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『妖夢の日記 その2』 作者: 漬け物会長
11月3日
先日、メカに改造されて帰宅し、爆死してしまった幽々子さまの仇をとるため・・・私は永遠亭に向かった。
道中、わかめ頭のウサギの急襲を受けたり、パンツが臭そうなウサギをなますにしたり
色々あったけどようやく辿り着いた。
八意永琳・・・貴様を殺す!!
妖夢「貴様が八意永琳か・・・ヤブ医者め!」
永琳「・・・いきなり現れてヤブだなんて、何?アナタ、失礼じゃない?」
妖夢「知るかぁ!死ねえええ!!」
私は刀を女に振り下ろす。ヒュンッ!しかしかわされてしまった!
永琳「ちょ、意味わかんないんだけど・・・」
コイツ・・・!アレだけのことをしていて「意味がワカラナイ」だと、ふざけやがって!!
妖夢「コレでもかぁ!」
私は持参したずた袋から、幽々子様の残骸を取り出し、女に投付けてやった。
永琳「あぁ、あのときの・・・」
妖夢「次は外さない!喰らえぇぇぇぇ!!」ヒュンッ!
しかしまたかわされた!クソッ!!
永琳「まあ落ち着きなさい、若いの。・・・損傷が激しいけど、こんなのすぐに直るから・・・」
妖夢「なんだと!!?」
永琳「だから剣を収めなさい」
妖夢「・・・本当に直るんだな?」
永琳「本当よ。おーい、うどんげ〜工具持ってきて〜」
妖夢「・・・」
永琳「おーい!聞こえてるのうどんげ〜工具よ〜」
妖夢「・・・うどんげって?」
永琳「私の助手よ。耳が垂れたウサギ・・・」
妖夢「耳の垂れたウサギ・・・?」
永琳「おーい!聞こえないのー!!」
妖夢「・・・そいつならさっき切り殺したぞ」
永琳「えっ?」
一瞬、時が止まる。
妖夢「・・・ココに来る途中、私の邪魔をしたから・・・殺した」
永琳「う、うそ・・・」
妖夢「まさかお前の助手とは思わず・・・すまない」
永琳「・・・う、うおぉおおおおおお!!!!」
突如、永琳は咆哮した!
永琳「き、貴様あああ!!よくも私の可愛い助手をおおおおお!!!」
妖夢「ヒッ!ご、ごめんなさい!」
永琳の形相に思わず謝ってしまった妖夢。やばい!殺される!!
永琳「ま、いっか。私一人でも出来るし」
妖夢「えっ!いいの?」
永琳「・・・アナタが幽々子を失ったときの苦しみに比べれば・・・屁みたいなことよ」
妖夢「永琳さん・・・グスッ」
永琳の優しさに思わず涙ぐんでしまう妖夢。
永琳「一日頂戴、次こそ立派な姿にして送り届けてあげるから」
妖夢「はい・・・私、待ってます!」
11月4日
先日の約束どおり、立派な姿で幽々子様は帰宅した。
目からビームを発射し、指はマシンガン。マッハ3で空を飛び、体中をエネルギーで包み込み、敵に突撃し破壊する。
すごい!これがパーフェクト幽々子!!カッコいい!!
妖夢「すごい・・・コレがパーフェクト幽々子さま!ありがとう永琳さん!」
永琳「いいのよ、これからも二人でお幸せにね。」
妖夢「うん!」
私、こんなに幸せでいいのかなぁ・・・
幽々子様もパーフェクトになって、新しい友達も出来て・・・
妖夢「あれ、どうして涙が・・・」
パーフェクト幽々子「ナカナイデ・・・ヨウム ワタシモカナシイ・・」
永琳「嬉し涙ってやつよ・・・恥ずかしいことじゃないわ」
妖夢「うん・・・」
これから始まるんだね、私とパーフェクト幽々子様のストーリー・・・
パーフェクト幽々子「アラタメマシテ ヨロクク ヨウム」
妖夢「・・・よろしく、パーフェクト幽々子様!」
〜fin〜
作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2010/01/07 19:21:04
更新日時:
2010/01/08 04:21:04