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『冬だし鍋を食べよう』 作者: 神社バイト
永遠亭の一室にて、二人の少女が鍋を囲う。すでに鍋は湯気を放ち沸騰していた。包丁を一本もって、少女の1人、藤原妹紅が尋ねる。
「出汁はどっちが取るの?」
その質問に対して、箸を持った蓬莱山輝夜が答える。
「今日は妹紅がやって、材料は私がやるから」
「はーい」
軽く返事をして、妹紅は包丁を自分の手首に合わせて、思い切り振り落とす。妹紅の顔が少し歪んだかと思うと、ボトン、と畳に手首が落ちて血が染みていった。それを見て輝夜が少し慌てて。
「あ、ちょっと下に何か敷いてよ、汚れたら私がえーりんに怒られるんだから」
「ああ、ごめん」
妹紅はシャツを片手で脱いで、畳に敷いた。ぽたぽたと手首から垂れる血液がシャツを赤く染めていく。取れた手首は一度輝夜が強く握って血を搾り取り、用意してあったボウルに流しておき、鍋の中に放り込んだ。
「さーて出汁は取れるとして、どこから食べようかしら」
「うーん、私はお前の太股が食べたいんだけど」
「奇遇ね、私も貴方の太股が食べたかったわ」
二人は妙なシンクロに苦笑しながら、包丁を握って太股の半分を裂いた。シャツでは血が受け止めきれず、再び畳が赤く染みを作っていく。輝夜は諦めているようで、自分の足を切り取っていた。因みに切ったのはお互いの左足。もう片足は食事をする時困難になってしまうので残しておく。
「結構太股って痛いわね」
「うん、死ぬほど痛いけど美味いよ」
二人は太股の肉を細かく裂いて、食べやすいようにしておく。血を抜いて、鍋の中に放り込んだ。輝夜は足を引きずりながら、妹紅のそばにやってきた。
「妹紅の片目入れていい? 前に食べた時プリプリしてて結構好きだったんだけど」
そう言って妹紅の許可も得ずに輝夜は彼女の目に手を突っ込んだ。妹紅は痛みに慌てて身をよじるが逆に痛くなるだけだった。ぷるん、と妹紅の目玉がまぶたからこぼれ、神経によってぶら下がっている。目玉を失ったまぶたからは、血と涙がこぼれていた。輝夜は目玉を一気に引っ張って、神経をちぎる。思わず妹紅は悲鳴を上げた。
「いったぁ!? 無理矢理やらないでよ馬鹿!」
「あーごめんごめん、加減が分からなかったわ」
輝夜は謝りながら目玉を鍋の中に放り込む。妹紅は包丁を取って輝夜の指を突っつく。
「お詫びにタチギモ食べさせてよ」
「えー」
「えーじゃない、痛かったんだから食べさせてよ」
「わかったわよう」
しぶしぶ、輝夜は上着をめくった。白くてスベスベしたお腹が露になる。服で隠れている胸の部分を少しめくって、妹紅はそこに包丁を突き刺した。
「んっ……」
「変な声上げるな」
「だ、だって……んぁっ」
包丁が肺の下を通り、脾臓に触れる。のこぎりを使うように押して引いてを繰り返し、切り取った部分を妹紅は鍋に放り込んだ。
「あー、痛かった」
「痛かった声には聞こえなかったけどね」
「いいじゃない、あ、私妹紅のキンカン食べたい」
「キンカ……あー、まぁいいけど。それ取ったら食べましょ?」
輝夜は頷きながら包丁を取り出して、妹紅の下腹部に差し込む。ぐりぐりと包丁をねじって、腸が顔を出し始めた時に、包丁を落として手を突っ込んだ。
「あ、ぐっ……」
妹紅は痛みに思わず歯を食いしばる。輝夜は下へ下へと手を伸ばし、やがて少し固めの肉に行き着いた。それをつかんで、ゆっくりと引っ張る。取り出したのは、妹紅の卵巣だった。
「おー、じゃ、食べますか」
輝夜が妹紅の子宮を鍋に放り込んだとき、部屋の扉が開いた。そこでは、神白沢慧音が驚いた顔をして、二人を見ている。
「な、何をしているんだ二人とも」
「あちゃあ、見つかっちゃった」
輝夜はやってしまったと、頭をぺちんと叩く。妹紅は今の状況をどう説明しようかと混乱していた。そして、慧音が口を開いて怒鳴る。
「酷いじゃないか二人だけで鍋だなんて! 私も少し頂くぞ!」
「うん、ごめーん」
「混ぜてあげるから野菜とお酒持ってきてくれないかしら?」
こうして数分後に慧音が持ってきた野菜を鍋に入れて、酒をコップに注ぐ。受け皿には醤油が少量入っただし汁が配られて、各自に箸を取る。
「「「いっただっきま〜す」」」
これが永遠亭の通常の食卓である。
作品情報
作品集:
6
投稿日時:
2009/10/30 12:29:48
更新日時:
2009/10/30 21:29:48
分類
カニバ
妹紅
輝夜
材料としてでも構わないぜ
てか、けーねwww
是非頂きたい
でもカニバリズム……
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