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『超高齢者戦隊ババレンジャー外伝【その1】』 作者: どっかのメンヘラ
「ここがあの魔女(おんな)のハウスね・・・・。」
紅魔館の前に4人の人影が並ぶ。
「ここがあの魔女(おんな)のハウスね・・・・!」
小柄な人影のひとつが言う。霧の湖を牛耳る氷の妖精チルノだ。
4人の人影は紅魔館へと近づいていった・・・。
これは「超高齢者戦隊ババレンジャー」の物語が始まる少し前。ババレンジャーの前身マジェスティック・ババルテットが夏休み特別ショーのリハーサルをしていて、諏訪子が明日のために一人で特設会場を作っていた時の話である・・・・・。
「ババレンジャー外伝【その1】・バカ十字団の軌跡紅魔館編」
バカ十字団の4人、チルノ、ルーミア、ミスティア・ローレライ、リグル・ナイトバグは足取りを並べて紅魔館へと近づいてゆく。紅魔館の門の前に立つ。
そこには紅魔館の門番であり体術の天才でもある妖怪、紅美鈴が・・・居眠りをしていた。
4人は美鈴に近づく。美鈴は門番用の粗末な椅子に座り、手に6尺ほどの棒を持ち眠っている。
紅魔館当主のレミリア・スカーレットは非常に幼稚で傲慢で我が侭な吸血鬼である。館の自分の僕たちにむちゃくちゃな労働を強いている。
紅魔館にいる人々は基本的に一日20時間もの労働を強いられる。
しかしメイド妖精は数が多いので一人一人は20時間ぶっ続けで働かないで適当に休憩を取る。レミリアはメイド妖精が10,20人いなくなったところで気づくはずも無い。
咲夜も時折時間をとめては睡眠や食事をとっている。
しかし問題は自分の代わりがいない上時間をとめるなどという芸当も持たない美鈴である。妖怪である彼女だがやはり睡眠や食事はとらなければならない。しかしながら勤務時間中は門の前にいなければならない。
そのため彼女は1食につき10分間の食事と一日4時間の睡眠のうち足りない分のほんの1時間をを門の前でとらなければならないのである。それ以外の時間に怠けていれば紅魔館のメイド長のきっついお仕置きが待っている。
週末によく人里で説教をして回っている閻魔四季映姫ヤマザナドゥに頼んで紅魔館当主レミリア・スカーレットを相手に裁判をおこせば100%勝訴しそうだが、本人にそのつもりは無い。豊かな胸と細いながらも強靭な体中の筋肉にばかり栄養がいきわたりお頭がいまいちなこの哀れな中華風妖怪に労働基準法の概念など無かった。
4人は美鈴の顔を覗き込む。どこからどう見ても寝ている。
自分の邪魔をする奴は指先ひとつでダウンさせる世紀末の格闘家やキン肉バスターが得意なドジで強いつもりの超人レスラーや地上最強の生物の異名を持つ明らかに人間の領域を超えちゃってる化け物とその息子とも互角に渡り合えそうな彼女だが、寝ているのなら赤子ほどの強さも無いだろう。
4人は美鈴の横を素通りして紅魔館の中へ進もうとした。
「ほあたああぁぁ!」
大きな掛声とともに6尺の棒が4人の目の前に振り下ろされた。
4人は驚き美鈴の方を見る。美鈴はさっきと変わらない様子で寝ている。
「トラエモンサン・・・トラエモンサン・・・ワタシ空ヲ自由ニ飛ンテミタイアルヨ・・・ムニャムニャ・・・。」
寝ているようだ。門番の条件反射のようなものか。
6尺棒を元の位置に戻しまた中へ進む。
「ほりゃあぁぁああ。」
またしても掛け声とともに棒を振り下ろされた。しかし美鈴は確かに寝ている。
「タメ!ソンナ未来ノ道具使ウ、タメヨ!!チュゴク四千年ノ歴史モットタイジニスルアルヨ・・・ムニャムニャ・・・。」
6尺棒を元の位置に戻しまた中へ進む。
「じゃおおおおおぉぉん!!!」
そしてまた棒が振り下ろされる。
「タメ!ソレ偽者アルヨ!チュゴクハ広島生マレトカイテル、大変ナマガイモノアルヨ・・・ムニャムニャ・・・アナタ少シパカデハナイカ・・・。」
本当は起きているんじゃないかと思ったリグルはゴキブリを美鈴の口の中にねじ込む。
「ムグムグ・・・ムシャ・・・ムシャ・・・ゴックン・・・アナタ、パカネ・・・アナタ、トテモパカアルヨ・・・ムニャムニャ・・・。」
6尺棒を振り下ろされたままにして通った。何も起きなかった。
エントランスの重い扉を開き、玄関にはいる。とても広い空間、大理石の階段、鮮血のようなあざやかな紅のカーペット、豪華なシャンデリア、立ち並ぶ彫刻や甲冑・・・。屋敷の内部は贅を極めている。
「ようこそ紅魔館へ。」
後ろから声が響く。いつの間にか後ろに女がいた。メイド服に身を包む銀髪の女。紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。
「本日はどのような御用時でしょうか・・・。」
物腰の柔らかい丁寧な口調とは裏腹に殺気に満ちた眼。返答しだいでは相手を瞬殺しかねない。
「あたいたち調べたいことがあるの。図書館に案内してくれる?」
チルノは咲夜に近づくとこう言い放った。咲夜はこれ以上無いほど殺気を放っていたが、チルノのHなお頭は「でもそんなの関係ねぇ」と判断したのである。
咲夜はチルノの予想外の反応に少し驚いたが、変わらぬ調子で続ける。
「残念ながら図書館は一般公開はしておりません。霧雨魔理沙を除くパチュリー様と親しい人物からの紹介状が無ければ入ることは出来ません。」
「いーじゃんよー、けちー!しぶちーん!」
「どうとでも言いなさい。とにかくお帰りなさい。」
「なによ!PAD長の癖に!」
咲夜が一瞬凍りつく。堪忍袋の緒が千切れて理性を失いかける。
危うくメイド長無双状態になってどっかのハクタクの二の舞を演じるところだったが、完全で瀟洒なメイドの堪忍袋にはスペアの緒があったらしくぎりぎりで持ちこたえた。
「・・・・・あなたはどうやら少々痛い目に遭わないと学習しないみたいですね・・・。」
咲夜は満面の笑みを浮かべながらそう言ったが、片方の眉は不自然に痙攣を起こし上下に振るえ、こめかみの上には青い血管がはちきれんばかりに怒張し浮き出ていた。
「わはーここ暑いなぁ。」
ルーミアはそういうとおもむろにスカートをパタパタし始めた。
「メイド秘技「さつじn・・・!?!?!?!?」
スペルカードを発動しようとした咲夜は驚愕した。
ルーミアがスカートを持ち上げるたびそのすそから彼女の無毛のすじがちらりと見えた。
ルーミアは下着をはいていなかったのである。
(え?!・・・嘘・・・な、何で・・・?)
「ホントここ暑いね〜!」
リグルがわざとらしくルーミアの言葉に同意すると自分のワイシャツの胸ボタンをはずす。膨らみかけの二つの高まり、その先端がポロリとこぼれる。
「へ?・・え?・・何で?・・・嘘?・・・???」
「あそこがムレて痒くなっちゃったー♪」
ミスティアがスカートをまくり上げ自分の秘所を弄繰り回した。
これ見よがしに自分の割れ目を押し広げてくる。
まるで咲夜に見せ付けるかの様に・・・。
チルノは後ろで何が起こっているかも知らず咲夜を挑発しまくっているが咲夜はその後ろで起きていることに釘付けになっていた。
咲夜は完全で瀟洒なメイドである。
東にぜん息発作をおこしたパチュリーあれば行って看病してやり、西に怠けている美鈴あれば行ってその頭にナイフを刺し、南に暇そうにしているフランドールあれば行って弾幕ごっこをしてやって、北に野菜をこっそり残しゴミ箱に投入しようとするレミリアがあれば、無言で背後に立ち「何をされているのですかお嬢様?」と声をかける。
そして、毎日そのようなことを繰り返しながら館内の掃除と魔理沙に破壊された屋敷の修理とその他もろもろの雑務をそつなく完璧にこなす。
しかしそんな彼女にも、とある大きな欠点があった。
彼女は自分と違う性の人間に興味を持てなかった。そして自分と同世代あるいはそれ以上の人間にも興味をもてず初潮を迎えるか迎えないかぐらいの年齢の少女にしか性的関心を抱けなかったのである――――――――――つまり「真性ズーレーな上にロリコン」だったのである。
天の神様は中途半端な平等主義者でおられるのでとある人間には二物も三物もお与えになるがその代わりそういう人間には何かトンデモない欠点もお与えになるのである。
「完全で瀟洒なメイドなのになんで欠点があるの?完全じゃないじゃん!」とか言っている画面の前のそこのキミ!矛盾だらけの不条理なこの世の中でそんな細かいことばっかり気にしていると頭に十円ハゲができちゃうぞ!
「なによあたいとやろうっての?いいじゃないの!さあ来なさいよ!幻想郷最強のこの氷妖精があんたみたいなちびっ子吸血鬼の手下に負けるわけ無いんだからね!あっという間に湖の蛙みたいに凍らしてやるわ!まあせいぜいあたいの最強弾幕にびびっておしっこちびらないように気をつけることね!・・・って聞いてんのアンタ!?」
「はぁ・・・はぁ・・あっ・・・ぁん・・・あ、はい?・・申し訳ございません・・・。」
咲夜はもう我を忘れて下着をずらし上気しきった顔で自分の秘所を慰めていた。
いつもレミリアたちの世話とその他もろもろの雑用をこなし、主以外の年少の人間との接触が少ない彼女にこの淫靡な光景はあまりにも刺激が強すぎた。
ちなみに咲夜はレミリアの着替えの世話はよくやるが下着だけはレミリア自身が換える。レミリアはフランドールの着替えの世話は咲夜ではなく小悪魔に任せるよう言っている。咲夜の異常な性癖に気づいているようである。
「だから早く図書館に案内しなさいって言ってんのよ!」
「はぁん・・・はい・・申し訳ございません・・・あぁん・・・。図書館を・・・んあぁん・・お連れします・・・。」
判断力を完全に失っていた咲夜は思わずチルノの要求を受け入れてしまった。
4人を図書館へと案内する間もずっと股間をまさぐり息を荒げていた咲夜をチルノは不審に思った。
「ねえ、リグル。」
「なんだい?チルノちゃん。」
「何であいつずっとお股いじくりまわしてんの?」
リグルはそ知らぬ顔でこう答えた。
「さあ。いんきんたむしなんじゃない?」
「はぁ・・・はぁ・・・こちらでございます・・・。」
図書館の入り口についた。大きなオーク材の扉は立派な彫刻が彫られ、金の縁取りまである。
「それでは私は・・・あん!・・この辺で・・失礼させて・・・んあぁ!・・・い、いただきます・・・。」
咲夜は肌蹴たワイシャツの胸元から手を入れて胸をまさぐり、緩みきっただらしない顔で自分の蜜壺を指でかき回している。足は垂れた愛液でびしょびしょにぬれている。
咲夜が去った後、四人は力をあわせうんうん言いながら扉を開いた。
扉が開く。目の前に整然と並んだ本棚が広がる。壁全体が天井近くまで本棚になっていて、内部は全体が多数の宙に浮くランプで照らし出されていた。
「ううぅ・・・頭痛い・・・。」
ミスティアが頭を抱えしゃがみこむ。鳥頭な彼女は活字恐怖症なのである。
「魔女とかはどこいったのかな?」
リグルが辺りを見回す。しかしパチュリーはおろか小悪魔すら出てくる気配が無い。
「まあいいや・・・。本を探そう。」
4人手分けして「あの人」からもらったメモを持ってお目当ての本棚を探す。
今日彼女たちがこの図書館に来たのはほかでもない「あの人」からこの図書館の本を盗んできてほしいと頼まれたからである。「あの人」は彼女たちに大切な資金源である「お薬」を売ってくれる。そしてその「お薬」を人里の怖いお兄さんたちに売って、ついでに「気持ちいいこと」をしてあげるとお兄さんたちはお金をいっぱいくれるのだ。「あの人」が困っていたら何をしてでも助けてあげるのが人情である、とあの人は言っていた。
「う〜ん無いなあ、「あの人」が言ってた本棚・・・。ん?なんだろうこれ?」
チルノがとある本棚に入っている本を見つける。黒やエンジ色の地味で分厚い本に混じりパステルカラーの薄い本がある。
本棚から出し手にとってみる。表紙にかわいらしい花や動物の絵が描かれたその本。表紙に「よい子のえほん」と書いてある。
チルノはその本をそっと開いてみる。
いきなりその本から黒い煙が上がる。チルノは驚いて本を落としてしまった。開かれた本のページから奇怪でおぞましい姿の鬼婆が顔をのぞかせる。
「いぃーーひっひっひぃ!250年ぶりにいい獲物がつかまったねぃ♪」
鬼婆はそういいながら毛むくじゃらのおぞましい両手を伸ばす。
ばたん!
チルノは何一つ造作も無く本を閉じた。
「ってコラーー!!そんな簡単に本を閉じるんじゃなーい!卑怯だー!」
本の中から鬼婆の抗議の声が聞こえる。チルノはその本を本棚に戻すと何事も無かったかのようにまた本棚探しを続けた。
「ん?・・・何か聞こえる・・・。」
向こうの本棚のところから誰かの声が聞こえる。チルノは音のするほうへと向かっていった。
「んむう・・ちゅぱっちゅぷちゅ・・ぷはあっ!はんむっ・・・ちゅぱちゅぱ・・・・。」
「んっ!・・ぁんんんあぁぁん!・・はぁはぁ・・ん・・・・・んぁあ!はうん!・・。」
何かをしゃぶる音とあえぎ声。そこにいたのはこの図書館の所有者パチュリーとその僕の小悪魔であった。
「はぁん・・・そこ・・・クリのとこ舐めあげて・・・ぁああん!」
「ちゅぱ・・・はぁはぁ・・・パチュリー様・・・。」
小悪魔はパチュリーの前に跪き彼女の股間を舐めていた。よくみると自分の秘所も慰めているようだ。
「はぁはぁ・・・リトル・・・こっちに来なさい・・・。」
「はい・・・パチュリー様・・・んあああぁん!」
パチュリーは小悪魔の割れ目の小さなつぼみをつねった。
「こんなに硬くして・・・いやらしい子ね。」
「ううぅ・・・。」
小悪魔が涙目になる。パチュリーは小悪魔の額にキスをすると、彼女の股間と自分の股間をくっつけた。そのまま二人は腰を揺さぶり始めた。
「うんっ・・・あん・・・ふぁ・・ああぁん!・・・・パチュリーさまああぁ!」
「はぁ・・・あんぅ・・・いいわ・・・とても・・・・いいわあああぁぁん!!」
二人は激しく腰を揺さぶりいやらしい声を上げる。
「うあっ!いやああん!パチュリー様ぁぁああああ!!!!」
「いっ・・・いっちゃうううう!リトルうううううぅぅぅ!!!!」
体を痙攣させ、絶頂に達した二人。二人は余韻に浸りながらねっとりと舌を絡め合い唾液を交換し合う。
濃厚な同性愛の一部始終を本棚の影からみていたチルノはこうつぶやいた。
「紅魔館の連中っていんきんたむしばっかりね!」
「あったあった!やっとみつけたよ〜!」
ミスティアがお目当ての本棚を見つけた
4人はその本棚の前に集まる。そこから本をどんどん取り出していった。
本にはいろいろなものがあった。ページが糊付けされたように開かないもの、本を開いたとたん文字が虫のように紙面を這いずり回り読めなくなるもの、「危険魔法薬大全」と書かれているのにページを開けたら双頭のドラゴンが山の上に鎮座する絵、泉からたくさんの虫が湧き出てきている絵、一つ目の巨人たちが太鼓をたたき舞い踊る絵などの意味深な挿絵ばかりで文字らしきものがまったく見当たらないものなどだ。
そして持ってきた風呂敷に本を詰め込んでゆく。
「あの人」曰く泥棒するときは必ず風呂敷を使うものらしい。
「あれ?チルノちゃん?」
ルーミアがチルノに言う。チルノは空になった本棚に何かを置いている。
「何それ?」
「これ?とってもいいものだよ!」
チルノは答える。
「まあなんていうか・・・・・。悪の軍団のたしなみって奴ね!」
一人につき10冊づつ本を背負う、そして来たときと探しているときは縦横無尽に飛び回っていたのに帰りは抜き足差し足忍び足でこそこそと帰る。はたから見ると明らかに怪しい人々である。
そのまま図書館の裏口から庭を回り門の外へ出る。美鈴はまだ寝ている。
「ニシカラノボッタオ日様ガ・・・・・東ニ沈ムアルヨ!・・・・ムニャムニャ・・・・。」
こうして恐ろしく簡単に泥棒を成功させ、紅魔館のセキュリティの甘さを浮き彫りにしてしまった4人。門から出た後、4人は大成功を喜びながら霧の湖の方へと飛んでいった。
しかし、ここでひとつの疑問が残る。紅魔館の主レミリア・スカーレットとその妹フランドール・スカーレットは一体どこで何をしていたのだろうか。よほど特別な事情が無い限り、どちらも気づきそうなものだが・・・。
そう、二人にとっては特別な事情があったのである。
話は少し前、ルーミアたちの色仕掛けでご乱心の咲夜が自分のあそこを慰めていたところまでさかのぼる。
「うううぅぅ・・・うわああぁぁん!うわぁあああん!」
紅魔館の厨房に泣き声が響く。
床にへたり込んで泣いてるフランドール・スカーレット。彼女の視線の先には床の上でほかほかと湯気を立ち上らせるパンケーキが落ちていた。
「ほら・・・泣かないで・・・ねえ・・・私は怒ってないから・・・ねえ?」
隣で困り顔でフランを慰めているのはこの紅魔館の領主、レミリア・スカーレットである。
今日、フランがいきなりレミリアのおやつを作ると言い出した。何でも魔理沙からパンケーキの作り方を教わったらしい。全体的にいたって順調に進んでいたのだが最後の最後、裏返すところで床に落としてしまった。
「ううぅぅ・・・ひっぐ・・・えっぐ・・・。」
「ねえ、フラン・・・。後で咲夜にまた焼いてもらおう・・・だから・・・ね?」
「ううぅ・・・ずずず・・・でも・・・。」
「ん?」
フランは涙と鼻水でべとべとになった顔をレミリアにむける。
「姉さまに・・・姉さまに喜んでほしかったんだもん・・・。」
レミリアははっとした顔をする。
「姉さまにフランのパンケーキ食べてほしかったんだもん・・・。姉さまにおいしいって喜んでほしかったの・・・。姉さまにいっぱい喜んでほしかったの・・・。」
レミリアの胸に熱いものがこみ上げる。
彼女はフランを何百年も地下室に幽閉し続けていた。純粋なゆえに荒っぽく物でも人でも何でも壊してしまう自分の妹に手を焼いていた彼女。それゆえ頭がおかしいとレッテルを貼って地下に閉じ込めた。
しかしフランは外に出て人と接するうちに加減を知るようになった。つまりフランが荒っぽいのはほかでもない、自分のせいだったとレミリアは悟った。
レミリアはそのことに気づいたとき、フランに泣きながら土下座した。人に頭を下げたのはこれが初めてだった。でもフランは許してくれた。それどころか泣きながら謝るレミリアを慰め、彼女のことを大好きだといってくれた。とてもうれしかった。
「フラン・・・!」
レミリアはフランを抱きしめた。
「姉さ・・・んむぅ!?」
レミリアは、いきなりフランの唇を奪った。
「うちゅ・・・むちゅぅ・・・。」
「んうぅ・・・はあはあ・・・。」
はっと我に帰るレミリア。やってしまった。自分の妹への感情が高ぶるあまりよりによって妹のファーストキスを奪ってしまったのである。
「ご、ごめんなさいフラン!私はなんてことを・・・。」
慌てふためくレミリア。フランはしばらくきょとんとしていたが、今度は彼女のほうからキスしてきた。
「んむぅ・・んぅ・・・・ちゅぱ・・・ちゅば・・・んちゅう・・・。」
たっぷりと口付けを交わし、顔を離す。二人の口から透明な糸が引いた。
「姉さま・・・・・。」
上気した顔で姉を見るフラン。彼女はレミリアの最後の自制心を壊してしまったのであった。
「あうっ!・・・んぁっ・・・。姉さま、くすぐったいよ・・・。」
レミリアはフランの上着を捲くり胸を露出させ、その薄い胸を優しく撫で回していた。
「んあぁぁ・・・ひゃう!」
レミリアは妹の胸に舌を這わせる。
「ぁん・・・あっ・・・姉さま・・・・・。」
フランは自分の妹の胸にむしゃぶりつくレミリアの頭を撫でた。
「フラン、下着脱いでくれる・・・?」
胸から顔を離し、フランの耳元でそっとささやく。
フランは黙って頷くと、下着を脱いだ。
レミリアはフランの陰裂に指を這わせていく。
「ふああぁぁん!はぁはぁ・・・・・姉さま・・・姉さま・・・。」
いつの間にかフランはレミリアの服の胸を肌蹴て小さな胸をしゃぶっていた。
「フラン・・・これも舐めて・・・。」
自分の指をフランの前に差し出した。フランはうっとりとした表情でレミリアの指を舐め続ける。
「はぁ・・・ちゅぱちゅぱ・・・ちゅぷ・・・ちゅうちゅぅ・・・ぴちゃぴちゃ・・・・姉さま・・・姉さま・・・。」
レミリアは自分の妹の唾液でぬれた指でフランの割れ目をゆっくし愛撫した。
「うあぁん!・・・ふぁ・・はぁ・・・姉さま・・・あん!・・・切ないよぉ・・・。」
レミリアはそのまま自分の指をフランの割れ目の奥の小さな穴の中へ潜り込ませようとした。
「嫌ぁ!怖い!」
フランが叫んだ。レミリアはとっさに手をどける。
「フラン・・・怖い思いさせてごめんね。今日は、ここまでにしとく?」
「ううん・・・ごめんね。ちょっとびっくりしちゃっただけだから・・・。だから、最後まで・・・してほしいな。」
妹の一言に思わず感極まり、涙を零したレミリア。フランが驚いて何かを言おうとしたが、レミリアはキスでそれを封じた。
「なら最後までしてあげるね・・・・・でも痛かったりしたらちゃんと言うのよ。」
そっとフランを抱き寄せて、彼女の耳元で優しくささやいた。フランの純潔を傷つけないように、そっと指を小さな穴の中へと入れてゆく。
「ふぇ・・・ああぁぅ・・・姉さまぁ・・・・。」
フランが甘い声を上げる。フランのその部分はまるでレミリアの指を強くしゃぶるかのように締め付けてくる。そっと指を動かす度に、フランはかわいらしい声を上げる。
「うああぁ・・・あぁん・・・姉さま・・・ふにゃぁあん!」
よがり声をあげる度フランはしきりにレミリアの唇を求めてきた。レミリアは少しも惜しむことも無く彼女にキスし続けた。
「ふぁっ!あああぁぁん!姉さまっ!何か来ちゃうよぅ!こわいよぉ!」
フランが涙を流しながらレミリアに抱きつく。レミリアはフランを抱きしめた。
「大丈夫よ。私がついてるから怖くないわ・・・・・。」
「姉さま!姉さま!!姉さま!!!姉さまあああぁぁあぁ!!!!!」
フランはレミリアの腕の中で絶頂を迎えた。体を痙攣させ、レミリアにぎゅっと抱きついた。
息を荒げ、体を震わせて、それでもレミリアのことを呼び続けるフラン。
レミリアは、そっとフランを抱きしめた。
厨房の一角で、レミリアとフランは肩を寄せ合いながら行為の余韻に浸っていた。
服が乱れたままの体を摺り寄せあう。レミリアが微笑みかけると、フランは満面の笑みで返してくれる。互いに手を握り合い、取り留めの無い、他愛も無い話をして時折二人で面白おかしそうに笑った。
「姉さま・・・。」
フランが言う。
「ずっと・・・ずっと大好きだよ・・・。」
レミリアはフランにキスをする。
「私も・・・私もあなたと同じ気持ちよ・・・。」
二人は永遠にこの幸福な時間が続いてほしいと感じた。
その頃図書館の本を盗んだ泥棒たちが抜き足差し足忍び足で紅魔館を脱出していることなど、この幸福の絶頂にいる姉妹が知るはずも無かった。
ババレンジャー外伝【その1】
完
やあ (´・ω・`)
ようこそ、産廃創像話へ。
この下剤はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「またグロが無し」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この美しい姉妹愛を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「劣情」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この外伝を書いたんだ。
じゃあ、本編を書き始めようか。
どっかのメンヘラ
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2009/10/03 01:50:02
更新日時:
2009/10/03 16:37:59
分類
外伝
ネチョ魔館
性欲をもてあます紅魔館住人たち
姉妹丼
相変わらずグロがからっきしだよ三級品
一見強固に見える不落の要塞をいとも簡単に突破するとは。
あの方ってあの人なのだろうか、誰だろうなー。
ていうか、このシリーズホント碌な奴いねえwwwwwww
駄目だこの紅魔館・・・
こんな紅魔館はやだ
だな。
@いつも寝ながら警備している美鈴
A図書館の隅でネチョい事ばかりしている。パチェとこあ
Bとても仲が良い、おぜう様と妹様(性的な意味で)
Cそれを見ていつもハアハアして1人でネチョい事をしている咲夜さん
早くこの連中を何とかしろ!