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『紅2』 作者: レイムスキー

紅2

作品集: 5 投稿日時: 2009/10/25 09:58:38 更新日時: 2009/10/25 18:58:38
「お嬢様、本日のお食事は大変お気に入りでしたわね、
いつもならほとんど捨ててしまうのに・・・」

「お喜びいただき、至極光栄ですわ。
実は少し、凝ってみましたの。
日陰の知識人は、月のせいかしら・・・酷い貧血なので
いつものようにいただけませんでしたの」

「妾のは、・・・もう穢れているので、
とてもお嬢様にお出しできませんし・・・
・・・そこで、買い物の途中、前から目をつけていたとっておきのを
刈り取ってまいりました。」

「そうですわね、ただの野菜と違って、
やさしく声をかければそれに応えて愛らしくなりますのよ・・・
なんでもコーンウォール育ちで、最近こちらに移ったようで・・・
まだあまりここの毒を吸っておらずそれはそれは・・・」

「まるでお嬢様に瓜二つのようで、とても愛おしくて...
手入れをすると、とてもいい嬌声で応えてくれましたの。
でも、やはり時とは残酷なもので・・・
育ちすぎるととても目が当てられないもの。
一番いい時期に、妾の、お嬢様のへ召し上がっていただきたくて」

「・・・他は申し訳ありませんが、もう残っておりません。
メイドや門番など召使どもの賄いに供してしまいましたので・・・
フフ、そうおっしゃられると思いまして、
食べるよりもよい、丸い残った部分を愛らしい形を残したまま、
ランプシェードに加工させておりますの。
あの満月のようにとても紅い光を作り出してくれますわ。
夜伽の折までにはできますので、そのときに御本と一緒にお持ちいたしますね。」
以前書いたのその2.色々偏向.
人に絶望して怪に仕える狂ったメイドの偏愛について妄想.
あの館にはそれぞれの住人に淫靡な関係が結ばれているのかも.永夜抄のあえて「人間製の道具」って台詞を曲解.
レイムスキー
作品情報
作品集:
5
投稿日時:
2009/10/25 09:58:38
更新日時:
2009/10/25 18:58:38
分類
実際の●とは関係ありません.
0x05
1. 名無し ■2009/10/26 00:03:06
実際に命ぜられれば人の一人二人平気で捌きそうだしな
2. どっかのメンヘラ ■2009/10/26 07:49:37
ランプシェードほすぃ・・・
3. 名無し ■2009/10/26 13:27:50
尻か
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