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『藍様のショタっ子イヂメだぜ! ヒャッハー!!』 作者: 変態牧師

藍様のショタっ子イヂメだぜ! ヒャッハー!!

作品集: 2 投稿日時: 2009/07/09 11:12:27 更新日時: 2009/07/09 20:18:45
二つの人影が、その部屋の中にいた。

一人は、女。
一糸纏わぬ裸体を惜しげもなく晒している、
スレンダーながら程よく膨らんだ胸と、女性にしては高めな身体。
輝くような金色の髪に、綺麗な鼻筋をした理知的な顔。
何よりも目を引くのは、臀部から生えた黄金色に輝く九本の狐の尾だった。

そして、もう一人は男。
いや、男というにはまだ幼い。
大人しそうな、年端もいかない子供。
カッコいいと言うよりも可愛い――――そんな形容が最も似合う少年だ。


「ら、藍さん、何を……?」


落ち着いた微笑が似合いそうな少年は、藍と呼ばれた九本の狐の尾を持つ女に対し、
怯えたような視線を向けていた。


「ふ、ふふふふふ……君が悪いんだぞ? 君がそんなにも可愛すぎるから……」


無理も無い。
少年は、藍に組み敷かれていたのだから。


「ら、藍さん……お願いですから、落ち着いて、服を……!」


――――服を着けて欲しい。
そう言いたげに、藍の裸に頬を赤くしながら彼女から目を背ける。
未だ、恐怖よりも羞恥のほうが勝っているのだろう。

けれども、そんな少年も性的な好奇心には勝てないようだ。
その視線はちら、ちらと藍の乳房や股座に注がれている。


「……ドコを見ている? イケナイ子だな……」


藍は淫蕩な表情でそう言いながら、少年の頬をベロリと一舐めした。


「――――ひぃぃっ……!」


普段の優しい藍じゃない――――
尋常ではない彼女の様子から、少年は身の危険を感じ、一瞬で恐怖心が羞恥心を覆い尽くした。


「逃がさないぞ……!」

「わぁっ!」


少年は藍の身体を押しのけて逃げようとするも、一瞬早く藍は腕を伸ばす。
そして、少年の両腕を彼の頭の上で拘束してしまった。
自由を奪われた少年は、必死で両腕を開放しようとあがくものの、彼女の腕力にはまるでかなわない。


「ら、藍さん……はなしてくださいっ」


未だ諦めずに 藍から逃れようと身体を捩じらせるが、それすらも叶わない。
そんな、小動物のように怯える彼の表情を眺めながら、藍は一言だけ呟く。


「ふふふ…… つ か ま え た ♪」


彼女の目は、獲物を狙う飢えたケダモノそのものであり――――少年は、自分が獣に襲われる餌であることを悟った。









少年は、この幻想郷と呼ばれる世界に迷い込んだ異邦人だった。

ひょんなことから博麗大結界を乗り越え、ボロボロになりながら彷徨い続けていたところを藍によって助けられ――――
彼女の主である八雲紫に気に入られて、今は藍とともに同居している。

少年は命の恩人である藍を ことのほか慕っており、藍もこの愛らしい少年を可愛がっていた。
それこそ、彼女の式である橙が嫉妬するほどに。


けれど、彼はある意味で間が悪かった。


少年が藍と同居してから一ヵ月後――――彼女に発情期が訪れたのだから。
藍は、八雲紫の式であると同時に、妖獣と呼ばれる種に属する。
そして、獣である以上、彼女にも当然発情期が訪れる。

少年にとって不幸だったのは、彼女の発情期を知らなかったこと。
否、幼すぎて発情期の意味すらも知らなかったのかもしれない。
少年は彼女の体調が悪いと勘違いし、必死に彼女の身体を気遣ったのだった。

藍は、少年を襲ってしまわぬよう、出来るだけ彼を避けていた。
それでも、自分を慕っていた少年に獣欲を抑えることが出来ず――――
せめて、発情期が過ぎるまで、少年を知り合いの神社に預けようと考えていた。
本気で心配をしてくれる少年に対し、母性本能と性的本能を伴った欲情を抑えきれず――――そして今に至る。








「邪魔だな」


ビリッ! ビリリリッ!!


「わぁぁっ!」


その腕の細さからは想像もつかない強靭な腕力で、藍は少年の服を軽々と破り捨ててゆく。
そして、剥ぎ取られた衣服から、わずかにあばらの浮いた未成熟な肢体が姿を現した。


「や、やだ! 藍さんっ! 見ないでぇ!!」


今までに、母親以外の異性に裸を見られたことが無いのだろう。
羞恥に頬を真っ赤にする少年は、体をよじらせ、両足を閉じる。
彼の一番恥ずかしい部分を隠すために。

そんな彼の行動など、藍が許すはずも無い。
彼の両足に、藍の尻尾が二本の絡みつき、押さえつけた。


「綺麗な身体だな……ん?」

「っ……!」

「ふふふ……幼く見えても男だな」


藍の言葉どおり、幼くても少年は“男”だった。
藍の裸体に欲情してしまったのだろう……年の割りにやや大きな彼の肉棒は、腹に反り返るほどに膨張していた。


「ううっ……」


少年は目の端に涙を浮かべながら、藍のねっとりとした視線に耐える。
そんな少年の姿を目にした彼女は、ふとあることを思いつき、ニタリと笑みを浮かべる。


「そうだ――――」


抑えていた少年の両腕を離し、破り捨てた少年の服の切れ端で少年の目を覆う。
そして、少年の頭の後ろでその切れ端を結びつけた。


「ひいっ……!」


少年が、自分の両腕が自由になったと安堵できたのは、一瞬だけだった。
再び、彼の両腕は藍の腕によって拘束されてしまう。
目も見えず、身動きも取れず、少年は何をされるのかもわからない。
ただただ小動物のように怯え身を竦めることしかできない。


刹那――――


しゅるっ……!


「うぁぁっ!?」


少年の胸元を柔らかい毛のような感触が通り抜けた。
びくん! と体を跳ねさせ、快感に耐え切れずに叫び声を上げる。


「ふふ、自分が何をされているか わかるかな?」

「え……ひぁぁっ!」


再び、羽毛で撫でられるような柔らかい感触が少年の首筋を襲う。


「な、何が……!? ふぁっ!?」

「気持ちいいだろう? 君が大好きな、私のコレに撫で回されるのは」


その時点になって、少年は理解した。
さっきから少年を襲っていた柔らかい毛のような感触。
それが、藍の尻尾だということを。
彼女の尻尾の先端が、少年の身体を撫で回しているのだ。

普段、少年が藍の身体で大好きだった暖かく柔らかい彼女の尻尾は
今や彼を苛む凶器と化してしまっていた。


「や、やめてぇ……くすぐったいよぉ……!」


やめて、という少年の懇願など、藍は意にも介さない。
ココからが本番と言いたげに、彼女は残る七本の尾を少年の身体に這わせた。


「ひぃっ! やっ! やめぇっ!! やああっ!!」


首筋、乳首、脇腹、内腿―――― 少年の身体の一部を除き、くすぐりまわす。
そして、少年の反応が大きいポイントを見つけると、そこを重点的に弄りまわした。


「うぁ! ああっ! あああっ!!」


目が見えない分、体の感覚は普段よりもはるかに鋭くなっている。
そんな状態で全身の性感帯をくすぐられているのだ。
少年の肉棒は彼の意思とは真逆にどんどんと滾り、ギンギンに反り返ってくる。

そして、次第に濃密になってくる少年の性臭に、藍の情欲は更に昂ぶってくる。


「そろそろ、ココか――――」

「ひぃっ! 」


藍の尻尾のうちの一房が、これまでに一度も触れていなかった少年の肉棒を撫で上げた。
少年の悲鳴が終わらぬ間に、続けざまに何度も何度も――――


「ああっ! っぁ! ひあああっ!!」


撫でるような、弱い刺激。
けれど、そんな刺激にも、目隠しによって全身が敏感となっている身体は過敏に反応してしまう。


「やぁ! やめて……ひううっ!」


そうして、暫くの間フェザータッチを繰り返した後、
幾重もの尻尾が蛇のように少年の肉棒に絡みついて、そのまま動きを止めてしまった。


「……え……どうして……?」

「おや、やめて欲しいんだろう?」


意地の悪い笑みを浮かべながら、藍は少年の耳元で囁いた。


「だから、ココでやめようかと思っているんだが……どうかしたのかな?」

「そ、そんなぁ……」


いきなりお預けをされてしまった少年は、すがるような眼を藍に向ける。
先程までは、本当に恥ずかしくて嫌だったのだが、藍によって開発された肉体は既に熱く火照ってしまっている。
そして、甘い快楽は既に少年の心を蝕んでしまっていた。
それこそ、もっと気持ちよくなりたいという事しか、考えられなくするほどに。


「じゃあ、今日はこれで終わりにしようか――――」


もちろん、藍は本気で辞めるつもりなど無い。
そんな演技をしているのは、少年に自分から求めさせるため。
そして、彼女自身の嗜虐心と征服欲を満たすためだけだ。


「ま、待って!」

「ん?」


獲物が餌に食いついてきた事を確信し、藍は心の中で邪悪にほくそえんだ。


「……ください……」


消え入りそうなか細い声で、少年は藍に言った。
性的絶頂を迎えなければ、この苦しみからは解放されないということを、まだ幼い少年は知らない。
けれど、本能的に、藍にしてもらえば楽になるということを理解していた。


「聞こえないな?」

「……ぁぅぅ……」


けれど、そんな呟くような声で、藍の心が満たされるはずも無い。


「……もっと、しっぽでしてください……たすけて、くるしいの……」


思わず、藍は息を呑むほどの衝撃を受ける。
潤んだ瞳で藍を見上げ、苦しそうに懇願する姿は、想像以上に愛らしく、イヤらしくて――――


「ふ、ふふふふふ……いいだろう。では――――」

「ひぁぁっ――――!?」


その瞬間、動きを止めていた藍の尻尾が、少年の肉棒を包んだまま激しい蠕動をはじめた。
一瞬の間も空けず、雁首と裏筋を何度も強く擦りあげる。
鈴口を尻尾の先端で穿り回し、肉茎全体を扱きあげる。


「やああぁっ! くる、くるっちゃ、うあああっ! ぃああぁぁぁっ!」


津波のように襲い掛かる快楽に、首を何度も振りながら喘ぎよがる。
少年の肉棒以外の性感帯も、尻尾でくすぐる事も忘れない。

肉棒は既に少年の先走り液でベタベタに濡れており、
肉に乾いた毛が擦れる音が、次第にぬちゃぬちゃと湿った音に変わり始める。


「ら、らんさんっ!! もう いいっ! もう いいですからぁっ!!」


性行為はおろか、自慰すらもしたこともない少年にとって、それは余りにも強烈過ぎた。
余りに度が過ぎた快感に、少年は止めるよう藍に哀願する。
尤も、そんな少年の願いなど藍が聞き入れるはずがないのだが。

そのとき、少年は自分の腰の辺りを中心に痺れるような、痛いような感覚を味わった。
その感覚は腰を中心に、放射状に広がり――――少年の全身を飲み込んでゆく。


「もうっ! もうダメえっ!! ああああああっ!!」

「ふふっ、何がダメなんだ?」

「わかんないっ! で、でもっ! なにかが、来るっ……来ちゃうよぉ!」


射精を射精ともわからぬ少年は、ただただその痺れるような感覚に飲まれながら
快美感に耐え切れぬ声をあげつづけることしかできない。

そんな少年に限界が近いと悟った藍は、更に少年の肉棒を激しく扱き上げる。


「ほら、遠慮なく出してしまえ!」

「――――〜〜〜〜っ!!」


びゅくっ! どぴゅっ! どぷっ!!


「――――っ! ――――〜〜〜〜!! ぁぁ――――はぁ……っ! はぁっ……」


生まれて初めての射精に、少年は身体を激しく痙攣させた。
そうして、息さえも出来なくなるほどの強烈な絶頂を終える。
圧倒的な放出感に飲まれたまま、少年は空ろな目で荒い息を吐き続け
恍惚の余韻に、その身を浸らせた。


「ああ……この青臭い臭い、たまらないな……!」


一方で、藍は尻尾に付着した少年の精液の臭いを嗅ぎ、うっとりとした表情を浮かべる。
とろんと蕩けきった目は、嗜虐と肉欲に歪んでしまっていた。
彼女の秘所はぐちゃぐちゃに濡れそぼり、太腿には幾筋もの愛液が垂れてきている。

そして、少年の方も、心以外は準備万端。
放出したばかりだが、彼の肉棒は既にそそり立っていた。


「もうダメだ、私も抑えきれない」

「……ぇ…」


耐え切れぬような声をあげ、藍は未だ絶頂の余韻から逃げられない少年に跨る。


「君の初めて、いただくぞ?」

「ぇ……? んっ……っぁぁああっ!?」


急に自分にのしかかってくる藍を、少年は空ろな瞳で見ていた。
けれど、絶頂直後の気だるい開放感は、突如として激しい刺激によって掻き消される。


「ぅぁ! な、何が――――んっぁぁああああっ!!」


藍の媚肉が少年の肉棒をズブズブと飲み込んでゆく。
突如として肉棒に生まれる違和感はすぐに消え、次いでドロドロに蕩けきった媚肉が
少年の肉棒に纏わりつき、締め付けるように絞り上げる。
藍の尻尾で精液を搾り出された時とは別次元の快美感だった。


「んっ……うぁ……全部、入ったぞ……っ!」

「かふっ……! はぁっ、ぁぁ……!」


蕩けきった妖しい視線の藍とは対照的に、少年は目を見開いたまま かつてないほどの快楽に必死で抗う。
手はベッドのシーツをきつく握り締め、幼い肢体はガクガクと震えていた。
そんな少年の姿は、藍の嗜虐心を煽るには十分すぎたようだ。


「動くぞ?」


そう いい捨てると、藍は腰をゆっくりと上下させ始めた。
うねるように蠕動する膣肉が、少年の肉棒をねぶるように擦っていく。


「んっ! んぅああぁっ!! うごっ、うごか……ない、でぇ! ひぃぃっ!!」

「んっ……ああ! いいぞ……気持ちいいっ」


国を傾けるとまで謳われた、男の篭絡術。
藍が本気で少年を責めれば、快楽で少年の脳を破壊することも可能だった。
けれど、手加減していても――――テクニックも何も無く ただ肉棒を咥え込んで
出し入れしているだけだというのに、有り得ないほどの激しい反応。
敏感すぎる少年の身体に、藍は笑みを止めることができなかった。


快感にのたうつ少年に気を良くしたのか、藍はいたずらっぽい表情を浮かべて腰の動きを止める。
急に快感が止まり、ほんの少しだけ余裕のできた少年の口元に、藍は尻尾を一本だけ持ってゆく。


「舐めてくれ」


――――と、その尻尾を少年にしゃぶらせ始めた。
尤も、快感に耐えることが精一杯の少年の口に、ほとんど無理やり突っ込むような形になってはいたのだが。


「んぅっ!? んんんんっ!! んぶううっ!?」


くぐもった呻き声を上げながら、それでも少年は律儀に藍の尻尾に舌を這わせる。
無理やり口の中に尻尾を突き込まれているというのに、噛み付くことも決してしない。
藍は、少年の そんな子犬のような従順さが大好きだった。
そして、だからこそ藍の獣の欲望は この“雌のような雄”を乱れ狂わせるコトを望んでいる。


「……そろそろ、か……」

「ん……ぷぁ! げほっ、げほッ!!」

「おっと、すまないな……まあ、もっと気持ちよくしてやるから勘弁してくれ」


尻尾でイラマチオをさせていた藍は、頃合いと見て少年の口から尻尾を抜いた。
そして、咽る少年の眼前に少年がしゃぶっていた尻尾を翳す。


「さて、ココで問題だ……君の唾液で汚れた尻尾、これからどうすると思う?」

「……え? ど、どう……って……?」


藍は、自分の尻尾を愛撫させていたわけではない。
増してや、少年が肉棒を咥えるような様子を見ていて楽しんでいたわけでもない。
少年の唾液は、ただの潤滑油。


「ひいいっ!?」


藍は、少年に跨ったまま、唾液まみれの尻尾を彼の尻の穴に突っ込んだ。


「ふふふ、君のお尻の穴を犯すためだ」

「やぁぁっ! そ、そこはぁ!!」

「力を抜け、裂けるぞ」


これまでに感じたことの無い未曾有の感覚が少年を襲った。
敏感な直腸粘膜の内側に、毛がチクチクと刺さる掻痒感。
そして、苦痛と嫌悪感に耐えられず、少年は腹に思わず力を込め、異物を排出しようとする。


「力を入れるなといっているだろう? 悪い子だ」

「ひぃっ! あっ、あっ、あ! だ、ダメですっ! そんなことしちゃ――――」


藍は少年の乳首を指で弾き、一房の尾で太腿の内側を撫でて、意識をそれ以外の場所に向けさせる。
そうしていくうちに、藍の尾はどんどん少年の尻穴を穿って行き――――


「ふふ、ここだな――――」


――――その奥にある前立腺を軽く擦り上げた。


「ひぁぁっ――――!?」


腰の奥深くから痺れるような快感が少年を襲い、意識が一瞬飛びかけた。
膣肉によって締め付けられている肉棒が、更に硬く反り返る。


「ほーらほらぁ、これはどうだ?」

「ひっ! やっ!! やめぇ、いぎぃぃぃっ!!」


なおも、少年は腰の奥深くで擽るような軽い刺激が続くのを感じていた。
あっという間に絶頂の一歩手前まで追い込まれるものの、絶頂を迎えることができない。


「そう簡単にイかせてはあげない……ふふっ
 ここを刺激するとどうなるか――――今のでわかったろう?」

「あ……ぅぁぁ……」


力なく呻き声を上げる少年は、心の底から恐怖を味わっていた。
何とか逃げるために、藍の身体を押しのけようとするが
逆に両腕を尻尾に絡めとられ、完全に身動きを封じられてしまう。


「はなして……許して、くださ……」


情欲の宿った視線で見下ろし、少年の肩を両手で掴んだ。
そして、彼の耳元に唇を寄せ、静かに囁く。


「そろそろトドメを刺してやろうか……
 これまでしてきたことをいっぺんにしたら、どうなるかな?」

「……え?」


察しが悪い少年に、藍はクスリと笑い説明を始める。
藍が、どんな風にして少年に“トドメを刺す”のかを。


「まず、君の身体中の弱いところを尻尾で苛めて」


さも愉快そうに。


「お尻の穴の奥にあるココを弄り回しながら」


恐怖心を煽るように。


「更に私が腰を動かしたら……君はどうなるのだろうな?」


少年にそう告げた。

それは、少年にとって処刑宣告も同然。
表情を一瞬で青ざめさせて、幼い体をカタカタと震えさせる。


「や、やだ……やめてください……! おかしく……なる……!
 狂っちゃうからぁ……」


これまで個々に襲い掛かってきていた快楽ですら、少年にとってはかろうじて耐えるのが精一杯だったのだ。
もし、これまでの仕打ちが――――いっぺんに来たら。
それが、一体どれほどの快楽となるのかを想像することはできず、自身がどうなってしまうのかを想像するコトは容易だった。


「狂う? どうしてだ? 今迄だって耐えてこれたろう」

「ち、違うよぉ! もう耐えられないの!」


仄かな性臭のする甘い香り、力の足りない未成熟な肢体、声変わりもしていないソプラノの嬌声。
加えて、小動物のような愛らしい見目に、嗜虐心をそそらせる怯えた表情。
少年の媚態全てが、普段は冷静な彼女から理性を根こそぎ奪い取り、その根底にある獣を100%呼び覚ましていた。
あるいは、既に狂わされているのは彼女のほうだったのかもしれない。

そして、少年のほうも 普段の丁寧な口調は既に剥げ落ち、上気した頬には幾筋かの涙の跡が。
彼が、どれほど藍の快楽責めに恐怖し怯えているかが伺える。


「まあ、いっぺんに全部やったら、君のチ○ポは
 壊れた蛇口のように、一生精液を垂れ流すことになるだろうなぁ」

「やぁ……そんなのイヤだぁ……!」

「大丈夫だよ。気が狂ったら、私が責任とって一生世話をしてあげるから」

「やだよぉ……お願い、だから。他のことなら、どんなことでもするから……
 だから、全部いっぺんにするのだけは、許して……! お願いだよぉ、許してぇ……」


少年は息も絶え絶えに藍に哀願するも――――


「 ダ メ ♪ 」


その哀願を邪悪な笑顔のままバッサリと断ち切った。


「あ……ぅぁぁぁ……!!」


少年の表情に絶望の色が宿る。
必死で逃れようと暴れるも、妖獣である藍の力にはかなうはずも無い。


「さぁ、覚悟はいいかな?」

「や、やだぁっ! お願いだよぉ!! 許して! それだけは許してぇっ!!」


半狂乱になりながら慈悲を乞う少年を見下ろしながら、藍はゆっくりと腰を浮かす。
そして、尻尾を少年の全身の性感帯と前立腺に添わせ――――


「うるさいな……大人しく乱れ狂ってしまえ」


すぶぅっ!!


肉棒を膣肉で、性感帯と前立腺を尻尾で強く擦りあげた。


「ひぃっ――――ぁ、ぁぁ……かはっ……ぅぁ、ぁぁ……!!!」

「はーら、どんどん行くぞ? 今日は寝かさないからな」


ずぶっ! ぶちゅっ! ずちゃっ!


「ひぃっ! やっ! やあああっ! いあああああっ!!」


声にならない絶叫を上る少年の上で、藍は何度も何度も往復運動を繰り返す。
尻尾で少年の臍、両乳首、首筋、内腿、前立腺を弄り回し
更に腰を使い少年の肉棒を絞り上げるように締め付ける。
それら全てが、先程とは比べ物にならないほどに強い。
その上、藍の動く速さと激しさはどんどんと増して行き
少年の身体を後戻りできないほどに高めてゆく。


「た、たすっ、けっ、うぁぁぁっ! もうっ、もう――――」


少年はあっという間に絶頂を迎えさせられ、藍の肉壷の奥に精液を吐き出した。


「ひぃっ、ああっ! やめっ、やめてぇ!! いやだぁぁっ!!」


けれど、前立腺を弄り回されているためにその肉棒は萎えることを許されない。
射精直後の敏感な肉棒すらも、藍の媚肉で擦り上げられ
少年は目を白黒させながら狂ったように叫び声を上げる。


「うぁぁああああっ! いぁぁああああぁっ!!」

「んっ、ああああっ! いいっ! 気持ち、いいぞっ!」


獣のように泣き叫ぼうとも、手加減という慈悲は一切下らない。
藍が達するまでは、少年は休むことが許されないのだ。


(ふふっ、やっぱり君は最高だな……最高に可愛いすぎる)


雄を蹂躙しているという征服感。
未成熟な少年を快楽に乱れさせているという背徳感。
それらが全てないまぜとなって藍を昂奮させる。


「うぁぁっ、んっ、ひぁぁっ!」


少年は、既に何度達したかすらもわからないほどに押し上げられていた。
そして、それは今も終わらずに続いており、彼はよがり泣きながら快楽の濁流に溺れ続けている。
さすがに何度も射精させられ体力の消耗が激しいのか、叫ぶようなよがり声は既に無い。
かわりに、搾り出すような甘い声が藍の鼓膜を擽る。


「そろそろ私も、イく……ぞ」


既に少年の媚態によって十分に昂ぶらされていた藍にも、とうとう限界の兆しが訪れたようだ。
ゆっくりと、ラストスパートに向けて腰の動きを早めてゆく。


「うぁぁっ! らんさんっ、もうっ、もうダメだよぉっ!」

「ああっ、一緒に、イく、ぞっ……!」


腰の動きを更に早め、少年の肉棒を更に強烈に締め付ける。
ゾクゾクとした射精感が少年の腰を包み、快感に耐えられず思わずシーツを握り締める。


「ら、らんさ……らんさぁんっ! 」

「ああっ! んっ! くぁああぁっ!!」


互いに、互いの名を呼び合い、背を仰け反らせながら、二人は達した。


「はぁっ……はぁ……っ……」

「ぅ……ぁ……」


性も根も尽き果てたかのように、少年は呻き声を小さく呻く。
もはや動く力もないようだが、彼の悪夢はまだ終わらない。


「ふふ、まだまだ寝かさないからな……」


少なくとも、藍が完全に満足するまでは――――









そして、一時間後――――


「っく、ぐすっ、ひど、ひどい、よぉ……」

「す、すまない……」

「ゆるして、って、ふぇぇっ、たすけて、って……あんなに……ぅぅ、たのんだのにぃ……ぐすっ」

「本当にすまない。君があんまりにも可愛らしすぎたものだから、つい押さえがきかなくなってしまって――――」


あれから、少年は正気を取り戻すや否や泣き出してしまった。
余りといえば余りの羞恥と、快楽による責め苦。
キスすらもしたことのない少年が、泣き出してしまうのも無理は無いだろう。


「わ、わかった……今度は君の言うことを何でも聞いてあげよう。だから許して欲しい」


再び、頭を布団の上にガツンとぶつけながらの土下座で、藍は平に謝りまくる。


「ぐすっ……何でも……ですか?」

「あ、ああ」

「…………」


少年の言葉に、藍は布団の上に擦り付けていた頭を上げると、なぜか彼は頬を染めながら沈黙する。


「どうした? 遠慮しないで、何でも言ってくれ」

「……その……また、して欲しい……です」

「え?」

「つ、次はこんな乱暴にじゃなくてっ……そ、その……
 ……次は……僕が、僕のほうから……藍さんを気持ちよくしてあげたいから……」


それは、好きな人の前では少しでも背伸びをしたいという、少年のいじらしい本音。
少年の意外な反応と、その発言の愛らしさに思わず惚けてしまい、藍の心の中で何かのスイッチが入る。


「…………」


少年は気づかなかったようだ。


「あ、ああ……だけど、それはまた今度でいいか?」

「え?」


今の彼の発言が、再び藍の獣欲に火を灯してしまったことを。
不穏な空気に、少年が気づいたときには既に遅かった。


「今ので、また押さえがきかなくなったぞ……君が悪いんだからな?
 そんな、可愛いことを言う君が……!」

「え、ちょっと――――うわぁぁっ!」


夜はまだまだ終わらない。




藍様のショタっ子イヂメだぜ! ヒャッハー!! END
以前書いた作品Mk-IIIです。
かなり前に書いた作品で出来はアレな上に、
別に排水口である必要がないといわれればそうなんですが
たまには癒しがてら、次のつなぎも兼ねて、置いておきますぜ。
変態牧師
作品情報
作品集:
2
投稿日時:
2009/07/09 11:12:27
更新日時:
2009/07/09 20:18:45
分類
藍×少年(ショタっ子)いぢめ
グロ無し
痛々しさ有り?
1. 名無し ■2009/07/09 20:34:32
ふぅ・・・

いいぞもっとやれ
2. 名無し ■2009/07/09 20:51:54
おっきした
3. 名無し ■2009/07/09 22:05:36
少年強え
4. 名無し ■2009/07/09 22:31:58
構わん、続けろ
続けてくれると嬉しいです、はい。
5. 名無し ■2009/07/09 23:30:19
後の「あなた」である
6. 名無し ■2009/07/09 23:34:40
同時刻
うどんげは串刺しになっていたのだった
7. 名無し ■2009/07/10 00:39:49
>>6
つまり藍は犯人ではないということだな!!
8. 名無し ■2009/07/10 12:31:40
酸いも甘いも知り尽くした女性がウブな男の子を手玉に取るシチュは何度見ても最高だ。
文末の少し大人になって背伸びしているシーンがまた絶妙なエッセンスだよ。
9. 狼狐 ■2009/07/10 14:49:18
ショタコンの私にとっては今までみた中で最高の東方SSでした。ありがとうございました。
10. 名無し ■2009/07/10 21:16:20
 ∧_∧
( ;´∀`)  
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
11. 名無し ■2009/07/11 02:51:41
マジ興奮して久々にエロ画像見ながらヌイちまったよw
他のキャラでも書いてください!
12. 名無し ■2009/07/11 05:47:27
いやはや、萌えた上に燃えた
尻尾責めはこう、ちくちくするんじゃないかな
お尻に入れられた感覚なんか想像もつかん

というか、らんしゃまの尻尾どれだけ長いんだ、とか言っちゃ駄目?
体中を自由自在にまさぐるわけだから、触手みたいなもんだろうかw
13. 名無し ■2009/07/11 07:03:02
抜いた
14. 名無し ■2009/07/11 21:51:08
次は橙との絡みだな!
15. 名無し ■2009/07/12 22:25:29
ふぅ・・・ショタっ子は最高だな・・・
16. 名無し ■2009/08/02 02:38:31
抜いた
17. 名無し ■2010/05/30 16:09:11
やべ、なんか可愛い
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