バナナのとりあい

美鈴：ちょい

咲夜：あー？

美鈴：アンタ、昨日門の辺りでバナナ見かけなかった？

咲夜：知らないわよ

咲夜：ていうか、門の辺りはアンタの管轄ぢゃない

美鈴：いや、幾ら探してもないんだよね

美鈴：このくらいの大きさのやつなんだけども

咲夜：どうやったらそんな大きい物なくすの……

美鈴：アンタならほら、嫌がらせで湖に沈めたりとか幾らでも疑う余地ある訳だし

咲夜：怒るわよ

美鈴：いや、ホント知らない？

咲夜：知るか

美鈴：……

美鈴：行っちゃった

チルノ：ふんふんふん

チルノ：ああ、門番ぢゃん

美鈴：消え失せな

チルノ：この暇な人はチルノちゃんと遊んで下さらないかしら

チルノ：ニヤニヤ

美鈴：マンコにヘンプ植えて栽培するぞバイ菌野郎

チルノ：遊んでぇえよぉう

美鈴：今忙しいから

チルノ：何してんのよさ

美鈴：はいはい

美鈴：ほら、あそこにスマタするにはうってつけの木があるわよ〜

チルノ：うっそマヂで？

チルノ：バイバイ

美鈴：デクにスマタなんぞしてどうすんだかあの馬鹿は

美鈴：ああ、自分が気持ち良くなりたいだけか

美鈴：そうかそうか

美鈴：自己中な



■ ■ ■



レミリア：ちょっと出掛けてくるわ

美鈴：そうですか

美鈴：どちらへ？

レミリア：ディズニーランドへ

美鈴：妹様はご一緒ぢゃないんですか？

レミリア：一緒にぃぃいるに゛ょおがぁあ

レミリア：とてぃもっ恥ずかしくてぇ〜たまらないからぁ〜

レミリア：byベンジー

美鈴：左様ですか

美鈴：冷たい人間の仲間入りですね

レミリア：誰も通しちゃ駄目よ

美鈴：ええ、勿論です

レミリア：それぢゃあ

美鈴：お気を付けて

レミリア：うん

レミリア：あ

レミリア：忘れ物した

レミリア：ちょっとどいてよ

美鈴：駄目ですよ

美鈴：此処は通せません

レミリア：馬鹿か

美鈴：｀´

美鈴：しっしっ

レミリア：何だコイツ

レミリア：主人に向かってしっしってお前

美鈴：門番ですので

美鈴：通せません

レミリア：ぢゃあ誰も帰ってこれないぢゃない……

レミリア：もういいわよ

レミリア：紅魔館あんたにあげる

レミリア：ぢゃあね

美鈴：これは史上稀に見るラッキー美鈴ちゃんだわ

美鈴：ぢゃあ私が主人って事で

館の皆はレミリアについていってしまいました。

美鈴：びえーん！

美鈴：放置プレイとか酷いよぉー！

美鈴：グスン

美鈴：皆戻ってきてよ〜……

パチュリー：私がいるわ

美鈴：何でテメェがいるんだよ

美鈴：消えろ