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『もよおしゆうかりん』 作者: ぐう

もよおしゆうかりん

作品集: 4 投稿日時: 2009/10/01 08:03:56 更新日時: 2009/10/31 18:10:05
見渡す限り一面の花畑、花の香りが漂うそこは、まるで楽園とでもいえそうな光景だった。その花畑の中に見える一軒の家。その中では・・・
幽「参ったわね・・・」
そうつぶやくのは花を愛でる妖怪ゆうかりんこと風見幽香。「アルティメットサディスティッククリーチャー」という別名を持つ、幻想郷でも他の追随を許さないドSである。特に花に対して酷いことをした者に対しては(ry
幽「これからリグルが遊びに来るっていうのに・・・困ったわ」
お腹をさすりながらそうつぶやくゆうかりん。というのも・・・
幽「まさか4日も続くとはね・・・」
どこかで聞いた人もいるのかもしれないこの言葉。そう、ゆうかりんもまさかの便秘だったのだ。それにより元気がないのだが、リグルに元気のない姿を見せたくないという思いがあった。すると、窓をノックする音が聞こえる。幽香が窓の外を見ると、緑色のリボンをつけた女の子、お空が手をふっていた。
幽「やっと持ってきたわね」
幽香は急いで玄関に行き、ドアを開けた。

幽「で、ちゃんと持ってきたでしょうね?」
空「えーっと、これですね、はいっ」
お空が渡したのは、かつて自分が使ったあの錠剤。詳しくはお空作参照で。
幽「何でも相当効くみたいね、これ・・・」
空「はい、私つい漏らしちゃいましたから」
幽「あんたねぇ・・・女の子なんだからもう少し慎んでいいなさい」
空「うにゅ?」
いくら自分が本当に漏らしたとはいえ、確かに堂々と言うべきものではないだろう。その辺りはさすがお空といえよう。
空「それから、あの、えーと・・・」
幽「どうしたのよ?」
空「・・・うにゅ?忘れました」
相変わらずの鳥頭であるお空。何か幽香に伝えようとしたが、忘れてしまったらしい。
幽「ま、いいわ。とりあえずコレありがと、借りるわね」
空「じゃあ、私は失礼しまーす」
お空はそう言うと、黒い翼を広げて飛んでいった。幽香は薬を手に家に入った。
空「私幽香さんに何伝えようとしたんだっけ?ま、いいか」
お空は結局思い出すことができなかったが、実は下剤が超即効性であること、トイレで飲むべきであること、この2つが忘れてしまった内容だったのだ。ま、いいかで済むはずなどがない、よりにもよって相手がゆうかりんとなるならば・・

幽「確かあの子は3錠飲んだそうね。なら私もそれ位でいいのかしら」
台所で薬を3錠飲み、続けて水を飲んだ。そして水の入ったコップを洗い終えた、その時だった。
コンッコンッ!
?「幽香さーん、リグルでーす」
玄関の扉をノックする音と声が聞こえる。声の主はリグルことリグル・ナイトバグだった。
幽香は大きな声で答えた。しかし、その時だった・・・

幽「入ってもいいわ・・・」
ぐるるるるるう!
幽「うっ!?」
突然お腹に走る激痛、さすがの幽香もお腹を押さえた。
幽「う、嘘でしょ・・・もう、きたの?」
嘘ならばこの腹痛は何なのだろうか。飲んでから約30秒、この下剤の効く時間がきてしまった。
リ「お邪魔しまーす。幽香さんどこですかー?」
何も知らずに家に入るリグル。この状況がバレたら大変だが、腹痛でほとんど動くことができない。そしてリグルは、幽香のいる台所へやって来た。
幽「リ、リグル・・・」
リ「あ、幽香さんここにいたんですか。何してるんですか?」
ぎゅるっ!ごろごろごろ!
幽「ひうっ!うう・・・」
リ「ゆ、幽香さん・・・まさか、お腹が・・・?」
幽「それ以上言わない・・・で」
密かに想いを寄せているリグルに聞かれてしまった恥ずかしい音、今更ごまかしたってごまかしきれる訳などないが。お腹を押さえて苦しむ幽香の姿は、どことなくエロスを刺激するものがあった。
リ「大変じゃないですか。早くトイレに行きましょうよ」
幽「それが・・・できるなら。でも、お腹が・・・いつっ・・」
リ「なら私が肩を持ちますから、ほら、幽香さん!」
リグルの協力でトイレを目指す幽香。ちなみにリグルはショタっ子というイメージを持つ人が多いようだが、私の中ではロリっ子という設定で。
幽「リグル・・・もう、我慢できない・・・」
リ「何言ってるんですか、いつもの強気な幽香さんらしくないですよ。ほら頑張って」
腹痛に苦しむ今の幽香には、ドSとしての強い自分は出せなかった。
幽「出るっ!リグルっ、離れて!」
リ「うわっ!ゆ、幽香さん!?」
幽香は肩を持つリグルを振り払うと、四つんばいになって下を向いた。

ブッ!ブビビビビ!
幽「出るっ・・・うううう!」
一瞬の放屁音のあと、スカートが激しく振動しながら膨らんでゆく。幽香の失禁の瞬間である。
ブリブリブリブリィィィ!
幽「ダメ、止まらない・・・リグル・・・助け、て・・・」
リ「幽香さん・・・」
うんちを床に散らしながらリグルに助けを求める幽香。当然どうにかなるわけもないが、その時リグルは動いた。
リ「私を抱きしめて下さい。私も幽香さんを放しませんから!」
幽「リグルっ!」
ブビビビビ!ブボアアアアッ!
女座りの格好でリグルに抱きつく幽香。その間もうんちは下着や床に出続けていたが、幽香はただリグルと抱きしめ合っていた。

幽香が失禁した廊下と彼女の下着はもはや便まみれとなってしまった。幽香は泣きながら口を開いた。
幽「グスっ、リグル・・・ごめんなさい・・・」
リ「幽香さん・・・」
幽「私って普段は強気なくせに、こういう時はまるっきし弱虫で・・・バカみたい、私」
リ「幽香さん、私の前でしたら、弱い自分を出してもいいんじゃないですか?」
幽「えっ?で、でも・・・」
リ「幽香さんは無理をしすぎなんですよ。時にはいいじゃないですか、弱くても」
幽「そ、そうね。ありがとうリグル・・・」
幽香はようやく笑顔を見せると、再びリグルと抱きしめ合った。ちなみに大きな声では言えないが、この後幽香が失禁したうんちは、花の肥料として役目を果たしたそうだ。


その頃こちら 地霊殿・・・
空「うにゅっ!?」
燐「どうしたのお空?」
空「い、いや・・・なんか今、寒気がして・・・」
燐「まあ10月だからねぇ、これから寒くなるわ」
空「でも私は、何か違う寒気を感じたけれど・・・」
燐「???」
この後のある日、お空は幽香によって下剤を飲まされての着衣脱糞の刑を受けることになるのだった・・・
俺 この作品投稿したら おしおきされるお空を見に行くんだ・・・
という訳でこんにちは、5作目はゆうかりんに挑戦してみたぐうです。
なんか終盤自分でも訳わからない形になりましたね。なんでこんな流れになったんだ?
まあでも、たまには弱い自分を見せるのはいいことだと思います。どっかで「ドSは実は打たれ弱いケースが多い」って誰かがいってましたし。
今回で少し手を休めようと思います。が、また近いうちに会えると思うので、ではまた。
ちなみに最後のお空のおしおきの話は、要望があったら書くかもしれません。
ぐう
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2009/10/01 08:03:56
更新日時:
2009/10/31 18:10:05
分類
風見幽香
スカトロ
お漏らし
1. 名無し ■2009/10/01 18:00:26
ぜひ書いてください!w
2. どっかのメンヘラ ■2009/10/01 19:07:27
リグルはいいこだなぁ・・・。
3. 名無し ■2009/10/01 22:25:44
読みたいです!( ><)
4. 名無し ■2009/10/02 06:02:35
続き書いておくれ
5. ぐう ■2009/10/02 06:16:52
名無し(1)さん・・・よし、了解です。いつになるかは未定ですが
どっかのメンヘラさん・・・前作の魔理沙といい、私が書くとだいたい優しいキャラになる傾向があります
名無し(3)さん・・・俺のよ・・・ゲフンゲフン!お空人気ですなぁ。おk、書きますよー
名無し(4)さん・・・でもアイデアはからっきしなのでちと気長に待っていて下さい
お空の前に別のキャラ書くかも。今のところ候補はおぜう、あややや、めーりんです。まぁいずれにしても書くのは数日後になりそうですが、アイデアは考えておきます
6. 名無し ■2010/03/01 05:03:26
イイハナシダナー…(';ω;`)
そして泣き出すゆうかりんと包容力溢れるリグル……イイ!!
7. 名無し ■2010/03/05 19:39:03
糞もらして地固まる
ゆうかりんはお空に感謝しないといけないよね(´・ω・`)
8. ぐう ■2010/04/02 14:06:17
こんな懐かしい作品に再びコメ頂けるとは・・・謝謝!

>名無し(6)さん
リグルは結構包容力ありそうなイメージです

>名無し(7)さん
その感謝の結果があの作品ですwww
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