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『垢舐め』 作者: 黒崎 文太
【前編】
こんにちは、多々良小傘です。
私、最近新しい仕事を始めてみたんです。
お風呂場に棲む妖怪に「垢舐め」っていますよね?
人畜無害の妖怪としてよく知られているアレですけど、唐傘のベロを見ていたらそれを思い出しまして、ちょっと私の家のお風呂場の汚れを舐め取らせてみたんです。
そしたらどうなったと思います? 今までに無いほど綺麗になっていたんですよ。はい。唐傘に汚れを舐め取らせたお風呂場がです。
そこで、「もしや!」と思ったんですよ。
今度は私、服を脱ぎまして、ええ、全部です。で、体中の垢を舐め取らせてみました。
驚きましたよ。どんなに清潔にしているつもりでも垢って溜まるものなんだ、と実感しました。
はい。体中がスッキリしてすごく爽やかで、自分がとっても綺麗になったってことが分かりました。
それで、はい。これはもう商売としてやっていける!と思いまして、ええ。
始めたんですよ。はい、「垢舐めサービス」という仕事です。
これが良い意味で私の予想を裏切る経営状態になりまして。はい、大繁盛したんです。
皆さん綺麗になって大喜びしていました。
お肌がピチピチになったとか、皮膚病が治ったとか、そういう感謝のお言葉も貰うようになりました。
私、昔は人を驚かせてその怖がった顔を見て喜ぶのが趣味だったんですけど、今はもうしませんね。
やっぱり感謝されて喜んでもらうって素晴らしいものですよ。
しかもですよ、私の体質かもしれないんですけど、垢って美味しいし、お腹も膨れるんですよ。
ですから、はい。人間を襲う必要が無くなりまして、霊夢さんみたいな人達に退治される心配もなくなったんです。
あ、はい。自分でも思いますよ。こんな良い仕事が出来て幸せだ、って。
ところが、まあ当たり前の話ではあるんですけれど、常連さんの中にいるんですよ。
ええ、困ったちゃんが、です。
大きくは3人いるんですけれど、まずは星の付いた赤い角を生やした鬼の方。
あの人、どうも細かいことに気を遣おうとしないタイプといいますか、まあ、ざっくばらんに言えば身体を清潔に保つタイプじゃないみたいなんですよ。
えっ、垢舐めなら願ったりのお客さんじゃないですか、って?
いえ、普通はそうなんですよ。
ただあの人、何が困ったちゃんかって、ぼうぼうに伸びた陰毛におしっこやウンチのカスがたっっっくさんこびり付いているんですよ。
排便の後にお尻を拭くっていう習慣が無いんですね。
で、もう苦いやらしょっぱいやら臭いやら、そんな感覚がいつまでも口の中に残って、これが目に染みるんですよ。
次は早苗さんっていう、私の知り合いなんですけど、守矢神社の巫女さん。
えっ、ああいう人が舐め取ってもらうほど垢を溜めてるわけ無いだろって?
いや、人は見た目によらないものですよ、はい。
で、その早苗さんなんですけど、この人、マナーはすごく良いんですよ。
私への気遣いとか、もうお客さんの態度じゃないんです。そのぐらい親切な人なんです。
ただ、あの人ちょっとお尻の穴が緩いみたいで、はい、お尻の穴を舐めている時によくウンチを漏らしちゃうんです。
だから口の中にウンチが入ってきて、しかも大体その時は早苗さん力が抜けちゃって、ちょうど唐傘のベロをお尻で下敷きにした状態でへたり込んじゃうんです。で、そこからさらにまたウンチするんですよ。
後で謝っていましたから早苗さんに悪気は無いんでしょうけど、こっちは堪りませんよ。
もう、どうにか我慢してウンチを飲み込むしかないんですから。
垢だけじゃなくてウンチも美味しく感じられる身体だったら良かったんですけどね。
最後が銀色の髪の、人間のメイドさん。
あの人も一見清潔で綺麗で、垢舐めサービスなんか受けそうにない感じなんですけどね。
ああいう人もあるんですよ、欠点。
あの人、特に夏場ですけれど、いつも腕を組んで微笑んでいるんですよね。
ええ、余裕のポーズなんだろうな〜、って最初にこの人を舐める時まではそう思ってたんですよ。
ところがこの人、面白いことに、と言ったら失礼ですけど、実は腕を組むのは本来の目的じゃなかったんです。
腕を組むと自然に腋が締められますよね?
そう、この人ってば腋臭がものすごくて、臭いを撒き散らさないように腋を締めてて、それを隠すために腕を組む振りをしてたんですよ。
でも、舐めなきゃいけないんですよね、垢舐めですから。
もう大変ですよ。服も腋の部分だけ黄色く染まってて、見るからに凄い腋臭だって分かるくらいですから。
最初の人もそうでしたけど、目にツーンときまして、味もすっごく酸っぱくて、舐めるたびに鼻水や涙がボロボロ出てくるんです。
で、その腋を舐め終わると、今度は服に付いた腋臭染みも舐め取らせるんです。
染みの癖に凄いんですよ。
あれでさえ普通の人の腋を直接嗅いでも絶対に体験できそうにない臭いでした。
すっかり舐め取ると臭いも消えるんですけど、やっぱり体質なんでしょうね。
2,3日経ったらまた腋臭が復活してまして、また舐め取ることになるんです。
でもまあ、困ったちゃんとはいいましたけど3人とも本当に良い人たちですし、私も何だかんだであの人たちのこと、大好きですよ。
そんな訳で、小傘の垢舐めサービスは随時受付中です。
あと、最近は私と一緒に仕事をしてくれる人も募集しています。
身体を綺麗にしたい方や、私と一緒に垢舐めサービスをしたい方は、どなたでもぜひ私のところへ来てくださいね。
【中編】
「ふ〜ん……」
私は今朝の文々。新聞のコラムを読み終えると、それを机上に放り投げ、一息ついた。
普段ならこの手の記事に書かれていることなどすぐに忘れてしまうのだが、今日はこのコラムの最後の一文が頭から離れなかった。
「私と一緒に垢舐めサービスをしたい方は、どなたでもぜひ私のところへ来てくださいね。」
「垢舐め」は元々妖怪の一種であり、「垢舐めサービス」も垢舐めのような舌を持つ小傘さんだからこそできる仕事のはずだ。
「どなたでも」できるわけが無い。
しかし、コラムには自信満々に書かれている上、別の日の新聞の求人広告を見ても、
「垢舐めサービス アルバイト募集中 やる気のある方なら誰でも可」
と書かれている。
いったいぜんたい、どうして「誰でも可」と言えるのだろうか?
私はその真相を確かめたいという好奇心から、その欄に記載されている宛先へと手紙を書いた……。
返事の手紙によって指定された会場には、私の他に6人の人たちが集まっていた。
採用試験などは一切行われず、直ちに全員採用となった。
そのまま歓迎会として小さな宴会が開かれることになり、私も当然参加することになった。
出されたお酒を飲んでいる内、私は例の疑問に対して、もっとも単純な答えに行き着いていた。
小傘さんが募集していた仕事とは、すなわち仕事の受付のことだ。
彼女が垢舐めの仕事に専念するため、私達受付係に仕事の依頼を受けさせることにしたのだ。
だが、そう考えるとまた新たな疑問が浮かんでくる。
何故、ただの受付係に7人も採用したのか?
今述べたような仕事なら、1人か2人いれば十分なはずだ。
宴会の席でも小傘さんは仕事の内容については「明日になったら教えます」と言って説明してくれない。
そうしているうちに酔いが回ってきたのだろう。私の視界はぼやけ、意識は薄れていった。
目が覚めると、私は見慣れない部屋の中にいて、椅子に拘束されていた。
二日酔いの朝というものはとかく身体がだるいものであるが、今日のものは特に酷く、身体の感覚がほとんど無かった。
前を見ると大きなガラスの窓があり、ガラスの向こうに私と向かい合う形で置かれた椅子の上には、なんと全裸の小傘さんが座らされていた。
足首や手首、腰がベルトで固定されており、私同様に拘束されていた。
昨夜私が寝ている間に、いったい何があったのだろうか?
小傘さんは眠っているらしかったが、その顔を覗き込もうとするとちょうど小傘さんと目が合ってしまい、驚いて目を伏せた。
しばらくしてまた顔を上げてみた。
小傘さんと目が合った。
小傘さんは不思議なものを見ているかのように、何も言わずにポカンとして私を見つめていた。
不意に小傘さんの後ろの戸が開いて何者かが入り、同時に私の後ろにも何者かが現れ、声をかけてきた。
「あ、目が覚めたんですね。」
小傘さんの声だった。
馬鹿な。小傘さんは今こうして私の目の前にいるというのに!
私が声のした方を振り向くよりも早く、私の目の前に座らされている小傘さんのすぐ後ろに先ほど向こうの部屋に入ってきた人影…もう一人の小傘さんが近づいた。
「それにしてもそんなに見とれちゃって……、その身体、そんなに魅力的でしたか?」
座らされている小傘さんの後ろに立つ小傘さんが、座らされている小傘さんに向かって話しかけるような動作をすると同時に、私の耳元で小傘さんの声がした。
「あ、まだ分かりませんでしたか? あれ、貴方ですよ。」
「えっ?」
その時、手足の感覚が戻ってきた私は初めて気づいた。
自分が全裸で椅子に拘束されていることに。
恐る恐る、自分の股間を見下ろしてみた。
何も無かった。そう、何も無かった!
私の眼前にあったのはガラス窓ではなく、鏡張りの壁だったのだ!
「大成功ですよ、永琳先生!」
小傘さんがその名を呼ぶと、私のよく知っている薬剤師の先生が、薄汚れた兎の妖怪を連れて部屋に入ってきた。
「ええ、でも、本当に大成功なのかどうかはまだ分からないわ。」
永琳の目はいつものような患者を見る医者の目ではなく、実験体を見る研究者の目だった。
薄汚れた兎の妖怪が――どうやら何日かの間、風呂に入らされていないようだ――私の目の前に出され、同時に私の拘束が解かれた。
垢にまみれた彼女の体臭を嗅いでいるうちに私の口には涎が溜まっていき、息は荒くなり、ついに私はその身体に抱きついて垢を舐め取り始めた。
昨日までに比べて明らかに長くなった舌で舐め取る垢は、今まで私が食べてきた何よりも美味しかった。
このとき私は初めて自分が「垢舐め」にされたということを悟ったが、そのことで嘆いたり文句を言ったりするよりも、今はただ目の前の垢が美味しくて堪らなかった。
やがて私が妖怪兎の垢を舐め終わると、入れ替わりに永琳が私の口に女性器を押し当てた。
私はまるで誰かに操られているかのように永琳の股間を舐め、そのうちに永琳は私の口に放尿した。
私は一滴もこぼすことなくそれを飲み込み、最後には永琳の尿道に口をつけ、その残滓を吸い出した。
次に永琳は私に背を向け、中腰の姿勢で私の顔に尻を押し当てた。
やはり私は迷うことなく肛門を舌で舐めほぐし、永琳は私の口に脱糞した。
おそらく私の身体はそう作り変えられてしまったのだろう。大便の味は垢を舐めた時同様、この上なく美味しかった。
永琳達に垢や小便・大便を食べた感想を聞かれ、私は正直に先ほど述べたことを答えた。
永琳は喜んだ様子で部屋を出て行き、私も小傘さんに連れられて別室へと連れて行かれた。
その部屋から、私と一緒に歓迎会に出席していた6人が私と入れ替わりに外に運び出された。
数十分後、6人の小傘さんが部屋に運び込まれてきた。
その日から、私達の仕事が始まった……。
【後編】
2ヶ月が経った。
私達は順調に仕事をしており、同僚の小傘さんも今や59人にまで増えていた。
私を含む同僚達全員に数字の書かれた首輪がはめられており、私のものには「1」と書かれていた。
社長となった本物の小傘さん以外は、みんな裸だった。
そんなある日、いつものように仕事の準備をしていると、社長から声を掛けられた。
社長に連れて行かれた先には、社長の一番のお得意様の一人である紅魔館のメイド・十六夜咲夜がいた。
「単刀直入に言います。彼女を美鈴専用の垢舐めにしたいのです。」
美鈴……紅魔館の門番紅美鈴のことだ。
私も何度か彼女のところに派遣されたことがある。
彼女は滅多に風呂に入ることが無いようで、その垢がとても濃厚で舌がとろけるようだったことを覚えている。
社長は金額の提示をし、咲夜がその分のお金を差し出すと、私の首輪につけられた手綱は咲夜の手に移された。
咲夜は私を抱え、家を出た。
「美鈴、いつもお仕事ご苦労様。プレゼントと言っては何だけど、今日からこの子を貴女につけてあげるわ」
そう言って、咲夜は私を美鈴の眼前に差し出した。
美鈴は咲夜から私の首輪の手綱を受け取り、感謝の言葉を述べた。
咲夜の横には紅魔館の当主だという子供がいた。
羨ましそうな表情だった。
「咲夜、私にも垢を舐め取ってくれる家来を買ってちょうだい。」
「何を言っているんですかお嬢様。お嬢様にはわざわざ専属の家来を買うまでもなく、この私がいるではありませんか。」
そう言うと、咲夜は子供を連れて紅魔館の中へと消えていった。
私は門の前に、美鈴と二人で残された。
「あの……1番の小傘さん。貴女は覚えてないかもしれませんけど、実は私、以前に何度も貴女のお世話になったんです。」
美鈴は私を座らせ、股間を私の顔に近づけながら話し続けた。
「それで、恥ずかしい話なんですけど、小傘さんに身体を舐めてもらって以来、その感触が忘れられなくて……でも私は門番ですから、そう何度も小傘さんのお世話にはなれない。そう思っていたんです。
今も夢みたいです。あの1番の小傘さんが今こうして私のものになっているだなんて……」
「私も同じですよ美鈴さん。まさかこの私があの美鈴さんの垢を独り占めできるだなんて、思ってもいませんでした……」
美鈴のスカートの中に頭を潜り込ませた。
蒸れた太腿と、パンツからはみ出た、陰毛にまみれた男性器の臭いが私の鼻をつき、食欲が刺激された。
しかし、私は美鈴のパンツのさらに上に目をつけた。
縦に線を引く、綺麗な、しかし汗臭い臍があった。
臍に口をつけ舌を入れると、臍のゴマが私の舌に吸い付いた。
芳醇な香りと味が私の口内に広がった。
「ああ…小傘さん、私のお臍のゴマ、美味しいですか?
好きなだけ舐めてくださいね。
お臍のゴマだけじゃなく、私の身体から出てくる、色んなものを……」
美鈴の身体は非常に代謝が盛んだった。
垢を舐めるのに困る日は無かった。
垢だけではなく、排泄物も、鼻くそも、歯石も、雲脂も、あらゆるものが私の口に入った。
そのいずれもが私の垢舐めとしての食欲を満たすのに十分すぎるほどの物であった。
私は今以上の幸せを感じなかった。
通りすがりの小傘さんにアンケート用紙を貰いました。
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アンケート
あなたは舐められる方と舐める方、どちらが好きですか。
当てはまる番号に丸をつけてください。
1.舐められる方
2.舐める方(具体的な希望がある場合はその相手を記入)
( )
回答ありがとうございました。 垢舐め妖怪 多々良小傘
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私は「2.パルスィのチンカス」と回答して返しました。
黒崎 文太
- 作品情報
- 作品集:
- 4
- 投稿日時:
- 2009/10/07 13:59:57
- 更新日時:
- 2009/10/08 21:54:28
- 分類
- 小傘
- オリキャラ
- 垢舐め
- スカトロ
- 挿絵なし
おちんちんついてて当然でしょ!
臭いフェチにはたまらんね!