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『東方永夜将』 作者: シュヴァルツ大佐
今回も読んでくれてありがとうございます。
この話は東方紅魔狂、そして東方妖々無の続編で、
藤原妹紅が活躍する話の最終章となっています。
作者としましては、続きの構成は出来ていますけど、
それを文章にするのがとても難しいです。
でも、呼んでくれてコメントつけてくれる人がたくさんいるので
頑張って3か連続で投稿したいと思います。
それでは、妹紅がおりなすオリジナルストーリー
永夜の異変を解決したのは?そして黒幕は誰か?
答えは神のみぞ知る―――――――――
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「妹紅の首尾はどうだ?」
「はっ、竹林に向かったようです」
「竹林?どういうことだ?」
「恐らく、K姫の元へ向かったのかと………」
「ついに……か、この物語も最終章だな」
「では…………!?」
「私が出る!きまさらは待機しておけ!!」
「仰せのままに!」
男はマントをはおり、腕に電撃を発生させながら力を込めた。
あまりの力にその場にいた全員が恐怖を覚える程だった。
「妹紅………今行くぞ!!」
******東方永夜将******
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ステージ1
暗黒の虫達と夜の歌姫
「姫様に力を与えていただいたはずなのに………ッッ!!」
「くっ、コイツは何者なんだ!!」
リグルが暗黒虫『ダークバグ』を召喚するが、妹紅が召喚する
腐死泥汚虐虫には遠く、そして恐ろしいほど及ばなかった。
見る見るうちに体を蝕まれるリグル。
「ぐあっ!!無視の王者たるこの私が……!!虫にやられるなんて……!!」
リグルが崩れ落ちる。そしてもう起き上がることはないだろう。
何故なら腐死泥汚虐虫が食べたものは次元の狭間に取り残され、
妹紅か選ばれたものでないとそこまで行けないからであった。
無力なものは残念ながら、そこで永遠と過ごす事になるのだ。
「ひいいっ!!このことを姫様に伝えなくては!!」
「…………逃さん!」
セイント・ダークネス
『 聖 火 邪 神 覇 ! ! 』
聖なる力と悪の力を織り交ぜたことによって、
聖パルスと悪パルスがオーバーフローを起こし、
全ての生き物を消滅させる『消滅反応』を引き起こすのだ。
「身体が……消え………きゃああぁあっ!!」
ミスティアは消滅反応の波に飲み込まれ、消え去った。
次元の狭間よりももっと恐ろしいところに消え去ったのだ。
「ヤツの力を貰っても………この程度か…………」
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ステージ2
旧友、そして別れ
「妹紅、もうこんな事を止めるんだ!!」
妹紅の前に立ちはだかったのは上白沢慧音であった。
「慧音………そこをどけ…………………」
「ふざけるな!お前は何をしているのか分かっているのか!!」
妹紅は慧音の頭を強く握る。
「……………邪魔をするなら慧音とて消す」
「!!」
「いやなら私の目の前からいなくなれ……………」
慧音には妹紅がまるで泣いているかのように見えた。
「………嫌だ!!妹紅!!一緒に帰ろう!」
「………………引かぬというのだな」
妹紅は絶対神から授かったパワーを全開にした。
その力は木々をなぎ倒し、周りの天気が嵐になるほどであった。
「妹紅………お願いだ……………!」
「………………………消えろ」
ライトニング・ミキサー
『 疾 風 旋 虐 雷 剛 斬 ! ! 』
妹紅は雷帝、そして風神の力を呼び起こし、
慧音を無茶苦茶に切り刻んだ後、数億ボルトの電流を流した。
数億ボルトもの強力な電流を流された慧音は、
血管が全て爆発し、脳が吹き飛び、爆発四散した。
「慧音……………すまない………………」
妹紅の頬に一筋の涙がつたった。
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ステージ3
暗黒に満ちた紅白と白黒
「ふっ、この程度なの?」
「興醒めだな、これのどこが恐れればいいのやら」
全身をどす黒い禍々しいオーラに纏っているのは
博麗霊夢、霧雨魔理沙の二人の人物である。
「本当にこれが姫への刺客なの?」
「こんなに弱いとはな、どこに恐れる必要があるんだ」
魔理沙はぼろ雑巾のようになった妹紅を蹴り飛ばす。
「まだだ………まだ終わっていない………!!」
妹紅はむくりと起き上がると、再び炎を纏い始めた。
「まだやる気?いい加減私は還りたいのだけど」
「何度やっても同じだぜ、何度でも殺してやる」
アマテラス・ドーピング
『 爆 剛 狂 体 神 王 翔 ! ! 』
妹紅は自分の身体にかずあまたの神を光臨させ、
その全ての神の力を己の力とした。
先程より明らかに纏っているオーラが変わっているどころか、
靈夢、魔理沙という凄まじい実力者でさえ、恐怖を覚えるほどであった。
「なっ………!全力じゃなかったの!?」
「こいつぁ………………まずいぜ!!」
「オーレリーズ!!フォーメーションSだ!本気で行くぞ!!」
「リョウカイシマシタ マスター」
「陰陽玉!!あいつの動きを止めなさい!!」
ヒュン!!!!ヒュン!!
超高速で動き回るオーレリーズと陰陽玉を妹紅が襲う。
しかし、アマテラスの力を得た妹紅は微動だにしなかった。
「貰ったぜ!!一撃で消し飛ばしてやる!!」
「こっちもよ!!せめて念仏ぐらいは唱えてあげるわ!!」
『ファイナルマスタースパーク!!』
『夢 想 天 生 ! !』
両者の最大級の攻撃………………
かつて幾重の敵を屠ってきた両者の技であるが………………
――――――妹紅には全く効かなかった。
「「 なっ!!!!! 」」
驚く両者に一瞬の隙が生まれた。
「………………貴様らに真の暗黒を見せてやろう」
ア ポ カ リ プ ス
『 暗 黒 世 界 ! 』
暗黒がこの世界を覆いつくす。
暗黒が全て覆い尽くす。
暗黒が全てを蝕む。
アンコクダケガシハイスル
「生と死………それも隣り合わせ………」
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ステージ4
哀愁のネクロマンサー
「よく……ここまで来た…………と褒めてあげるわ」
「………………八意か…………そこをどけ」
「残念ながら、どいてあげる事は出来ないわ。」
「うどんげ!!てゐ!!」
「「てやぁっ!!」」
キィン!!キィンキィン!!!
突如現れた妖怪兎達の攻撃を軽くあしらう。
「…………その程度か…………八意………………」
怒りの力で極限まで力を得ている妹紅は、
優曇華とてゐを真っ黒な炭に焼き尽くしながらこういった。
「ならば見せてあげるわ、私の奥義をね!!!」
ゾンビ・カーニバル
『 甦 輪 廻 逆 死 亡 遊 戯 ! ! 』
なんと、先ほど消し炭にしたはずの優曇華とてゐが起き上がり、
それのみならず、今まで消していった
紅魔館、妖々夢の者達が地面から這い上がってきたのだ。
「ハーッハッハ!!いくら貴方とはいえ、このメンバー相手に…………」
ボロ…………
ボロボロ……………………
「…………!?」
「……………………それがどうした」
永琳は我が目を疑った。
何故なら先ほど召喚したはずのゾンビたちが全て消えていたのだ。
「ばかなっ!!なぜこんなことに!!!」
「……………………消えろ」
ラ・マキナ・エクスプロード
『 剛 炎 大 爆 天 火 炎 殺 ! ! 』
「この……………………私が…………っ…………!!」
「死者を弄んだ事を航海するがいい」
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ラストステージ
終わる世界
「とうとう来てしまったようね、妹紅」
「………父上の仇だ………………」
「あんな昔の事を覚えているなんて………馬鹿らしいわ」
「………………なんだと」
「親子揃って馬鹿だってことを言いたかったのよ!!」
カオス・エクスタシー
『 高 貴 な る 憎 し み の 連 鎖 』
「………………フン」
エクス・マキナ
『 超 暗 黒 次 元 斬 ! ! 』
ズガァァアァアアン!!
強力な爆発がこの地を支配する。
永遠亭だったものは吹き飛び、消えてなくなった。
それほどまでにこの攻撃は強力だったのだ。
アップル・シード
『 禁 断 の 果 実 を 弄 ぶ 悪 魔 ! 』
トラウィスカル・パンテクートリ
『 禁 術 聖 天 闇 黒 邪 龍 掌 ! ! 』
お互いがお互いの奥義を出す。
しかし、両者に傷一つなかったが、疲れが見え始めていた。
そして、輝夜はニヤリと笑うとこういった。
「次で終わりにしましょう……」
「……………良いだろう…………」
「死になさい!!」
ゴッド・エンペラー
『 暗 黒 と 聖 神 の 支 配 者 ! 』
「…………父の仇!!」
ア マ ノ ム ラ ク モ
『 光 臨 せ し 父 の 剣 ! 』
「ザシュッッッッッ!!!」
「天叢雲(あまのむらくも)……どうしてそれを……!!」
「父上…………仇はとりました……」
「これが……千年の報い…………か……」
バシュッ
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「見つけたぞ……妹紅…………」
「誰だ…………貴様はッッ!?」
妹紅は驚き、こぶしを構える。
「覚えていてくれたようでうれしいよ、妹紅」
「お前は……『最後の聖戦』でヤツに殺されたはず…………」
「私を見くびってもらっては困るよ……」
男は妹紅にニコリと微笑む。
「そうだったな………何故ならあんたの能力は………………」
『 全 て の 幻 想 を 無 効 化 す る 程 度 の 能 力 』
「あんたの前ではだれも何も使えない。そう、私ですらな」
「その通り、しかし、何でこんな事をしているのだ、妹紅」
「私には理由がある………邪魔するな…………」
「ある昔、どうしても強くなりたいといって弟子入りした奴がいたな。」
「……………………。」
「そのものは非常に飲み込みが早かった。」
「…………………。」
「そして、瞬く間に暗黒と獄炎の能力を習得したな。」
「……………それがどうした。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………
「…………!?」
「私はあの時よりも更に強くなった………!!」
妹紅の手のひらには、私の前ではありえないはずの獄炎が展開されていた。
「この私の能力を…………!?なんと…………?」
「そして、あんたは私が超えなきゃならない最後のカベだ!!」
妹紅は私を指差す。
その眼には、怒りと悲しみ、そして不屈の闘志が映っていた。
「……………………。」
「あんたさえ倒せば、私はこの輪廻から開放される!」
「…………………………妹紅。」
妹紅は獄炎、そして暗黒を身に纏い、拳を構える。
(これは……私の本気と同程度……………!!)
「始めよう!最後の戦いを!!!」
「……………………いいでしょう」
(成長しましたね…………妹紅………………。)
「さあ…………行くぜ………………」
「 中 将 ! ! 」
******東方永夜将 完******
妹紅「あー、懐かしい話だね」
中将「ですねえ、いつの話でしょうか」
妹紅「あの後結局、なんか二人とも能力使えなくなったんだよね」
中将「そうですね、私もクビになっちゃいましたからね」
中将「でも、妹紅と今いられて、幸せですよ」
妹紅「照れるだろ///」
中将「妹紅ちゅっちゅ〜♪」
妹紅「私も好き好き〜ちゅっちゅ♪」
そんなバカップルの昔話。
シュヴァルツ大佐
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2009/11/28 10:33:32
- 更新日時:
- 2009/11/28 19:33:32
- 分類
- 妹紅
邪気眼の痛みに耐えてよく頑張った!感動しない!
やられたあああああああ
絶対に許さんぞバカップルども!じわじわとry
犯してやんよ(o^v^o)
今度からはもっと自分を信じようと思う。
ゆるせんのうwwwゆるせんのうwwwwwwwww
「創始者」は晩年に語った。始まりと歴史をSSで。
時に滑稽に、時に残酷に、勇壮に。 時に、切なく。
…思えばこの時… ああ…この星にまた「人」が生まれたのだと。
産廃の皆のノリのよさに感動している。
今までの作品合わせてとこの三部作の総コメントが一緒ってどうよ……ンフフ。
フランちゃんは紅魔館の爆発に巻き込まれました。
みすちーは「ひいいっ!!このことを姫様に伝えなくては!!」って言ったのである。
分からなかったやつには
ラ・マキナ・エクスプロード
『 剛 炎 大 爆 天 火 炎 殺 ! ! 』