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『寂しくて死ぬなんて、よくいえたものさ』 作者: 群雲
冷たいナイフを、私は紅い月にかざした。まるで無機質なその光を受けて人殺しの道具はネオン街のように過剰に輝く。
怜仙が死んだ。私は悲しかった。
猟銃を持った里の人間に撃ち殺された。私は悲しかった。
怪我をしているにも関わらず、彼女を置いて一人だけ逃げ帰ってきた。私は悲しかった。
ナイフを心臓に突き付ける。真っ白い服が裂け、肌に直接無機質な冷たさを感じた。さらに突き付ける。紅い血液が滲み出し、滑るように落ちていく。
きっと怜仙はあの時、猟銃で撃たれてもっと痛かったはず。
きっと怜仙はあの時、私に裏切られてもっと悲しかったはず。
これはせめてもの罪滅ぼし。怜仙、私もすぐにそこへ行くから。貴女がいない世など、私には考えられないから。
冷たいナイフを振り上げ、私は自分の心臓目掛けて振り下ろす。
さようなら。
ああ、やはりだ。どうしていつもこうなのだろう。
怜仙を亡くしたことよりも、軽薄で臆病な自分に悲しくなった。
貴方は大切な人の為なら死ねますか?死ねない人は自分が弱いのではなく、実はその人を大切に思ってはいないからですよ。
それじゃあ、また会う日まで。
群雲
作品情報
作品集:
8
投稿日時:
2009/12/06 14:08:28
更新日時:
2009/12/06 23:08:28
分類
兎
鈴仙
生きてるから何度でも恋しちゃう自分勝手なてゐちゃんが好きだよ
名前を間違えるのは不敬ってもんだよ。その認識を忘れてるなら改めるほうがいい
・駄作と思うならばせめて自分の中で
ある程度の作品になったと思うまで投稿しないほうがよろしいかと。
・あと、貴方の作品の如何を問わず東方の二次創作である以上、
キャラ設定の勘違いならばともかくキャラの名前を間違えないのは最低限のマナーだと思います。
まあ、言い訳してみたものの何故か修正出来なくてもの凄く困っています。どうしよう
あと、里の人間が持ってる猟銃は村田13年式に5ジンバブエドル…
(上手いこといった)
阿求さん何やってんすか