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『スカキャンダル』 作者: ダネ
レミリア・スカーレットは不機嫌だった。もっとも、元来わがままな彼女が不機嫌にならない日も少ないが。
原因は、先日の事件、そして目の前の烏天狗。
先日、妹のフランドール・スカーレットが人間を一人傷つけた。しかもそれは館にやってきた客人だった。
気の触れている彼女を野放しにしていたなどもってのほかであるのに、その結果、客の人間を傷つけるなど、このスカーレットの名を著しく汚すこととなって頭を抱えたものだった。
もちろん噂など立てられないよう、きっちり隠蔽はした。怪我をした人間も生きていたが、どうせなら死んでいれば良かったのにと思う。人間一人黙らせるのも大変なのだ。
なのに(やっぱりというべきか)、この天狗はどこからとも無く嗅ぎ付けて、わざわざこの館に足を運んで来たのだ。
もちろん、こんなことでボロを出すわけもないが、とにかくうっとおしいことこの上ないので、せっかくだから「おもてなし」してやることに決めた。
「それでですね、私は先日あなたの妹が何をしていたか知りたいんですよ。いえ、ね、別に深い意味とかじゃなく、純粋に紅魔館の秘蔵っ子、箱入り娘のフランさんについて記事を書きたいんですって。」
ペラペラとよくしゃべる。レミリアはそう思った。ここはレミリアの部屋で、ほかには付き添いの咲夜と天狗しか居ない。
こんな中で、臆せずしゃべる彼女を見ると、その度胸を褒めるはずも無く、舐められているとに怒りを感じることしかしないのがレミリアである。
「あ、このお菓子美味しいですね。あ、それと、先日といえばあなたの元に人間が一人訪れましたよね。どうもその人、今は入院しているそうなんですよ。何でも、帰り道妖怪に襲われたとか。こんなことであなたに責任を求めるのもどうかと思うでしょうが、私としては、このあたりが危険なことは承知なんですから、客が帰るなら護衛の一人でもですね・・・」
だが、それも長続きはしない。レミリアにはわかっていた。運命とか、そんな大層なものではない。
ただ単に、そっと咲夜に用意させたものが、そろそろ効果を現すころ、というだけだ。
「うーん、いい香りの紅茶ですね。そう、それで、その客人がフランさんと一緒にいたってのを目撃した人が、いや、正確には妖怪ですけど。人間には目撃者はいなかったみたいですね。しかし、そのことを聞いても彼は何も答えてくれませんでした。いやぁ、これは何かあるんじゃないかと記者としての勘がビン・・ビ・・・ん・・・と!?」
ほら来た。この瞬間のために何時間待っただろうか。二時間くらいだろうか、この天狗はよくこんなにもしゃべってたな。
それにしても、わざわざ薬を仕込んだ茶菓子と紅茶を両方口にするとは。
その天狗は、今目の前で急にしゃべるのをやめ、顔を歪ませ脂汗みたいなものを額に光らせながら、それでも澄ました顔をしようと努めているのか、苦笑いを浮かべている。気持ち悪い。
だが、こういうのを見れるのであれば、待つというのも楽しいものだ。そう思うレミリアだった。
ズシン
いきなり来たこの感覚に、射命丸文は戸惑っていた。
一応予兆はなかったわけではない。それを言うと、今日は朝から調子悪かったかな、とは思っていた。
取材中にも、なんとなく違和感を覚えていたが、まだ大丈夫だろうと思っていた。何せまだ数十分しか経ってない。
だから戸惑った。その一瞬で思考のすべてを持っていかれた。
まさか、まさか、自分が人様の家で取材中に、
「便意」を催すなんて……
「あらどうしたの?急に黙って、ちょっと顔色が悪い見たいだけど?」
レミリアがそんなことを聞いてきた気がするが、それどころではなかった。とにかく今は出ないように努めるので精一杯だった。
悟られるわけにも行かないので、笑顔は保っておくが、結局逆効果だった。
(マズい…。お腹が、っく!!今はこのことは考えないでとにかく無心に。ふぅ、取材の方を早く終わらせないと。うっ、トイレに行きたい、っじゃない。考えるな考えるな考えるな。とにかく今日の取材はこの辺に、あぁっ、いっそのこと貸してもらって、って、そんなことできる訳が、うっ、またっ!!)
「ほんとに大丈夫?苦しそうよ。」
パニックの文にさらにレミリアが話しかける。
「(話しかけないでぇ…)い、いあやぁ、ちょっと舌噛んじゃっただけですよ、ハハ…」
とっさに嘘が出る。ただ、文がもっと冷静だったらこの時点でレミリアに一服盛られたことに気付いたかもしれない。
しかし、今の文の頭の中は、とにかくこの苦痛から逃れたいという思いと、便意と、羞恥心と、便意と、この取材を終わりにする理由と、便意で埋め尽くされ、ほかに余地が無かった。
「でも、あなたさっきからお腹を押さえて…」
(ばれたっ…!!)
文本人は、必死にこらえていたつもりだが、傍から見れば歯を食いしばってもじもじと体をくねらせているので、挙動不審この上ない。大体仕掛けた本人がレミリアなので、気付かれるのは当たり前だが。
こうなったら、文も多少のなりなど構ってられなかった。
「す、すみません。どうも調子が悪いみたいなんで、今日の取材はこの辺に…」
「トイレ、貸しましょうか?」
しかし、そこに不意打ち。
「トイレ」「貸す」この二言で一蹴文の思考が揺らいだ。落ち着き始めた便意がまたぶり返してくる。
しかし、
(こんな子供みたいな吸血鬼に、ましてやこんなことで借りを作れるわけがっ!!)
そこに天狗の安っぽいプライド。文はレミリアなど低く見ていた。ここでまた一歩踏みとどまる。だがここは踏みとどまらずに早く逃げればよかっただろうに。
文がそんな葛藤をしていたその一瞬、それだけあれば紅魔館のメイド長にとっては十分な時間である。
「お持ちしました。」
「ご苦労様、咲夜。」
目の前に出されたものを見て、文は目を疑った。なぜならそれは、今しがた彼女が言っていたトイレではなく、
「ああ、これ?こらはあの気がふれた妹用にある「おまる」ってやつよ。すぐ壊すから代わりを何個か置いてるの。」
それが何なのかなんてことはわかる。わかるから声が出なかったのだ。だが、これをどうしろというのか。わかりたくも無かった。
「ほら、このレミリア・スカーレットが自分の部屋で、その目の前で、排泄することを許可してるのよ。これほど光栄なことはないと思いなさい。」
レミリアは、もう隠す気などなかった。初めからこうしたかったのだとばかりに人を嬲る用の声で話しかける。
だが、当の文は、それにすら気が回らない。もう目の前のおまるに「出すことができる」という誘惑を必死に振り切ることしかできなかった。
今ここで我慢しても帰るまでもたないかもしれない、その焦りがさらに背中を押す。
こうした前にも後ろにも進めない悪循環は、しかし、唐突に破られた。
ズシン
「あぁうっ!!」
ついに声にまで出てしまった、それほどの腹痛。
文が飲まされた薬は、時間とともに便意が増すものだ。しかも薬が完全に抜けきるまで続く。こんなものを人に飲ませればそれこそ脱水症状でも引き起こして死にいたるほどの強力なものだ。(ちなみに、レミリアは知らなかったが、このとき文が食べたお菓子は、咲夜特製の「お腹の中で何倍にも膨れるお菓子」だった。)
もう、何も考えられない。ただ目の前にあるそれに、すぐさまぶちまけたい。文の正常な思考は壊れていた。
そして、その手がおまるに触ろうかという瞬間、
「あ、あれ?」
目の前からおまるが消えた。
だが、完全に安心し、ゆるみきった思考はもう止まることができず、
「あ、あへっ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
ぶりっ、ぶぶぶぶっ、ぶぶぅぅぅ
下品な音とともに、そのスカートの下から汚物をもらしてしまった。こんもり膨れたショーツの端から、一部が床にこぼれて来ている。
「あら、じっとしてたからいらないのかと思って片付けさせちゃったわ。うちのメイドは一瞬で仕事をこなしちゃって悪いわね。」
そんな言葉も、もう文には届かない。ショックで放心状態となった彼女は、未だ、糞便を垂れ流している。
「でもね、私はこの部屋をお前の汚い排泄物で汚していいとは言ってないわ。」
レミリアの顔が歪む。「おもてなし」は終わった。ここからは「おしおき」の時間だ。
紅魔館の地下室。いくつかあるのだが、その一室。文は、そこに放りこまれた。
そこでまた便意。今度は強制的に出させられた。
「やめて、やめてください。ぐほっ!?」
ぶりっ、ぶりゅりゅりゅりゅ
懇願するが、無意味。腹に一撃をもらって、耐え切れず漏らしてしまう。
「こ、こんなことを天狗にして、ただで済むと思って、ぎゃぁっ!!」
もう一発ブローをもらって床に倒れる。
「その天狗様は、人様の家で漏らした挙句、その汚い床に倒れているのだけど、ねっ!!」
さらに、フットスタンプ。
ぶちゅぶちゅぶちゅぅ、しゃぁぁぁ
小便まで漏らしたようだ。それにしても、前から出ないのが不思議なぐらいである。
「『あの射命丸文は、お漏らし癖のある変態天狗でした』これだけで明日の記事は埋まるんじゃない?」
レミリアは、とても楽しそうに嬲る。ここ最近見ないほど上機嫌だ。
そのうち水分の方だけ抜けてしまって、便の出が悪くなると、すぐに補給させた。もちろん、後ろからである。
こうして、出して、入れられ、出されては入れられを繰り返して、薬も全部抜け出たころには、文は見るも無惨に全身が糞便で汚れていた。
「あへっ…ひははぁ……」
焦点の合ってない目で、わけのわからない笑い声が口からもれる姿は実に醜い。
「じゃあ咲夜、私は体を洗ってくるから、後片付けお願いね。」
「えっ!?」
これにはさすがの忠誠心あふれるメイドも嫌だったらしく、そのまま門番に押し付けた。
「ちょっ、咲夜さん!?そりゃ無いでしょ〜」
美鈴はそうは言ったが一睨みで黙らされえしまった。
はぁ、とため息が漏れる。上司も主も無茶苦茶である。
「うぅ、それで、これをどうすりゃいいんですか?」
返ってきた返事も、半ば投げやりなものだった。
「さぁ、肥溜めにでも捨てておけばいいんじゃない?」
前回のssにコメしてくださった方々ありがとうございます。(しかし、前回見た人が今回も見てくれるとは限らないかも…)
とりあえずここにいたるまでの経緯
コメント内で、エロ・スカが足りないとの言葉が目に入ったとき、
スカネタなんてよくわかんないよお母さん
↓
なんとなく、想像してみる
↓
どんな風に表現するのかもわからないよお父さん
↓
つい先日の企画郡に目を通す
↓
夕食はカレーだったの忘れてた
↓
何かノッてきた
で、今に至る
結論:きっつい
ダネ
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2009/11/22 16:08:56
- 更新日時:
- 2009/11/23 01:08:56
- 分類
- スカトロ
- 文
- レミリア
- こうですか?わかりません
そりゃ慣れない内はキツイw
どっちやねん言われそうだけど俺的には女のドロドロ内情も好きなんです
でもなんかこう屈辱系も好きなんです
昔見た漫画でお菓子じゃなかったけどそんな食べ物見たことがある記憶が
文スカいいですなぁ。そしてある人曰く
「おお、臭い臭い」
ホルモンの曲名みたいだな
あややが可愛くて目が離せませんでした♪
自分も、文はお漏らしが似合うキャラだと思います。