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『妖怪の山』 作者: 漬け物会長
にとり「突然だけどキレたわ」
雛「えっ・・?にとりさん、痔なんですか」
にとり「違うわい!おう、射命丸ぅ!!殴らせぃぃ!!」
文「えっ!?ヒィィ!」
穣子「ちょ、落ち着け!流石に理不尽な暴力は・・・」
雛「そ、そうですよ!いったい射命丸さんが何したって」
すでに右手に棒を持っていたにとりを二人でたしなめる。
にとり「・・・今日の昼飯、何だった?射命丸ぅ。。。」
文「えっ?!あ、さっきみんなで食べたのですよね・・・?」
穣子「あのレストラン美味かったよな。また行こうぜ」
雛「ですよねー」
にとり「・・・おまえ何注文した?射命丸・・・」
文「え、えっと!・・・キノコと鮭のクリームパスタ・・・」
おどおどしながら文は答えた。
にとり「なにオシャレなもの食ってんだよぉぉぉ!!!」バキィ!!
文「ギャァッ!!!ヒッ、い、いたいぃ!!」
にとり「お前カラス天狗だろうがぁ!和食くえ、和食!!」ガッガッガッ!
文「い、いたいぃ!やめてぇぇ!!」
にとり「歴史ある天狗がぁぁぁ!!洋食なんぞにうつつを抜かしやがってぇぇ!!!」ガッガッガッ
穣子(ひ、ひでぇ!)
雛(今日は流石に理不尽すぎる!)
文「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!にとりさんだって・・・エビグラタン・・・」
にとり「あぁんっ!?」
文「ヒ、ヒィィ!!」
穣子「うん、確かにエビグラタン食ってたな」
雛「河童がエビグラタンて」
にとりは穣子と雛をキッと睨み付けた。
穣子「・・・いいと思うよエビグラタン」
雛「お、美味しいですよね!私も食べたい!!」
文「ちょ、そんなっ!!助けて・・・」
瞳に涙をため、穣子の足にしがみ付く文。
穣子「う、うん!?うん・・・で、でもさぁ〜流石に暴力はさぁ〜」
雛「そ、そうですよ!射命丸さんだって考える頭があると思うからぁ・・・きつくしかりつけるだけじゃぁ・・だめですかぁ?」
にとり「・・・確かにな」
二人の言葉にうなずくにとり。しかし表情は険しいままだ
にとり「しかぁぁぁぁし!!伝統を汚すものにぃ〜わぁ〜ぁ〜むぅぅかぁぁしぃぃ〜かぁ〜ら〜おぉぉおぉしぃぃ〜おきぃ〜とぉ〜〜ぉ〜」
穣子(・・・なんで口調が歌舞伎調なんだろう?)
雛(・・・流石に今日はついて行けないわ)
にとり「では、暴力以外でなにが!?・・・私は知りたい・・・」
虚空を見つめるにとり。
にとり「何かいいアイディアはない?穣子・・・」
穣子「・・・え!?私・・・!?」
にとり「暴力に勝らんとも劣らん、罰を!射命丸にぃ!!!」
穣子「えっと、あー・・そうだなぁ・・・」
ふと横に目をやる。射命丸が何かを懇願するような瞳で見つめていた。
穣子「・・・あ、そうだ!晩飯おごらせるのは?それこそ和食とかさ・・・」
にとり「却下」
にとり「鍵山雛さん?」
雛「・・・えっ!?」(ちくしょう!)
雛「えっと・・・チラッ・・・じゃ、じゃあ!その辺のホームレスとセックスさせるってのは?!コレ、すっごい罰だと思うよ!!」
文「ヒ、ヒィ!」
にとり「面白そうだけど・・・却下。普通にセックス楽しみだしたら意味ないし」
にとり「はぁ・・・ダメダメだなキミ達は・・・」
ため息をつくにとり。そして腕を組む
にとり「何かいいアイディアはないかしら・・・」
その時である!!
八坂 神奈子「・・・苦痛だ」
にとり「!!?何者!」
神奈子「キミ達の話は聞かせてもらった。なかなか面白そうなことをしている・・・」
にとり「あんたは、たしか山の上の神社の・・・」
神奈子「肉体的暴力がダメなら、精神的暴力・・・」
にとり「精神的暴力・・・?」
神奈子「人間は無音の闇の中、耐える事は出来ない。発狂するらしい・・・鍛えられた妖怪もまた同じ?・・・私は見たい!!」
にとり「・・・そっかっ!」
神奈子「よければいい場所を紹介しようか?」
にとり「いいの!?」
神奈子「・・・望むなら」うっすらと神奈子は微笑む
にとり「よーし!穣子、雛、射命丸を取り押さえろ!!・・・連れて行くぞ!!」
文「ヒ、ヒィィ!!」
神奈子「久々に面白いものが見れそうだ・・・」
にとり「しゃぁっ!覚悟しろよ社命丸ぅぅぅ!!!」
文「グスッ・・もうやだよぉ・・こんな生活・・・」
幻想郷のとある一日である。
- 作品情報
- 作品集:
- 9
- 投稿日時:
- 2009/12/30 20:11:25
- 更新日時:
- 2009/12/31 05:43:19
- 分類
- にとり
- 射命丸文
- 鍵山雛
- 秋穣子
- 神奈子
- エビグラタン
いいぞもっとやれ
どうなってるんだ?
それにしてもあなたの書くにとりは恐ろしい