のなすがままにしていた。
 青年が慧音のヒクつくアナルを指で軽く突いてみると、キュンと可愛らしく締まった。 青年は浣腸器の先端を慧音の菊門にグイと挿入し、浣腸器の底を押し始めた。濃度の高い下剤が浣腸器から慧音の肛門を経て、腸内に達する。
 慧音の死ぬより苦しい浣腸調教の日々はこれからまだ一週間以上続くことになる。


        ☆         ☆         ☆


 慧音が行方不明になってから3週間が経った。慧音のいなくなった寺子屋はどこか寂しさを抱えながらも、出来る限りの慧音先生がいなくなる前の状態を保ちながら毎日を過ごしていた。慧音先生が帰ってきたときに、居場所があるようにと生徒たちもなるべく慧音の私物を残しておき、いつ戻ってきてもいいようになっていた。
 これだけでも慧音がどれだけ生徒達に敬愛されていたかが分かる。
 しかし一方の大人達は半ば慧音のことは諦めていた。子供達より長く幻想郷で生きている分、親しい人の理不尽な死には幾分慣れていた。「まさかあの人が」ということは今までにも少なからずあったのである。妖怪に教われれば、一部でも遺体が残れば御の字で、おおよその場合は骨すら残らず妖怪の胃袋に納められる。悲しいことだが、それが自分たちの生きる幻想郷という場所であると思っていた。
 子供達の希望と大人達の諦観が入り交じったそんな寺子屋に、ひょっこりと上白沢慧音が姿を表したのは、ある平日の授業が終った放課後であった。
 たまたま裏の広場で遊んでいた第一発見者の少女が、慧音先生の顔を見て歓喜と驚愕の悲鳴をあげる。その声を聞いた他の人達が慧音の姿を見てすぐに大騒ぎになった。

「慧音先生が!?」

 慧音先生が帰ってきてくれた。
 その大ニュースはすぐに寺子屋中。ついで人里中にさざ波のように広がっていった。それほど彼女の影響力は強かったのである。
 生徒達は慧音の服にすがりついてワンワンと泣いて彼女との再会を喜んでいた。

「先生、今までどこいってたの!?」
「み、みんな心配してたんだよ?」

 慧音はそんな生徒達の頭を撫でながら、優しい表情で微笑んでいた。

「ああ、済まなかったな。お前達に黙っていなくなってしまって」

 子供達の後ろでは寺子屋の同僚と、噂を聞きつけていても立ってもいられず寺子屋にやってきた近所の大人達が涙ぐみながら、慧音の無事を喜んでいた。この三週間、彼女の身に一体なにがあったのか。そんなことを気にしている者は誰一人としていなかった。
 見た所、ケガをしている様子もない。慧音先生が無事に帰ってきてくれた。彼らにはそれで十分だったのだ。瑣末なことはおいおい聞いていけばいい。今は大人も子供も慧音の顔をもう一度見ることの出来た幸せに浸っていたかったのである。
 そんな歓喜に湧く人だかりの中に、慧音のすぐ後ろに1人の男が立っているのに気づいた。慧音にばかり目を取られていたが、この男は慧音が姿を表した最初から居た気がする。

「先生、この人は誰?」

 生徒の1人が不意にそんな質問をした。もしかしたら先生の失踪に何か関係がある人かもしれないな。その程度の軽い問いだった。

「ああ、この人は私の飼い主だ」
「…………え?」

 その場にいる誰もが慧音の言葉の意味を理解できなかった。何かの聞き間違いだろうかと皆がそう思った。しかしそれは聞き間違いでもなんでもなかったのである。

「え? 飼い主ってどういうこと?」
「飼い主っていうのは……そうだな」

 慧音はそういうと、自分の服を掴んでいた生徒達を振りほどいて、土の上に跪いた。そしてそれから腕を地面につけて男の足下に顔を伸ばし……そのまま、男の履いていた靴をペロペロと舌で舐め始めたのだった。
 喜び一色だった寺子屋の裏庭が、一転凍り付いたように静まり返った。黙りこくった生徒や同僚の前で、慧音は男の汚泥と埃のついた靴を、舌の表面まで使って舐め回した。男がちょいと脚を上げると、彼女は靴の裏の溝にまで舌を伸ばして間に挟まったゴミを掃除する。

「済まない、お前達……見ての通りだ。今の私は……この男に飼われる糞穴家畜なんだ……」

 全く事態が飲み込めないまま固まる集団を前にして、男は自らの脚に舌で奉仕する慧音の長いスカートの一部を掴み、たくし上げた。
 それによって慧音の豊満な尻と下着が生徒達に暴かれる。
 慧音が履いていたのは尻の部分が紐になっているアダルティーな黒のTバックであった。
慧音が男の靴を舐めるために尻を突き出している分、紐が彼女の尻によく食い込んでいて、真後ろの者からはTバックの紐の隙間から、慧音の色素の濃い菊の花の端がチラリと見えてしまっていた。
 3週間ぶりに帰ってきた先生が、這いつくばって見ず知らずの男の靴を舐めながら尻とパンツを丸出しにしている。自分の目を疑いたくなるかのような現実に、生徒達も大人たちも誰一人声を発することができない。
 しかし、彼らが真に驚愕するのはこの直後であった。

「よし、先生。じゃあ尻穴を解放してやる」
「や、やっと……やっと出せるのか……」

 慧音がそう言った瞬間。ブホォと間の抜けた大きな生理音が慧音の尻穴から飛び出した。生徒達が数秒後、それが慧音の放屁だと理解した瞬間、慧音のTバックの紐が盛り上がり、ビチビチという排泄音とともに、大量の濁った液体が慧音の尻の間から噴水のように発射された。
 下剤と腸液、そしてオスの精液と慧音の汚物が混ざった下水道のようなにおいをした、慧音の排泄汁が地面に大きな水たまりを作る。
 そしてついには、慧音の肛門をミリミリと広げた彼女の大便が、Tバックの紐を押しのけながら勢いよくひりだされ、彼女から離れた所にぼちゃんと飛んでいった。
 何と言っても3週間浣腸され続けて、溜めに溜めたものである。当然、慧音の大便は一塊で終るはずもない。
 監禁されている間、想像しうる限りあらゆる屈辱を受けた慧音の肛門からは止まることなく大便がひりだされて、彼女の股間の下に汚物の巨大な塊を作った。慧音が履いていたTバックは彼女の大便でびっちょり汚れている。

(私の糞……見られてるのか。こんな大勢の前で脱糞をして、私は……)

 生徒や同僚の教師に排便姿を見られるという究極の恥辱に際しても、慧音の顔は男の靴を舐めながら蕩けるように恍惚としていた。長い間、熱望してやまなかった排便が出来ただけで、慧音はもう他のことなんてどうでもよかったのだ。糞を出す感覚を慧音は久しく忘れていた。久々にする排便はとても気持ちがいいものであった。糞をひりだすとはこんなに性感が得られるものなのかと、慧音は心を震えさせていた。そんな心情を反映したかのような彼女の肛門は糞を吐き出しながら、ビクンビクンと痙攣し、絶頂を迎えている。
 男の脚なんて今までに何度も舐めた。アナルバイブを挿入されながら、もっと汚いものを舐めたこともある。排便姿を見られるより恥ずかしい想いも数えきれないほどしてきた。大勢のオスの目の前で肛門を広げられ、下剤を浣腸され、その後に夜が開けるまで菊門をほじくられたこともある。肉便器として厠に脚を広げた状態で縛り付けられ、男達に代わる代わる腸内にしょんべんをされたこともある。かんちょうだって百に達するほど受けた。
 そんな慧音が今更、教え子の前で男の靴を舐めながら、屁をこき大便を垂れ流すくらい何でもないことであった。
 慧音は彼女自身が言った通り、身も心も立派な糞穴家畜に堕ちていたのだった。
 これはセレモニーなのだ。上白沢慧音が糞を垂れ流す家畜として生まれ変わったことを里中に知らせるためのイベント。
 男の計画は見事に成功したことだろう。上白沢慧音は今日をもって女を捨てて糞穴家畜となったことは、彼女の脱糞に見せつけられた観客により里中へと広げられるに違いない。
 そして今後、慧音の肛門にはこれまで以上にオスが群がることであろう。糞穴家畜らしい実に淫猥な慧音の尻穴は、排便を終えて無様にヒクついていた。まるでオスに媚びるかのように。まるでオスを誘うかのように動いている。
 恩師の大便の山を前にして時が止まったかのように硬直する集団を文字通り尻目に、慧音はただただ男の靴を舐め続けた。
pixivにも作品あります。よかったらどうぞ。http://www.pixiv.net/novel/member.php?id=5830984
ばつ
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2015/04/28 07:38:58
更新日時:
2015/06/26 01:03:50
評価:
1/1
POINT:
100
Rate:
12.50
分類
上白沢慧音
慧音
アナル
浣腸
カンチョー
調教
無様
公開脱糞
着衣脱糞
排泄管理
簡易匿名評価
投稿パスワード
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1. 100 名無し ■2015/05/01 20:11:26
純情とは排便を我慢するがごとし
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