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『便器の中の早苗』 作者: ウナル

便器の中の早苗

作品集: 4 投稿日時: 2009/10/08 08:42:55 更新日時: 2009/10/08 17:42:55
※この作品は東方Projectの二次創作作品です。
※この作品にはキャラ崩壊が含まれます。
※この作品にはスカトロ表現が含まれます(今回は男女両方です!!)。←注意!!
※この作品にはオリジナルキャラクターが登場します
※以上の四つを「……肯定だ」した方だけお進み下さい。

















人間の里の外れ。魔法の森に程近い場所に男と萃香はやってきた。腰ほどまで伸びた草木に遮られ、しゃがめば周りから二人の姿は見えないだろう。緑色のカーテンに包まれた空き地は風呂場程度の大きさがあり、まるで二人のために用意されたかのようだった。近くに風呂敷を広げ男と萃香は服をすべて脱いだ。まだ温かみのある服が積み重ねられる。自分の服と萃香の腹が入り混じりなんとなく男は恥ずかしくなり赤面した。


「じゃあするよ。さっき言った通りにして」


萃香は左足を大きく上げ犬がマーキングをするような姿勢を取った。腕についた唯一の装飾品である鎖がジャラジャラと音を上げる。さらにそこから左手を上げ半身で地面に立つ形になる。その左足を男は掴みその股を大きく広げる。秘所もアナルも大きく外気に晒されひくひくと切なげに動いている。萃香のぴっちりと閉じた秘所と毛一本も生えていないアナル。その二つが男の目の前にある。


汗と排泄物と女の香りが入り混じった匂いが鼻に入り込んでくる。とりわけ汗の匂いは強く、健康的だがすっぱい香りが目の前に広がっているのが見えるようだ。普段から大量の酒を飲んでいる萃香はかく汗の量も多く下着もぐっしょりと濡れていた。そでの破けた服も腋部分に薄いシミを作っていたことを思い出す。その光景と香りに男の股間は大きく反り返る。喉が鳴りつばを飲み込んだ。その様子を見て萃香はあの独特の含みのある笑みを浮かべる。まるで「お前の考えは全てお見通しだ」と言わんばかりの男の本心を見透かしたかのような笑みだ。


「元気だねぇ。だけど本分を忘れないでよ。私たちはここに何しに来たんだっけ?」


その言葉に恥ずかしげに顔をそむけた。そうだ。これはそういうことではない。今、男は萃香にやましい気持ちを持ってはいけないのだ。これはあくまで排泄主義者としての仕事でありそういうことをするために萃香は服を脱いだのではない。少なくとも萃香の“こと”が済むまでは自制をしなければならない。もしここで男が無理矢理萃香を求めてしまったら元も子もない。そう自分に言い聞かせるが、どうしても先走りの汁が溢れ出るのは止められなかった。


萃香もそれはわかっているのか笑みを浮かべながらも男の様子をそれ以上追求しなかった。むしろわかっていて男をからかっているのかもしれない。一度だけ振り返り笑みを浮かべたかと思うと白くすべすべのおなかに力を入れ始めた。


「ふっ……ん……。あ……」


ぶるりと萃香の身体が震えたかと思うと筋のような割れ目から金色の滝が作られた。地面に落ちたそれは土肌に跳ね返り小さな水しぶきをあげる。女性のそれは散り易いというが、萃香はもともと持った力が強いせいか勢いを衰えさせることなく身体に溜まった愛物をまっすぐ地面に吐き出していく。金色の水流は日の光を浴びきらきらと七色の輝きをまとっている。小便が切れがちになると萃香の身体がぶるぶるっと震えた。その震えは足を掴んでいる男にもはっきりと伝わってくる。先ほどの匂いに加えアンモニアのつーんとした香りが加わり男の劣情はさらに加速した。イチモツには赤い血管がいくつも浮き上がり今にもはち切れそうだ。


「ん……っ! で、出るよ……。大きいのが降りてきてる……」


その言葉に男の視線はぽたぽたと尿道に溜まった分を垂らしていた股間から肛門へと移った。28本のシワが刻まれた萃香の肛門がイソギンチャクのように開閉をくり返している。少しだけ茶色に染まった肛門部の動きは淫蕩を誘っているようにも見えてしまい男はどうにかなってしまいそうだった。本来は排泄するだけの器官のはずなのになぜこうも男の欲情を誘うのか。排泄主義者である男は「排泄の快楽」と共に「肛門部のセックスアポールとしての価値」も研究課題として脳内のノートに書き加えた。


「あ……ぅん……」


獣の唸り声のような音が萃香のおなかから聞こえてきた。その音の大きさは男が今まで聞いてきたものの比ではない。おなかの音は食事中に吸い込んだ空気や食べ物を消化してできたガスが腸内を移動したときに鳴るのだが前日に萃香は大口を開けてガツガツと食事をしていた。早食いをした場合、空気が一緒におなかに入っていくことが多く、うんこが移動した時に大きな音を立てるのだ。小さく透き通るように白い萃香の腹の中で今汚物が出口を求めて移動していると考えるといても立ってもいられない。思わず男は右手で萃香のおなかを擦ってしまった。左手でさわれば一番楽なのだが、その手は萃香の足を持っており離すわけにはいかなかった。萃香の股の間を抜けて右手が萃香にふれた。


「ひゃん!?」


この行動は予想外だったのか萃香は身を震わせて可愛らしい悲鳴をあげた。その声があんまりにも女の子らしく逆に男の方が驚いて手を離してしまった。しかし、その一瞬でもわかるくらいに萃香の腸はぱんぱんに膨れ、中に詰まったうんこを出そうと力んでいたことがわかる。腸の形がわかるほど固い感触と絹のように柔らかい腹部に蕩けてしまいそうだ。


「い、いきなりさわんないでよ。うんこ引っ込んじゃったよ」


「す、すいまんせん。つい……」


アナルセックスを求めたり排便姿を見たりしても怒らないのにこういうことをされると怒るのだな、と男は少しだけ意外に思った。もしかしたら常に自分が主導権を握っていないと気がすまないのかもしれない。萃香は少しだけ口を尖らせたが後は何も言わず再び腹部に力を入れ始めた。肛門の開閉が強く頻繁になっていきもう限界が近いのがわかる。肛門をのぞけば日の光に照らされた奥に茶色の物体があることを確認できる。それはゆっくりと移動しついに萃香の中から顔を出す。


「んっ! っぅぅ! で、出るぞ! しっかり見なさいよ!!」


「は、はい! 目を皿にして萃香様の排便姿を見ます!!」


一瞬萃香の肛門が目を閉じるようにぎゅぅと縮まった。そして、


「ああああっ! で、出るぅぅぅぅぅぅぅぅぅ! っつぅ!!」


萃香の肛門を大きく押し広げて排泄物が顔を出した。今日の色は茶色でやや黄色がかっていた。固さは熟す前のバナナくらいだろうか。通常のものよりもやや固めのようだ。しかしその大きさは通常のものの比ではない。大蛇と見まがうかのようなその萃香の愛物ははたして男の手で握りきれるかすらわからなかった。それほどまでの長さと太さの質量が男の目の前で小便をする犬のように片足を上げた萃香から垂れ出ている。


「大きい……。さすが萃香様……」


うんこの太さは肛門の広さである。排便する際に肛門でうんこは削り取られる。ゆえに肛門が広く拡がる者はその排泄物も太くなる。萃香は涼しげな顔で男のイチモツを受け入れるような鬼である。毛一つない綺麗な肛門をしていてもその容量は常人をはるかに超えている。そんな萃香だからこそ排泄するうんこの太さもまたとてつもなく大きいのである。その様子を見て男は人間的に負けたような気がした。まるで「お前はケツの穴が小さいな」と言われているようだった。萃香の排便姿にはそれだけのスゴ味があった。それだけの迫力と説得力があるのだ。まるで何ものも受け入れる大海のような萃香のアナル。まさしく度量のある者の排便姿だ。


「くぅぅぅぅぅぅん! うっ!? あっ! はぁはぁ!」


「萃香様! 大丈夫ですか!?」


萃香が荒く息を吐く。巨大な糞便が肛門に詰まったのだ。まるで尻尾が生えたかのようにうんこが股の間でぶらぶらと揺れる。ぎちぎちに拡がった肛門いっぱいにうんこが詰まっており、その姿は滑稽なようでどこか妖艶であった。


「くぅ! こ、こいつめぇ! あぁ……っ。で、出ない……っ!」


悲痛な声を上げる萃香。まゆは八の字につりあがり、息をする余裕もないのか口からはよだれが一筋の糸を作って地面に垂れていた。迷っている暇は無かった。


「萃香様……っ! 失礼します!」


「な、何を……? あっはぁぁぁぁぁっ!?」


男は思い切って萃香の尻尾を握った。腸を直接握られたかのような感触に萃香は甘い悲鳴を上げた。萃香の尻尾はまだ熱を帯びていて萃香の体内の温度を男に伝えてくる。そして適度な柔らかさと固さを持つそれは萃香の腸液と液便でぬめっており、まるでローションをかけたイチモツのようだ。その手の感触を脳裏に焼き付けながら男は萃香の尻尾を引っ張った。


「くふぅぅぅぅう!? あぁぁぁんっ! な、内臓が引っ張られる!?」


萃香はその今までにない感覚に身を悶えさせる。男は尻尾が切れないように注意しながらゆっくりとそれを引き抜いていった。萃香の肛門がフジツボのように押し出される。秘所からは愛液が流れ、地面に落ちた汚物と混ざり合っていた。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁんんっ!!」


ようやくそれを引き抜いたときには萃香は蕩けた目をしながら再び小便を漏らしていた。男が足を持っていなければこのまま倒れ伏していたかもしれない。力なく排便されていく残りの汚物を見ながら、男はいつまでも萃香の愛物の感触を忘れられないでいた。



◆◆◆



「この排泄方法は少し難しいなぁ。肛門もまんこもさらけ出して開放的だしえっちな気分になるけど、ちょっと力を込めにくいね。おかげでえらい目にあった」


「んっ……。そもそも、萃香様のように身体を支える力がないとできませんよ。ちゅっ……。どちらかというと、拘束して浣腸プレイをやるときの姿勢かと。ぬちゃ……」


排便の終った萃香アナルを舐めながら男が言った。萃香の方は四つん這いで寝そべっている。排便後、いかに綺麗に尻を拭くかという命題に男たちは挑戦しているのだ。萃香の肛門のシワ一本一本に舌を這わせていく。愛おし気にうんカスを舐め取りリップサービスのつもりでアナルに舌をつき入れた。


「ん……。もう少し上がいいな」


「ここですか?」


「あ、そこそこ。あんた、アニリングスの才能があるかもね」


「ありがたいお言葉です。……でも、綺麗にするには時間がかかり過ぎますね。それに結構難しいし、そもそも二人いないとできませんし。専業の人でもいれば別でしょうがお尻を拭く手段としてはちょっと適さないかと」


「そうだね。なかなかうまくいかないもんだ。まあ、じっくり研究していくしかないね。……ん?」


萃香がふと草むらを向く、男もいったん舌を離し萃香の向いた方を見た。


「そこのあんた。こそこそしてないで出てきなよ」


「……っ!!」


その言葉に草むらがびくりと動いた。しばらくそのまま無言の時間が過ぎたが、やがて観念したのか一人の女性が立ち上がった。カエルとヘビの髪飾り緑色の髪に青と白の巫女服。清楚な顔を朱色に染めているのは男と萃香の痴態をのぞき見ていたからだろうか。ちらちらと萃香が出した汚物の山を見ているのが素人目にもはっきりわかる。


「あなたは……、早苗様?」


「誰かと思えば守矢の巫女か。私たちになにか用?」


「あ、あの……えっと……」


現れたのは妖怪の山に建つ守矢神社の風祝、東風谷早苗だった。二人の神の信仰を集めるため妖怪退治から祈祷まで行う現神人でもある。頻繁に人間の里まで降りてきて説法を開き奇跡を起こしているため男も面識があった。しかしなぜこんなところに。早苗は顔を真っ赤にして両手に握りこぶしを作りつつはっきりとこう言った。


「う、うんちはトイレですべきだと思います!」


その言葉に男も萃香も口を半開きに開けた。早苗はただ顔を赤くして草の茂みで震えているのだった。



◆◆◆



妖怪の山の上、幻想的にまで凪いだ湖が澄んだ水をたたえている。目もくらむような長い階段は大蛇のように妖怪の山を走り、真っ赤な鳥居まで我々を導いている。そして、鳥居をくぐればそこには無数のオンバシラの立つ守矢神社がある。蛇の瓦は見るものを圧倒し、その神威を参拝者に見せつけてくる。


ここに住まう神は二人。大和の一柱にして風雨と農業を司る神、八坂神奈子。その背に背負う縄は蛇の姿を示し、永遠と再生を象徴している。もう一人の神、洩矢諏訪子は土着神の頂点と言われ、強力な祟り神ミシャグジ様を統括する神である。天地を司る二柱の神は妖怪の山に新たなる技術を授け、途方もない技術革新を起こした。その信仰は人間、妖怪問わず広まり、幻想郷に深く根づこうとしていた。


そして、このニ柱の神と人々をつなぐ者こそ、守矢神社の風祝であり現人神であるのが東風谷早苗である。彼女は普段から神と共に過ごし、その神威を一身に集めている。神々もまた早苗を愛し、常に加護を与えているのだ。


「命蓮寺……、また厄介なものが出てきたわね。で、早苗? 何か言いたいことはある?」


「……何もありません。信仰が落ちているのはひとえに私の責任です」


神奈子はあぐらをかきながら早苗を見やる。その横では諏訪子は早苗の使用済みパンツをかじっている。パンツの股間部に舌を這わせ、染みこんだ早苗の香りを楽しんでいる。ため息をつき、神奈子は早苗の残り湯入りの湯のみをすすった。


今、守矢神社の信仰は恐ろしい勢いで減少している。その理由は命蓮寺という新たに現われた寺の存在だ。聖白蓮という僧侶が建てたこの寺は妖怪人間問わず相談を受けつけ順調に信仰を集めている。信仰がなくなれば神としての存在を維持できなくなり神奈子と諏訪子は消滅してしまう。それだけは避けなければならない事態だった。しかもそれを起こしてしまったのは他でもない早苗だった。魔界に封印されていた白蓮を解き放ってしまったのは早苗なのだ。息を吐き、腕を組む神奈子。その顔は苦渋に満ちていた。


「さて、どうするか。とにかく何かしらの方法を取って、信仰を集めなきゃならないな」


「何かいい案があるの? 今信仰してくれているの河童や地底の一部の妖怪だけだよ? 農業は先に信仰されていた豊穣神の二人の方に分があるし、軍事関係の信仰なんてこの幻想郷じゃ集まるわけないし」


「信仰の対象は他にもあるさ。ここは信仰の範囲を広げる必要もあるかもしれないね……。パンツくれ」


傍らに置いていた早苗のパンツを一枚取り神奈子に手渡す諏訪子。白いレースのパンツを手に取り神奈子はそれを口の中に放り込んだ。口いっぱいにパンツを頬張りつつも神奈子の顔色はすぐれない。ごくりと喉を鳴らし、パンツを飲み込む。ほのかな香りが鼻腔をくすぐり、塩辛い味が口の中に広がった。神奈子がパンツを食べ終わるのを見て、早苗は疑問を口にした。


「八坂様。信仰の範囲を広げると言いますと?」


「古来よりこの国には八百万の神が祭られてきた。一つ一つの信仰は小さくとも集まれば巨大な信仰になる。これを利用して私たちも細やかな信仰を得ていけばそれは巨大な信仰となる。簡単に言えば今私たちが持っている神格を広げるのさ。農業とか技術だけじゃなくて。一神教でもないのにこの手をやると威厳が下がるから気は進まないんだけどね」


パンツを齧っていた諏訪子が口を離し神奈子を見る。透明な糸がパンツと舌の間に橋をかける。早苗のパンツはすでにぐしょぐしょに濡れ、大きなしみを作っていた。


「珍しいね。神奈子がそんな穏便にことを済ませようとするなんて。私はてっきり豊穣神や命蓮寺の連中を追い出して信仰を奪うのかと思ったよ。いつも通りに」


「そんなことこの八坂神奈子がするはずないでしょう。そんな野蛮な手段。今は平和的にものごとを解決する時代よ」


「かつて大手を振って攻めてきたくせによく言うよ。まあいいか。ヘタに乱暴したら巫女が飛んできそうだしね。負ける気はさらさらないけどそんな姿見せたら信仰減りそうだし。お茶ちょうだい」


カエル模様の湯飲みを差し出す諏訪子。神奈子は一升瓶の中に入れられた早苗の残り湯をそこに注いでやった。薄い白色がついたお湯が注がれ、緑の毛がその中に混じる。


「あ。ちぢれ毛。いんもーだ。今日はついてるかも」


その言葉に神奈子はうんうんとうなずく。


「……いんもーか。早苗も大きくなったよ。おむつを替えたり、おねしょ布団を干していた頃が懐かしいよ」


「でも、これはこれで……。お風呂の残り湯にも大人の苦味が混じりだしたし。珍味珍味」


「……………」


早苗は一人神奈子が言った言葉を反芻していた。つまり大きな信仰を得るのではなく小さな信仰を統括しようというのだ。この限定された世界である幻想郷ではそのやり方は実に正しいものに思えた。そもそも信仰する人の絶対数が少ないのだ。ならばいくつもの信仰を束ねてしまうのが信仰を集めるには都合が良い。実際、信仰の対象とはいくらでも存在する。それこそ米粒一つから明日の天気までだ。神奈子は手を広げすぎて神格が安定しなくなることを危惧しているようだが、今の状態ではなりふり構ってはいられないだろう。


「わかりました。私も天命を受けて尽力します」


「そうかい? ならいい物件があるんだ」


そう言って神奈子はにたりと笑った。まさしくヘビのような笑みとはこのことだ。その顔に一抹の不安を覚える早苗だったがまさか逆らうわけにもいかない。神奈子は一拍の間を置いて早苗に新しい信仰先を告げた。






「早苗には便所神になってもらう」






「べ、便所神……ですか?」


あまりにも意外な言葉に早苗は己が耳を疑った。だが神奈子は自信満々に話を続ける。


「そうだ便所神だ。古来より便所は神聖な場所として信仰を集めてきた。この国の便所は深い穴が掘られており万一足を滑らせて地中深くに埋め込まれた便壺に落ちてしまうと、時には命を落とす事もある危険な場所でもあった。ゆえに単に排泄の用を足すだけの場所ではなく、この世とあの世とを行き来できる場所と考えられ神様が祀られた。どういうわけかこの幻想郷には便所神がいない。そこで早苗が便所神になれば全てが円満に済むというわけだ」


「それだけじゃなくて便所神はお産の神様でもあるんだよ。人間の排泄物も流れ流れれば母なる大地と海に帰す。そしてそれらを利用して作物が育つ。この巨大な自然の流れから便所は人間の一部を他界へ運ぶ入り口でもあったんだよ。だから便所は現世と他界の境にあってそこに住まう神は生命を運ぶ役目を持つと言われていた。だから便所神は便所の神であると同時に生命を運ぶお産の神様でもあったんだ。ちなみに便所を綺麗にしておけば美しい子が生まれるという言い伝えもある」


神奈子の話に諏訪子も乗った。なんだか楽しげに二人は話を続ける。この流れは早苗も良く知るところで決して逆らうことを許さないものだ。おずおずと手をあげ、疑問を口にする。


「あの……。便所神ってどんなことをすればいいんでしょう?」


「右手で大便を左手で小便を受け止める。話はそれからだ」


「……………」


ある程度は予想していたこととはいえ、こうもはっきり言われると早苗としてもどう反応してよいのか困ってしまう。とはいえ目の付け所は腐っても神と言わざると得ない。確かに便所は人々の生活に切り離すことのできない部分だしそこに信仰が集まることも十分あり得る。問題なのは早苗の度胸だけだった。だが、それも信仰の急激な減少とその原因に早苗が関わっていることから迷うようなことはできなかった。


「……わかりました神奈子様、諏訪子様! 早苗は立派な便所神となって守矢の信仰を集めて参ります! お二人の仰るままに!!」


早苗は二人の神に見送られ、立派な便所神となり信仰を集めるために里へと向かったのだ。



◆◆◆



「……、とそういうことがありまして」


「成程ね。だいたいの事情はわかったよ」


男の家へと移動した三人。せっかくの楽しみを邪魔されて萃香は少し不機嫌そうだった。瓢箪の酒をあおりまゆを吊り上げている。男は収まらないイチモチのうずきに腰を揺らしながらも、ちゃぶ台の上に三つの湯飲みを並べた。


「命蓮寺……。確か里近くにできたお寺ですよね? そういえばとても綺麗な僧侶さんが里に挨拶に来たことがありますよ」


「そうですか……。あの妖怪マニアの干物がそんな事を……。独善的で狡いやり口ですね……」


「え? 早苗様、今なんと?」


「いえ、なにも」

恐ろしく低い声でなにやら物騒なことを早苗が言った気がする。だが、必死に二人の神の教えを説く早苗を知っているだけに男はその言葉を自分の聞き間違いかと思った。何事もなかったかのように手を振る早苗に男は首をかしげつつもお茶をすすった。萃香はその様子を見ながら、早苗をじと目で見るのだった。


「というわけでできれば便所を使って欲しいなー、というわけでして」


「事情はわかりました。ですが、一つ聞きたいのですが。なぜ、あんなところに?」


「そ、それは……」


早苗が色々な事情から便所神になったのはわかったが、それは男と萃香の情事をのぞき見る理由にはならない。そもそも便所神なら便所にいてしかるべきなのに、早苗はこんなところで何をしているのか。


「おおかた引き受けたはいいけど、仕事がいやで逃げ回ってるんじゃないの? で、偶然私たちを見つけてそのままのぞきに移行したと」


「そうなんですか?」


早苗は不動無言だ。それを二人は肯定と受け取った。


「だって……、その……、他人のアレを受け止めるなんて……。恥ずかしいし……汚いし……」


その言葉は早苗の率直な意見であったのだろう。だが、この二人の前で言うべきではなかった。なぜならば、彼らは排泄主義者なのだ。


「早苗様。その言葉には同意しかねます」


「そうだね。趣味は人それぞれだけど、仮にも神様になろうって人がそんなことを言っちゃダメじゃない」


「え、えっと……」


「排泄とは人妖はては神様閻魔様に至るまでみな平等に存在する行為です。それを貶めるような発言は私が許しません!」


「だいたいあんたは排泄のなんたるかも知らずに食わず嫌いしているだけなんだよ。実際にやってみた? みんなの前で便所について思いのたけをぶつけてみた? それもせずに汚いだの恥ずかしいだの言うのは間違っているよ」


「あ、あの……。おふたりさん?」


ものすごい剣幕で語り始めた二人に早苗はぐいぐいと押されていく。神奈子と諏訪子と話しているとき以上の重圧、言ってみれば熱意や必死さといったものだ二人から溢れて見えるようだった。


「いいですか? 一口に排泄と言っても世の中には色々な形があります。快楽を追い求める者もいれば、ただの生理作用と見る者もいるでしょう。中には浣腸をして相手を屈服させた証とする者もいるでしょう。排泄物にもさまざまな形があります。固さ、長さ、太さ、色、味、匂い。それらから情報を読み取ってこそ神ではないのですか? ありとあらゆる排泄物を受け止める度量。それが無ければ便所神など止めてしまいなさい。ましてや排泄物を汚いだの恥ずかしいだのと言っているうちは話にもなりません。もし貴方が赤ちゃんを産み育てているとします。もちろん赤ちゃんもうんちをします。それは当然のことですし、それを処理するのは親である貴方の責任です。貴方はそのうんちすらも汚いものとして忌避するつもりですか? 我が子が出したものですら穢れたものとして扱うつもりですか? 視点を変え、印象を変えれば排泄物にも愛おしさを感じられるはずです。貴方は人々を愛しているのですか? そんな彼らがもし漏らしてしまったときに貴方は嘲笑するのですか? 排泄主義は、便所神は、そんな理解されない存在だからこそ、自分の中に自尊の精神を持たなければならないのです。自分は世界の誰よりもこの人のうんこを愛していると言えるようにならなければこの道に進むことはやめなさい。悪いことは言わないからやめなさい。これは貴方の神格に関わることです。それを踏まえた上でもしもまだ便所神になりたいというのならば、私が色々と教えてあげます。うんこについての知識を貴方に授けます。どうなのですか? 早苗様」


「……………ぁって」


「え?」


「わ、私だって……、私だって……、頑張りましたよ!!」


庭先のすずめが飛び立つほどの大声で早苗は叫んだ。息を荒らげ、手足はぶるぶると震えている。それでも充血した目で男と萃香を見て、思いのたけをぶちまけた。


「便所神になろうって……。神奈子様と諏訪子様を救おうって……。努力したんです……っ! 便所でじっと待って……。安産や無病息災のお守りを作ったし、みんなのを受け止めようって……っ! 私だって必死だったんです!!」


「早苗様……」


「でも、来たのは汚らしい男たち! しかも私にうんこをぶちまけたあげく、何を勘違いしたのか汚らしい精液までかけてきたんです! その上私を犯そうとした! 奇跡で半殺しの上、不能にしてやりましたけど、あんな目に合うなら…・・・、私は便所神なんかなりたくない!!」


「そういうことか」


「早苗様……。不幸が重なってしまったのですね」


男と萃香は理解した。恐らく性質の悪い里の男に目をつけられてしまったのだろう。当たり前だ。こんな美人巫女が便所にいれば誰だって邪な思いを抱いてしまう。排泄紳士ならばすぐに状況を理解し早苗の話に耳を傾けもするだろうが、彼らにはそういう考えは浮かばなかったのだろう。早苗の身体を自由にできる。この一点だけが彼らの興味の的だったのだ。無論、それは本来の便所神の領分ではない。それを越えた行為をされ、早苗はうんこごとそれらを嫌うようになってしまったのだ。なんという悲劇だろうか。たった一度のすれ違いが彼女を変えてしまったのだ。


遂に瞳に涙を溜め始めた早苗。その姿を見て男は萃香の方を見た。やれやれと言った顔で萃香は顔を振る。だが否定はしない。排泄主義者として彼女を見捨ててはおけなかったのだ。


「早苗様。大丈夫です。早苗様はきっと立派な便所神になれますよ」


「……気休めなんか言わないでください。それに私はもう便所を愛せない身体になってしまったんです。それに身も穢されかけ、神奈子様と諏訪子様に合わせる顔がありません。こうしている間にも命蓮寺のビッチどもに信仰が奪われているというのに……」


「大丈夫です。早苗様はこんなにも神を愛し、便所を愛そうとしているじゃありませんか」


「でも私は……うんこが怖いんです。それを受け止めるなんてとても……」


「もう一度だけ試してみませんか? それでダメだったら、私はもう何も言いません」


「……わかりました。で、一体誰のを?」


「そんなの決まっているじゃない」


そう言って萃香が指差したのは男だった。


「あれ? 私ですか?」


「さっきの続きも兼ねてね。期待してるよ」


萃香は瓢箪をあおり笑みを浮かべた。その笑顔に一抹の不安を覚えつつも逆らうことなどできようはずもなかった。



◆◆◆



「じゃ、じゃあお願いします」


「こちらこそ」


便器の中から顔を出している早苗に向かい男は一礼した。どうやって便器の中に入っているのかは見当がつかなかったが、神としての力らしい。これも奇跡のうちだろうか? そういえば便所ならば何処にでも移動できる妖怪がいると聞いたことがある。早苗にもそれに類した力が備わったのかもしれない。ひどく限定的な力だが便所が世界中にあることを考えれば意外と便利かもしれない。


便器に跨る。それは当然早苗の顔に跨るのに等しい行為だ。自分の肛門も性器も晒すとなるとさすがに恥ずかしかったが自分で啖呵を切った以上、躊躇するわけにはいかない。早苗の手が肛門と性器の先に差し出されるのを感じる。右手は肛門に左手は性器に。ちゃんと便所神としての作法を守っている辺り、何だかんだ言いつつ早苗は生真面目な性格なのだなと男は感心した。


「ふっ……」


腹部に力を入れる。実は萃香と同じように男も排泄姿勢についての研究の為、溜めていたので量は十分だ。断続的に息を吐きつつ、お腹に溜まった愛物をゆっくりと移動させていく。


「あ……、早苗様。小水が出ます」


「……大丈夫です。ちゃんと受け止めて見せますから」


男の股間から出てきた黄色い液体を早苗の左手が受け止める。その量はとても早苗の左手に収まりきれるものではないのだが、なぜか一滴たりとも零れることはなかった。男はさらに腹部に力を入れるが、その際に溜まっていたガスを早苗に吹きかけてしまった。


「……っう」


「ああっ、すみません!」


「い、いえ大丈夫です。おならくらい便所神になったら毎日浴びるんですから」


一瞬、早苗は顔をしかめ鼻を摘もうとしたが何とか堪えた。便所神になればこういうこと程度でうろたえていては話にならない。本番はまだこれからなのだ。だが、いつまで経っても大便が降りてくることはなかった。ひくつきはするが、いっこうに茶色の頭を見せない肛門を見ながら早苗は疑問を口にした。


「あの? どうかしましたか? もしかして、便秘ですか?」


「いえ……。早苗様に見られていると思うと、緊張してうまく出せなくて……」


「ああ。えっと……、こういうときはどうすればいいんでしょう?」


「そういうときはね。一回緊張をほぐすんだよ」


「うわっ!? 萃香様!?」


便器の中の早苗ばかり見ていて男は気づかなかったようだが、目の前に萃香が座っていた。無論、扉の鍵はかけているがそんなものは霧になれる萃香には何の意味もない。萃香はあの楽しげな笑みを浮かべると男のイチモツに手を触れた。


「萃香様!? 何を!?」


「緊張をほぐすには一回絶頂させればいいのさ。挿入前に前戯をするのも同じ理由よね。あんたもあの時中途半端に止められて辛かったでしょう? せっかくだからそっちも兼ねて楽しもうと思ってね」


そう言って萃香は男のイチモツを撫で回し始めた。早苗の前で排便するということで既に十分以上に勃起していた。真っ赤な亀頭が切なげにふくらみ、無数の血管が浮かび上がっている。萃香は男の顔を上目づかいに見ながら手のひらで亀頭を刺激し玉を握る。


「ほら。あんたも。こいつの尻を舐めてあげなよ」


「えっ!? わ、私がですか!? そ、そんなこと――」


「できないの? なら便所神なんてやめた方がいいね。困っている人を助けない神様なんざ誰か信仰するのさ。便秘で困ってますってお願いされたらどうするつもりなの? 今のうちに予行練習しといた方がいいわよ」


「それはそうですが……」


「す、萃香様……。適当言ってません?」


その瞬間、亀頭に爪を立てられた。


「いぎっ!?」


「ふーん。人前でうんこもできないような奴が私に口答えするんだ。この肉棒食いちぎってあげようか? 血の射精ができるよ?」


萃香は鋭い犬歯を男に見せつける。男の背中に冷たい汗が流れた。ぎらぎらとした萃香の目に釘付けになり、その真っ赤な舌に畏怖を覚える。玉が縮み上がり、しかし肉棒はさらに強度を増してしまう。


「す、すみませんでした……。萃香様の言う通りです」


「わかればいいのよ。だいたいあんたの目指すところも私がいなけりゃ話にならないわけだし。畏敬の念を忘れないで欲しいね」


そして、萃香は男のイチモツを一気に根元まで加えた。萃香の口は見た目どおり狭い。いっぱいに広げても鋭い犬歯が男のイチモツに引っかかる。だが、その奥では萃香の蕩けるほど熱い口内にイチモツが入り、キツキツののどに亀頭が締め付けられている。そして、肛門にもナメクジのような感触が走った。覚悟を決めた早苗が男の肛門を舐め始めたのだ。ネコの舌よりもはるかにぬめり長い舌が男の肛門を必死に舐める。その舌づかいはいかにも素人でつたないものであったが、萃香の口と早苗の舌の両方で責められているという感覚が男の下半身を溶かしていった。


「んふっ。ずいぶんと固くなってるねぇ。私としているよりもバキバキなのは何故かなぁ〜」


「そ、それは……」


男の陰茎に頬ずりをしながら萃香は男に問う。先走り汁が萃香の頬につき、粘ついた橋をかけている。上目づかいに妖艶な笑み、それと不釣合いな男のモノに頬ずりとするという状況に脳みそが溶け出しそうだ。実際に男の陰茎はいつも以上に固く勃起していた。無論、萃香の魅力がなくなった訳ではない。ただ、普段以上に異常なこの状況に際限なく興奮してしまっているのだ。早苗もだんだんと男のニオイにやられたのか、必死に舌をつきいれ鼻を鳴らしている。実はニオイフェチなのかもしれない。


「ふ、二人の舌がとても気持ちいいからです……」


「ふーん。模範的な答えだね。まあいいか。嘘は言ってないみたいだし。緑巫女。そっちの具合はどう?」


「あふぅ……。すごく臭くて、なんだが頭がくらくらしまふぅ……」


どこか熱に浮かされたような口調で早苗は答えた。萃香の言う通り男の緊張はだいぶ解けて来ており、肛門から腸液があふれ出している。茶色の液も混じり出しているのだが、早苗はそれを嫌がるどころか逆に求めるように舌を動かしている。


「いい感じみたいだねぇ。じゃあ、そろそろ決めてあげようかな。あんたも辛いだろう? 私の口いっぱいに射精したくてたまらないだろう?」


「は、はい……。萃香様の口に精液をぶちまけたいです」


「ふふっ……。正直者だね。そういうの嫌いじゃないよ」


萃香は男のイチモツに食らいついた。喉の奥で亀頭をしごき、裏筋を舐めあげ、くちびるをすぼめて根元を締める。それに合わせるように早苗もスパートをかけた。じゅるじゅると肛門を吸い上げ、キスをくり返し、その奥に眠るものを掘り返すように舌を突き入れた。


「うわっ……! い、いきなり激し過ぎ……っ!!」


「ふぉれふぉれ、いっふぁいなっ!」


「あんっ! クセになりそうぉぉぉっ!」


二人の美女に責め立てられ、男はあっという間に限界を迎えた。


「うっおおおおおおおおおおっ!!」


「あっはっ! 濃いねぇ!! 我慢した甲斐があってってもんでしょう?」


萃香がイチモツを削り取るようして放した瞬間、男は陰茎を震わせ萃香の顔面に白濁液をぶちまけた。萃香は両手をアゴに添えてそれを受け止める。茶色の髪、ヤギのような角、赤いリボンにノースリーブの服。全てに男の子種が飛び散り、その顔を白く染めていく。びくびくと震える男の亀頭に口を付け、萃香は残っていたザーメンも残らず吸い出してしまった。


そして、射精の快感に脱力していた男にもう一つの限界が訪れる。先ほどまであれほど頑なだった肛門はあっという間に緩み、早苗の舌に刺激されたそれは排泄物を一気に押し流した。


「あっ!? さ、早苗様!」


気づき声を放った時にはもう遅かった。男の肛門は大きく口を開け、汚物を早苗の顔にぶちまけようとしていた。ほど良い固さのうんこが便器へと向かっていく。小さめのバナナ大のそれは次々と男の肛門から飛び出していく。無論、そこには直前まで男のアナルを舐めていた早苗の顔があった。ようやく排便が収まり、男は恐る恐る背後を振り返った。


そこには右手に大便を左手には小便を持った早苗の姿があった。その顔は男の汚物がこびついていたが、それでいてなお神たる威厳を保っていた。むしろ今までよりも神々しい気すらする。古来より人々に信仰されていた便所神。その再臨である。早苗は全てを悟り、受け入れたかのような優しい笑みを浮かべていた。


「早苗様……」


「ありがとうございます。これで私は便所神になれそうです」


「いいえ。もったいないお言葉です」


「今思えば私は信仰というものを勘違いしていたのかもしれません。信仰は誰かから与えられるものではない。己の中から産み出るものなのです。そうこのうんこのように。そして、神とは人々を見守りその全てを受け入れるものなのです。神奈子様や諏訪子様にあり、私になかったものそれは人々の信仰を受け入れる器だったのですね」


早苗は男のアナルに舌を這わせた。


「さ、早苗様?」


「お礼といってはなんですが、貴方のお尻を清めたいと思います。是非受け取ってください」


そうして、早苗は男のアナルにこびりついたカスを舐め取り始めた。それを見ながら萃香は瓢箪を引っくり返すように酒を飲み、口を尖らせてこう言った。


「……それは私がやりたかったのに」



◆◆◆



その後、早苗は人間の里の便所などを回り信仰を集めていった。便所で便を受けるだけでなく、様々な病気の治療やお産の手伝いなどをしていきその地位は揺ぎ無いものとなっていった。さらに早苗が受け取った便は非常にすばらしい肥やしとなることが判明し、秋を司る二人の神とも早苗は付き合いが深くなっていった。無論、早苗の信仰は守矢への信仰である。早苗の集めた信仰を得て二人の神の力もだいぶ安定した。


便所には神が宿るという信仰が復権し、幻想郷では便所を綺麗にしようという動きが起こった。結果、幻想郷は今まで以上に快適な排泄生活を送れるようになったのだ。里だけではなく妖怪の山などにも便所が設置されるようになり、どこでも便所が使えるようになった。


一方で早苗は排泄行為そのものを肯定し、それに伴う快楽を許容するよう教えを説いた。この辺は男と萃香の入れ知恵である。排泄論者の彼らからしてみれば排便は必ずしも便所でするべきものではない。ゆえに早苗に直接便所に排泄しなくても排泄物を便所に流せばご利益を与えるように仕向けたのだ。


「二人とも、うまくやったのだな……」


寺子屋の便所を掃除する生徒たちを見ながら慧音は一人頷いた。会ったときは病気がどうだ衛生がどうだと批判をしたがもしかすると彼らならばすばらしい世界を築いてくれるかもしれない。衛生的な排泄世界。こんな夢のような世界を作れるのかもしれない。慧音はそう思いながら、今日も生徒の前でおもらしをした。


















おわり
ずいぶんお久しぶりです。それでもウナルは元気です。

今回は早苗さんです。もっとゲスな性格にしようかと思ったのですが、排便主義者に悪い人はいないということで、そこそこに落ち着きました。
そして、今更気づいたのですが、萃香って服を脱いだら全裸に手錠なんですよね。うん。超カワイイ!!

回を増すごとに文章が増えて読みづらくないかなと不安になります。もっとスリムアップした方がいいか?

挿絵がどうとかいう話がちらりと掲示板で出ていましたがウナルとしては書いてもらえるだけで嬉しいです。それでも強いて言うならbollさんでしょうか。ぬえイラストにやられたのでw


PS:慧音先生はオチ担当に適任かもしれない。
ウナル
http://blackmanta200.x.fc2.com/
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2009/10/08 08:42:55
更新日時:
2009/10/08 17:42:55
分類
伊吹萃香
東風谷早苗
オリキャラ
スカトロ
排便
新世界の神誕生
1. 名無し ■2009/10/08 17:57:46
>全裸に手錠
その発想はなかった
2. ヤマコ ■2009/10/08 20:52:24
今にも臭ってきそうな文でした
ちょっと諏訪子様と下着とりあってきます
3. 名無し ■2009/10/08 21:11:54
もう産廃では早苗さんと言ったらウンコですね
4. 名無し ■2009/10/08 22:59:15
二柱に対する早苗のスルー力に笑った
5. どっかのメンヘラ ■2009/10/08 23:06:28
いい話だった
それにしてもまともな奴が一人も出てこない・・・人の事いえないけどwww
6. 名無し ■2009/10/08 23:13:27
そういえば永遠の排泄って理論上は可能だけどうんこしてるうちに肛門が擦り切れるな
まあ、そこんところはえーりんに頼めばなんとかなるだろうけど
7. 名無し ■2009/10/08 23:35:07
全裸といえば
ピーポ君って全裸に皮ひもだけつけて公務についてるんだよな
8. 名無し ■2009/10/09 00:43:13
固さ、長さ、太さ、色、味、匂い……味!?
9. 名無し ■2009/10/09 08:56:37
説得力があって怖い。俺もうんこ食べられそうな気がしてきたよ!
続き楽しみにしてます
10. 名無し ■2009/10/10 10:39:40
産廃は勉強になるな
11. 名無し ■2009/10/10 11:10:55
ここの萃香ちゃんは可愛いなあ!
萃香ちゃんに巨大化してもらって大腸に詰められて排泄されたい!
12. boll ■2009/10/11 12:47:20
ロリキャラの極太便の素晴らしさたるや…
空気がお腹の中に〜のくだりで大音量放屁フラグだと思ったのは俺だけでしょうか
そしてあとがきに自分の名前があって驚きでびくんてなりました
13. 名無し ■2009/10/13 14:43:35
やだ…なにこの神SS
14. 名無し ■2009/10/14 22:50:13
く、狂っている・・・!
肉的な意味で早苗さんを便器にしたいと思う自分は便所神から罰が下りますね。
15. 名無し ■2010/01/18 05:21:03
うんこはバロメータとか健康状態を知ることが出来るとか
鬼畜人ヤプー思い出した
16. 名無し ■2010/11/28 22:18:38
ってか信仰無くなったの主に二柱のせいだろw
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