Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『見つかった二冊の日記』 作者: 藤原海軍中将
竹林である二冊の手帳が見つかった。
その手帳はボロボロで、かなりの年月が経っているようだ。
ここにそれの全てを記す。何らかの参考になれば幸いである。
////////////////////////////////////////////////
○月○日
今日は仲間が増えた。
藤原妹紅という名前らしい。
挨拶代わりにキスをしたら殴られた。
まだまだ堅いな。
○月×日
出せ出せとうるさい。
しゃぶったら出してやるといったが
わめく暴れるの大騒動。
数日間ご飯抜きの刑に処す。
○月□日
今日でご飯抜き5日目だ。
食事を持っていくとひったくるように取られた。
その途中で頭をなでたら汚物を見るような眼で睨まれた。
もう少し長くしとけばよかったか。
×月○日
妹紅が来て1ヶ月になった。
先日のご飯抜きの刑もあってか、
渋々ながらこっちの言うことを聞くようになってきた。
しかしキスをすると顔をグーで殴られた。
女はその辺が難しい。
×月△日
そこらで買い込んだ妹紅のえろ本を
部屋の中に数冊置いてみた。
顔を真っ赤にしながらも
なんだかんだで興味はあるようだ。
かわいい。
×月□日
何か最近様子がアレだと思ったら
夜中にこっそり、ひとりHに浸っているのを発見。
翌日問いただすとだんまりになった。
今度、大人のおもちゃでも買っておくか。
×月☆日
おもちゃの効果はてきめんで
毎日オナニーするようになったようだ。
その様子をモニターで録画しているといったら
彼女はどういう顔をするのだろうか。
△月○日
今日しゃぶってくれと言ったところ
なんと、チロチロと舐めてくれた。
技術的には今一歩ではあるが
我々にとっては大きな一歩といえるだろう。
△月△日
自らすすんで舐めてくれるようになった。
最初はおぼつかない手つきだったのだが、
段々うまくなってきた 非常に気持ちがいい。
しかし、あの上目遣いはどこから習得してきたのだろうか。
□月○日
さりげなく昼食中に聞いてみたところ
妹紅はまだ処女だという事が分かった。
実に素晴らしい事を聞いた。
照れながら言われると破壊力が高い。
そろそろ頃合かもしれない。
□月△日
今日は妹紅をれいぽぉした。
喪失のショックか禍々しい
どす黒いオーラを纏っていたが
気にしないことにした。
ああ、妹紅はかわ
――日記はここから焼け焦げて読めない――
////////////////////////////////////////////////
二千九年 十二月五日
今日は人里ですごい人を見た。
きっと運命の人だろう。とても魅力的だった。
そのことを友人に伝えたらお前には無理だといわれた。
俺をばかにしやがって。
二千九年 十二月八日
今日、寺小屋の慧音先生からにわとりの世話を頼まれた。
生きたえさがいいってんで、ミミズを投げこんだら、遊んだあげくやっと食いやがる。
それにしても、あの銀髪の子はなんという名前なのだろうか、気になる。
二千九年 十二月十日
今朝五時頃、宇宙服みてえな防護衣を着た友人に突然たたき起こされて
俺も宇宙服を着せられた。なんでも、地下で事故があったらしい。
地霊殿の連中ときたら、夜も寝ないで核実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
あの子が気になって眠れない、気が滅入って欝だ。
二千九年 十二月十二日
人里の慧音先生からいい情報を聞いた。
あの子の名前は藤原妹紅というらしい。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
二千九年 十二月十五日
にわとりの世話をしたおかげで妹紅の住所を先生から聞くことに成功した。
しかし竹林の中に家があるとはどうすればいいのか。
妖怪に見つかったら大変だが
あの子に会いに行くため、明日俺は出ることにする。
二千九年 十二月十六日
思ったより竹林は広かった。
さすが迷いの竹林といわれるだけあって
同じところをぐるぐる回っている気がする。
食料を多めに持ってきておいて正解だったかもしれない。
二千九年 十二月十七日
しまった、やってしまった。
俺が寝ている隙に兎どもがに食料を奪われてしまった。
手元に残されたのはわずかな食料しかない。
二度とこんな事が起こらないようにしなければ。
二千九年 十二月十九日
非常にまずいことになった
食りょうがつきてしまった
このままでは 妖怪どもの餌になるのが
せきの山だ どうする
に千九年 じゅう二月に十 いち日
腹がすいた
もこうに あいたい
せっかく先 生 におしえてもらった
くりすます ぷれぜんと わたせない
ニじゅう
ねこ が きた
えいえんの いのちくれる
これで しあわせ な れ
四
もこ
もこ
――日記はここで途切れている――
////////////////////////////////////////////////
この哀れなファッキンガイどもは妹紅の幻を見ていたようだ。
本物は私の横でもちもちオムライスを食べているというのに。
藤原海軍中将
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2009/11/22 18:30:14
更新日時:
2009/11/23 18:40:06
分類
藤原さん
アワレな人間どもの末路
在る所の修正版
もこ
あとがきのもちもちオムライスがもこもこオムライスに見えてしまいましたwww
うま
泣いた(様々な意味で)
>喪失のショックか禍々しい
>どす黒いオーラを纏っていたが
反発刻印Lv3確定わろた
従順値が低すぎたんですね、分かります
なんとキュートなオムライス・・・・・
だがしかし先日オムライスを作ってケチャップで
「もこう」と書いた私に隙はなかった。
>2
アレはバイオ1の名シーンだと個人的に思っております。
あれ、十年ぐらい前の話でしたっけ?
当時めちゃくちゃびびったんですが、アレ。
>マウンテン氏
これを某所に投稿したのが去年の十一月。
丁度あれから一年経ちましたが、
妹紅へ対する愛は変わっておりませぬ!!
>ジョルジュ氏
彼女は陥落させるのに時間が非常にかかりました。
反発2つけるのがデフォだろ、とやったはいいいのですが。
いい感じになるまで五十日ぐらいかかったような気がします・・・。