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『狼兎少女』 作者: もみぢ
(この作品は前作「迷い鼠と悪戯兎」の続き的な物です。)
すっかり日が暮れ暗くなった道。そこをとぼとぼと歩き続ける少女が居た。
ナズーリンである。昨日から竹林に迷い、てゐに陥れられ挙句の果てにお漏らししてしまった彼女である。
ナ「・・・・・・そろそろ命蓮寺・・・か・・・。」
乾いた汚物がまだついており、茶色が混じったスカートを履きながら帰ってきたのである。
ナ「しかし、どういった様子で帰るか・・・一日以上帰ってこないと星さまも心配してるだろうし・・」
*「おーい!」
ナ「っ!?」
上空からいきなり声が聞こえてきた。正体不明が売りの未確認飛行幻想少女、封獣ぬえである。
ぬ「あんた、一日以上帰ってこなくてどーしたの?寅丸さんが見つけたら言ってとか言ってたけど」
ナ「ああ・・・そうか・・・。」
ぬ「んー?なんかあったのかい?」
ぬえからはナズーリンがどういう状況なのかよく見えないようだ。
ナ「今は他人と話す気分ではない。」
ぬ「んー・・・?まぁいいや。」
星「あ、ナズーリンか・・・!?どうしたんだ?何も言わず一日以上出て行・・・・い・・・一体、どうしたんだナズーリン・・・」
ナ「うぅ・・・」
帰ってきて一番に出てきたのは星である。やはりかなり心配していたようだ。
茶色く変色したスカートやその臭いから何があったかはあらかた想像はできたが。
ナズーリンは竹林に迷ったこととてゐという妖怪兎に騙され、失禁させられたことを話した。
星「・・・そうか・・・大変だったんだな・・・とりあえず、風呂に入っておいで。こっちはみんなにばれないよう洗濯しとくから。」
ナ「それもう捨てちゃってもかまいませんよ・・・」
星「そうか・・・じゃ一応洗ってから処分しておこう。」
といっても永久保存しておく星であった。
少女入浴中...
星「ほら、ご飯だ。他のみんなは済ませてしまったから。」
ナ「ありがとうございます。」
その時ガラガラッ、とふすまをあけて少女が入ってきた。
多々良子傘である。
傘「あれ、ナズーリン帰ってきてたんだー。」
子傘はいつからか命連寺に居候するようになっていた。もともと捨てられ傘で身よりもないのを聖が哀れに思い一緒に住むことになったのだ。
傘「一日もあけてどうかしたん?」
ナ「ああ、ちょっと竹林に迷ってしまってな。」
ナズーリンは子傘とは仲がいいらしく、たまにダウジングをするときに連れて行ったりしていた。
傘「あー、あそこの迷いの竹林だねー。私も精神安定剤もらいに永遠亭に行くとき迷ったことあるのよ。」
ナ「んぐ?永遠亭?」
相当腹が減ってるらしくご飯を食べながら応答するナズーリン。
傘「あれ、ナズーリン知らなかったの。迷いの竹林の奥にある屋敷で大量の兎を飼ってるみたい。そこにはえーりんっていう人が居てね、どんな薬でもつくれるって、結構有名な薬屋よ。。」
ナ「へぇ・・・子傘って竹林の抜け方しってるのかい?
傘「しってるよー。最初は結構迷ったけど。」
ナ「・・・あっ、そうか・・・、あのてゐとかいう白兎もその兎達の一匹か・・・」
傘「てゐ?ナズーリンもあいつの被害にあったの?」
ナ「まぁ・・・な・・・」
傘「どんな?」
ナ「あぐっ」
口に含んだご飯を噴き出しそうになる。
ナ「(私としたことが変な方向に話を持っていってしまった)」
傘「ま、いいわ。真っ赤になってるところを見るとそーとー屈辱的なことされたんだねぇ」
ナ「むう・・・」
傘「仕返しとかしに行く?wあいつしょっちゅう永遠亭から抜け出して湖とかに遊びに行ってるようだけど。」
ナ「詳しいんだな。」
傘「薬もらいに行くとき鈴仙ていう兎さんにきいたのよ。」
ナ「私も行ってみるかな。仕返ししてやらないと気がすまない。」
傘「なんなら私が驚かしてやろうかい?」
ナ「いや・・・それはいいよ。・・・・・・ごちそうさま。」
星「疲れてるだろう。今日はもう寝るといい。」
ナ「そうさせてもらいます」
傘「夜はこれからなのにー。」
翌朝、ナズーリンはてゐがよく遊びに行くという湖に行った。
ナ「・・・どうやらあいつは居ないようだな・・・。あそこで遊んでいる黒猫や妖精達はあいつの遊び仲間か?」
橙「チルノちゃん、ごめんね、返すの遅れちゃって。」
チ「べつにいーわよ。この服なら何着もあるしー。」
念入りに洗って消臭剤を使ったらうんちのしみや臭いは消すことが出来たようだ。
ル「あれ、あっちから誰かきたよ」
チ「え?」
ナ「こんにちは。私はナズーリンて言うんだが、てゐってやつを知っているかい?」
チ「あの詐欺兎か!」
ナ「(やっぱり友達(?)のようだ)」
橙「てゐちゃんには手を焼かされてますね。かくれんぼしてたら勝手に帰っちゃったり。」
チ「毎日のように嘘こいてばっか。」
ル「そんなのと付き合ってる私たちもどうかとおもうけどねー」
ナ「私もあいつにひどいことやられてね。どう?あいつに痛い目あわせてみない?」
チ「ほえー?いーじゃんいーじゃん!おもしろそー!」
ル「私もー」
橙「私も参加します!」
チ「私はチルノっていうの。よろしくね。」
ル「ルーミアですー」
橙「橙といいます。」
チ「ところであんた、何されたの?」
ナ「う・・・言いたくないよ。」
チ「んー?何されたのー?」
ナ「だから言いたくないってば。」
チ「そーとー恥ずかしいことされたんだねー。お漏らしさせられたとか?あははー」
ナ「っ!?」
チ「あれ、本当だったんだ」
冗談混じりで言ったつもりだったが偶然あたってしまったようだった。
そしてその日4人は友達の大妖精を連れて作戦会議をした。
そして次の日。
今日はちょうどてゐがやってきた。
て「・・・ん?なんかみんな今日は雰囲気が違うような気がするウサ。」
いつも他人に嘘をついているだけあって、他人の嘘や様子の変化には敏感だ。
チ「え?べ、べつにぃー。」
ル「気がするだけでしょ。」
橙「ですー。」
て「ふーん、ま、いっか。」
それから30分ほど適当に遊んだ。
て「あー、なんかお腹すいたわねぇ」
橙「あ、そーだった。これこれ。」
て「?」
橙「藍さまがにんじん余ったからって。これ。」
橙の手にはにんじんが一本だけある。
て「なんか不自然じゃない?てか一本だけあまるとかどうなのよ」
橙「なんかあまっちゃったんだもん。」
て「なんか変なのはいってるんじゃないん?毒とかポイズンとか。」
橙「入ってませんよ。」
て「あやしいなー。」
橙「じゃあ私が食べちゃいますよー。」
そういうと橙はにんじんを受け取りぽりぽり食べ始めた。
て「あれ、へーきなんだ」
大「橙は嘘なんてつかないもんね。」
て「じゃ、やっぱもらうわ。」
そういうとてゐは橙からにんじんを取った。
てゐはバクバク、とにんじんを食べる。
計画通り。遠くからナズーリンがそう言った、
ル「かくれんぼしないー?」
チ「いいねー。やろー。」
て「付き合ってやるウサ。」
チルノが鬼ということになった。
ル「じゃあ30数えてねー」
橙「逃げろー」
チ「いーち、にー、さーん、・・・」
て「・・・て何であんた私とおんなじところにかくれんのよ。」
橙「だっててゐちゃんたまに帰っちゃうんだもん。」
て「そうだっけ?」
橙「とぼけたって無駄だよー。たまにはいいでしょー。」
て「たく・・・」
これも計画の途中でてゐに逃げられたりしない為である。
チ「さーんじゅ!いくよー!」
チルノはあたりを探し始める。
チ「あー、大ちゃん見っけ!」
大「ぁー、もう見つかっちゃったかぁ。」
橙「ふー、それにしても最近冷えますねー」
橙が小声で言う。
て「まぁ冬だしね」
橙「ふぁ・・・ふ・・・ふえっくしょん!!」
て「ちょ、何してんのよ!」
チ「あー、橙見っけ!あ、てゐもいんじゃん。」
て「あんたのせいじゃない。」
チ「まーまー。じゃここで待っててねー。」
て「ったく・・・」
橙「ごめんねー」
ぐるる・・・
て「っ・・・?」
ぐごろろっ!
て「ぁつつ・・・お腹が・・・」
橙「んー?てゐちゃんどうかしたのー?」
て「ちょっと・・・トイレ行って来る。」
大「て言ってもここら辺トイレないわよ」
て「チルノのとこで借りるわ。」
橙「だめだよー。てゐちゃん逃げちゃうかもしれないじゃん」
て「な・・・逃げないわよ。本当にお腹痛くて・・・」
橙「てゐちゃんはいつも嘘つくから信じられないなー。」
て「じゃルーミアが見つかったら帰るわよ!」
ぎゅるるっ!
て「うっ・・・」
てゐがおしりを手で押さえている。
すると橙はどこからか縄を取り出し、おしりを押さえている両手を縛った。
て「ちょ、なにするウサ!」
橙「ふふふ、チルノちゃーん、OKだよー!」
チルノとルーミアがやってきた。
チ「ふっふっふー。普段いじわるされて嘘つかれてきた仕返しだよー。」
ル「あはははー。」
て「な・・・なんで・・・さっき橙だって・・・」
橙「にんじんの真ん中に下剤を注入しておいたんですよ。この注射器でね。」
て「それは・・・私の家の・・・」
チ「昨日永遠亭から借りてきたんだよ。事情を話したらかぐやって人がおもしろそう、って簡単に貸してくれたよー」
て「この・・・ほ、本当に・・・願い」
ぎゅるごろろっ
て「ひうっ!」
ナ「まったく、いいざまだな。」
見計らってナズーリンが出てきた。
て「あっ!お前はいつかの・・・」
ナ「忘れたとは言わせないよ。散々辱めてくれてただで済むとでも思った?」
て「あやまるわよ!ごめんなさい!」
ナ「その程度で許されるとおもったのかい?」
て「そんなぁ・・・本当にごめん・・・チルノちゃんたちも・・・ごめん・・・」
チ「あんたのごめんは意味を成さないからねぇ。」
て「うぅ・・・」
橙「あの・・・そのくらいにしてあげませんか?結構まいってるみたいですし、ちょっとかわいそうです・・・」
下痢の痛みを知っている橙が助け舟を出した。
チ「んー、どうしよっかなー。」
ル「じゃ、もう私たちにうそついたり意地悪したりしないー?」
て「し・・・しないから・・・お願い・・・」
チ「しゃーないなー、んじゃあたいんちのトイレ使っていーよ。」
スルスルと橙が縄を解いてあげる。
て「あり・・・がとう・・・」
ぐごろっ!
て「あうっ・・・」
チ「あたいんちの中でお漏らしなんかしたら許さないからねー」
て「してたまるもんですか・・・」
お腹を押さえながら一歩一歩チルノの家に進むてゐ。
て「はぁ、はぁ・・・あと・・・少し・・・」
がしっ
突然後ろをつかまれた。
て「っ!!?」
狂気の月の兎、鈴仙・優曇華院・イナバだった。
鈴「ったく、やっぱりこんなところで遊んでいたんだ。」
て「ちょっ、放してよれーせん!」
鈴「いたずらばっかして、師匠からつれてかえるよう言われたのよ。」
て「れーせん・・・あとで反省するから、お願い、放して・・・お腹が・・・痛くて・・・」
鈴「たく、あたしだってあんたのことで胃が痛いわよ。あんた前だってお腹痛いとか言ってトイレ行って、トイレの窓から逃げてどっかいっちゃったじゃない!」
そのままずるずるとてゐを引きずる。
て「本当に漏れ・・・ちゃう・・・」
鈴「だめったらだめ!さぁ、行くわよ。」
ナ「あなたは・・・?」
鈴「あ、新しい友達?」
て「違うわよ!」
鈴「私は鈴仙て言うの。今日はてゐをつれて帰りに来ただけだけどね。」
ナ「そうですか。そのまま行っちゃって下さい。」
鈴「もともとそうするつもりよ。」
て「もー!放して放して放して放してー!!れーせんの意地悪!嫌い!」
ぎゅるるるるるるうっ!!
てゐのお腹が激しく音を立てる。しかしてゐのお腹の悲鳴は鈴仙には届かなかった。
て「れーせん・・・もう・・・だめ・・・」
ついに彼女の肛門は限界を迎えてしまった。
ブッ、ブビュウウウウーッ!!
て「ゃ・・・ひゃぁぁぁぁ・・・」
ビュビュウーッ!ブボォッ!
鈴「うわっ!?てゐ!何やってんの!」
て「あうっ、だって、れーせん、トイレ行かしてくれなくて、我慢できなくて・・・」
ぐぎゅぎゅ!
て「痛い!まだ、出る・・・!」
ブブブブブゥ!ブリブリッ!
鈴「ああもう!とめなさいよ!!臭っ!」
て「と・・・とまらないよう・・・おしりのあなに力が・・・入らない・・・」
ブリュブリュッ、ブブゥ!
白色にピンクがかかったてゐの服が茶色い、汚い水に汚染される。
ブブッ!ブ・・・ブビッ・・・
て「ああ・・・あぅぅ・・・」
チ「あーあー、やっちゃったねー。」
橙「ー。」
橙は少し前の自分と像が重なったようで目をそらした。
鈴「もう、あんたが悪いのよ。普段嘘ばっかついてるから。狼少女だわ。」
そういうと鈴仙はズルズルとてゐを引きずりだした。
てゐは既に放心状態でぴくりとも動こうとはしなかった。
鈴「ルーミアさんたちここ汚しちゃってごめんねー。あとでこいつに掃除させるからー。」
遠くから鈴仙が言った。
ナ「ちょっと気が晴れたかな。」
今回はてゐです。みんなからうらみを買ってる感じがしたので、こんな感じにしました。
もみぢ
- 作品情報
- 作品集:
- 7
- 投稿日時:
- 2009/11/30 16:08:14
- 更新日時:
- 2009/12/01 01:08:14
- 分類
- 因幡てゐ
- スカトロ
- お漏らし
何だかんだでうどんげもてゐの服は確保しておくんだろうな
行く先々で失禁がバレるナズーリンかわいすぎる
竹林のウンコパンツも名前が書いてあったりして妹紅あたりに発見されてるのかも
ナズ、チルノ、大ちゃん、ルーミア、橙本当に乙。
心配しなさんな。
俺もだぜ。
メンバーがメンバーだし明後日にはまたみんなで遊んでいるんだろうなって感じさえ受けた