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『〈ウンデレ〉についての個人的考察』 作者: ウナル

〈ウンデレ〉についての個人的考察

作品集: 9 投稿日時: 2009/12/30 01:11:20 更新日時: 2009/12/31 12:30:03
※東方キャラクターはほんの少ししか出てきません
※スカトロの描写があります
















【第一章:序文】
今、〈ウンデレ〉という言葉が流行りつつあります。
某笑笑動画では〈ウンデレ〉のタグが入った動画が「東方」キーワードデイリーランキング二十三位まで食い込みました。
これらから、ウンデレという言葉は世間に浸透し、共通認識として確定されつつあるように私は感じています。

はたして〈ウンデレ〉とはどういう言葉なのでしょうか。

〈ツンデレ〉〈ヤンデレ〉などという言葉が確かな定義を持たないように、インターネットスラングを一概に説明することは非常に難しいことです。
それらは狭いコミュニティの共通認識を指す言葉だったため、広い社会に浸透していくうちにその認識がややズレていってしまうのだと思います。

しかしながら〈ウンデレ〉という言葉を世に広め、確かなスカトロクリエイターの役に立てていってもらいたいと私は願っています。
〈ウンデレ〉の素晴らしさ、〈ウンデレ〉の持つ魅力を伝える為にこの文章が役に立てれば幸いです。



【第二章:〈ウンデレ〉の定義】
〈ウンデレ〉という言葉を語る上では大きな属性分けが必要になります。
デレについては皆が知るデレデレといった言葉で問題ないのですが、ウンの部分が問題です。
このウンにも二つの意味があるのです。
一つは「うんうんと頷くウン」もう一つは「うんこのウン」です。


『第一節:うんうん頷く〈ウンデレ〉』
「うんうんと頷くウン」については夏目漱石の奥さん(夏目鏡子)が書いた『漱石の思ひ出』の中で以下のような文が存在します。夏目漱石と寺田寅彦の会話です。

寅彦「人間ウンデレに限りますよ。何でも細君の言うことをウンウン聞いてやって、そうしてデレデレしてればそれに越したことはないぢゃありませんか」
漱石「そりゃそうだが、おれには一寸できかねる」

このようにこの〈ウンデレ〉とは「うんうんと頷いて話を聞き、ちゃんとデレデレもしてあげる」という包容力ある人物を指した言葉なのです。これらからツンデレなどが持つ二面性などはなく、デレデレの亜種と取るべきでしょう。



一方で「うんうんと素っ気無く頷いているけれど、デレるときはデレる」という意味も存在します。言葉だけではわかりにくいので、慧音と妹紅で例を出しましょう。

「なあ、慧音」
「うん」
「まだ、終らないのか?」
「うん」
「いっぱいあるな、テストの採点」
「うん」
「早く遊びに行きたいなー」
「うん」
「なあ、慧音」
「うん」
「私のこと嫌いか?」
「大好きだよ、妹紅」

この後、慧音と妹紅は熱帯夜を過ごすことでしょう。お熱いことです。
このように普段は素っ気無い態度を取っていながら、愛情を表現するときは強くそれを押し出すこともまた〈ウンデレ〉という言葉なのです。これは一種の放置プレイとも言えるでしょう。焦らしに焦らされた妹紅は慧音のためなら、きっとどんな過激プレイでも受け入れるはずです。



『第二節:うんことデレデレが合わさった〈ウンデレ〉』
うんことデレが合わさった〈ウンデレ〉については、「うんこをきっかけにデレる〈ウンデレ〉」というのが、私の解釈です。
例をあげましょう。今回は妹紅と輝夜としましょう。

「や、やめろ輝夜!」
「ふふふっ、ほーら妹紅。もうすぐ私のうんこが口に入っちゃうわよ」
「や、やだあ!」
「抵抗しても無☆駄。後もう少しね。茶色い腸液が垂れてるわあ」
「いやあああああ! むごむご……っ!」
「あはは! 食べてる妹紅が私のうんち食べてる!」
「……………」
「な、なによ? 怒ったの妹紅?」
「……輝夜。私、初めてだったんだからな」
「え?」
「私の初めてあげたんだから、責任取ってくれよ」
「……妹紅」
「私も輝夜にうんこを食べさせたい」
「うん。わかったわ。妹紅」

このようにうんこをきっかけに妹紅と輝夜は仲良くなりました。この場合、うんこを食べさせられたことによって妹紅が輝夜にデレたので、妹紅が〈ウンデレ〉だったということになります。
ここで重要なのは、あくまできっかけとしてうんこが関わってくるということです。



【第三章:結論】
〈ウンデレ〉という言葉について述べてきましたが、私がもっとも言いたいのは「うんこデレデレ」の方なのです。

うんこは非常にプライベートな行為です。トイレという“個人的空間”でうんこをするというのは、自分の恥ずかしい部分を他人から隠すことに他なりません。そこに個人個人の秘守の概念が生まれ、恥じらいの精神が育まれていくのです。

トイレに個室を導入している日本ではうんこというのは各人が絶対に見られてはならない部分として認識されていくのです。ゆえに他人にうんこをしているところを見られることを徹底的に嫌うのです。それは日本という国にとってのタブーと言って良いでしょう。

しかし、タブーがあればそれを破りたくなるのが人間というもの。
うんことは個人のもっとも恥ずかしい行為というならば、それを見せ合ったり、食べさせたりすることは最上の愛情表現と言えるでしょう。
同じようにお漏らしを見たいという思いは鶴の恩返しでふすまを開けてしまうように人間が避けることのできない強迫観念と言えるでしょう。

同時にそれは決して許されざることです。我々はタブーにふれているのですから。
ですが、それに惹かれる人間は後を絶ちません。
そう、このSSをクリックしたあなたもまた、タブーにふれたくてこの文章を読んでいるのではないでしょうか?

表には出せない欲求を発散したくてここに来たのではないでしょうか?
本当はスカトロに興味があるのではないのでしょうか?
タブーを破りたくて破りたくて仕方が無いのではないのでしょうか?


〈ウンデレ〉という言葉を語る上ではその気持ちが不可欠です。
〈ウンデレ〉は陽の光を浴びる言葉ではないかもしれません。


しかし〈ウンデレ〉は確実にこの世界に存在し、存在していくでしょう。
この世にうんこがある限り。









〈了〉
〈ウンデレ〉という言葉について説明が欲しいということなので書いてみました。
しかし、〈ウンデレ〉という言葉を一つのくくりでまとめるのは難しいです。この文章も一考察として受け取っていただきたいです。
ウナル
http://blackmanta200.x.fc2.com/
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2009/12/30 01:11:20
更新日時:
2009/12/31 12:30:03
分類
ウンデレ
考察
スカトロ
1. ぐう ■2009/12/30 10:14:21
ウンデレが来年排水口全体で流行るかもしれませんね
2. 群雲 ■2009/12/30 10:32:09
なるほど。ところでウンデレって何?
3. 名無し ■2009/12/30 17:06:33
ここは本当にウンコが充実しているな

排泄という動物的な部分とは対極にある美少女
理性と本能とのバランスがキャラの魅力を引き出しているのかも

やっぱ面白いと感じる部分はキャラが理性的な部分を守ろうと必死になるところだし
これがあるから自分が自分でいられるっていう守るべき部分がどこなのか
魔理沙なんかだと颯爽としてカッコイイ自分を死守しようと強がるのが可愛いな
4. 名無し ■2009/12/30 18:46:07
タブーは破るためにあるとなぁ!!!
5. ジョルジュ ■2009/12/30 19:04:29
>>4
これがウンデレというものか!
6. 名無し ■2010/01/01 17:27:12
ウンデレ・・・なんて素晴らしい言葉だww
ところで、萃香のスカトロがまた見てみたい。
東方下痢娘の時みたいな〜(あれは傑作!)
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