※この作品は東方Projectの二次創作作品です。
※この作品にはスカトロ表現が含まれます。
※この作品には食糞表現が含まれます。
※この作品には触手表現が含まれます。
※この作品にはラブラブ表現含まれます。
以上を踏まえた上で・・・
という方は、どうか先にお進みください♪
茶色くぬめったかたまりを手に取りぺろりと舐めると、アリスは私の方を見ていった。
「私、魔理沙の子供が欲しい」
そして、私をじっと見つめる。はっきりと、私だけを見つめている。あまりに真摯なその視線に耐えることが出来ず、私はついつい目を逸らしてしまう。
「そうは言ってもな、アリス。人間、出来ることと出来ないことがある。そして女同士で子供を作るということは、出来ないことだぜ」
「そんなことないわ」
アリスはそう言うと、顔を近づけてきた。口元が茶色く濡れている。これは・・・さっき私がひりだした、うんちだ。
「最初から諦めるなんて、魔理沙らしくない」
「いや、だから・・・」
「たとえば、このうんちだって」
アリスは手にしていた茶色いかたまりを、そっと自分の口元に持ってきた。鼻をひくひくさせて、匂いを嗅ぐ。
「私、最初は食べれなかった」
舌を出す。つぅっと唾液を落とし、うんちを唾液まみれにする。
「でも、魔理沙が生んでくれたものだから、魔理沙の一部みたいなものだから、って思っていたら、もう平気になったわ」
そして、何の躊躇もなしに、そのうんちを口に入れた。
くちゅ・・・くちゅ・・・
アリスが、私のうんちを咀嚼する音が聞こえてくる。アリスは、うっとりとした顔のままで私を見つめている。
「魔理沙のうんち・・・美味しい・・・」
口を開けた。
アリスのピンクの口内が、私のうんちで茶色く染まっている。歯と歯の間に茶色いかたまりがはさまっているのが見える。口元から零れ落ちる唾液も茶色く染まっている。
「今なら・・・もう・・・こんな事だって、平気」
アリスは口からうんちをとろりと吐き出すと、手のひらに貯めていった。よく咀嚼された私のうんちは、もう固体というよりもゲル状の柔らかなかたまりになっていた。
私は、アリスの行動を黙ってみていた。何も、語ることが出来ない。
アリスは一瞬、茶色く染めたその手を私の方に見せ付けると、次の瞬間、その手のひらを自らの胸元へと撫で付けた。
つぅっと、茶色い線が引かれる。
「魔理沙の中身を感じる・・・」
くちゅ・・・ぬちゅ・・・ぷちゅ・・
卑猥な音が、部屋の中に響いていく。私のうんちがつぶれて引き伸ばされていく音だ。アリスは指を伸ばし、自らの乳首に私のうんちを塗りつけていた。
「あん」
アリスが、ぴくりと動く。
同時に。
しゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
「出ちゃった・・・」
アリスの、失禁の音も聞こえてきた。
自らの身体にうんちを塗りたくり、その快感にアリスは耐えられなくなっていたのだ。
「魔理沙、気持ちいい・・・」
私のうんちに包まれたアリス。身体をくねらせ、失禁をしながら、本当に気持ちよさそうに私を見つめている。私はアリスに触れていないのに、なぜか身体中でアリスに触れているような、そんな錯覚に陥った。
「アリス」
「今はもう、全然平気。ううん。むしろ、気持ちいいの。私、魔理沙のうんちで感じる変態になっちゃった・・・」
「アリス」
「魔理沙・・・私、こんなに魔理沙のこと好きなのに・・・」
身体中を茶色に染めたアリスが、私の中身の匂いをまとって、私に向かっていった。
「私より、先に、死ぬの?」
静寂が、室内を支配した。
アリスの香りが・・・私の匂いが・・・
それだけしか、感じることが出来なかった。
違う。
耳をすませば、部屋の片隅においてある時計の針の動く音が聞こえる。
アリスの心臓の音も、私の呼吸音も聞こえる。
でも、私は答えない。
何を答えたとしても・・・アリスが泣くということが分かっているからだ。
「答えてくれないのね?」
「・・・まだ先のことだぜ」
「人間にとっては先のことでも」
うんちまみれのアリスが抱きついてきた。にゅるりとした感触が伝わってくる。私の、うんちの、感触だ。
「私にとっては、あっという間のことなのよ?」
「・・・人間」
私は、顔をあげていった。
「出来ることと、出来ないことがあるぜ・・・そして・・・寿命だけは・・・」
アリスを、引き寄せる。
茶色い、可愛い顔が、見える。
「どうしようも出来ないことだぜ」
キスをした。
ちゅる・・・くちゅ・・・
舌を、アリスの口内に入れる。アリスは何の抵抗もなくそれを受け入れた。アリスの口内の中で、お互いの舌と舌が絡み合った。私のうんちが残っていた。苦い。それを、アリスの舌と一緒に、からめとり、つぶしあい、溶かしあった。
アリスが私を求めてくるのが分かる。私も、それを受け入れた。
「・・・」
息が、出来ない。
長い長いキスをした後、唇を話した。
つぅっと、唾液が糸を引いて、切れた。
「私、魔理沙の子供が欲しい」
再び、アリスがいった。
「だから、それは・・・」
「魔理沙、私のこと好き?」
「・・・」
「私は魔理沙が好き。大好き。魔理沙は、私の全てなの」
「・・・」
「だから、魔理沙が私より先に死んじゃったら・・・私も・・・」
「それは駄目だぜ」
「なら!」
アリスは、再び私にキスを求めてきた。
私は、それを受け入れる。
アリスの心音が伝わる。とくん・・・とくん・・・とくん。
私の、うんちまみれのアリス。私のことなら、何でも受け入れてくれるアリス。
人間と魔法使いは、残念ながら、寿命が違う。
いつか私が歳を取り、おばあちゃんになって、死んで、骨になっても、アリスは今のままの姿でいることだろう。
それでいい。
私は、人間だ。どうしようもなく、人間だ。人間の、霧雨魔理沙だ。それでいい。私はこんな私が大好きだ。大好きだ、と自信を持っていえるだけの努力をしてきたとも思う。
もしかしたら、魔法を使えば、私も人間じゃなくなって、ずっと・・・生きていけるのかもしれない。永遠ではなくても、少なくともアリスと一緒の時間を、アリスと同じ時の流れで過ごせるのかもしれない。
けれど。
私は、私のまま、人間のままで、生きて、死んでいきたい。
「アリス・・・」
「魔理沙が死んだら、私も死ぬからね」
「・・・それは、駄目だぜ」
「魔理沙のいない幻想郷なんて、何の興味もないわ」
アリスは、じっと私を見つめている。
目を逸らすことが出来ない。いつものように、冗談で終わらすことが出来ない。
「アリス」
「だから」
私の言葉にかぶせるように、アリスはいった。
「私に死んで欲しくなかったら・・・私に・・・」
きっと、私を見つめる。
迷いのない目だ。
「魔理沙の、子供をちょうだい」
■■■
「・・・本当に、これを飲まなきゃいけないのか?」
目の前に置かれた毒々しい卵を見て、私は冷や汗を流しながら言った。どう見ても、人間の食べていい食べ物ではない。こんなものを食べるくらいなら、まだベニテングダケを1ダース生で食べたほうがよっぽどマシというものだ。
「もちろんよ」
私のそんな葛藤を知ってか知らずか・・・おそらくは知っているのだろうが、アリスは満面の笑みを浮かべて私を見つめてる。
「でも・・・」
びくっと、卵が動いた。赤と青と緑と黄色と、様々な色の斑点がついた卵が、誰も手に触れていないのにびくびく動いている。
「動いた!アリス、今、卵動いた!」
「それがどうしたの?」
アリスは、冷静に答えた。顔は笑っているが、目は笑っていない。
「卵に食べられるというのなら大問題だけど、卵を食べるだけじゃないの?それでも魔理沙なの?もっとしっかりしなさい!」
「・・・」
子供が欲しい、というアリスの頼みをしぶしぶ引き受けた後のアリスの行動は早かった。そそくさと持っていたカバンの中から、一つの卵を取り出してきて、「魔理沙、これを食べて」と言ってきたのだ。
準備がいい。
いや、よすぎる。
最初から、このつもりだったな、アリス。
話を聞いてみると、どうやらずいぶん前から、「女同士で子供を作る研究」というのを、アリスとパチュリーの二人で続けていたということだった。この二人、仲がいいのか悪いのか、私には分からない。
(どっちが魔理沙を手に入れても、恨みっこなし)
という約束をしていたらしい。どこまで本当なのかは分からないが・・・最終的に私が選んだのはアリスだし、パチュリーも祝福してくれたはずだ。
(私、愛人でもいいわよ)
とも言ってくれていたが・・・アリスには言わないでおこう。おそらく逆の立場だったらアリスも同じ事をいうだろうから、どうせ分かっているとは思うけどな。
「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」
「わぁ!アリス!卵がしゃべった!」
「早く食べないからよ!時間がたてば立つほど、もっと食べにくくなるわよ」
こいつ、絶対にこの状況を楽しんでいるだろう?
「これ・・・食べるのかぁ・・・」
「もう、こんな卵ぐらい、どうってことないじゃない」
だんだんとアリスがイライラしてきているのが分かる。さっきまで、あんなに私のことを、好き好きといってくれていたのに。
「・・・私だって、はじめて魔理沙のうんちを食べた時・・・もっと怖かったんだからね」
また、そういうしおらしいことを言う。
えーい。
私も、女だ。
ごくん。
味わうこともなく、一気にその卵を飲み込んだ。
どくん。
どくん。
変化は、すぐに現れた。
お腹の中で、その卵が割れたのが分かる。割れた?いや違う。孵化したのだ。胃袋がきゅっと縮まる気がした。お腹の中が、押されていく。
「魔理沙・・・食べてくれたのね・・・」
そういうと、アリスも手にしていたもう一つの卵を飲み込んだ。
私が飲み込んだのと同じ卵だ。
(どうせなら、先に食べてくれればよかったのに・・・先に食べるほうが、勇気がいるものなんだぜ)
そう思ったが、口には出さない。出すと怒られるからだ。普段は温厚なアリスも、怒ると怖い。
「あん」
アリスが気持ちよさそうな声を出す。
その気持ちのよさの原因が私には分かる。
私だって、同じだからだ。
「来る・・・来てる・・・」
胃袋が、犯される。
お腹の中のソレは、うねうねと質量を増して、私の身体中をまさぐっていた。不思議と、吐き気はしてこない。身体中を犯されているというのに、感じるのは快感だけだった。普通では味わうことの出来ない快感。外からではなく、内から触られる快感。
「アリス・・・」
「魔理沙・・・」
私は、アリスを引き寄せた。ぎゅっと、抱きしめる。もう大分乾いていた私のうんちが、二人の体温で再び溶けていく。
私は、アリスのお腹を触った。そこは、びくびくと蠢いていた。
「アリス、動いているぜ」
「そういう魔理沙だって」
アリスは、私のお腹を触った。そこは、私の意志とはかかわりなく、びくびくと蠢いていた。
そうしている間に、小腸が侵されていく。身体の中を、それがうごめいていく。それはどんどんと大きさを増し、私の身体の中を通り、外へ外へと向かっている。
「あぁぁぁぁぁぁぁ、なんか、変だ。こんな感じ、変だ」
「魔理沙も、今、私と同じなのね。この感覚を受けているのね・・・嬉しい・・・」
そういうと、アリスは私を更に強く抱きしめてきた。私も、同じように抱きしめ返す。その間に、お腹がボコボコと動き始める。お腹が破れてしまいそうだ。そんなことはないと分かっていても、不安になる。
「アリス・・・」
そんな不安を消すために、私もぎゅっとアリスを抱きしめた。アリスの顔が近づく。汗と快感とでほわっと紅く染まったその頬を、ぺろりと舐めた。
大腸まで犯されている。
それはもう、身体を伸ばし、大腸の中をうねっている。大腸には快感を感じる部分はない・・・そのはずなのに、私は身体を内側から犯される快感に酔いしれていた。
(大腸でこんなに気持ちいいなら・・・他のところを犯されたら・・・私・・・どうなるんだろう・・・)
頭にモヤがかかったかのように、ぼうっと白くなる。
快感で脳が痺れる。
このままでは駄目になる。だから。
「アリス」
アリスを壊れるくらいに抱きしめる。
直腸に、来た。
「あぁぁぁぁぁ、あ、あ、あぁっ」
気持ちいい。
気持ちいい。
さっきまでとは比べ物にならないくらい、気持ちいいっ
「アリス・・・私・・・気持ちいいぜ・・・」
思わず声に出す。
「私も・・・」
アリスもとろんとした顔で答えた。二人とも、同じように身体を内側から犯されている。それも、普通ではないものに。同じ快感を共通しているからこそ、アリスに対する気持ちがもっともっといとおしいものになった。
肛門に、来た。
「あ、あ、あ、駄目。駄目」
肛門が、中から押しやられる。
「開く・・・開いちゃう・・・」
アリスを見つめた。アリスも目を白くしたまま、だらしなく口を開いて快感にふけっていた。
それは、私の身体の中を、全ての宿便を外に押し出すように、外へ外へと向かってきていた。
「全部・・・出すぜ・・・」
ぶちゅる・・・
意識せず、肛門から茶色い液体がにゅるりと噴出しはじめた。うんちだ。私の身体の中にあった全てのうんちが、それによって、今、全部、吐き出されようとしている。
「アリス・・・」
そう言おうと思ったが、声にならなかった。
それは、下に向かってだけでなく、上にも向かってきていたのだ。
胃袋から、小腸、大腸を通り、直腸を通って、肛門から、下に。
胃袋から、タイミングを見計らって、食道を通り、上に。
「魔・・・」
「ア・・・」
ぴゅるるる・・・
それが。
触手が。
同時に、私とアリスの、上と下の口から同時に飛び出した。
ぶびゅっ・・・びゅびゅびゅ・・・ぶびゅびゅびゅびゅ・・・
下から出てきた触手は、身体中の宿便と共に姿を現していた。私の肛門はこれ以上ないくらい広がり、大きなかたまりがぼとり・・ぼとりと下に落ちていくのが分かった。
(あ・・足に・・・垂れてる・・・)
暖かい感触が足を伝っていった。
液便が、つぅっと私の足をとおして吹き出ているのだ。
(私・・・こんなに・・・うんちためていたんだ・・・)
自分の股の下でうごめく触手を見ながら、私はそんなことを思っていた。触手は茶色く濡れていて、その節々に私のうんちがこびりついている。
肛門から産み出されたのだから、当たり前なのかもしれない。
私の足の下には、触手が産み出されたときに噴出したうんちが山になっていた。色も綺麗に二色に分かれている。下で溶けている茶色い便が直腸内にあった便で、上でどろどろになって臭い匂いを放っている黒い便が、私の中にずっとあった宿便なのだろう。
(くさい・・・)
私の匂いに、私は鼻が曲がりそうになった。
(・・・あれ?)
そのとき、うんちの匂いが、他にもあるのに気づいた。
当たり前だ。
(アリス・・・)
私と同じように、アリスも、足元に大量のうんちを山盛りにためていた。
肛門から触手がぴゅるぴゅるとうごめいている。その動きが卑猥だった。
(アリスのうんちも・・・くさいんだ・・・)
私のうんちの匂いと、アリスのうんちの匂いで、部屋の中は大変な匂いになっていた。体臭と便臭で、空気もにごっているように感じる。
私もアリスも口を触手に犯されているから話すことが出来ない。
それでも、お互いの目を見るだけで、言わんとすることは十分に伝わってきた。
(アリスのうんち、くさいぜ)
(魔理沙だって)
(でも・・・嫌いじゃないぜ)
(うふふ・・・私は好きよ。魔理沙の生んだ匂いだもの)
身体を、近づける。
うんちを踏んだ。ぐちゃりとした感触が足の裏に伝わってきた。
私も、アリスも、触手に貫かれていた。
身体を貫通されている。
変な感触だ。
今まで感じたことのない感触だ。
(・・・気持ちいい)
そう。気持ちいいのだ。触手はどろりとした分泌液を噴出しているのだが、その液にどうやら淫靡な効果があるらしい。うんちの匂いと混じって、なんともいえない、脳が痺れるような感覚になっている。
ぬちゅ・・・くちゅり・・・
肛門から突き出た触手が・・・次々と裂けて、増えていくのがわかった。
私は、もうされるがままにすることにした。
私には、今、アリスがいる。アリスだって、私と同じようになっている。二人でこの感覚を味わえるのなら・・・悪くない。
(この卵がね)
先ほど、アリスが説明してくれた言葉を思い出す。
(身体の中で孵化して、私たちを犯すの)
(でも、危険じゃないのよ。大丈夫)
(あ・・・危険かも・・・気持ちよすぎて、死んじゃうかもしれないから)
(普段じゃできないエッチが出来るね)
(それで、この触手は・・・身体の中の全てを犯して・・・そして・・・)
(ペニスの代わりになるの)
(魔理沙の・・・ザーメンを・・・作れるの・・・)
(この触手で・・・魔理沙の・・・ペニスで・・・)
(私を・・・犯して)
(ザーメンで・・・私の子宮を一杯にして・・)
(私・・・妊娠したい・・・)
私は、触手に貫かれて痺れた頭のままで、考えた。
(うん)
(分かった)
(アリス)
(私は、アリスを、今から、犯す)
触手を自由に動かすことは出来ない。この触手は、私ではないのだから。でも、私の気持ちは伝わったのかもしれない。いや、そもそもそんなものはなく、本能なのかもしれない。目の前の女を犯すという、触手の本能。
それが、宿主に寄生する、触手の本能なのかもしれない。
(どうでもいい)
私は、アリスを引き寄せた。アリスはまったく抵抗しない。むしろ、喜んで私に身をまかせた。
(お前たち、アリスを犯せ)
(どんなに身体を犯してもいい)
(・・・アリスの心を犯せるのは私だけなんだから)
しゅるしゅるしゅる・・・
私の肛門から突き出た触手たちは、いくつにも分かれて目の前のアリスにまとわりつきはじめた。
アリスの腕にからまる。それはまるで、蛸のようだった。
アリスの胸が、ぎゅっと絞り上げられている。触手の先が更にむき出しになり、中からもっと小さい触手が出てきて、アリスの乳首の先の先まで犯し始める。
(あっ。あっ。あっ)
アリスが感じているのが分かる。
(ん)
私もだ。
私と同じように、アリスも、私を犯しにかかってきていた。触手がまとわりついてくる。アリスの肛門から伸びてきた触手が、私の足から上に向かって、ぞぞわっと巻き上がってきている。
(いいよ、アリス)
触手は楽だ。
私が動かなくても、私の想いを遂げてくれる。
私は、私たちは、犯されながら、お互いを犯していた。
(魔理沙)
(アリス)
グチュ・・・ぬちゅちゅ・・・くちゅ・・・
触手がどんどん増えていく。お互いの触手が絡み合い、分泌液を噴出しあい、それを全身に浴びてどろどろになりながら、二人とも絡みあっていく。
(触手の感覚が・・・伝わってくる・・・)
脳まで犯されてしまったのだろうか?
別にそれでもかまわない。
まるで、指先で感じる感覚と同じように、触手一本一本の先の感覚がダイレクトに私に伝わってきていた。
(まるで・・・指が100本に増えたみたいだ)
その増えた指で、アリスの身体を全てまさぐる。
今までは、アリスを愛そうとしても、両手だけ。10本の指でだけでしか感じることが出来なかった。
(それが今は)
アリスの全てを、同時に、そしてその全てを感じることが出来る。
(アリスの乳首が柔らかい)
(アリスの肛門がぬぷぬぷする)
(アリスの脇の下が動いている)
(アリスのふくらはぎ)
(アリスの指の間)
(アリスの耳の後ろ)
(アリスの眼球)
(アリスのへその中)
すべてを感じる。
そして。
(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ)
すべてを、触られている。
私がアリスを触るように、アリスも同時に私を触っているからだ。私が感じていることを全て、アリスも感じているからだ。
(私が感じているのを、アリスも感じてくれている?)
(それがまた返ってくる)
(それを・・・また・・・返さなくっちゃ・・・)
どろどろに
ぬりゅぬりゅに
ぐちゅぐちゅに
二人が一つの生き物のように、溶け合っていく。
そして。
(あ)
アリスの触手が・・・アリスの・・・ペニスが・・・
私の、あそこを・・・開いて・・・中に入ってきた。
抵抗するものは何もない。元から、身体中の力は弛緩しているのだから。
触手の分泌液すら必要ない。私の愛液でじゅるじゅるに満ち溢れているのだから。
(でもそれは)
アリスも同じこと。
私の触手であり、私のペニスが・・・何本も、アリスの入り口をまさぐっていた。
一本の触手でアリスの大陰唇を開き。
一本の触手でアリスの小陰唇を開き。
一本の触手でアリスのクリトリスを舐めとり。
一本の触手がアリスの膣内に侵入し・・・
(まるで、何本ものペニスで犯されているみたい)
(まるで、何本ものペニスで犯しているみたい)
うごめきながら、アリスの身体の中を進んでいった。
(あ)
(ああ)
(あん)
快楽で頭がぼうっとなる。自分の体がまだちゃんと形になっているのが信じられない。
もっともっと、どろどろに溶けていってもいいのではないか?
本当は、私の身体はすでに液体になっていて、触手だけが残されているのではないか?
そんなことを考えながら。
(アリスの、おまんこを、こする)
何度も何度も、アリスを犯した。
同時に。
何度も何度も、私も犯された。
(ぬるぬるしてる)
アリスの中は、気持ちよかった。
(ひだひだが)
触手にまとわりついてくる。
(ぎゅっと)
しめつけてくる。
(追い出そうとしているの?それとも、受け入れようとしているの?)
どちらとも分からない動きだった。
アリスのおまんこは、まるでそれ自体が別の意思をもっているかのように、私の触手を、ペニスをしごきつづけている。
(出る)
初めての感覚だった。
こんな感覚、味わったことがない。
当たり前だ。
私には・・・ペニスが生えていなかったのだから。
(出していい?)
私は、アリスを見つめた。
アリスも、私を見つめている。
(うん)
アリスが答えてくれる。
(出して)
私は、触手をさらに奥へと押し込んだ。
(私を、妊娠させて)
アリスの子宮にたどり着く。
(確実に、妊娠させて)
子宮を、開く。
触手がぬめり、子宮口が開かれる。
(この中に、たくさん入れて)
(出る)
(出して)
(本当にいいの?)
(出して欲しいの)
(私)
(魔理沙の)
(赤ちゃんが欲しい)
私は、全部のザーメンを、アリスの子宮内に流し込んだ。
■■■
「いい加減、機嫌を直せよ」
「だって・・・」
あれから一年。
幻想郷は、今日もいい天気だ。
私は大きく背を伸ばし、久々に軽くなった身体を太陽の光の下に浴びせた。
自分の中に、別の人間が入っているというのは変な感覚だった。
アリスが妊娠すると同時に、私も妊娠していたからだ。
大量のザーメンが注ぎ込まれた瞬間、私は、(あ、今、確実に、私、妊娠した)と分かった。
それはアリスも同じ気分だったらしい。
(私たち、妊娠しちゃったね)
(赤ちゃん、出来ちゃったね)
使命を果たした触手が溶けてなくなっていく中、私とアリスはずっとずっと、お互いを抱きしめていたものだ。
「びぇぇぇぇぇぇぇん」
「おいおい、泣くな泣くな。泣くと立派な魔法使いにはなれないぜ」
私はそういうと、まだ目を開けることもできない赤ちゃんをあやした。
こんな日々も、悪くない。
「魔理沙―、いるー?」
「おぉ、霊夢、久しぶりだなー。いるぜいるぜ。早くこっちに来いよ」
「出産祝い、持ってきたわよ」
そう言いながら入ってきたのは、紅白の巫女、霊夢だ。
私の親友でもあり、またよき理解者でもある。
「すまないなぁ、霊夢」
「まさかあんたに子供が出来るなんて、夢にも思っていなかったからね」
よっこいしょ、と、近くの椅子に座る。
ここは、アリスの家だ。
今はもう、私の家でもある。
残念ながら、霧雨魔法店は閉店になった。名残惜しいが・・・さすがに、子供が四人もいたら、手狭になるから仕方ない。
どうせお客さんもほとんど来なかった店だから、特に問題もなかったのだが・・・それはそれで、少し寂しい気もする。
「それにしても、よく生んだわねー」
「あぁ。私とアリス、それぞれ双子を生んだからな」
「相変わらず、仲がいいことで」
そして、霊夢は手にしていた包みを開けた。
「はい。出産祝い」
「さすが霊夢、私のことをよく分かっているぜ」
包みの中に入っていたのは、お酒だった。
アリスと子供がいて、祝ってくれる友人がいて、一緒に飲める酒がある。
これ以上の幸せがあるだろうか?
「おーい、アリス、こっちにきて一杯やろうぜ。霊夢がいい酒持ってきてくれたぜ」
「・・・うん」
ゆっくりと歩いてくるアリス。
心なしか、少しだけ元気がない。
「アリス、どうしたの?出産で疲れたとか?」
心配そうな顔をして、霊夢が私に聞いてきた。
私は、きっしっしと笑った。
「いやいや、そうじゃないぜ。出産自体は私もアリスも安産だった」
そういって、ひなたぼっこでおいてあるゆりかごを見た。
アリスの生んだ双子と、私の生んだ双子。
4人が気持ちよさそうに、すやすやと眠っている。
「・・・仕方ないわよね。うん。私だって、そうしたし・・・」
アリスがぶつぶつつぶやいている。
「・・・本当に大丈夫?」
「心配ないって♪」
私はさっそく、酒の蓋をあけると、とくとくと注ぎ始めた。
「人生って、悪くないもんだぜ」
くいっと、飲む。
霊夢は呆れたように私を見ていたが、はぁっとため息をついて、同じように酒を飲んだ。
「気楽ねー」
「霊夢には言われたくないけどな」
「そんなことないわよ」
ゆらっと、アリスが通り過ぎた。
「おいおい、飲まないのか?」
「飲む・・・飲まなきゃやってられないし・・・」
部屋の奥に、自分用のコップをとりに入るアリス。
「そりゃぁ・・・ね・・・どっちが勝っても恨みっこなしって言ったわよ・・・けどね・・・まぁ・・・そりゃぁ・・・もしもパチュリーが勝っていたら、私だって・・・」
一人、ぶつぶつ言いながら入っていく。
その後ろ姿を見て、もう一度、霊夢はいった。
「本当に、大丈夫なの?」
「大丈夫だぜ」
私は酒をもう一口飲むと、ぷはぁっと大きな息を吐いた。
「くぅー・・・うまいぜ」
「まぁ、あんたがいいならいいんだけど」
そして、霊夢も、一口飲む。
暖かい日差し。
愛する人。
大切な子供。
酒。
一緒に幸せを分かち合える友人。
人生は、悪くない。
人生は、最高だ。
「お前たちも、早くこの幸せを知って欲しいぜ。まぁ、酒を飲めるようになるには、もうちょっと年月が必要だけどな」
そして私は、陽光に照らされる、大事な大事な、自分の四人の子供たちを見つめた。
うっすらと、うぶ毛が陽光に照らされている。
その色は。
金色。
金色。
紫。
紫。
おわり
あんなキャラクターを脇に置いたままにするなんて
最近の展開は微妙だけど、板垣先生のキャラ造形はすごい
そうすると、魔理沙はパチュリーとアリスですね
二人して艶っぽい顔しちゃってまあ
でも、産廃だからなぁ
しかしそれまでに三本抜いた
気持ちは分かります。
アライJrとの一戦では
「せ、せめて一発ぐらい入れさせたげても・・・」
と思った人が多かったはず。