さとり:まーた騒いでますね
燐:こいし様が性懲りもなく巨大なワニになってしまいました
さとり:………
こいし:(部屋に設置された簡易水槽に浸かっている)
さとり:この子ワニに特別な思い入れでもあるの?
燐:知りませんよ…
こいし:お姉ちゃんやっほー
さとり:前足を上げないで下さい
さとり:水が跳ねる
燐:どうするんですか
さとり:私に聞かないで下さい
空:うにゅ
空:私いい事考えたよ
さとり:何です?
空:見た目ワニでも、自我はあるんですよね?
空:なら、地上の男達にフェラしてお金取ればいいんぢゃないですか
空:牙フェラ、とかいって
空:前衛的だから流行りますよ(笑)
燐:お前のそういう所ばっかりに回る頭がすっげぇキモい
空:うにゅせえし
さとり:うにゅ精子?
燐:黙れ
こいし:私はオッケーだよ
こいし:しゃぶしゃぶしても
さとり:まぁ、せめて餌代と水道代くらいは自分で稼いで貰わないと
燐:正気か
燐:テメェの妹だぞ
さとり:お金大事だもん…
燐:………
こいし:早く連れてきてー
燐:お前も心なしか嬉々とすんな死ね
■ ■ ■
眼鏡:やあ
眼鏡:ワニフェラ、と聞いて
燐:何で若干変わってんだよ
さとり:こちらにどうぞ
眼鏡:うん
こいし:こんにちは〜
眼鏡:でかいね、妙に…
さとり:でかすぎて水槽の中で身体畳んでますからね
さとり:6回程
空:で、コースは?
眼鏡:コース?
空:A、B、Cの内どれか
眼鏡:ぢゃ、Aで
空:こいし様Aコースお願いしまーす
こいし:はーい
空:そしたら始めて
眼鏡:………
空:はよせや
眼鏡:いや、他の人は出てってくれないか
さとり:何故
眼鏡:いやいやいや
空:巨大なワニにフェラされて果てる男なんてそうそういないから、見ときたいのよ
さとり:なんか想像したらスッゲェ笑えてきた
さとり:(笑)
空:よく考えたらオカズになるもんねーぢゃん(笑)
さとり:ウロコにでも欲情すんのか(笑)
空:ぶは、ぶはははは(笑)
眼鏡:………
眼鏡:萎えた
眼鏡:帰る
空:あ、ちょっ
さとり:行ってしまいました…
こいし:ちょっと、私のお客さんに変な事言っちゃ駄目だよ!
空:うるせーよアリゲいし(笑)
こいし:びえーん!
燐:ヤバいわコレ、なんか上手く言えんけどどういう状況なんコレ
何だかんだでワニフェラは大好評!
里の人達が地底に押し寄せ、連日長蛇の列だって噂だよ!
空:ほら、並んで並んで
里の男1:なんつーか不思議だよな
里の男2:わかる
里の男1:ゴリゴリしてて、どっちかっつーと不快なのに妙に癖になるっていうか
里の男2:慧音先生の口は飽きるけど、コレ飽きんわホント
さとり:いい感じに儲かってますね
燐:何だかんだでね
こいし:私のお陰だよ〜
さとり:仕事に戻れ家畜
こいし:グスン
空:はい、順番制だよ〜予約なら受け付けてるからね〜
燐:地底異変の時然り、こういう時に限って率先して動くからウッザス
さとり:ちゃんと働いてるからいいの
ヤマメ:バイトに来ました〜
パルスィ:今日は何だっけ、水槽の清掃だっけ
パルスィ:お客の性欲も清掃してあげようか、サービスで
さとり:本気で殺したくなってきたから早く仕事移って
パルスィ:ひぃ妬ましい
燐:バイトまで雇って…
さとり:これだけの繁盛具合
さとり:猫の手も借りたい、って状況ですからね
さとり:肝心の猫はあまり率先して動きませんが
燐:にゃーん…
さとり:ほら、仕事仕事
燐:はぁい
■ ■ ■
空:本日の仕事終わり〜
ヤマメ:お疲れさーんス
燐:橋姫はどうして未だに掃除してんのさ
燐:もうタイムカード抜いてんのに
パルスィ:家帰っても寂しいしやる事ないし…
燐:^^;
こいし:皆お疲れ〜
空:こいし様お疲れさんッス
こいし:うん
燐:ワニフェラ効果、すごいですね
さとり:もうかなり稼げてますよ
さとり:地上に別荘でも作ろうかしら
こいし:私は可愛いお洋服が欲しいな
さとり:あのなぁ、喰われる運命の家畜に分前を与える農夫が何処にいんのよ
こいし:私食べられるの!?
さとり:冗談だし(笑)
さとり:だが分前は与えない(笑)
こいし:グスン
燐:(洋服…4Lでも着れねぇだろうなぁ)
空:お腹すいたー
さとり:ですね。ご飯にしましょうか
空:わーい
こいし:ひぃい
さとり:だから喰わねえって
さとり:何か淡白そうだし、味
こいし:………
燐:橋姫いい加減帰りなよ
パルスィ:だって家帰っても寂しい…
燐:………
■ ■ ■
紫:霊夢、また異変が起きたわ
霊夢:最近物騒ねぇ
霊夢:今度はなんなの
紫:巨大な性欲処理生物が男達の精力を吸い取ってるとか
霊夢:あんまふざけた事抜かすなよ
霊夢:同人誌の見すぎだから
紫:いや、ホント
紫:実は私ふたなりでさぁ、一回出向いて抜いて貰ったのよワニフェラとかってうたい文句でさぁんで試してみたらこれが癖になって癖になって無意識の内にイかされてたっつーかなんつーk
■ ■ ■
魔理沙:おい、なんだいこりゃ
空:牙フェラ
さとり:大繁盛ですよ
魔理沙:んな事はわかってんだよ
魔理沙:テメェら誰に断って地底で商売してんだ
さとり:勇儀さん
魔理沙:ならいいや…
霊夢:はいはい、その商売ストーップ
魔理沙:おっと、お前が出る幕はないぜ
魔理沙:今回は私が解決…
霊夢:ああ、はいはい
霊夢:今回の騒ぎは明らかな異変よ
さとり:人様の善良な商売に手ェ出すテメェの頭が異変だろこの泥マン
霊夢:何が善良だズベ公
霊夢:他に例を見ない程イカれきった風俗だよ
霊夢:何だ、ワニフェラって
空:牙フェラ
霊夢:黙れ
さとり:でもお客さんは満足してますよ
霊夢:お前なんもわかってねぇんだな
霊夢:紫から入った報だけど、男達が精力を吸い取られてるって意味わかってんのか?
さとり:知るか客のその後なんて
霊夢:テメェ舐めてんのか?
さとり:あ?
燐:やめて下さいよぅ…
空:うにゅ…
霊夢:このデカワニの能力か知らないけど、男達が無意識の内に精気を吸い取られてるみたいなのよ
霊夢:射精の瞬間にね。お陰で里はやつれた男達で溢れてるわ
さとり:心当たりは?
こいし:ない
霊夢:だから無意識でやってるからあるわきゃねぇのよ
霊夢:イコール業務停止命令
霊夢:by楽園の素敵な巫女
パルスィ:feat.橋姫
霊夢:殺すぞ
パルスィ:ひぃ
さとり:残念ですが、それは無理な相談というもの
霊夢:あー?
さとり:わざわざ金の成る木を手放す馬鹿はいないという事です
霊夢:お前誰に喧嘩売ってんのかわかってる?
霊夢:楽園の素敵な巫女だよ?
パルスィ:feat.橋姫
霊夢:そもそも嫌われ者のテメェが事もあろうに人様の前で商売なんざ気味が悪くて仕方ねぇよ
さとり:いいえ、私はこの空から嬉しく思われてるはず
霊夢:転げまわる雪の中で笑顔も見せねぇ癖に何言ってんだクズ
霊夢:ブーツのラインでも眺めてろ
こいし:お姉ちゃんいぢめちゃ駄目!
霊夢:ぬちゃぬちゃうるせーぞ爬虫類
霊夢:アリゲいし(笑)
こいし:びえーん!
空:外道過ぎワロタ
燐:(あああ何だかヤバい雰囲気)
さとり:帰れや
霊夢:営業を止めろ、わかんねぇかなあ
さとり:だからテメェに従う筋はねぇんだっつうに
霊夢:おい
さとり:ッチ
霊夢:舐めてんだろ、オイ。こっち向けや
さとり:あ?
霊夢:本気で暴れたらわかんのか?なぁ?
さとり:やれんのかオイ、やってみろよホラ。はようせや!!
霊夢:ッだらぁッスぞオラ!!
さとり:ッめマヂ殺すッ
霊夢:○♂●◇□■△!!!
さとり:£◆◆◎¥$%##!!!
バタンバタン
ヤマメ:おお怖い怖い
燐:不毛
空:あああお客さんが帰っちゃう
映姫:おい、コラ
映姫:なんなんコレ?通報あったから来たけど何の騒ぎなん?
燐:かくかくしかじか
映姫:馬鹿か、テメェら
映姫:何だワニフェラって(笑)
空:牙フェラ
映姫:うるせぇ
映姫:はいはいやめぇー
霊夢:フゥー、フゥー
さとり:っく、ッろがぁ
映姫:つねりあうな、手ぇ離し
映姫:な、お姉ちゃんに話してみ?
映姫:喧嘩の原因は?
霊夢:エグッ、こい、つが先に私に…うっ、グス
さとり:違います、こいつが先…うぇえん、ヒック
燐:(泣くまでやんなや;)
映姫:とりあえず、な?今日の所はお開きにしよか。な?
映姫:お姉ちゃんゴハン食べに連れてったげるから
映姫:だからほら、仲直りしよ
霊夢:ううう…ごめんなさい
さとり:私も…うえーん
映姫:うんうん
映姫:どうもウチの子達がご迷惑おかけしてもうて…
空:いえいえ
ヤマメ:子供達の笑顔が一番の宝です
燐:ええ話や
燐:家族ってこういうモン指すんね…
空:それを私達は、金銭目的の商売に盲目になってもうて…
ヤマメ:恥ずかしいわぁ。目ぇ覚めたわぁ
映姫:ほな、行こ?
さとり:うん
霊夢:お姉ちゃん手ぇ繋ご
映姫:ええよ
燐:………
空:行ってもうたね
ヤマメ:さ、私達も片付けましょ
こいし:私空気ー
こいし:エアワニ
パルスィ:feat.橋姫
こいし:ぎゃははは
おわり
それはそうとパルスィのキャラが秀逸で吹いたw
パルスィ
エアワニ
俺も再結成待ち望んでた
今回も面白かったわ、がんばれや
癖になるわ
パルスィが可愛かった。
あとワニの絵ワロタ
帰る所なんてはじめから あるような気がしていただけ