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『 スタンドバトルだよ!!全員集合!! ―――フジワラの拳は砕けない―――』 作者: 藤原海軍中将
私の名前は藤原妹紅。いっぱしのスタンド使いさ。
そして私の横にいるこの背の少し高い軍服の男と、チビいやつ・・・・・・コイツらもスタンド使い。
何がなんだかシラネーが、どうやら・・・・・・・・・
”幻想郷中の連中がスタンド使いになった”って事は確かな情報だ。
どうしてこうなったのかもちろん自分もわからねえし、理解したくもない。
タダ一つ分かる事は、今まで通りに舐めていた相手が、
トンでもねえ強敵に変わっているという可能性があるって事だけだ。
恐らく、現に最強の一角は間違いなく紅魔の吸血鬼とメイド・・・・・・
あいつらは時を”止めたり””飛ばしたり”するそうだ・・・・・・。
時を止めるのは元からだって? ああ、そうだったなあのメイドは・・・・・
まあ、人並みの耐久力しかねえ自分にはイチバン出会いたくネー敵ってのは確かだ。
間違いなく、何もさせてもらえないだろうからな・・・・・・。
おっと、自分の紹介が遅れていたな。
自分の名前はさっき紹介したな・・・・・・・・・?
まあ、ボケでも始まってなけりゃあ覚えているだろうから、次だ。
私のスタンド名は・・・・・・・
マジシャンズレッド
『 魔 術 師 の 赤 ! 』
とまあ、コイツは火を操るスタンドだ。
こいつから放たれる超高温の炎は、何でも溶かしちまう。
たとえ、ガンガンに固められた鉄塊だろーが、鋼だろーが一瞬のうちにドロドロだ。
つまり、相手が拳銃でバキュン! と撃ってきやがっても銃弾が届く前に溶かしちまう。
(まあ、避けなくても自分はシナネーのだがな・・・・・・まあそんなことはどうでもいい)
とまあ、なんやかんやで自分達の命を狙うクソッタレどもが沢山いるらしいので、
そいつらを叩きのめして再起不能させていこうって話さ。
フワ・・・・・・
フワ・・・・・・・・・・
こんな話をしていたら・・・・・・匂いをかぎつけてやってきやがったな。
空に浮かぶ真っ黒な球体・・・・・・・・・あきらかにアイツはスタンドだ。
というかアイツはルーミアだな。腹でも空かせたに違いねえ。
アイツに”無くならない食料”として飼われるのは御免だからな。
さっさと叩きのめしちまうことにするか。
「プライベート!!伏せろッッ!!!」
私によく似たチビい女が私を突き飛ばす。
ガ オ ン ッ ! !
私が元いた位置には、まるで
”アイスクリームをスプーンですくい取った”みてえに抉り取られていた。
これは・・・・・・・ルーミアの能力か・・・・・なんてこった・・・・・・舐めていたぜ・・・・・・!
あの時突き飛ばされていなければ、”間違いなく攻撃を喰らっていた”・・・・・!!
「あれー? ”食べた”と思ったんだけどなあ?」
「ちゃあんと、仕留めなきゃ、ルーミア」
「ごめんごめんリグル、今度はちゃんと当てるよ」
(リグル・・・・・・・?敵スタンドはアイツだけじゃねえってことか・・・・・)
バキバキバキイッッ!!!
黒い球体は、周りの木々を飲み込みながら凄まじいスピードで私達に迫った。
あれを喰らうわけにはいかねえ・・・・・・なにか”ヤバイ”匂いしかしねえからな・・・・・・!
「くそっ・・・・・・! 防戦一方だ!! 何かいい手はないのか!!」
自分はチビい軍服の妹紅・・・・・・・・つまりはモッコラーに答えを仰いだ。
「あのルーミアだが、よく見れば攻撃が直線的である事が分かる」
「いくら直線的でもここは暗闇の森ん中だぞ!?そのうちやられちまうぞ?」
モッコラーは自分の目の前に設置されたレーダーと、ルーミアを見比べながら答える。
「まて・・・・・・三百メーター先に微かだが二酸化炭素の量が多いところがある
恐らくそいつがルーミアを誘導しているのだろう・・・・・・私が奴を叩く・・・・・・・・」
『 エ ア ロ ス ミ ス ッ ! 』
モッコラーは小型の戦闘機を出現させ、それに捕まって飛んでいった。
ヤツはむかつくヤローだが頼りになるやつだ・・・・・・・恐らく大丈夫だろう。
それより自分達は、コイツの攻撃を如何にかわすかに全身全霊を込めなくちゃあならなかった。
...........................................
「フン・・・・・・貴様が指示を出していたのか」
モッコラーはリグルの前に降り立つ。
「まあね・・・・・・良くこの場所が分かったね・・・・・褒めてあげるよ」
「御託はいい・・・・・・・・死ね」
モッコラーが手を振り下ろした瞬間エアロスミスから無数の銃弾が吐き出された。
リグルはそれを避けるそぶりも無く、無茶苦茶に自分の身体に弾丸を受けた。
しかし、リグルは倒れるどころか、出血の後さえ見られないのであった。
「・・・・・・・・何を使った・・・・・。」
「フフ・・・・・・・・・死んだら教えてあげるよッ!!」
リグルは超高速の何かをモッコラーに向けて放った。
「くっ・・・・・!!」
それをかわそうと身をよじる彼女だったが、完璧に避ける事はかなわず、身体に傷をつけた。
(一瞬だけヤツの攻撃が見えた・・・・・・あれはクワガタムシ・・・・・・・・?)
負けじと銃弾をリグルの身体に撃ち込むが、彼女は全く動じる様子が無い。
しかし、状況分析に長けているモッコラーは、ある一つの点を見逃さなかった。
(銃弾を撃ち込む度に足元に蟲が落ちる・・・・・・つまり・・・・・・・・こういうことか・・・・・・・・)
「貴様・・・・・・”蟲で自分の身体を形どる”とはな・・・・・・・」
「その通り・・・・・・・・・・だからこそ・・・・・・・・・・」
「こんな事も出来るんだよ!!!」
リグルが叫んだと同時に、無数のリグルがモッコラーの回りを取り囲んだ。
どれも姿かたちがミリ単位の寸分の狂いも無く再現されており、肉眼での判別は不可能だった。
「フン・・・・・・・・味な真似を・・・・・・・・!!」
「ホラホラ!!どれが本物か分かるかな!?」
エアロスミスで増殖したリグルたちに攻撃を加えるが、もちろん効く様子は無い。
爆弾で数体吹き飛ばしても、またすぐにそれは再生するのだ。
「闇雲に攻撃しても無駄さ!!観念しなよ!!」
リグルの攻撃がモッコラーの腕にえぐりこみ、腕の筋肉を吹き飛ばす。
しかし、彼女は余裕の表情を崩さないのであった。
「フン・・・・・・・・・それはどうかな・・・・・・・」
(何がどうかな・・・・・だ!! 次に偽者を攻撃した瞬間、ヤツの口から脳天にかけてブチ撒けてやる!!
私のスタンド・・・・・・『タワー・オブ・グレー』がな!!!)
ズガガガガガガガガガッッッ!!!
「・・・・・・・・・・・・・ッッ・・・・・・・・!?」
草陰に隠れていたリグルから大量の血が噴き出す。
(何故・・・・・・・だ・・・・・・身体が・・・・・・・・・・・・・・?)
ドッパァアァアァアァァァァァァッ
「何故・・・・・・・この場所が・・・・・・・・ッッ・・・・・・・!?」
リグルは地べたを這いずりながら、木陰からボロボロになった顔を出す。
「貴様のいる場所など最初から狙ってなどいない、もっと別のものだ」
・・・・・・・・・モッコラーはリグルを狙ったのではない、”スタンド”を狙ったのだ。
二酸化炭素センサーでは、偽物のリグルはまとめて一つの反応を示していた。
つまり・・・・・・・・自分に攻撃をしてくる”呼吸の無い蟲”を攻撃したのだ。
「私のセンサーが教えてくれたよ、森の中に”呼吸”をしない蟲がいる・・・・とな」
「ゴホッ・・・・・・・・うかつ・・・・・・・・・だったよ・・・・・・・・・」
そう言うと・・・・・・・・・リグルは気絶した。
この損傷具合だと、恐らく回復にはかなりの時間がかかるだろう。
モッコラーはきびすを返すと、妹紅たちの元へ向かった。
「貴様の敗因は・・・・・・・・己の自惚れだ・・・・・・・・」
スタンド使い:リグル・ナイトバグ
スタンド名:『タワー・オブ・グレー』
再起不能(リタイア)
..........................................................................
「おい・・・・・・・ヤツの動きが止まったぞ!!」
「そのようですね・・・・・妹紅」
リグルが倒された瞬間、今までその指示に従って攻撃していたルーミアは動きを止めた。
どこに攻撃をしてゆけばいいのか分からなくなってしまったのである。
(指示がやんだ?どうすればいいのかーー!?)
ルーミアは闇雲に突進を繰り返すが、それが当たる事は無い。
彼女は、この攻撃中は暗黒空間を身にまとうため、自分の目でものを見ることが出来ないのだ。
だからこそ、リグルというとても重要なコンビがいたのであるが・・・・・・・・
そのコンビネーションもモッコラーのエアロスミスによって崩され、
センサーという重要な器官を失ったルーミアは、もうすでにその運命は決まっていたのだ。
(こうなったら、いったんこの状態を解いて、あいつらの姿が見えるように・・・・・・・)
ルーミアがその状態を解除したとき――――――
――――――目の前には怖いお姉さんがいた
「あっ・・・・・・・あわわわわわ・・・・・・・・・・・・・・・!!!」
「準備はいいな・・・・・・・・・・?」
「あのっあのっ、ごめんなさい!!リグルがやれっていったから・・・・・・・」
「問答無用!!!」
「 フ ジ ヤ マ ・ ヴ ォ ル ケ イ ノ ォ ! ! ! 」
スタンド使い:ルーミア
スタンド名:『クリーム』
再起不能(リタイア)
..........................................
.........................
...........
「あらあら、やられちゃったみたいね、あの二人」
「ほんとうにねえ、だらしないったらありゃしない!!」
青と白の衣装に身を包んだ二人組の少女達はニヤリと微笑んだ。
「ああ〜んなぬるい『スタンド』で勝とうってのがおかしいのよ」
「でも、ルーミアはすっごくつよいけどね!」
「まあね・・・・・馬鹿とハサミは使いようといったところかしら」
ポツ・・・・・・・・
ポツ・・・・・・・・・・
少女達の腕に、雨粒が落ちる・・・・・・しかし、それが地面に染み込む事は無かった。
あまりの冷気に、一瞬で凍りついてしまったのだ。
「あたいの『ホワイト・アルバム』!!」
「私の『ホルス神』!!」
「「このスタンドで奴らを、叩きのめす!!」」
―――続く―――
ジョジョ読んで無いと分かりません。ごめんなさい。
あと、少々本編と違った状態になっているのはご愛嬌でお許しを。
聖闘士妹紅とかいつかやりたいネタの一つではある。
追記
ちょっと修正。
逆だった、やばいやばい。
藤原海軍中将
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2009/12/31 10:41:59
更新日時:
2009/12/31 20:13:01
分類
藤原さん
ジョジョ
苦戦は必死の幻想郷の面々
スタンド選択が順当wwwww
いいか?
一回馬脚をあらわした以上お前はもう世間様に汚物って見られてんだよw
糞は便所でやれ
分かったら虐厨は餡庫にでも引きこもってシコシコしてろw
ここが便所だ
俺が書きたかった
先を越された気分だ
クリーム倒しちゃったら魔術師の赤は原作的にも強すぎで敵無しだなあ
ホワイトアルバムも強かったし、ホルス神は大ちゃんかレティか こっちもゲーム的な意味で強そうだ
ヤマメが強すぎて途中リタイアしませんように
レギュラー満タンってやつか?
紫はスティッキー・フィンガーズですかねー?
荒らしのコメントって陳腐でいいんですね!!