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『クリスマス』 作者: 群雲
橙「ねぇ、クリスマスプレゼントちょうだい」
霊夢「いや……私サンタじゃないし、クリスマス過ぎてる」
橙「でも紅白だし」
霊夢「八雲さん達はくれなかったの……?」
橙「うん。買いに行くそぶりすら見せずに、ずっと家にいた」
霊夢「買いに行くって……。サンタ信じてないんだ……」
橙「生憎、もうそんな年齢ではないのでね」
霊夢「じゃあプレゼントいらないね……」
橙「プレゼントはいる」
霊夢「仕方ない……」
霊夢「がらんどうの正義とこの世の全てをくれてやる、この悪の力で……!!」
橙「わーい。なんで終始テンション低いのかわからないけどありがとう。じゃあね!」
霊夢「……」
霊夢「……全ての親は気付かなくてはならない」
霊夢「子供に必要なのは独りで暇を潰せる玩具などではなく、一緒に居てあげられる愛、ただそれだけの事に……」
霊夢「by 群雲」
かまって貰いたくてわざとに馬鹿をやった もしも願いが叶うとしたら凍らない友が欲しい
最後にもたれ掛かる葉の無い冬の桜 見た事のない春の景色 舞い落ちる桜吹雪 (おてんば恋娘のメロディで)
それじゃあ、また会う日まで
群雲
- 作品情報
- 作品集:
- 9
- 投稿日時:
- 2009/12/31 07:11:34
- 更新日時:
- 2009/12/31 16:11:34
- 分類
- クリスマスをくれてやる
仲良くしたい友達も凍らせてしまうチルノは何かしらの方法で自殺して雪に自分の血がついて桜吹雪に見えた、という内容。最期に春が見れてよかったね、チルノ