レッツレーション！！

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　　　　　　　　　　　　　 ／　,,-､､　ﾞ^ー-､　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　　　　　 　　　　　　　,/　,,-.卍├...,,__　ﾞ^-､　　　　　　　　　　　　　|　　モッコラー元帥のありがたいお言葉　　 |　　No.1
　　　　　　　　　　　　 i　/l=_ﾞ三_ =_　　`-､:::＼　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　`/-――-- ､..ﾞｰ-　-､/　　 　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　,ﾍ,　　　i 　,'./-λﾙ-i-ｲ　i」| :i　 　　　　　ジークハイル！！（勝利万歳）
　　　　　　　　 '､　'､-‐iﾙLi rr=-::::r＝;ｧ:Y | :i　　　　　　　
　　　 　　　　　　　>;;;、ｿﾌﾐﾘ"￣ 　￣" i!.ﾉ :.i　 　　　　　 今回の話は私が解説役をかってゆく話だ。
　　　　　　　　　 <-､ｿ,/ノ:|,:ゝ, 'ｰ=ョ_ ノ,/ﾉ |:i　　　　　　　そして、この話のテーマは『レーション』（軍用食）である。
　　　　　　　　　　`-r'.,_,.,__i.r' /LY_ノ ../｀ヽlXl. 　　　　　　レーションである。決してローションではないので注意したまえ。
　　　　　　　　　　　　　 　!〈 i　　:|：　!:ヽ　 :/| :l　　　　　　
　 　　　 　 　 　　　　　　ﾉ iλ 　:i：λ/:|　;|::i　:l　　　　　　さて･････ぐだぐだ話すのはあまり好きではない。
　　　　　　　　　　　　　 }>]ﾉi/:::::v:::.／ |　;|:::}><{.　　　　　さっさと始める事にするので、我が言葉を心して聴くがよい。
　　　　　　　　　　　　　}><{,'ヽ/:::i::ヽ／[二]:::}><{　　　　　ちなみに、手伝いには妹紅（ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄ）を呼んでいる。
　　　　　　　　　　　　 }><{,'::::::::::::i::::::::::::U./::i|:}><{　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





―――日本のレーション―――

「まずは、ジャップどものレーションだ」
「ジャップって呼んでもいいのかよ」
「気にするな、私がただ単に言いたかっただけだ。」

「それでは紹介に入る」







　　　/　　　 ＿ 」_ ＿　　.:.:.:..:.:..::＼
　 　 | 　 ,r;:;ヾ{卍}ｲ;;;::;:;:;‐--､､.:.::.:..::ヽ
　　　!　/;:;:;;;ゞﾐYイ;;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:ヽ:::. !
　　　 Vr'"´￣/　/ 7￣￣｀`ヽ;;:;:;:;:;;|:::.:!
　　　/ｰ--_-_-‐一一一-_‐,,‐' 7三ミ!::/　
　　　i　,'.　', r;-ｲ__,/`ｰ〈-　　! ',　　i　 i
　　　i'LLゝi.':::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ.i', i　.|　|　　　　　　　　意外と美味しそう･･････そう思ったのではないだろうか。
　　　'　,ｲ 7:::::::::::::::::::::::::::::::::::く_/　i |　|　
　　 　/ 　 '、　　　　　　　/　/　,' ｲ.　 |　　　　　　　　その通り。日本のレーションは世界最高峰である。
　　　ﾚ、_ｲ__ヽ、ヽつ　, " , '　 / i 　 　|
　　　　/ ,' i ／/~<7 ∠,__ｲ_」-' ,'　　　|　　　　　　　　いかにも白米に合いそうなおかずだな。
　　　/ .,' ,i///'く,ﾍ' 　 ／　>,λ.　 i.　 |
　　 ,'　/〈 i/　　/　｀'´　 //　｀ヽ,.! 　　|
　　　　　　　　 '　　　　　i/　　 　〉, 　　|


「へえ、もっと不味そうなものかと思ったよ」
「当然、昔は不味かった。そもそも食料が不足していたしな」
「ある意味、今の時代に生まれて幸せだったのかもしれないな。」

「ちなみに、味は普通にうまい。日本人ならお馴染みの味だ」
「ほんとうだ、私の好みに実に合うぞ。うまいうまい」

「特にそのたくあんが評判が高い。シンプルなのが良いのだろうな」
「本当だ。そこら辺のとは味が違うな。味が引き締まっている」
「まあ、この辺にしておいて･･･････」


「お次はドイツ軍のレーションだ」



―――ドイツのレーション―――







　　　　　　　　　　　,　-───‐- ､
　　　 　 　　 ,､‐'"´　　　　　　　　 　＼
　 　 　 　 ／　　　　 　　　 ,r个 ､　 　　 !
　 　 　 ／　　　　　　　＿〈 k卍 ,〉､__　 /
　　　 / 　 ,､-‐.:'"´　.::::::::::::ゞ==ｲ::::::!／
　 　 ＼.:.|.:.:.,-‐'' ﾆﾆ二二二三三二L
　　　　|　 ￣i　　/:::::::::::::::::|./::::::::::二i　
　　 　 |　　 /L_ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::从　　　　　　　かつての同盟国、ドイツ軍のレーションだ。
　　 　 }　i⌒ヽ　{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ
　 　 }><{ヽ (ri　ﾘ 　　　　 ＿　　　　ﾉ　　 　　　　　いかにも携帯食、といった感じが出ているな。
　　 / /　/　ｰ|ﾊ｀ト　._　（　 ｿ ..イ
　　 }><{　/　, '⌒ト､　}　　i　￣/ l　}><{
　　/ /　7　/　／｀ヽＶ＼/　｀ヽ:Ｖ l / /　
　}><{　 l　i　 /　　　}:i 　 ：　　 i:从{ ><{

「左のはポテトサラダのようなものはなんだ？」
「これはシチューだ。この写真では温めていないが、温めて食べる」

「なーる、味はなかなか素朴な味だな。それにこのミートパテも美味しい。」
「ドイツと日本人の味覚は近いものがあるのかもしれないな」

「そうかもしれん。で、食後はコーヒーか」
「うむ、まあ味は普通だが、こんなものだろう。」

「チョコやガムがついているな」
「うむ、口が寂しい時に食べるものだろう、特にチョコはエネルギーになる」
「そうだな、これはいい」


「次はアメリカ、マッチョマンたちの食事だ」


―――アメリカのレーション―――







　　　/　　　 ＿ 」_ ＿　　.:.:.:..:.:..::＼
　 　| 　 ,r;:;ヾ{卍}ｲ;;;::;:;:;‐--､､.:.::.:..::ヽ
　　　!　/;:;:;;;ゞﾐYイ;;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:ヽ:::. !
　　　 Vr'"´￣/　/ 7￣￣｀`ヽ;;:;:;:;:;;|:::.:!
　　　/ｰ--_-_-‐一一一-_‐,,‐' 7三ミ!::/　
　　 ;' 　,' .-!イ_」/ !ﾑｧrｧｰt'､,! i　 ! 　 !
　　 i i　! ,ﾊ'::::::::::::::::::::::::::::::::::: !　 !　　|　　　　　　　　　さすがアメリカだけあって肉が多い。
　 　ﾚL_!_/'!:::::::::::::::::::::::::::::::::ｿ　　ﾊ　　|
　　　　 ,ﾉ八　　　ｒｧ-､　　く　　,ｲ. '; 　 !　　　　　　　　これぐらい食べないとパワーが出ないのであろう。
　　　 く_　 /｀＞,､｀　┘ ,.イ｀>'i__!　',　 |　
　　　 　 ｀,ゞ､ｧ=-i｀7i"´／ﾚ'7'´｀ヽ!__,! /ヽ.
　　　　 _,.-´　|　｀ ｖ ´　　 　,ィ　　￣￣77ヽ
　　rrｱ´　 　 ヽ 　 |　　　,.　´　　　　　/// 　 ヽ
　/LL!　 　 　 　 `↓ ／ 　 　　±　　　　/　　 i
./　　　　　　　 　 }爻ｿ　　　　　◎　　　 / 　 　 l


「手前のトレー左からビーフジャーキー、ステーキ、メキシカンライス、チョコキャラメルだ」
「うーん、なんか胃がもたれそうだな」

「マッチョなアメリカ人には丁度いいのだろう。飽きると評判だが」
「やっぱり同じようなもの食べると飽きるわな」

「甘い、辛いぐらいしかないものでな。日本とは大違いだ」
「なんだかんだで日本人は好みにうるさいからなー」
「自衛隊との共同演習の時に日本のやつと交換してくれといった人もある位らしい」
「へー、そうなのかー」


「お次はイギリス。エレガントなティータイムだ」


―――イギリスのレーション―――







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　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ii(卍)===,,/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 （(（（ (（!( i　　 いかに過酷な戦場とはいえ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊi､ヮ ﾟﾊ i |　　紳士淑女たちには安らぎの時間が必要だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とi!ﾆﾞiIｿ=`ヾ|　　ちなみに、これは昼食のメニューである。
　　　　　　　　　　　 　　　　　 　 　　　　　　 　　　　 _,,､x-'''ﾞﾞ´￣￣てﾉ｀ﾞﾞ'''‐-x､､,,__
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　 [!ﾛ:Ilﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl二二二i￣￣i!　 !//　　　　 　　　　╋　　144 　　　　　ﾍｭ　　　　　ｷｭﾗｷｭﾗ…
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　　　　　　　　　　　　　　　　_(ii)ｒ-／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀'>ﾞ　　　　　　;;)
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　 　 　 　 　　 　 　 　 　 〃.,-‐ﾞ､''ヘ　　 　 ||￣￣￣ﾞﾞﾞﾞ||ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ''''''''''''ｌｌ――――ｔｒ----=====､､､､/｀''/ヾ ;´;; ;⌒) ´ﾞ) ;)
　　　　　　　　　　　　 　 ﾞ‐ii ﾞ◎' ii ."へ__＿||＿＿＿＿||＿＿＿＿||＿＿＿＿||＿＿＿＿＿＿/へ':;:(,,;;（´;;);;);;（´;;);;)
　　　　　　　　　　　　　　　.ゞﾞ'=ﾞγ''ﾞﾞ`'ヽ''ﾞﾞﾞγ''ﾞﾞ`'ヽ''ﾞﾞﾞγ''ﾞﾞ`'ヽ'''ﾞﾞﾞγ''ﾞﾞ`'ヽ''ﾞﾞﾞγ''ﾞﾞ`'ヽ　〃 o,ﾞ'i:;:(,,;;（´⌒;;（´⌒;;;)
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヘ ii　◎　ii ◎ii　◎　ii ◎ii　◎　ii ◎ii　◎　ii ◎ii　◎　ii　ﾞゞ_,,ソ:;:(,,;;（´;;);;（´;;);;);;（´;;);;)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘ､,,_,,ノ､,,_,,ゝ,,,_,,,ノ､,,_,,ゝ,,,_,,,ノ､,,_,,,ゝ,,,_,,,ノ､,,_,,ゝ,,,_,,,ノ,=‐''ﾞﾞ´（´⌒;（´;;);;);;（´⌒;;;;);;)
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「へえ、これは軍用食らしくないな」
「ちなみに内容は紅茶、クッキー、プティングだ」

「プリン？全然そうは見えないのだが」
「日本のプリンとは製造法が違ってな、こちらのほうが食いでがある」

「やっぱカロリー重視なんだろうなー」
「当たり前だ。本当におやつだったら明日も生き残れないぞ」


「でも、自分ら食べなくても死なないよね」



「・・・・・・・・・・。」



―――フランスのレーション―――








「････・・・・・・・・・・・・・・・・。」



「･･････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・。」





「････････････これってう○こ？」

ズドォン！！

「馬鹿者！下品な言葉を使うのでない！！」
「いや・・・・・・・どう見ても・・・・・・・」
「もう一度撃ち抜かれたいか？」
「いや、すまんかった」







「いや、そうみてもやっぱりこれは・・・・・・・・・・」




「きっさま・・・・・・・！！」




あの後モッコラーが暴れたせいで試食は出来なかった。