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『妖夢ちゃんうふふ』 作者: 七紙
初めての方は初めまして。そうでない方はご機嫌ようございます。七紙です。
最近変なものばかり書いてたのでそろそろ真面目なものを書こうと思ったんですが…これが中々どうして、筆が進まないものです。
仕事の注文も何故か増えてるような気がしてなりません。はっきり言って面倒臭いです。特に腕を使う仕事なので毎日パンパンです。いや別に腹の中はパンパンじゃないですよ。
それで気分転換に緋想天をやったんですよ。魂魄妖夢ちゃんです。格好良いですよね。未来永劫斬とか当たった時はスカッとしますよね。
でもやってる時にちょっと気になったんですよ。妖夢ちゃんの斬撃なんですけど、あれまずいんじゃないかなーって。ほらあれ、思いっ切り叩き付けてるじゃないですか。
私も一応刃物を扱う仕事をしてるので気になっちゃうんですよ。で、日本刀って本当は凄く脆い物で時代劇みたいにチャンバラしてたらすぐに刃毀れしたり最悪折れちゃうんですよ。
だから極力打ち合いは避けて斬るのが良いんですよ。それで斬る時は引くように斬るんです。ほら、包丁とかも引きながら切るじゃないですか。あれと同じですよ。
反りがある日本刀なら引きながら斬るのが良いんです。スラッと斬れるし。でも妖夢ちゃん叩いてるじゃないですか。あれ斬るじゃなくて叩くですよね。
いくら妖怪が鍛えた名刀と言えどあんな使い方をするなんて酷いと思いません?思わなくても私は思います。
そんなわけで今日のゲストは魂魄妖夢ちゃんです。
「どんなわけですか!?」
大体ね、一流の剣士は剣のことも大事にするもんなんだよ。だから妖夢ちゃんは半人前って言われるんだよ。
いくら頑丈だからって無闇に振り回して良いもんじゃないでしょ?しかも潰すって何よ?剣は斬るものなのよ?
そりゃ西洋の刀剣は叩く感覚で斬るもんだけどさ。刀は違うのよ?刀は斬る道具なのよ?そこんとこOK?
「あなたに言われる筋合いなんてありません!早く縄を解いてください!」
なるほどOK。全然理解してないようだね。それじゃそんな妖夢ちゃんにはお仕置きが必要だね。
「お、お仕置き…?」
刀にだって痛みはあるんです。下手に使われれば壊れるのも早くなるんです。
だから妖夢ちゃんには今までぞんざいに扱ってきた刀の痛みを全身で以って思い知ってもらいましょう。
簡単に言えば刀で妖夢ちゃんの体を斬り潰すってことね。
「ふざけるな!そんな事したらただじゃ済まさないぞ!」
ただじゃ済まないのは君の方だぜマドモワゼル。さて、まずは軽く左足からいこうか。
もちろん刀で叩き付けるんだよ。あぁでもこれ切れ味悪いから骨まで切れるかな?まぁいいか。ではさくっといこうか。
「い゛っ……だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
おー流石は女の子。綺麗なピンク色のお肉だね。あぁ、やっぱり骨までは無理だったみたいだね。中途半端に痛いよね、こういうのって。
だからもう一回いきましょうか。次で骨も切れるかな?
「ひぎゃああああああああ!!!!」
やっぱり駄目みたいだね。仕方ないからこっちの鋸で切断するしかないね。ゴリゴリっと。
おや、妖夢ちゃんおしっこ漏らしちゃったね。いけない子だね。そんなだらしない穴は蓋をしないと。
でも適当な蓋が無いなぁ…そうだ、妖夢ちゃんの楼観剣でも突っ込んでおきましょうか。
「んごぉおっ?!あぎ、ぃい゛い゛!!」
大丈夫大丈夫。鞘だから切れたりしてないって。ちょっと裂けちゃってるかも知れないけど。
それじゃ次は右足いってみようか。次は一発で斬れるように思いっ切りいくからね。
「いやああ!がえるぅ!おうちにかえる゛ぅううう!!!」
やった!今回は一回で切れたよ妖夢ちゃん!良かったね!
じゃあ早速次の左腕にいこうか!
「幽々子様ぁ!ゆゆござまぁあああああああああ!!!」
幽々子ざまぁwwwって酷い従者だね。これはもっとお仕置きが必要だな。
いや本当は私も心苦しいんだよ。誰が好き好んで妖夢ちゃんの泣いてる姿を見たいと思う?私は心を鬼にして仕方なくやってるんだよ。だから早く終わらせてしまおう。
あ、次は右腕ね。よっこいしょー!
「痛いのやあぁぁあああ!!ごべんなざいぃ!次からはちゃんとじますから、もうやめでぇええ!」
本当に?もうあんな風に使ったりしないって約束する?
「あ゛い!もう二度とじませんがら……」
分かったよ。それじゃ次で最後にしてあげる。我慢できる?
「じまじゅ!我慢しま゛す!」
それじゃ最後は首ね。
「え?え?首?や、やだやだやだやだ!!!…………………………………………………………………………」
これで妖夢ちゃんも刀の痛みというものを思い知っただろうね。
来世からは刃物はしっかり扱うようにしてもらいたいものだ。うん。
前回前々回と評価して頂いた方々ありがとうございます。中毒様には至っては感謝の極みで思わずもみじもみもみしちゃいました。
妖夢ちゃん可愛いですよね。日本伝統?のおかっぱに外人みたいな銀髪。そそられますよね。
それに受け体質な雰囲気を醸し出しているのもグッドです。僕のエーレンベルクが起動してうふふとかそんな感じ。
というかこういう不真面目なものならぽんぽん思い付くんですけどね。真面目なものも書いてますがどうしてもこんな妄想が出てきて困っちゃうんですよ。
こんなんで住民の喉を潤せるか投稿の時は結構ドキドキものです。神様!私に時間と文才をくれ!あと板チョコモナカも!
それと刀の斬り方云々ですが、あれは私の独学も混じっているのであんまり深く突っ込まないでください。落ち込むので。
七紙
- 作品情報
- 作品集:
- 3
- 投稿日時:
- 2009/09/26 14:56:40
- 更新日時:
- 2009/09/26 23:56:40
- 分類
- 妖夢ちゃん
その発想はなかった。
妖夢はなんでこう弄りやすいのか・・・