妹紅とたのしいクリスマス

――――――二千八年バージョン――――――



妹紅。

今日はクリスマスよ！

クリスマスってのは・・・・・・・だとにかくお祝いの日だ。
子供がプレゼントを貰ったり、
大人がプレゼントを渡したりする。
一年で一番ロマンチックな日だよ！！！！！

まあ、そのほかにも色々あるけど、
あとで言うよウフフフフフ･････････
楽しみにしていてね････････

さて、早速だけど君へのプレゼントだよ。
ささ、開けてみそ････････

「わあ！おニューの服とリボンだ！」

これは新素材を使っていて、
1mmあたり500kgも耐えれる素材だ。
仮面の男に殴られても傷一つ付かないぞ。

次にすごいのは、「なさ」の新素材パート２だ。
前回までの服では精々１０００℃までしか耐えられなかったが、
今回の服は５０００℃まで耐えられるぞ〜。
５０００℃といったら太陽の表面だからな、すっごい耐えられるぞ。

そして、デザインだ。
これは個人的な趣味なんだが、
色々なところに細工を施してある。
まあまあ、使ってみてのお楽しみだから、今は伏せておくよ。
胸のところのワンポイントの不死鳥もかわいいだろう。
どう？うれしかった？


「･･････････････････！！」


私のためにありがとうだって？
いやいやいや、礼には及ばないよ！
ああもうかわいいなあ！
そんなちっちゃい声で言われるとこっちがウフフ。
顔も赤くなってるしね…あははは
照れなくてもいいよ、ポカポカ叩いてくるのもかわいいよ妹紅。
早速着てみて欲しいなあ。
ささ、着替えてきてよ。

少女着替え中…。

おお、似合ってる！
いや、似合ってるってもんじゃない！おお！神よ！
ここに一つの奇跡をもたらしたことを感謝します！

まずリボン。
妹紅って言ったら大きいリボンだよね。
以前よりもちょっと大きめにしてみたけど大成功。
なんというか愛らしい…！
まるでお人形さんかぬいぐるみのような…！
はぁ、抱きしめたい…！！

次はシャツ。
今回は思い切って青が少しかかった白にしてみた。
今まではすこし紅かったけど、今回は白。
ワンポイントの不死鳥もいい感じだ。
…映える。実に映える。
銀髪と白のコントラスト！グラデーション！ポスタリゼーション！
たとえ白黒映画でもそこだけカラーになるレベル！
そこだけでもすごいのにもんぺが、もんぺが。

もんぺはいい…！
心が洗われるようだ。
新調したときに御札をどうしようかと悩んだが、
トレードマークなのでつけることにした。
やっぱり妹紅はもんぺに御札がないとね。
御札は博麗の巫女に最高級の物を譲ってもらった。
道満晴明だったかな？
有名なところの魔よけだったはずだ。
うむ、見れば見るほどいいアクセントだ。

ああ、送ってよかったと。
心から思った日は今までの人生でなかっただろう。
もう服なんて域ではない、それすらも超越した。
まさに聖衣（ｸﾛｽ）と名づけるにふさわしい。
これほどまでに妹紅の魅力を引き出した物がかつてあったか。
いや、ないだろう。これまでも、そしてこれからも。

もう犯罪級、もう駄目。鼻血が止まらない。

すごくいやらしい、そしてかわいい。
かわいいのにいやらしい、服を着ていても
公共猥褻で捕まるクラス。それぐらいやばい
もうやだ、外に出したくない。
この時を一生止めていたい。
これほどまでに咲夜さんの能力が欲しいと思ったことはないが、
止めていては息をする、動く妹紅が見られないじゃないか。
ああ、なんてことだろう、自分は間違っていた。
まさか生命の息吹まで否定してしまうとは。

ああ、抱きしめてもいいよね？
いいよね？だって１５秒も我慢したよ？？？
だめって言っても駄目だよ、もう逃がさない！！

ぷにゅっ

ああ、至高の時だ。
世の中は究極と至高で争ってるそうだが、
どう見ても妹紅を見れば一目瞭然単純明快魑魅魍魎の跳梁跋扈だよ。

無駄のない肉付き。
かといって痩せているわけでもない。
チョウドイイ。全てがチョウドイイ。
世の中のベストバランスだろう。
妹紅が世界の標準になるだなんて素晴らしいことだと思わないか？

そしてあったかい。
冬だというのに春の息吹を感じさせるあったかさだ。
安心する。まるで母の胎内のようだ。
全てを安眠にいざない、安堵させるであろう。
妹紅こそが聖母にふさわしいのだ。
否、妹紅は聖母になるべく生まれてきたのだ。

人の苦しみ、そして優しさ。
今までの人生で痛いほど経験してきた妹紅。
蓬莱人になり、永遠の命を得て、
そして何を失ってきたのか自分には分からない。

かく言う自分が言うのもおこがましいが、
妹紅には自分が必要なのだ。
そして自分には妹紅が必要なのだ。
私は永遠に生きることなど出来ないとは思うが、
妹紅の一生のパートナーなんだ。

ありがとう妹紅。
そしてこれからもよろしく妹紅。


さあ、ふとんはそこに敷いてあるからね。
子供は何人欲しいかな？
よーし今日はとことんやろう。
一度で三つ子にするほどやってあげるからね！！










――――――二千九年バージョン――――――


ハァーーーーイ！妹紅！！
今日は何の日か分かっているのかな！？
そう、いえぇえぇええええす！！クリスマァス！！

去年君に渡した『ハイパーもんぺ』はき気に入ってもらえたようで嬉しかったよ。
もうね、ハイパーロングデストロイ嬉しかっただね！！
君の嬉しい顔を見ていると・・・・滅茶苦茶幸せになるよ！！

どのぐらい幸せになるかというと、
まず、幸せオーラで今日の七面鳥を買いに行ったお肉屋さんが幸せになる。
そして、野菜を買いに行った野菜屋さんが思わずジャンピング天井破り！！
そうしてそうしてぇ！！突き破った勢いで月にぶっ飛んでいって、
月にいる綿月姉妹含む月の民にハイパーデストラクションしちゃうほどだよ、妹紅！！
（♪　月まで届け八百屋の親父）

今日はすっごく朝から楽しみにしていたねえ、妹紅。
もう、ウキウキ具合が自分に伝わってくるぐらいのウキウキ度だよ。
もうウキウキ度で言うと３００ウキウキ突破してたね。
（１ウキウキは「ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ！」）
もうあんまりウキウキしすぎて、今日買いに行った肉屋さんの七面鳥を
セルフバーニングしちゃってＫＥ☆ＳＩ☆ＺＵ☆ＭＩにしちゃったからね！！

まあ、消し炭にしてしまったのはしょうがないから食べたけど、
まっくろなブラック炭になってしまった部分をはがすと、
中からはとてもジューシィなお肉さんが出てきたんだよね。
あれは本当に美味しかった。ジューシィすぎて大爆発。
間違いなく至高のメニューのレベル。炭に閉じ込められて熟成された旨みが
口いっぱいに広がって滴る肉汁がこの上ない快感をもたらすんだ。（ﾝｯｷﾞﾓﾁﾞｨｨイｨｨイイ!!

一時期はどうなるかと思ったけど、何だかんだでこれは成功というか。
怪我の功名と言うか跳梁跋扈ってかんじというか、ともかく良かった。
うん、何だかんだで美味しい夕食を食べることが出来るのはとっても幸せだよ、妹紅。
もう、でも本当に食べてる姿がプリチーでチャーミイなんだよね、君は。

だって、食べてるときに「もちもち」食べてるんだよぉおおぉおおぉお！？
これが分かるかいいィィ？ドーゥーユーアンダスタン！？

妹紅のとってもむしゃぶりたくなるようなかわいくてもこもこしたおくちさんに
じゅーじゅーやかれたおいしいしちめんちょうさんがはいっちゃうんだよぉおぉぉおお！？
わかる！？チミタチにはこれがりかいできるのかいィィｌ！？
もうじぶんにゃんかしちめんちょうさんになりたいよぉおおぉおおぉ！！

・・・・・・イカンイカン。
私は紳士だと言う事を忘れてしまっていた。
うむ、実に紳士的。我ながら非常に紳士。どう見てもジェントルメン。
という事で、今年も我がフォーエヴァーラヴァー妹紅ちゃんにプレゼントさんを
用意したわけだよ。妹紅は隣の部屋で待機していますよ、うふふふふ。


ガチャッ


さーて、妹紅！！プレゼントさんだよ！！
妹紅に赤と紅に彩られた、かぁわいい箱さんをプレゼントッッ！！
ほらほら、中身を開けてみなさい、とっても喜ぶかもね！！


ガサガサ･････


もう妹紅は一目散にプレゼントに子供のように飛びついて、
すごい勢いでプレゼントの包みを開けているね、とってもかわいいよ！！
そうしてプレゼントの箱に入っていた中身は･･････


「わぁ！！聖衣（ｸﾛｽ）だ！！」



ダッツライト！！その通り！！
これは本当に、滅茶苦茶頑張って見つけたんだよ。
というか、見つけたというかは、ある人物に譲ってもらったのだけれどね。
なかなか彼は熱い男だったよ。その話は今度してあげるからね。

しかし、この前にはじめて見たけど、本当にこの聖衣は生命力に溢れているね。
まさに妹紅にぴったりというか、まさに不死鳥！！素晴らしいよ。
さあ、装着してみてよ！自分も楽しみでしょうがないよ！！


ジャッキィィイィィン！！


ＯＷＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡ！！（ＢＡＧＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＮ！


グッハァ！！凄まじい威力・・・・・・・・間違いなくこれは黄金聖闘士･･････････
いや・・・・・・・・それどころではない・・・・・・・・・・この実力は・・・・・・・白金聖闘士！！
あの伝説の黄金聖闘士を更に超える実力・・・・・・・間違いない・・・・！！
着ただけでこれとは・・・・・技を放ったら一体どうなってしまうのだろうか・・・・！？
考えただけでも恐ろしい・・・・・このままでは幻想郷が滅びてしまう！！

だが････なんと美しいのだろうか・・・・・
美というものは彼女のために、いや、彼女そのものだ。
もし妹紅が「私はこの世で一番美しい」といっても誰も否定しないだろう。
それどころか、妹紅以外の女性は涙を流し、妹紅に生まれなかった己を呪って死を選ぶだろう。
それぐらい美しいのだ。ビーナスなど比べ物にならないぐらい美しい。

なんて事だ・・・・・
去年のときはとてもかわいくてもちもちしたくなってしまうほどだったけど、
今回は純粋に美を求めた結果、こうなってしまったのだ。
嗚呼、なんと嘆かわしい事であろうか！！私以外にそれを見ることはかなわないのだ！！

いや、むしろこんなにかわいい妹紅を誰にも見せるわけには行かない。
永遠亭の薬師が見たら永遠に試験管で保存しに来るだろうし、
どこぞのスキマに見つかってしまったら『無の空間』に放りこまれてしまうだろう。
まあ、今の妹紅ならそのぐらいされても易々と生還できるぐらいの実力は秘めているのだが、
この力を発揮するときはいつか来るのだろうか・・・・・？いや・・・・無いだろう。

もし、この幻想郷が滅びのときを迎え、
誰もがあきらめ、絶望したときにその力は発揮されるだろう。
そうして、誰もが妹紅を指差し、こう言うのだ。


　　ﾌｪﾆｯｸｽ
「「「不死鳥の妹紅だ！！妹紅万歳！！ばんざい！！」」」


そこには人間も妖怪も関係ない。
男だろうが女だろうが虫だろうが生きているもの全てが惜しみなく、
そして人生最大のでそして最後の賞賛を送るに違いないのだ。
彼女の賞賛を超えることはこれ以降は歴史には刻まれないだろう、決して。
それほどまでに彼女は素晴らしく、そして我らが英雄となるのだ。

そうして幻想郷の危機を救った妹紅は高さ三十キロの金像を建てられ、
これからずっと、未来永劫平和と美のシンボルとして語り継がれるだろう。
そして、妹紅はもちろんいつまでも生きているからそれが途絶える事は無い。
「英雄は死んだからこそ英雄なのだ」といわれるけど、妹紅はまさに生ける英雄であり、
生きているからこそそれは風化しない。それこそ、おとなも こどもも おねーさんもね。


正直、自分の腕には自信があった。
かつての聖戦（ジ・ハード）では妹紅と一緒に戦ったけど、
今の最強の状態となった彼女には正直勝てる気がしない。
彼女に対して攻撃をしかけたりなど、手を出さなくとも分かるんだ、
自分が吹き飛ばされて原子のひとかけらも残さずに消滅するヴィジョンが。


「どうしたの？そんなに固まって」


い、いや！！なんでもないよ！！
もう本当に妹紅が綺麗過ぎて見とれるとかそんなレベルじゃなくて
気絶しちゃっただけだよ！！ハイパーごめんね！！

いやあ、でも本当に似合ってるね。
確かそんなかっこよく展開する翼とかついていなかったはずだけど、
持ち主の能力に合わせて変化するのかな？まあ、かっこいいからいいけど。


・・・・・・・え？


・・・・・・・・・輝夜と戦ってくる？



ＮＯＮＯＮＯＮＯ！！
そんにゃことしちゃらめえぇえぇえぇええぇ！！
そんな力で暴れたら幻想郷が壊れちゃうにょおぉぉおお！！
本当にぃいい！！駄目ええぇええぇぇえぇえぇ！！壊れちゃう！！


え？冗談？　　ああぁあぁあ、よかったあぁああ
幻想郷が崩壊する事だけは防げたよ・・・・・妹紅。
「お前といるだけで幸せ」だって？あああ、もこうううぅぅうぅぅうぅうぅう！！

ああ！！かわいいよもこう！！
もこうのＰＵ☆ＮＩ☆ＰＵ☆ＮＩしたおはだもおぱーいも
ちゅっちゅして口の中のおいしくてばんざいしちゃう妹紅水も
とってもスリムでスレンダーで手を廻すと驚きのフィット率を発揮する腰も
健康的でむしゃぶりつきたくなるようなおいしそうなふとももも！！
具合が良すぎて一分ぐらいしか持たない自分と最高の相性のあそこも！！


全部全部大好きだよ！！妹紅！！愛してるよ！！
来年もよろしくね！！フォーエヴァーラブ！！