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『第三次幻想郷大戦α』 作者: 漬け物会長

第三次幻想郷大戦α

作品集: 8 投稿日時: 2009/12/11 15:18:27 更新日時: 2009/12/12 00:18:27
幻想郷のとある日、とある人の里にて。

村人A「そういうわけで、、今年の米は不作かもしれないんだべ・・・」
村人B「また来年頑張ればええさ、なぁに、備蓄米がある。今年一杯は飯にことかかん」
村人A「だな、じゃあ今日の集会は・・・」
村人C「た、大変じゃ皆の衆!!!げ、幻想郷妖怪軍団のホワイトロック小隊が!!」
村人B「!!?本当かべ!」
村人達の表情が変わった!
村人A「・・・皆の衆!女子供をはやく逃がせ!男は武器をとれ!」
そして・・・

レティ・ホワイトロック「はっはっはー!この村にはいっぱい備蓄米がありそうじゃのぉ・・・」
リグル・ナイトバグ「へへっ、確かになぁ・・・米のにおいがプンプンするぜっ!!」
ミスティア・ローレライ「・・・人間味だけじゃ飽きる・・・時々米食う・・・ゲゲゲ」
ルーミア「さて、今日も一暴れしてやろうじゃないかい!」
メディスン・メランコリー「逆らうやつは皆殺しだぁーーー!!」
人里を目前に、レティ達は吼えた。

村人B「急げ!!早く女と子供を村の外へ!」
村人D「箪笥より命の方が大事だろ?!いいから早く行けよ!」
村はパニックに陥っていた。それもそうだろう・・・幻想郷一、残虐な部隊のターゲットになったのだから。

ルーミア「ははは、アイツら物凄く慌ててるよ〜」
ミスティア「ゲゲゲ・・・あわててる・・・」
レティ「はっはっはー!よし、野郎ども!先ずは邪魔な人間どもを殺すぞー!備蓄米はその後だー」
メディスン「ヒャハハー!」・・・殺しならオレに任せなぁ!
レティの言葉と同時に、メディスンは走る。そして集団の先頭にいた男を瞬殺した。
村人A「・・・な、村人C!!」
村人C「あぁ・・・・母ちゃん・・・」村人Cは死んだ。
メディスン「相変わらず人間はよえーなぁ!ヒャハハ!!」
メディスンは勝利の雄たけびを上げた!勝利の雄たけびだ!
村人D「うおおお!よくも村人Cをぉぉぉ!!」
しかし、集団の中でも一際大きな男がメディスンに襲い掛かる!
メディスン「あぁ!?お前も死になっ!」
だが返り討ちにあう!そう、ハエに殺虫剤を噴射するかのごとく、いとも容易く・・・
そして殺された村人Dは、悲鳴すらあげることなく、命尽きるのだった。

村人B「やはり腐っても妖怪・・・我々人間では・・・くそ!」
レティ達に傷一つ与えることなく、次々に殺されていく村人達。
焼かれ、裂かれ、砕かれ・・・散っていく命。それでも村人達は必死に抵抗を試みるのだった。

リグル「作りが違うんだよ、作りがなぁ・・・それになんだその武器は?そんなんで俺たちを倒そうってか!」
ルーミア「そいつは武器じゃないよリグル。農耕器具っていうんだ」
ミスティア「ゲゲゲ・・・農耕器具は・・・畑を・・・耕す・・・ど、う・・ぐ」
リグル「マジかよっ!?ははは!農具だってよぉ!!ヒャハハ!!」
余裕があるのだろう。妖怪達は漫才じみた会話で盛り上がる。
レティ「隅々までよく調べて、キチンと殺せよー野郎どもー」
レティは配下に号令をかける。
リグル「わかってますって隊長!」
ミスティア「小腹が空いた・・・そこの人間食っていいがぁ・・・」

村人A「だ、だめだ・・・このままでは全滅・・・」
村人B「あきらめるな!何か・・・何か策が・・・」
村人F「策なんかあってももう俺たち三人だけだろ!無理だろ!!」
気が付くと人口568人の村は、一時間も立たないうちに人口三人になってしまった。
先に村を逃げ出そうとしていた女子供達も、いとも容易くレティ達に捕らえられ、殺されてしまっている。
村人A「おぉ・・・何故神はこのような試練を我々に・・・」
魔理沙「・・・それは神が悪者だからだぜ」
村人B「そうだな・・・神は悪者だ」
魔理沙「まあ三人も生き残れただけでマシだぜ?アイツらに襲われてさ」
村人F「そうだな。風の噂じゃ、他の村は人っ子一人残さず・・・それよりキミあまりこの辺で見ない顔だね?」
村人A「・・・それより、その背中に背負ってる物はなんだい?」
魔理沙「まあそうだな、まあその辺はあまり気にしないでくれ」
そのときである!
ルーミア「ふふふ・・・みーつけた!」
村人A「!!?」
村人B「こ、殺される!!」
ルーミア「安心して♪私は他のやつらとは違うから・・・優しく殺してあ・げ・る」ギュイイイイイイイン!!
そういうとルーミアはチェーンソーを取り出す!何処に隠してたんだ!!
村人F「ひ、ひえええええええ!」
恐怖に叫びを上げる村人たち!顔が真っ青だ!!
魔理沙「まったく、相変わらず虫唾が走るぜ・・・テメーらには!」
ルーミア「あっ?何だって!!?」
ルーミアは声のする方に振り向く!
ルーミア「・・・お、お前は!!」
魔理沙「バイクの調子が悪くてな、ちょいとばかし遅れたが・・・・今日こそ皆殺しにしてやるぜ!!」
ルーミア「皆殺しだぁ!ざけんなぁ!!たかが傭兵の分際でええええ!!」ギュイイイイン!!
ルーミアは叫んだ!そして口を大きく開け、目を剥き、悪魔のごとき顔で魔理沙に襲い掛かる!チェーンソーを持ってだ!!
魔理沙「ワンパターンなんだよお前はぁぁ!」
魔理沙は背中に担いでいた魔道箒を構えた、そして
魔理沙「食らえええええ!ファイナルスターダストバアアアアアアスト!!」
キュゥゥーイン・・・ドンッ!!命中!
ルーミア「なっ・・・きゃああああ!!」
消える!ルーミアの腕が!足が!頭が!・・・蒸発して行く
ルーミアはこの世から姿を消した。

魔理沙「・・・こちら第二分隊霧雨魔理沙。リリー、ホワイロック小隊のルーミアを排除完了。・・・どうぞ」
魔理沙は通信機?らしき物に向かって喋った。
リリー・ホワイト「・・・こちらでも排除を確認しました。さすが魔理沙ですね!」
魔理沙「第一分隊のババロアン達はどうしてる?」
リリー「現在ホワイトロック小隊のミスティア・ローレライと交戦中。・・・ちなみに第三分隊の藤原妹紅は・・・」
魔理沙「あぁ、アイツはいいよ。多分誰にも負けないから・・・」
リリー「では引き続き任務に当たってください。次のターゲットはリグル・ナイトバグです。」
魔理沙「・・・位置は?」
リリー「その村の商店街付近に反応はあります。」
魔理沙「わかった。じゃあ通信を切る」
リリー「OK、グッドラック!」

魔理沙「商店街か・・・・ゴキブリが好みそうなところだぜ」
村人A「あ、あんたはいったい・・・!」
魔理沙「ん?あぁ、まああんまり気にしないで。・・・それより安心しな。お前達以外の村人も多分生きてるから」
村人B「ほ、ほんとか!」
魔理沙「・・・オレ以外のヤツが頑張ってればな。」
村人F「おぉ・・・俺たちは救われたんだ!」
魔理沙「お礼をしたいならココにな」
そう言うと魔理沙は紙切れを渡す。
魔理沙「じゃあ、気をつけろよお前達。むしろその辺に隠れとけ」

魔理沙「さて、行きますか・・・」

幻想郷のとある一日である。
今回は続きもあるよ!
漬け物会長
作品情報
作品集:
8
投稿日時:
2009/12/11 15:18:27
更新日時:
2009/12/12 00:18:27
1. 名無し ■2009/12/12 00:55:41
まりさかっこいい
2. 名無し ■2009/12/12 01:45:06
キャーマリサー
3. 名無し ■2009/12/12 07:16:38
スパロボというより、世紀末だ、これwww
4. 名無し ■2009/12/12 07:29:24
どうしてこうなった
どうしてこうなった
5. 名無し ■2009/12/12 11:35:39
ヒャッハー!
6. 名無し ■2009/12/12 15:28:52
元ネタは知らないけれど
リリーかわいいよ
7. 名無し ■2009/12/12 18:10:16
むーねにーこみあげーてくー
8. 泥田んぼ ■2009/12/12 18:58:52
るみゃにはチェーンソーが半端なく似合う……
9. 名無し ■2009/12/12 21:10:22
最初、北斗の拳かと思ったw
10. 名無し ■2009/12/13 22:53:15
魔利沙が火事場泥棒してると思った
俺は汚れてる
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