非共有物理対さんがナズとデートしているのなら俺は一輪さんと家で遊ぶよ！

大富豪

「はい、10捨て。」
「なんでそんなに手札がいいんだ一輪さん・・・くそ、ジャック！」
「キング。はいあがりっと、risye、これで5勝5敗だけど？どうする？」
「・・・ラスト！負けた方が勝った方の言うことを聞く！」
「いいけど・・・知らないわよ？」
「そのままそっくり返してやりたい・・・」

◆　◆　◆

「・・・キツいわね・・・まさか革命されるとは。」
「よしっ！よしっ！勝てる！これで勝つる！！この手札で一輪さんに勝つる！」
「・・・８切り！」
「おっけー」
「Jバック！！」
「・・・え。」
「J・バ・ッ・ク☆」
「うぅ・・・キング！これでどうだ！！」
「エース。」
「・・・パス。」
「７渡し。はい、プレゼント！」
「・・・うげ、２かよ。今革命中だから使え・・・無いか。」
「どうするの？」
「・・・６だ」
「パス。」
「プレゼント使わせてもらうよ！２！」
「８切り！」
「・・・あ」
「Jバック。」
「パス」
「４だけど・・・」
「パス。」
「あがりっと。んあーすっきりした。」
「一輪さん強いなぁ・・・負け越した・・・」
「約束ね。家事よろしく。今日の分ね。」
「了解した。約束だし」
「でもその前に一つ聞いておきたいの」

◆　◆　◆

「次のゲームとおやつは？」
「ババ抜きと・・・ココアでいいかな？」
「いいよ、負けないからねー」
「キャラ違うって一輪さん。」
「えへへー。」

ババ抜き。
「こっちが３か・・・！！勝負はもらった一輪さん！！」
「ババよ。えへへーどんまい。」
「んなに。やばい負ける負ける負ける・・・」
「・・・こっちが３ね！！私の勝ちね！！」
「・・・よしっ！」
「またババが返ってきた・・・私としたことが・・・さぁrisye、私の手札を奪いなさい！！」
「んーーーー・・・こっち」
「あ・・・」
「お・・・」
「負けたわ・・・」
「やっと勝てた・・・よっしゃー！一つ言うことを聞いてもらおうかな？」
「ぐ・・・どうせさっきの家事キャンセルでしょ？」
「いや、今から二人で遊びにいこう！」
「何？今から二人でどこか行くの？」
「えっと・・・デー・・・じゃないな、日本風で言う逢引？」
「やだ。」
「ぐぅ・・・」
「家でもっと遊びたい。ねぇ・・・もうちょい遊ぼうよ。ねぇ・・・ねぇ。」
「何する？」
「ビデオが見たいなー。」
「何を見たい？一輪さん。」
「デイ・アフター・トゥモローが観たいな。あるよね。」
「家事は・・・」
「後でいいのよ！！」
「そか、じゃあ観ようか。」
「うん、おつかれ。」

続け。