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『共存ということ』 作者: 群雲
ルーミアは人間と仲良くなりたかった。だが『種族』という壁がそれを分かつ事を知っていた。
しばし考え、思い付く。人間の役に立てれば共存などたやすいことだ、私が人と妖との掛橋になろう。
ルーミアは人里に住む半人半獣の教師に相談してみた。彼女ならば私の気持ちも理解してくれるだろう。
教師は快くルーミアの相談にのり、次の日は農業を営んでいる家に行くように指示を出した。やっと人と妖が共存できる、嬉しくなったルーミアは友人のミスティアにもそれを話してあげた。
なんだかミスティアも嬉しくなり、いつの間にか歌を口ずさんでいた。
次の日、ミスティアはルーミアのいる農家に行ってみた。
……そこには片足を切られ、両腕を広げた状態で張り付けに、カカシにされているルーミアが幸せそうな顔で死んでいた。周りにはカラス一匹いない。
なんだかミスティアは哀しくなり、いつの間にか心も朽ち荒んでいた。
ガンさんとバンド組んでみたいなぁ(←叶わぬ夢)
それじゃあ、また会う日まで。
群雲
- 作品情報
- 作品集:
- 8
- 投稿日時:
- 2009/12/08 16:28:47
- 更新日時:
- 2009/12/09 01:28:47
- 分類
- グロテスク
それとも村人の偏見から?
うーん、死ぬまでの過程が知りたい…
ふぅ……
ところで鳥よけって事はもちろん片目を潰して一つ目ですよね?