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『秘封霖倶楽部』 作者: ND

秘封霖倶楽部

作品集: 12 投稿日時: 2015/07/26 17:19:38 更新日時: 2015/07/27 02:19:38 評価: 3/3 POINT: 300 Rate: 16.25
【禁じられたレポート】

ある諸事情によって、お蔵入りになった体験談記録書の事。

中には、世界の裏側を記録し、真実を発見したが為に消された書類も存在する。

また、著者がそれを想定して遺書として用いる事もある。






僕達は三日間、シルバーウィークを利用して地元から離れの山奥にあるという村を取材した。

県外の樹海の中にある為、”無い”とか”有る”とか噂される村だが、

蓮子や長谷田は、その村を”有る”と決め付けたのだ。

その村は、”子供の王国”と呼ばれる村であり、文字通り”子供”しか居ないと言われている村である。

そんな馬鹿馬鹿しい村があってたまるかと僕は馬鹿にしたが、『調べるまで分からない!』と怒った蓮子によって無理やり続行された。。

子供しか居ない村が成り立っていくわけが無いし、そもそも子供は自然に大人になっていくものだ。

ネバーランドじゃあるまいし、子供しか居ないなんて馬鹿げた事が現実で成り立つ筈が無い。

更に、この村の噂には尾ひれのような物がついており、

その子供の王国に近づいた”大人”は消されると言われている。





しかし、そんな子供の王国の話を持ちかけてきたのは、蓮子でも無く長谷田でもなく、

四年生である 渡河 白子 という人物だ。

本を呼んでいた所、知らない人に中断された時は驚きイラついたが。

名指しで僕を呼んだときは、もう驚きしかなかった。

で、だからと言って何だという話だが。

無い期待で横に居た長谷田に聞くと、どうやら彼女は新聞部の元部長という名目らしく、長谷田とは仲の良い人物のようだ。

いや、だからと言って何だという話だが。

その 白子さんから出された廃墟の写真、事件、歴史の全てが蓮子と長谷田を魅了するのに時間が掛からなかった。

また、彼女は少し独特な一人称を用いる。

『我が持ってきたネタ、おぬし等なら興味を抱くと思っての』

妙に古風な言葉を用いるのだ。

幻想郷に居た頃にも、似たような言葉を用いる者は居たが、あまりそいつとは良い思い出が無い。


そして案の定、蓮子と長谷田とメリーは興味津々でその廃校舎を調査する事に同意し

僕の貴重なシルバーウィークは全く興味の無い廃校舎の為だけに潰れるのであった。



さて、ここまでがプロローグだが、あらかじめ一つだけ言っておきたい。

今回の話は、僕が事件の概要を話す事はしない。考察はするが。

その3日が過ぎ、更に一週間が経ちいつもの学校が始まっている今、誰もその話題を口には出さない。

蓮子と長谷田、メリーもその話題には一切口を出さないと決めている。

…そうだ、僕の口からも言う必要が無いのだ。この事件の事は。

この事件の事は、渡河が残したレポートに全て書かれている。

渡河は今、とても学校に来れる状態では無いのだ。

今からお見せするのは、僕が書いたレポートと渡河が残したレポートの原文のままをタイピングしたものだ。

それらを比べて、この事件を纏めてみたいと思う。

改ざん歪曲な事、直しも一切行っていないため、ご了承してご覧頂きたい。







【子供の王国】

0日目

知っている人はお久しぶりです。知らない人は初めまして。

一年前まで、この校限定の新聞を発行そして配布していた新聞部前部長の○○○(本名は事情により省かせて頂く)です。

今回我は、恐らく最後の仕事になるであろう記事を作らせていただく限りです。

皆さんの中にはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。そう、子供しか居ない”子供の王国”という村の取材です。

何故、我がこの村を取材する事になったのかは、この事件に我は非常に興味があったからです。理由は、

おっしゃる通り、我は何にでも首を突っ込む性格です。だから大体の人はお察しのように感じている事でしょう。

姉妹のように可愛い現部長も、我と似たような性格で破天荒で物事に首を突っ込むタイプです。だから勿論、

ちゃんと、彼女も今回の取材には同行させていただいております。しかし、

んっ?と疑問を感じる所もございました。それは秘封倶楽部というオカルト倶楽部の存在です。

おっと、オカルト倶楽部と言うには少しだけ俗っぽい傾向のある倶楽部でしたね。

返却日が遅れた本を読みながら、私達の話を聞いていた彼女達も、我達と同じようにこの話に食いついたのです。

せっかくなので、秘封倶楽部とも一緒に取材を行いたいと現部長のHは言いました。

こう言っても、部外者は出来るだけ遠ざけたいとの話をしたのですが、どうしてもと

ろこつに「行きたい」とアピールや嘘泣きやら行う始末で、しょうがなく彼女達も同行させたのです。

すんなりと泣き止み、ケロっと笑顔になった表情を見てから、それが嘘泣きだと知ったのですが。

ぞくっとしました。正直。

共に同行するというもう一人の秘封倶楽部の一員は男性でした。

正直、なかなかに格好良い男性です。何故、こんな性格の悪い女性達に囲まれているのか不思議なくらいに。

まぁ、そんなこんなで私達は5人で取材を行うことへと決定致したのです。

女性4人に男性一人は、なんてハーレムな状況なのだろう。と、

ちょっぴり男性の方に嫉妬しちゃったりしながら、今回の取材は始まります。


しかし、久しぶりに入った部室は、私が居た時とは違う匂いがしました。

我が居た頃は、インクとシンナーの匂いがしたのですが、今はラベンダーとレモンの匂いがします。





一日目

電車で2時間、バスで30分、そして歩きで2時間の場所にあるそこは、

木と蔓で覆い茂って、苔が至る木にも付着しています。

そこらじゅうに這っている蛇に驚き、Uさんは悲鳴を上げて尻餅をつき、

それを放ったらかしにしながら私達は先に歩いたり、泣きながら男性のRさんの背中にしがみつき、

おんぶされながら前に進む彼女と彼と共に、山の奥へと私達は歩きました。

当時にあった通学路のコンクリート道はまだ比較的綺麗に残っています。

木の根っことかは在れば目立つので、引っかかって躓く事は今の所無さそうです。

しかし、それとは関係なしに2時間も歩けば皆非常に疲労が溜まります。

特にHちゃんは、過呼吸が出始めている頃でもありました。

男性のRさんは、背中に女の子を背負っているというのに、まだ余裕そうです。

少しの休憩の後、一本だけ赤い木を通り過ぎた先に

『あっ、あれじゃないか?』

と、Rさんが指差した先には廃墟がありました。

相当な移動時間を要した私達は、その校舎を見て今まで溜まってた疲れが湧き出て、その場で座り込んでしまいました。

Rさんだけまだ余裕そうです。凄いですね、さすが男の子ですね。


そして我達は、廃墟に辿りつきました。

そこで見た驚愕の物とは…!

…特に何もありませんでした。あったのはお賽銭箱と複数の古いゲーム機。そしてボロボロのソファー

まるで、小さな子供が作った秘密基地のような場所です。懐かしいですね。

私も、小さい頃にはお姉ちゃんやお父さんと一緒に秘密基地まで行ったものです。

ですが、その秘密基地は家の中にあって、お父さんも知っている場所だったのですが…。

…話が逸れてしまいましたね。そうです。この廃墟には電気が通っていない筈です。

なのに、こんなに古い家庭用ゲーム機なんてどうしてあるのでしょうか。

一度、Z・BOXという大きな機械を動かしてみると、

うぃぃぃいいいん!という掃除機みたいな音を出しながら起動しました。

『ひぃいい!!』

と、Hちゃんは情けない声を上げてビビってしまいましたが、我も心の中では驚きの感情で埋め尽くされました。

だって、電気も通っていないこんな場所で機械が作動するなんて思わないじゃないですか。

きっと、どこかに電線があるのです。そう思って我はすぐに廃墟から出て電線を探しました。

……ありました。

あったのはあったのですが、地中に筒が刺さっていて、その筒を通って地の中を這っていたのです。

村には、そんなに知られたくない何かがあるのでしょうか。

『しかし、子供の王国とは関係無い何かじゃないのか?』

その地面に潜る電線の事を教えると、Rくんは子供の王国の事を否定してきました。

そこで我はムッとします。

我は、この村の事をずっと前から探し、推理し、下見、観察、聞き込み、捜索をしてきたのです。

ここで絶対に間違いないのです。

そう、私が説得すると『そうか…』と、少し面倒そうな声で返事をしました。

『そこまで知っているのなら、場所なんてすぐ分かるんじゃないですか?』と、長谷田ちゃんが言っていましたが

そこまでは知りません。我は情報を纏めて場所が分かっただけなのです。

それに、ここに皆を連れてきたのはとっても重要な役割があるからです。

それは、我の見た情報の確証を実証する為に、皆も証人…うん?証人で合ってるかな?

いや、目撃者だね。うん。目撃者になって欲しい為に、皆を連れてきたのです。

だから、失敗は許されません。場所は絶対に分かっているんです。

だって、見つけなきゃいけない人を、ちゃんと此処で見たのですから。






廃墟から捜索を続けて一時間。さすがに疲れてきました。

別々に捜索を始めてから、これだけ見つからないとなると、さすがに自信も失くしてしまいます。

Uちゃんに、今どこに居るか報告し合おうと携帯を取り出すと、

圏外でした。


(※ここから僕の書いたレポートに移ります。記載する必要の無い部分は多少省かせてもらっていますが、ご了承ください。)


1日目

新聞部前部長の○○○(本名は事情により省かせて頂く)という長谷田の先輩の指名により、新聞部現部長である長谷田唯と、

秘封霖倶楽部の宇佐見蓮子、マエリベリー・ハーン、そして僕、森近霖之助の計5人で、ある村へと取材しに行く事になった。

恐らく、知らない者が多いであろう【子供の王国】という根も葉も無いような村の取材だ。

名前の通り、そこの村には子供しか住んでいないという噂があるらしい。

そんな村が、都合よく環り生活できるものかと僕は軽視を隠せないが、秘封霖倶楽部の部長である宇佐見氏の意思で取材を余儀なく決行された。

ちなみに、場所の特定を避ける為に場所の掲載は控えさせていただきたい。

決して面倒だからというわけでは無いが、特別掲載させる必要性が全く感じないと考えた僕の心遣いだと思って欲しい。

さて、その村の麓に辿りついた僕達だが、そこはただ寂しい廃墟が佇んでいるだけであった。

だが、その廃墟の中で僕は不思議な光景を目の当たりにした。…そう、

なんとこの廃墟、電気が通っているのである。

電線は地下に通っている為、場所までは分からないが、間違いなくここに誰かが出入りしている。

○○○(本名は事情により省かせて頂く)の発案によって、僕達はバラバラになって捜索をする事となった。

『見つけ出したら連絡を頂戴!我は向こうを探してくるわそれじゃぁ!!』

そういって、○○○(本名は事情により省かせて頂く)は反対方向へと走っていった。

宇佐見氏もその空気に乗り、俄然やる気を見せて捜索を開始したが、僕は宇佐見氏を呼び止めた。

何故?呼び止めたのだろうか。答えは簡単だ。携帯の電波が届かない所に居るからだ僕達は。

こんな所で迷子になってみろ、誰にも見つからず、挙句には熊に襲われるか気が狂って首を掻き毟るか餓死してしまう。

とっくに遠くへと行ってしまった○○○(本名は事情により省かせて頂く)には、どうか運よく電波が届く位置にまで移動してもらって電話を使って欲しい。

固まって行動する事となった僕達は、○○○(本名は事情により省かせて頂く)とは反対方向の道を辿って行く。

獣道だろうか、人が通れそうなくらいには草は刈られ、石が敷き詰められている。

途中、蓮子やメリーが悲鳴を上げた。

悲鳴を上げた方向へと振り返ると、僕は目を疑った。

ミイラの手(恐らく40代から50代くらいの男性の手)が、地面から這い出るように突き立っていたのだ。

最初は木の枝のようにも見えたのだが、先に5つ別れている所から人間の手に見える。

写真もこのレポートと一緒に掲載させて頂こう。

下の写真が、その突き立った手である。

(※諸事情により紛失された為、掲載する事ができません。)

加工前は、薄暗いせいか木の棒に見えてしまうが、

加工された物を見てもらえば、それがどれほど異様な物かご理解頂けると思う。

まるで、黄泉の国から這い出た者が呼び止めるようにこちらに人差し指が向いている。

一体、どんな意図でこのように死体を埋めたのか、理解に苦しむ程だ。

これから探す子供の王国と、この死体が何かしらの関係があるとすれば、僕達の命も危ういかもしれない。

だが、長谷田は『これからが面白くなってきた所じゃないですか!』と、聞かず

捜索は続行される事となる。

それから、数十分歩いた所だろうか。

僕達の心が折れかけ、帰宅願望が高まってきたその時に、

子供の笑い声が聞こえ、様子を伺い更に登っていくと、

僕達は、沼で遊んでいる泥だらけの少女(恐らく10歳前後)を見つけた。



僕達は少女に接近し、心を打ち解ける事に成功。(細かく言えば、飴を与えた。)

少女に、とあるインタビューを試みた。




Q:ここで何をしているのですか?

A:お仕事!

Q:お仕事、とは?

A:この沼は底が無いから、ゴミを捨ててたの!

Q:…産廃(ゴミ)を、捨てた?

A:うん!

Q:ふむん?…なるほど。ところで、子供しか居ない村というのを聞いたことがありますか?

A:コドモ?コドモってなぁに?

Q:…君はどこから来たのでしょう?

A:ミキ?ミキはねぇー…、スイノア村って所から来たんだよ!




(※ここから渡河 白子のレポートに移ります。記載する必要の無い部分は多少省かせてもらっていますが、ご了承ください。)


捜索から二時間経った事でした、なんと、なんとなんとなんと!

Hちゃん達が、子供の王国を見つけたと言うのです!

山道は、反対方向の場所なので、大分遠くて大変だったのですが、もうすぐで辿りつけそうです!

野に咲く花がこれほど目の保養になるとは思わないくらい、雑草と土だらけの芋臭い所ですが、

今から行くスクープと生きがいの情報が手に入るとなると、不思議とパワーが付いてきます!

太郎は二文字、頭に入れる等と、意味の分からない戯言を考えてしまうくらい脳に酸素が足りませんでした。ですが、進めば進むほど

殺風景な建物や、木造倉庫が見えてきました。ちょっと汚いです。いやごめんなさい。

すっごく汚いです。虫や苔やらが湧いて出ています。

進めば進むほど、更に人気の無い所に行き着くような気がします。

もしかしたら、途中で違う道へと向かっているかもしれません。

うーん…、でもHちゃん達は真っ直ぐ進んだといっていました。真っ直ぐなら、私も真っ直ぐ進んだので、間違えないような気がするのですが…、

死体の手が突き出ていたのを見た、と言っていたのですが、それも見れていません。どこにあるのでしょうか。

神頼みしか無いのでしょうかねぇ…。どうしましょう。

うーん…、やっぱりおかしい。

なんだか、狐につつまれている感じがします。どうしてでしょう。

辺りも暗くなってきました。今日はここで野宿でしょうか。

…なんて事はありません。ちゃんとテントは持ってきてあります!野宿の心配はありません!

それも5人は余裕で眠れます!更に更に、サバイバルセットも持ち合わせて、お肉と野菜とお握りもあって、

飢え死にする事はありません!!

………本当は、最後に皆と楽しくキャンプしたかったから持ってきたんですけど。

なので、もう一度進んで探してみることにします。

と、書き込んだのも1時間。全然見つかりませーん!!

もう良い!!寝ます!ご飯もみーんな私が食べちゃいます!おやすみ!!




(※ここから僕の書いたレポートに移ります。記載する必要の無い部分は多少省かせてもらっていますが、ご了承ください。)



子供の王国は実在した。この光景を見て、それは確かなものだと確信した。

(写真はある事情により紛失されています。)

本当に子供しか居ないのだ。それも、大人顔負けのサバイバル生活(一部、コンビニやスーパーへ買い物に行く人除く)を駆使して生活している。

子供は、僕達を見て『大人だ!』『大人だ?』と騒ぎ、僕達の顔を覗き込む。

どれも僕の胸辺りまでの身長がある子供は存在しない。

至る所子供、子供、子供だらけだ。

『仲間だ!』

と、長谷田の方へと子供達は群がっていった。

長谷田の様子を伺うと、伝説の村を見つけた喜びと、自信のコンプレックスを突きつけられた現実とで、どうも複雑そうであった。

また、子供達は蓮子とメリーが気に入ったようで、皆その二人の方へと群がっていた。

『ははは、ちょっと止めなさい。』

『ちょっと、離しなさいって…!』

『ちょっと!服を脱がそうとするんじゃない!!』

何か、度が過ぎる行動を起こしているようなので、僕は子供達を二人から引き離した。瞬間、

子供達は僕を威嚇し、石槍を僕に向けて刺し殺そうとしたのだ。

子供の速さであるから、避ける事は容易であったが、明らかな”殺意”に僕は戸惑いを隠せなかった。

『はい止めっ!』

そこで、青年の声が向こうの方から聞こえる。この子供だらけの空間には場違いのような低い声。

『この人達はお客様なんだから、攻撃なんかしちゃ駄目でしょ。』

見た目は蓮子よりも少し年上だろうか。黒髪の長髪である男性が子供をなだめていた。

『ええー?だってこいつは大人だぜ?』

『良く見なさい。まだ大人になりきれていないだろう?まだ子供だ。』

何だか物凄く酷い言葉を言われた気がするが、ここはあえてスルーしよう。



とりあえず、ここは自己紹介するのが優秀だ。

一人ひとり、僕達は自己紹介を先に名乗り、この村についての質問をさせてもらう事にした。



Q:貴方のお名前はなんですか?

A:僕の名前は山野今太(やまの こんた)です。

Q:この村は、スイノア村ですか?

A:はい。

Q:どうして、この村には子供しか居ないのですか?

A:その質問には、今は答えられません。

Q:どうして?

A:今、その事を話してしまえば、ただじゃすまないからです。




どうして村には子供しかいないのか、そのような質問をすると男の目は急に変わり、はぐらかそうとしていた。

何か隠している。そう思わずには居られないが、今は情報収集が先だ。

とりあえずは、この村の隅々を紹介してもらおう。





男の妻だという少女に出会った。

見た目的には、どの子供よりも幼く感じた。

麻耶よりも若干低めだろうか。長谷田と同じくらいの身長だった。

この男はロリコンなのだろうか?元々、綺麗な村だとは想定していなかったが、想像以上に犯罪で汚れている村の可能性がぐっっと上がった。



Q:貴方の名前は何ですか?

A:アタシの名前はねー、かみしにって言うのー!

Q:かみしにさんは、山野さんの奥さんなんでしょうか?

A:そうだよ!さっきも言ったじゃない!

Q:彼は、貴方を親から攫ったのでしょうか?

A:んーん!私が行きたいって言ったの!でもでも、告白したのはアタシだよ!

Q:かみしにさんは、山野さんに連れてこられたというわけでは無い?

A:一緒に行ったんだよ!アタシと今太は愛し合ってるんだから!



しかし…、この子供の言動もおかしい。

親元から離れれば、普通の子供ならば不安と恐怖で壊れてしまう事が多い。

だが、この状況でこの子供の目には迷いと濁りが無い。

…この男は、洗脳でも施したのだろうか?

だが、これほどの子供が村に居るならば、街での行方不明者が相次ぎ、ニュースや警察沙汰となっている筈。

誰もが血眼になって探しているはずだ。だが、一度ここに来るまでの間に街を通ったのだが、そのような様子は無かった。

警察も平和に飽きて退屈そうに調査書を書き、

子供を放ったらかしにして、お喋りをする主婦達、無防備な子供。

とても、子供の行方不明者が出ているとは考えにくい。なら、この子供達は一体何の存在なのだろうか。

どこから連れてきたのか、考えれば考えるほど、意味が分からなかった。

考えられる案としては、一つ。

人身売買を目的とした仕事を主とした村という可能性だ。

つまり、子供達は家畜。

考えられるとすれば、あの山野という男が主犯だ。

子供の中に、一人大人が住んでいるのは明らかにおかしい。だが、まだ証拠は揃わず、確証も無い。

まだまだ調査が必要だ。僕達は他に質問や調査を繰り返した。



(※この日一日は、かみしに氏に調査を制限、どう質問をしても何の進展も得られなかった為、この日の記載は中断させていただく。)


二日目




僕達は昨日、行方不明となった先輩を探しに森に入り捜索をしたが、結局見つからず

携帯にも繋がらないため、仕方なしに僕達は予約していた民宿に行き、白子さんにメールを送った後に就寝した。

そして二日目、再びあの村へと足を運ぶ。が、

歩いても歩いても、村にはなかなかたどり着けなかった。


最初、道を間違えたのかと思ったが、そうではない。

ちゃんと、帰り道に数本おきにビニール紐を巻きつけておいたし。僕達はそのビニール紐を辿って歩いているのだ。

それに、あの村の建物だって存在している。だが、どこを探しても誰も居ないだけだ。

間違えているだなんて、絶対にありえない。

キツネに包まれたような感覚を覚えながら、僕達は石段に腰をかけて、話し合った。



蓮子:あの子達はどこに行ったのかしら

長谷田:家屋さえも残っていないなんておかしいですね。

僕:あの村の事も気がかりだが、先輩とはぐれてしまった事の方が事が重大だと思うぞ

蓮子:そういえば、あのOBさんどこに行ったのかしら。

僕:OB(オバ)さんと言ったな今。一応カメラ回してるんだぞ今

蓮子:やだやめてよ、後で消しておいてよね

メリー:ねぇ、この紐の位置何かおかしくない。



メリーが突如、気になる発言をした。その発言を元に紐を辿ってみたところ、確かにおかしい。

紐を結んだ高さ、結んだ木とは別の木に結び付けられている事が判明した。

よく見ると、紐を外した跡も残っている。

僕達は、その紐を外した跡のある木を探し回り、その跡を辿って歩いていく。



(※ここから渡河 白子のレポートに移ります。記載する必要の無い部分は多少省かせてもらっていますが、ご了承ください。)



二日目

子供の王国を見つけましたー!

ちゃんと写真にも撮っておきますから皆さん待ってくださいね!!

後、我は皆さんに言わなければならない事があります。実を言いますとね、我が探しているのは

我のお姉ちゃんなのです。更に言うと、私のお姉ちゃんを攫った男の人もいるのです。

我はその男の人を、 殺 す 為 にここまでやってまいりました!!

さぁさぁ待ってくださいね!今からその男の人を殺して、男の生首を取った写真をちゃんと公開しますから!!


ケケケケケッケケケケケケケケケケケケケ(本当は何の文字か分からないが、カタカナの”ケ”に近かったので、この文字で記されて頂く。)





あれ


(※ここから僕の書いたレポートに移ります。記載する必要の無い部分は多少省かせてもらっていますが、ご了承ください。)





木の後を辿ってみたのだが、向かった先には確かに村があった。

だが、人は誰も居ない寂しい所へと変わり果てていた。

一体、一夜で何があったのだろうか。僕達はただ、狐に包まれた気分で探索を始めた。



そこには、生活感がまだ残る廃墟と化していた。食器と食材が、辺りに散らばっている。

まるで、急いでその場から離れたかのようだった。

ここには何かあるかもしれない。そう察知した蓮子は目を光らせて村の散策へと急いだ。

僕達も、一応は調査の為に辺りの散策に出かける事にした。




して10分後


蓮子の悲鳴が聞こえた。

それは、1キロ先の人間までなら聞こえるかのような、大きな叫びだった。


悲鳴のあった先へと走ってみると、そこには小さな倉庫があった。

何故、そこだけコンクリートで出来てるのか不思議に思えたが、扉は開いている。

その開いてる扉の前で、蓮子は腰が抜けたのか情けない腰を落として震えていた。

この扉の先で何を見たのだろうか。覗いてみると



何人ものの奇形児が、頭をカチ割られて死体となった○○○(本名は事情により省かせて頂く)先輩の身体を貪っていた。




僕達はすぐさまその村から脱出を試みた。すると後ろからもう一人の男の声が聞こえた。

昨日、子供の王国でインタビューをした山野今太その人だった。

この異常な環境で、その男が現れた事がより一層その者を不気味に思わせていたが、どこか様子が違う。

山野さんも、何か恐ろしい者から逃げているかのようだった。

「待って!」とか、「頼む!助けてくれ!!」「もういやだ!!」など、大声で叫んでいる。


一体、彼は何に怯えているのだろうか。それは分からなかった。

ただ、彼の後ろには”かみしに”と名乗った少女が不気味に歪んだ笑顔を男に向けていた。








三日目

ああ、なんてことだ

昨日、僕達はあの後、急いで山から下りて宿まで直行していた筈だった。

だが、今は午前1時。完全に夜中だ。

そう、夜中なのだ。その夜中の宿の窓に誰かが立っている。

誰が…とまでは分からない。暗くて見えにくい。

ただ、身長的に見えば小学生くらいの大きさだった。

そうだ、子供だ。子供の王国で見た子供と同じじゃないか。

何故、そいつが宿の窓に居るのだろうか。

こちらに向かって何か、ブツブツと唱えている。

まるで何かを伝えたいかのように何かを唱えている。

一体何がしたいのか分からない。

ただ、僕は布団に包まり布団のスキマから窓に居る”そいつ”を観察するしかない。

「誰だ」と叫びたくても、声が出なかった。

恐ろしくて声が出ないのか、金縛りか、とにかく身体が声を出すのを拒んだ。

そして、次第に子供が唱えている言葉が理解できてきた。ああ、そうだ。彼等は



「西神さん万歳」と唱えていたのだ。








その後、あの光景を見たのは僕だけらしく、蓮子、メリー、長谷田の三人は何も無かったの一点張りで宿を後にした。

昨日僕達は警察に連絡をして、死体の捜索を依頼したのだが…警察によると、未だに見つかっていないらしい。

午後3時21分。僕達の”子供の王国”の取材はこれで終わりとなった。



以上、僕のレポートはここで終わりとなる。書いてみると意外と短く、あまりにすっとんきょうな内容だ。

ちなみに、未だにこの取材は未解決で終わっている。あれから一週間、未だに警察からの連絡は無い。

あの王国が何だったのか、あの男はなんだったのか、かみしにさん、スイノアとは何か。闇の中にある解答はまだ見つかりそうにない。

また、何か分かった事あれば続報を公開したいと思う。

調査が進むまで、続きはしばらくお待ちいただきたい。



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あの事件から一ヶ月、警察から渡河白子さんの遺物と思われるものが発見されたとの報告があった。

なので急遽、前項に渡河白子が書き記したと思われる文章を付け加えての投稿をさせてもらう。

また、渡河白子という偽名を急遽○○○(本名は事情により省かせて頂く)に置き換え、変更させてもらいたい。

その遺物というのは……彼女の残したレポートだ。

なので急遽、僕のレポートに彼女のレポートを組み込ませてもらった。

最初の説明文も、違和感無いように変えさせてもらう。

さて、彼女のレポートには非常に不可解な点がある。

それは、ところどころに彼女の”本音”が隠されている所だ。

いや、これはわざと行っているに違いない。

隠し言葉が、ただの縦読みなど幼稚な考えである事この上ないからだ。

そう、所々探してもらえば分かるが、いやもうここまで読んだ人なら分かるが、

彼女の文章は縦読みが成されている。

その内容は、どうやら子供の王国に居た男性に対する恨み言のようだ。

そして、彼女は姉を探している。しかし、あの村には子供しか居なかった。

ならば、彼女の姉は男性と何の関係があったのか。

不可解だ。

だが、彼女のレポートを一通り読んだ蓮子は、思い立ったように思い出したくも無いあの事件の再調査を行った。





あの村の中へと再び山の中に入っていったが、当然の如くどこにも存在していなかった。

見つかったのは、あの村が有った”跡”である残骸だけであり、井戸も埋められ家は倒壊されていた。

その中で、メリーはある物を見つけていた。

少女がゴミを捨てていたという底なし沼だ。

その底なし沼を、蓮子は服を脱ぎ入り始めたときはさすがに目を逸らした。

しばらく調査を続けていると、蓮子は「何かを見つけたわよ!」と高らかに叫び、掴んでいたものを沼から取り出した。

水分を吸って膨らみ、皮の中がドロドロになっている子供の生首だった。

高かった蓮子のテンションは一気に冷め、絶叫した後、子供の生首を沼に叩き付けていた。

そして蓮子は急いで沼から這い出て、僕達はその場からそくささと離れていった。




あの沼の中で調査した蓮子が言うには、あの生首は一つだけではなかったらしい。

ある浅瀬で、底が妙に柔らかいボールのようなもので敷き詰められていた事を知り、それが恐らく全て人間の生首なのだと考察する。

警察に連絡をし、警察に調査を依頼してから数日経った頃に調査結果が教えられた。

あの沼の底には、子供の死体だけではなく大人の死体も埋まっていたのだ。

それも、10や20ではない。全てが内臓やら眼球を抜き取られた状態であったらしい。

少女が捨てた産廃(ゴミ)、それは恐らく用済みの死体だったと僕達は考察する。

一体、人間の内臓を”何に”使っていたのかは分からないが、

その話を聞いた麻耶は何か心当たりがあるようだった。

麻耶に話を聞いた所、可能性がある仮説はこれだ。


・その村は、人間を食べていた。

・奇形児の子供が生まれれば食って、侵入者の大人を殺して食べていた可能性がある。


思えば、蓮子が持ち上げていたあの子供の生首は膨らんでいて分からなかったが、

ダウン症を患っていた形をしていた気がする。と、僕は少し考えてみる。

だが、蓮子があの生首を持っていたのはほぼ一瞬だ。それが本当に奇形児の生首だったのかまでは分からなかった。

ただ、”人間の子供だった”事は間違いが無かった。



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数日後、次に渡河さんの事についての調査を進めた所、驚くべきことが分かった。

それは、渡河 白子という名前は偽名だったという事である。

僕は、急遽このレポートに記されている渡河白子という名前を全て彼女の本名○○○(本名は事情により省かせて頂く)に変更した。

更に調査を進めた所、彼女には成長障害を患った姉が居る事が判明した。

年齢は、○○○先輩の三つ上であるのだが、見た目は5歳児であったという。

4歳頃から成長が止まり、体はずっと幼稚園児のように幼い姿で精神だけが成長していった事を知らされた。

しかし、まさか役所で彼女の戸籍を調べるまでになるとは思わなかった。

今の所、僕達には何の不幸も起こっていない。

しいて言うなら、蓮子が欲しかった本が品切れになっていて泣いていたという所だろうか。

それが原因で調査に乗り出したのかもしれないが、とにかく僕達の身にはまだ何も起こっていない。

更に、あの男(山野今太)について調査を乗り出してみたものの、彼についての情報は一切存在しなかった。

だが、○○○先輩の幼なじみに当たる男性から話を聞いた所、




A:ええと、○○○が言うには、姉が好きな人が出来たと言っていたそうで…

Q:その、○○○の姉が好きな人の情報については何かありますか?

A:いえ、そもそも名前すら知らなくて…だけど、その後変な状況になりましてね。○○○の姉が、失踪したんですよ。はい

Q:失踪?

A:はい。なんでも好きな人と一緒に駆け落ちするとかなんとか。という内容の置手紙をして、それから行方不明になったんですね…。

A:それで、○○○が発狂しまして…彼女、お姉ちゃん子でしたから。どちらかというと、彼女が姉みたいなものでしたが



その男性が言うには、○○○の姉には好意を寄せる相手ができたとの事で、それから失踪したという。



Q:それは、いつ頃のお話ですか?

A:ええと…もう7年前の事になるんですかね。はい




その後、その男性とは御礼をした後に別れ、もう二度と会う事は無かった。

彼は○○○先輩の死を非常に悲しんでいたと思われる。

我々は、これ以上の情報収集は不要だと結論を出し



この調査は、ここで終了する事となった…。



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このレポートに追記するのも、もう1年ぶりになるが、

また、この事件について新たな進展があった為記載させて頂くとする。

その前に、このレポートを書いた時に起こった状況を話させていただく。

あの事件の数日後、秘封倶楽部に手紙が届いたのだ。

内容は、


『○○○の名前を渡河白子にし、本名を出すな』という内容のものだった。

それは血で書かれており、危険性を感じた僕達は早急に彼女の名前を伏せ、所々に渡河白子という名前を出した。

なので、非常に読みづらい文書となっていた事と思うがご了承いただきたい。

そして、長谷田が渡河白子という名前にある”答え”を見出した。

それは、彼女が自分の事を”我”と呼んでいた事にも関係する。

まず、渡河白子という名前をひらがなに変えてみよう。



【わたりがしろこ】



どうだろうか、

何か、見えてこないだろうか?

これは、この事件の一部の答えのように思える。



では、何故今までこの手紙の事をレポートに記さなかったかをお答えしよう。

実の所、とっくに記しているのだ。

手紙の内容が内容なだけに、レポートにそのまま載せる事はできなかったが、その旨は遠まわしに教えている。

彼女の”偽名”が初めて出た次の行から”縦読み”として。

さて、では何故今頃になってその事実を出したのか教えよう。

それは…今度は”許し”が出たからだ。

彼女の本名を明かす、その許可を。



一体、何なのかは僕も分からないが、とにかく許可の手紙が届いていた。

いや、むしろ『本名を出せ』という旨が書かれている。

もし、これが○○○の姉が書いたものであれば、もう本名を晒しても困らない状況にあるのか、

それとも別の人が書いたものであれば、一年前に贈りつけてきた手紙の主とは別人という事になる。

そうなれば、掲載しても良いものか考えてしまうが……。





渡河白子先輩の本名は、【西神真琴】という。

この名前も、ひらがなに変えてみれば

にしがみまこと

並び替えると、『しにがみまこと』になる事を蓮子が冗談交じりで言っていた。

では、真琴先輩の姉の苗字も”西神”という事になる。

西神

どこか、あの村で似たような名前の者を聞いた事がある気がする。

レポートを見直してみると、確かに「かみしに」と名乗った少女が居る事が判明した。

並び替えれば、「にしかみ」

ならば、あの少女が真琴先輩の姉なのだろうか。

とても、そう思えなかった。

ならば、あの村に居た子供達は?

あの山野今太という男は?

真琴先輩の姉に好きな人ができたと言っていたが、それと関係あるのだろうか。

今や、この事件は闇の中に葬られている。

蓮子も、この事件にはあまり関わろうともしていないし

メリーは、今は別の事件に夢中になっているようだ。

このままでは、非常に煮え切らない終わり方である事は分かっているが。僕自身何も分かっていない。

まだ、この事件が終わっていない事は明白である。

なので、ここからは僕なりの考察をまとめてみる。




@西神(姉)は、成長障害を患っており見た目は5歳児であるが、中身は25歳。

Aあの事件の4年前、西神(姉)は好きな人(山野今太?)ができたと言い、その男と共に失踪。未だに見つからず

Bとある山奥を転々として移動し、自ら社会から隔離された生活を贈っていた。

≪ここから考察≫

C西神(姉)は、その間に山野氏と子作りに励み村に子供が生まれた。

Dその子供に肉を食わせるため、スーパーに行くとカメラに映ってしまう為人間を攫って食べていた。

E更に、子供を攫っていた可能性も有り。(だとしなければ、あんなに子供が居る筈がない。)

F殺した人間達は、底なし沼に沈めて捨てていた。

G西神様を祀る宗教によって、秩序を保っていた可能性も有り。(あくまで、西神(姉)の都合の良い秩序)





…書いてて頭のおかしい文章である事は僕も理解している。

恐らく、この僕の考察も全体的に間違っているのだろう。

だが、だとすれば、真実は何なのだろうか。


僕はこのレポートを、ネット上に上げる決心をつけ、ここに載せよう。

結果的に、改竄や歪曲、直しまみれのレポートとなってしまい申し訳ない。

まだこの事件には謎が残っている。最後に、まだ載せられなかった最後のレポートの一部を載せてこの事件の調査を完全に終了させようと思う。

煮え切らない事は承知の上だが、それでもここまでお付き合い頂き感謝します。

それでは、またどこかで会える事を。


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二日目



お姉ちゃん大好き


(このページでは、この言葉以外は血と愛液で滲んでおり確認ができませんでした。)
久々ですが短いです。大変申し訳ございません。

今回は文体を変えている為、いつもと違う雰囲気ですが

楽しんでいただけたら幸いです。
ND
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2015/07/26 17:19:38
更新日時:
2015/07/27 02:19:38
評価:
3/3
POINT:
300
Rate:
16.25
分類
森近霖之助
洒落怖
秘封倶楽部
宇佐見蓮子
マエリベリー・ハーン
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POINT
1. 100 うにゅ?(666 You can't) ■2015/07/27 19:05:40
いや、もう全文読み終えた後ゾッとしました!この暑い夏にピッタリですね。
2. 100 名無し ■2015/07/29 16:10:17
こういうのは考えれば考えるほど怖くなるからいいな
3. 100 名無し ■2015/07/29 18:18:08
てーしたもんだ
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