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『蟲(EX)*追*』 作者: 桜色
*一応蟲シリーズのアフター、殺られた者達の復讐劇調です。
拷問や残酷描写チックになります^^;
それでも良いという方のみどうぞ。
それとキャラがえらく残酷性UP&便利設定ですが、
その辺もご了承ねがいますね。
**4/11 加筆&修正。自重していた部分を追加。リミッター解除←
リグルはゆっくりと目を開けた。
「・・・何処だろうここは?」
気付くと何も無い所に居た。
音も、景色も、色も無い所に。
「・・・ふーん」
ひとまず歩き出す。
足音もしない、方角も無い、上下も無い。
「ここが地獄かな?」
「地獄なんて生易しい所では無いぞ・・・!」
唐突な声と共に、目の前にレミリアが現れた。
「やぁ。君が居ると言うことはやっぱりここは・・・」
「そう言うことさ!」
言い終わると同時に腕を振り上げた。
ブチッ!
身体の右から何かが千切れる音がした。
「ははは。こうしてお前を八つ裂きにするために・・・!」
「・・・ぐあぁああ!」
遅れて走る激痛。
見遣る自分の右手は肩から先がもぎ取られていた。
それでもギリッ!と奥歯をすり合わせ、レミリアを睨んだ。
「お嬢様、私もよろしいでしょうか?」
新たな声と共に、レミリアの横に銀の従者が現れた。
「行け」
「では失礼します」
ブジュリ・・・
今度は左目に激痛が走る。
「ギィイ!くはっ・・・ああああああああ!」
咲夜は時を止めると同時に、リグルの左目を銀のナイフで刺し貫いた。
「痛いかしら?痛いわよね?だって・・・痛くしてるんですもの」
「・・・グゥ!」
ナイフを抜こうと咲夜の手を掴み、押し返そうとする。
「あら?だめよ。まだ・・・こうするのに!」
グジュル・・・
咲夜は力を込めると、ナイフを半回転させた。
「ギャアアァアアアアア!」
堪らす悲鳴が漏れた。
「ふふふふ・・・」
ニタリと笑いながらゆっくりとナイフを引き抜いた。
ナイフには目の組織だったものがこびりつき、
糸のような視神経が絡まり、そのまま潰れた眼球が引きずり出された。
「どうだリグル、楽しいか?嬉しいだろう?これが永遠に続くんだぞ。はははは!」
倒れこんだリグルの髪を鷲摑みにし、レミリアが狂ったように笑う。
「そういえばこいつの頭のこの触覚の様な物は何だ咲夜?」
「分りかねますわ」
「ふむ。抜いてみるか」
ギリリ・・・
「ぎひぃぃぃ!やめろやめろやめ」
ぶちん!
ゴムが切れるような音と共にそれは引きちぎられた。
「結構簡単に取れたわ」
「お嬢様、今のはどう見ても簡単には取れていません」
「引っ張ったら取れたんだもの」
「で、どうなりますかね?」
「おい、気分はどうだ?」
手の中の引きちぎられた触手で頬を突付く。
「・・・くぁ・・・ふー・・・ふー・・・」
「あら?目を回しているみたいですわね?」
「ふーん・・・思ったより面白く無い反応だな」
/
「あーもう始めてる」
「おいおい、抜け駆けはずるいぜ?」
魔理沙と霊夢が現れた。
「ふん、一旦リセットだな」
パチンと指を鳴らした。
するとボロボロだったリグルの身体は全て元通りに戻った。
「・・・。随分と都合の良い所だねここは・・・」
「そりゃそうよ、ねぇ?」
「だってお前を恨む奴らが作り出した空間だぜ?」
「この空間にお前の魂が縛り付けられている以上、ずっと楽しめるって訳だ」
「私たちの力でおまえの魂は奪い取った。逃げ場は無いぞ。ククク」
/
「で、次は私たちの番ね?」
「やるか」
ヒュ!
霊夢がお札を放つ。
「くっ!」
リグルはそれを素早くかわすが、あっと言う間に向きを変え、リグルを追尾してきた。
さらに霊夢はお札を無数に放つ。
あっと言う間に逃げ場を奪われ、お札がリグルの四肢に取り付いた。
「は!」
そこに霊夢が霊力を送ると、リグルの動きは封印された。
「・・・へぇ、博麗の巫女は張り付けも得意なんだ」
「博麗の巫女?何のことかしらね。私はただ貴方に恨みを抱いている思念体よ」
チクッ!
リグルの指先に何か鋭いものが触れた。
それは霊夢の手に握られた針だった。
「・・・何がしたいか私でも分ったよ」
「答えは?」
「指先かな?それか爪?」
「両方正解ね」
霊夢はググッと力を込める。
「ギ!」
ゆっくりとゆっくりと指に針が埋まっていき、そして反対側にゆっくりと針先が飛び出してきた。
「どう感想は?」
「・・・っ!あ、悪趣味極まりないね!」
「そう。でも後9本有るわよ」
言うと次は指先から爪の下にゆっくりと針を差し込み始めた。
「・・・!・・・!・・・・・・ハァ!」
言葉にもならず、目をギュッと閉じ息を止め耐える。
「いい反応ね。・・・もっとやりたくなっちゃうじゃない!」
言葉尻を上げると、差し込んだ針を一気にねじり上げた。
メチっ!
鈍い音と共に爪がめくりあがった。
「ああああああああ!あっあああ!」
「でもちょっと煩過ぎるわよ!」
霊夢はリグルの唇を封印した。
そしてさらに指を変え、刺し続けた。
「ふふふ・・・ふふっ」
「・・・むぐ!ぐぅうぅ!」
「唇を封印しても煩いのね・・・そうそう、こういう針もあるわよ?」
霊夢が取り出したのは、返しが無数に付いた針だった。
「まぁ本来は抜けなくする為にある返しなんだけど」
その針もゆっくりとゆっくりと爪と肉の隙間に押し込んで行く。
リグルの身体は硬直し、時折ビクンと跳ね上がる。
「この抜けない為の返しもね、こうやって動かすと」
爪の付け根までしっかり差し込まれたのを確認すると、
「肉を耕す為の良い道具なのよ!」
前後に激しく抜き差しした。
「ーーーーー!ーーーーーー!」
体中を激しく痙攣させるような反応を見ながら、霊夢は満足そうに笑った。
「霊夢、そろそろ交代しないか?」
「まだやり足りないけど・・・まぁ時間はあるしね。はいどうぞ。手足の封印はサービスしとくわ」
「よっし!では私はじっくり焼くぜ!」
「・・・悪趣味ね」
「針刺しまくってたお前に言われたくは無いぞ」
「なかなか良い声出させるじゃない霊夢」
レミリアが声をかけた。
「まぁね。それよりいい物飲んでるわね?」
レミリアはいつの間にか咲夜の用意した紅茶を片手に、その始終を眺めていた。
「良い紅茶にはオーケストラ。良い声が聞けたわ」
「咲夜、私にも紅茶淹れてよ」
「はいどうそ」
瞬きすらしないうちに霊夢に良い香りの紅茶が差し出された。
「魔理沙ー、まだ始めないの?」
「そう急かすな、よっと」
魔理沙はリグルの足元に八卦炉を置いた。
「さて、丸焼きショーだ」
魔理沙が八卦炉に魔力を送ってゆく。
すると八卦炉はゆっくり熱を持ち始め、やがて小さな炎が立ち上がる。
「う!っく!」
徐々に大きく成り上がる炎がリグルの足を舐めた。
「そういやアリスはお前にこうされたんだってな?聞いたぜ?」
「・・・っ!アリスの・・・ゥ!その後のことなんて知るもんか・・・ぁ!」
リグルの足に纏わりつくほどに大きくなった炎で焼かれ、あたりには異臭が漂い始めた。
「ちょっと!臭いわよ!」
「良い茶請けじゃないか?それよりここからだぜ。・・・ほいっと!」
一気に炎が大きくなり、リグルの身体が一瞬炎に飲まれた。
炎は一瞬で強さを弱めたが、そこに残されたリグルは全身が真っ赤に焼け爛れていた。
「・・・うっく・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・」
「痛いだろ?火傷の痛みってのはまさに身を焼く痛さだからな」
更に魔理沙は懐からごそごそと何かを取り出した。
「咲夜、ナイフを貸してくれ」
「あら?レモンじゃない。紅茶にいいわね」
「ふふふ、紅茶にじゃないぜ?」
ちらりと焼け爛れたリグルの身体を見遣る。
「なるほどね。はい、よく切れるように研いだ所だから気をつけてね」
スパッとレモンを2つに切る。
「本当に良く切れるな。さて・・・」
レモンをリグルに翳すとギュウ・・・とゆっくり絞った。
ポタ・・・
一滴の雫が背中を伝った。
「ぁ!・・・ああぁあぁぁぁぁぁ・・・!」
更に力を込め、絞り、リグルに垂らす。
「あ!あ!あ!クゥ・・・!」
何とか身体を捻り逃げようともがくが、霊夢の封印はそんなに甘いものではない。
動く部分を動かしては見るが、結果は何も変わらない。
「なんだかその腰つきとかえっちだな」
「なによ魔理沙そう言う趣味?」
「ち、ちがわい!あーもう!お前のせいで勘違いされたじゃないか!こうだ!」
バリ!ガリリリリリ!
リグルの背中に爪を立てると、腰の辺りまで一気に掻き毟った。
「がはぁ!」
更に2度、3度と赤く焼けた皮膚を剥ぎ取る。
「ひいいーーーー!ひいいーーーー!」
大きく目と口を開き、一気に肺の中の空気を吐き出すと、リグルはかくんと気を失った。
「さてリセットね」
「本当にリグルも便利な所に来たもんだ」
パチン!
全ては元に戻される。
/
「さて残るはお前達だけど、そろそろやるかい?」
「もう待ちきれないわ」
「ええ、もうウズウズしてます!」
アリスと鈴仙が歩み寄った。
「起きなさい」
ドス!
アリスが倒れていたリグルの腹を蹴り上げた。
「ぐふぅ!」
「起きた起きた。アリスさん私からでもいいですか?」
「そう、じゃ私は少し準備でもしてるわ」
「・・・次から次へと・・・よっぽど私に殺されたのが悔しかったのかい?」
「ええ、とっても。こうして憎悪に任せて存在が変わってしまう程に!」
パシュ!
鈴仙が1発の弾を放った。
「ふふふ、命中」
「・・・?それがどうかしたの?」
確かにわき腹にめり込んだが今までの事を考えると、どうと言うことも無い。
「もうすぐわかるわよ」
「・・・え?・・・え?・・・ぐ・・・ぐえぁ・・・」
突然呼吸が苦しくなり、腹が焼けるように熱い。
その熱さは一瞬で体中に広がり、リグルは転げまわりながら悶絶した。
「どう?師匠ほど高度なものは無理だけど、苦しませるには十分な程度の調合はできるのよ?」
「うげ・・・げはぁ・・・」
ありとあらゆる身体の穴から体液を吐き出し、必死に息を吸い込み、苦しさから逃れようとする。
「われながら完璧な調合ね!意識も失わせず、最大の苦しみ与えれてるわ」
「あら物凄い自画自賛ね」
「あ、アリスさん用意できたんですか?」
「ええ、この2匹用意してたの」
「・・・!こいつらは!」
「ああ、待って待って!私が操る僕だからそんな目の敵にしないで」
アリスが後ろに随えて来たのは、リグルが生み出した妖怪蟷螂と、妖怪蟻。
鈴仙の肉体を溶かした憎き敵である。
「私のリードワイヤーを神経系に直結したわ。こいつらはもう私の思うが儘の木偶よ」
「良くそんな事思いつきましたね」
「・・・先にこいつにやられたのよ!」
アリスは未だ苦しみ続けているリグルに向かって蟷螂を向かわせた。
そしてリグルはその姿を見遣った。
「うぼっ・・・ぐげぇ・・・はぁ・・・はぁ・・・やぁ・・・君達もここに・・・来たのかい・・・げは!」
ドスッ!
蟷螂の凶器がリグルの腹を刺しぬいた。
「・・・うげぇ・・・・・・・・・何を・・・!」
「どうかしら?同属に引き裂かれる気分は?」
更に蟻が足に食いついた。
蟷螂も蟻もゆっくりと指示されるがままに力を込めて行く。
「お・・・お前達・・・ゲホッ!ゲホッ!」
みちっ・・・みしり・・・
体中から不快な音が響き渡る。
そして・・・
ザリリ・・・ブチッ!
リグルの身体が上下に引き裂かれ、
アリスの足元に鈍い光を反射する臓物が撒き散らされた。
「ふふふ・・・まだ聞こえる?貴方にされたことそのままお返しよ?」
リグルの虚ろな瞳に生気はなく、小さくぶるぶると震えるだけだった。
「あら?もうだめみたいですね」
「やれやれ、お前達ペースが速すぎないか?」
「またやり直せばいいだけじゃない」
そしてまた全てが元に戻される。
/
「・・・。やれやれ・・・無間地獄って本当にこういうことを言うのかな?」
リグルが呟く。
「先にも言ったろう?そんな生易しい所ではないとな」
「・・・皆落ちるところまで落ちた結果かな?」
「いいえ、言い換えればここも幻想郷なのかも知れないわよ?」
「良いじゃない、ここは私たちが望んだ世界」
「さて、そろそろ」
「2回目だぜ」
「そのうち数すら忘れちゃいそうね」
そして少女達がリグルを取り囲んだ。
/
彼女達がここから出、救われるれる日は無いだろう。
これは彼女達が望み、彼女達が作り出した世界のなのだから。
やがて全て溶け合い、闇へと消えゆくその時まで・・・。
これでよかったのだろうか・・・←何処かのセリフ
前作(と言うか連作ですが)にいくつか続編書けよーと言うレス頂いてたので、
無い頭絞って書いて見ました。
何だかんだで5部まで書いてしまったw
ひたすらリグルいじり。いじり。
*誤字修正!さーせん^^;
桜色
- 作品情報
- 作品集:
- 1
- 投稿日時:
- 2009/04/08 18:20:51
- 更新日時:
- 2009/04/11 03:40:43
- 分類
- 拷問
- リグル
- 残酷描写
- グロ?
もっとやって下さい
かわいそうだぜ
だが興奮したw
人を呪えば……というか殺せば穴二つ、ですかね。
自業自得でした。
ともあれ完結おめでとう。アリスいじめがぐっときました。
最高だじゃん
私は……私は……!
私のそばに近寄るなァ―――――」
5部と聞いて
なんか夢があるわ
俺も上の人と同じで惨めに命乞いみたいなのをするリグルが見たいな
自分のした事を思い切り後悔するような感じのが
どんだけ殺されてもある程度の余裕を持っているってのも乙なもんです