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『赤いリボンは必要ですか?』 作者: risye
ここは幻想郷・・・外の世界との関係を「殆ど」断ち切られた世界・・・
例え『「神の槍」の力を持つ剣』でもこの2つの世界の境界は切り開けないだろう。
その世界に「外」からある大剣がやってきた・・・
この大剣「鉄塊」が・・・
幻想郷にやってきたその大剣はとても大きく、そして見た目通りの重量感。しかし何よりも幻想郷の民の心を掴んだのは鉄塊が持つ「不浄なる斧」の様な得体の知れない禍々しさなのかもしれない・・・
鉄塊を我が物にしようと幻想郷中の人。妖。幽霊。死神。不死者。が鉄塊を奪い合った・・・あるものは死に、あるものは目を無くし、またあるものは後生真っ当な人生を送れなくなったリもした・・・
何日か経つと幻の世界の住民は扱えない鉄塊に飽きたのか誰もが鉄塊の存在を忘れていた・・・
そして鉄塊の存在なんか誰もが忘れていたある日、
人里の寺子屋の教師である上白沢慧音が全身の骨を『叩き切られて』死亡するという異変が起きた。
博麗神社にもこの『異変』は伝わった。そして赤と白の
『あのガチガチ頭の身体を砕けるものなんてあったかしら・・・?』と、博麗の巫女やけに珍しく異変に興味を持っていると、神社に珍しく人里の民が二人やってきた。
一人は老人、もう一人は若い男しかし二人とも落ち着きが無いのか立っていなかった。
「あら?まさか賽銭を持ってきてくれたのかしら?やっとこの神社も人気が出てきたのね・・・って何か様子が変ね。」
それもそのはず。人里の民の衣服は乱れ、腕や足はあらぬ方向に折れ曲がっていた・・・
「あ、あんたが何でも屋の霊夢さんだべか・・・ワシらを助けてくれ・・・んぐっぅう!!」
老人の身体を数多の針がまるで海栗のように突き刺さっていた・・・巫女が殺したのだ
「ひ、ひぃい!!」
「私は『巫女』なの。『何でも屋』じゃないわ。お爺さん勘違いにも程があるわ。で、そこのへっぴり腰。人里で何があったの?何かあったからここに来たんでしょ?まぁよくその足で来たわねぇ・・・ぐっちゃぐちゃじゃないの・・・何?そこまで生きたかったの?バカ?死んじゃえばいいよ?ていうか死んで。大丈夫。死んでも輪廻転生できるから・・・アハハハハハハハ!!」
若い民は頼るつもりだった巫女がただの人間じゃない事を今更理解した
「お兄さんしってるぅ?外の世界じゃ今『しーおーつー』とかがゴミクズな人間が作り出してるもので世界が壊れちゃうんだって。だから死に掛けのあんた殺すわ。『しーおーつーさくげん』しなきゃいけないのよね・・・」
「ひぃ、お、おかん〜〜〜!!!」
若い男は貼って逃げ出そうとするが案の定巫女に踏み潰された、傷口からは内臓が飛び出し。骨が砕けて、腹から飛び出していた。死後もピクピクと痙攣する若者はまるで死の舞踏でも踊っているようにも見えたが、霊夢はそんなことには興味なし。
憂さ晴らしも済んですっきりした霊夢は頭のリボンを結び直し、
「さてと・・・人里で何が起こってるか見に行こうかしら、めんどくさい・・・」
殺人を行っても美しい巫女は人里に向かった・・・
まさか人里では赤の旋風が吹き荒れる骨砕きの宴が始まっているとは知らずに・・・
DODの「嫁殺し」と名高い「鉄塊」のお話の最初です。
まぁ本文読んでても知ってる人なら「あれ?」って思い出してもらえたらいい気がします。
さて、人里では誰が暴れているんでしょうかねぇ・・・
あと2の没落した王家の剣は初見でゾワッとした
risye
作品情報
作品集:
2
投稿日時:
2009/08/31 16:57:27
更新日時:
2009/09/01 01:57:27
分類
やるき満々な霊夢
慧音死んだ。
DOD
やばい、きっとこの幻想狂の空は血の色をしてる
まぁ・・・ルーミアは大剣持ってるイメージありますが・・・鉄塊はそんなもんとは重量が違いますよ・・・
>>2
まさか踏まれたいという猛者が出てくるとは・・・
>>3
あー・・・あの音ゲは文章で表現するのは難しい気がします・・・
>>4
何を今更。紅魔異変ってレベルじゃないですよ
ララララララ・・・♪
>>5
えぇ。みんな狂っています。主人公のパーティは何気なく狂ってるのがあのゲームで・・・
もう作品集2も埋まっちゃたんですね。早い・・・
あの二人は・・・出ないかと・・・
鉄塊とその周りで暴走する人々の話の予定なんですよね・・・
まぁ1の全武器の名前を文にこっそり混ぜとくんで、