題名…考えてなかった…

最近魔理沙が神社にこない。
来なくて暇だとかそんなのもあるけど他には萃香と紫が酒飲んでいる程度なのだ。毎日同じ三人で酒とかいくらなんでも飽きる。

まったくどこにいるのかしら？
少し捜してみることにした





…で、本邸についたが気配なし。埃まみれで客に優しくなかった。

香霖堂…
霖之助さんが男と会話していた。あ、押し倒した。
…
……
魔理沙はいないかった。

アリスん家…
ノック。男が出てきた。『今アリスとジュース飲んでるからまたね』らしいので帰ることにした。しばらくして絶叫が聞こえたけど当初の目的優先で魔理沙を捜す

図書館…
『つまりアリスのﾗﾌﾞｼﾞｭｰｽを飲んでたのね。そして男は自らの欲望に任せるまま』とりあえず顎に入れてパチュリーを黙らせた。
魔理沙はいないようなので帰ろう。
『まぁまちなさい。私の考えが甘かったわ。つまり彼はおのが愛液を舐められ吸われ発情期の雌豚といった表現が似合うアリスに対しｽﾊﾟﾝｷﾝｸﾞ、鞭、針のローテで』
魔理沙はいなかった




あと何処にいるんだろ…行くあてもなく神社に帰ると人が集まっていた。
宴会をするとかで萃香が萃めたそうだ。魔理沙はいなかった。ファック。




宴会も進み皆が酔ってきた

早苗は賽銭箱にゲロってた。絶対許早苗。同じくゲロしていた厄神ともどもバチィッしてやった。
アリス宅にいた男から自前の飲み物をわけてもらった。ﾗﾌﾞｼﾞｭｰｽという単語が頭をよぎった事が恥ずかしい。どこに人の体液を飲ませるやつがいるというのだ。飲み物はどろり濃厚な味だった。おいしい



しかし魔理沙がいないと宴会も盛り上がりがたりない
ため息をつくと紫が心配してきた
『どうかしたの？』
『いやtarget:002がね…』

ん…？『target:002…』
なに…魔理沙と何故言えない？
『ああ魔理沙なら来ないわよ？試しに結構人気な彼女を消してみたけど貴女以外は彼女に対してかなり無関心だったようでね。面白い結果も出なかったしそろそろやめましょうか
明日午前から好きな先生の講義があってね、早く寝たいのよ』

『あんた 何言って

いった刹那紫が消えたかと思うとﾊﾟｷﾊﾟｷと何かが崩れ去る音が聞こえた。
わかる。森や里、そして郷そのものが崩れていた。宴会にきていたみんなも0と1に分解されていく。






『そして何もなくなりましたわ、と』












―――蓮子ー新しいPCはどう？

―――上々よー メリーがシミュレータのファイルうまく纏めてくれたから使いやすいしね

―――そう、それは良かったわ。あ、昔のキャラのCSVファイルとかはこっちのディスクに纏めといたわ。ﾐﾏとかｼﾝｷとかね

―――あらありがとう。でもこれは何？もう一つのこのフォルダは？バックアップかしら？

―――というより遊んでみたいからソレ用のね。何気にｵｰﾄｾｰﾌﾞされちゃうじゃない？そのせいであんまり悪いことできないのよ。オリジナルは

―――あー月のゲームの時はごめんごめん

―――貴女が月軍魔改造するから後が大変だったじゃない…

―――シミュレーションとはいえ勝利のためには努力が必要なのよ。

―――それはインチキとしか言えないわ。バランスとるために私の管理用キャラ強くしたりNPCの思考ﾙｰﾁﾝ変えたり…そのために使った労力に対し何か言うことは？

―――駅前のケーキ屋さんの新作でどう？

―――ＯＫ。…あと月側のキャラやっぱり貴女に変なとこだけ似てきたわ。AIも制作者を見てるのね。

―――何の話よ。

―――夜道を迷わない兎から人を本名で呼ばないで変なあだ名で呼ぶ人まで色々よ。

―――メリーって呼び方は嫌いだったかしら？

―――慣れたわ。別に構わないしね。んじゃ私はオリジナルを少し調整してるから。

―――りょーかい。んじゃまた明日学校でね。愛してるわメリー

―――…はいはい。また明日ね。





ヘッドセットをつけキーボードを打ち込んでいく

>ID？
えー…メリー、っと

>password？
蓮刈歌ﾏﾀﾞｰ？、っと

>どのキャラクターを使いますか？
>ﾏｴﾘﾍﾞﾘｰ=ﾊｰﾝ
>ﾆｱ八雲紫
>綿月豊姫

さて…今日は何か面白い事が起きてるかしら？