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『幻想郷むかしばなし こぶとりねえさん』 作者: ミコト
幻想郷のとある屋敷に瀟洒なメイドさんとぐうたらな門番さんがいました。
とても美しい二人なのですが、その胸には大きなこぶがついていました。
ある日、瀟洒なメイドの咲夜さんがお散歩をしていると、にわかに嵐になってきました。
雨宿りできる場所を探して走っていると、いつの間にか妖怪の山の地下に迷い込んでしまいました。
妖怪の山の地下には金色の髪に真っ赤な角を生やした鬼が住んでいました。
咲夜さんを見つけた鬼は、早速咲夜さんを食べてしまおうと思いました。
そこで、咲夜さんは鬼に一つの提案をしました。
「弾幕勝負で貴女が勝ったら好きなようにしなさい。その代わり私が勝ったら見逃してください。」と。
鬼の弾幕は強力でした。
しかし、瀟洒な咲夜さんは日々練習を怠らずに腕を磨いていたため、勝負は咲夜さんが勝ちました。
打ち負かされた鬼は笑いました。
「気に入った!約束どおり見逃してやろうと思ったけど、それじゃ足りない。
さっきの勝負で思ったがその胸のこぶ、大きい上に重くて大変だろう?
私が綺麗に取ってあげよう。」
「えっ、いや、これは・・・」
「ははは、そう遠慮しなさんなって!」
鬼は咲夜さんの胸についていた二つの大きなこぶを綺麗に取ってあげました。
「い、いやあああぁぁぁーーー!!!」
またある日、ぐうたらな門番の美鈴がお散歩をしていると、咲夜さん同様に妖怪の山の地下に迷い込んでしまいました。
美鈴を見つけた鬼は暇つぶしにと弾幕勝負を申し込み、美鈴もこれを承諾しました。
しかし、咲夜さんと違って普段から居眠りをしてサボってばかりいる美鈴の弾幕は鬼の相手になりませんでした。
勝負に負けてボロボロの美鈴を、怒った顔で鬼が見下ろしています。
「なんて醜い弾幕だ・・・!
お前にはこれでもくれてやる!」
そう言って鬼は先日咲夜さんから取ってあげたこぶを美鈴の胸にくっつけ、その分だけ美鈴の胸のこぶは余計に大きくなってしまいました。
「い、いやあああ・・・って、ラッキー!!」
その後、どういうわけかこぶを取ってもらった咲夜さんはこぶをくっつけられた美鈴をことさらに憎むようになりましたとさ。
めでたしめでたし。
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「・・・これが幻想郷に伝わる”こぶとりねえさん”の話さ。
つまりこの話で言いたいことは、”真面目に働いていても良いことが起こるとは限らない”ということでだな・・・」
「そーなのかー」
真っ赤な髪の死神、小野塚小町が小さな妖精や妖怪たちを相手にお話をしてあげています。
・・・仕事をサボって。
「だからお嬢ちゃんたちも覚えておきな。真面目に働くよりもある程度サボっていた方がいいってことをな。」
小町は話に熱中していたため、後ろからやってくる人影に気づきませんでした。
「へえ、それは面白い話を聞かせてもらったわ。」
「ところで、そのお話に出て来た”咲夜”と”美鈴”って一体誰のことなんですかねえ〜?」
その後、彼岸にて全身の骨を砕かれた上にナイフまみれになって倒れている死神が見つかったそうです。
今度こそ、めでたしめでたし。
霊夢のおっぱい絵を描いてたらふと思いつきました。
最後の部分は余計だったかもしれません。
ミコト
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2009/05/17 01:23:28
更新日時:
2009/05/17 10:23:28
分類
咲夜
美鈴
胸が大きいのは幻想郷では果たしてギルティなのかノットギルティなのか?
とりあえず勇儀姉さんは普段から肩こりに悩まされてるってことはわかった。
このお話のように、おっぱいのことをこぶとか何とか
遠回しな表現をすると何だかエロく感じるのは私だけだろうか
ニヤっとしたw
あっさり読めて面白かったです。
おっぱいが4つになるんだと思った。
実はおっぱいが4つになるか大きくなるかで迷って今のになりました。
おもしろかった