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『UFOロボにとり その2』 作者: 漬け物会長

UFOロボにとり その2

作品集: 9 投稿日時: 2010/01/07 21:24:01 更新日時: 2010/01/08 06:24:01
にとり「ラァッ!」
にとりは手にしていた棒で早苗を殴打する。
早苗「ギヒィ!・・・も、もうやめてくださいぃ・・・」

幻想郷のとある日、引き続きグレンダイザーごっこを行なうにとり。
射命丸を殺害して2時間後、ついに恐星大王早苗を追い詰めたのだ!

早苗「うぅ・・・いったい私が何を・・・」
にとり「悪の大王めがぁ!何を・・・?だとぉ!!自分の胸に聞いて見やがれぇえぇぇ!!!」バキィ!
早苗「ギャヒィ!痛いぃぃ!」
今までで一番力を込めて棒を振り下ろすにとり。
相変わらずクレイジーだ。

流石に今回ばかりはやり過ぎだ・・・そう思ったいつもの二人はにとりに言う。
雛「ちょ、いい加減にしないとその子死んじゃいますよ!」
穣子「そ、そうだよ!いくら悪の大王といえど・・・まあ普通の神社の巫女さんだけど・・・無抵抗の人間を・・・」
そう、早苗は木に括り付けられていたのだ。
穣子「棒で何度も殴打ってのは・・・」

にとり「あぁん?!恐星大王に情けはむよぉぉぉう!・・・手加減をすればこちらが殺される!」
にとりの顔はマジだ。
穣子「で、でもさ・・・」
早苗「う、うぅ・・・たすけてぇ・・・」
早苗はもうボロボロだ。顔は赤く膨れ上がり、歯は折れている。足元には水溜り・・・殴られる痛さと、恐怖で失禁したのだろう。

雛「ね、ねえ。警察呼ぼうよ穣子」
穣子「あ、うん。今回ばかりは・・・携帯もってるか?」
雛「ちょっと待ってて、えっと・・・確かポケットに・・・て、嘘!」
雛はポケットから携帯取り出した。しかし、その携帯は誰が見ても一目でわかる感じで壊れてた。

雛「・・・昨日買い換えたばかりなのに」
穣子「おい、マジか?どうせ転んで壊したんだろ」
雛「んなわけないでしょ!・・・おかしいわ」

不思議だ。衝撃に強いGZone携帯なのに。

その時である!!

にとり「ククク・・・お前達が裏切ることは予想していた」
穣子&雛「!!?」
にとり「悪に情けをかけ、あまつさえ悪を助けようなどと・・・言語道断!それ、すなわち悪!!」

にとり「我が貫くは、悪、滅殺!!・・・貴様達の処分は後だ」
穣子&雛「ヒィ!」

河城にとり・・・妖怪の山の新たな支配者が誕生した

にとり「さて、待たせたな・・・恐星大王。今、貴様を倒してやる」
そういとにとりは懐からスタンガンを取り出した。

にとり「コレが解るか?・・・高圧電流で生物を死に至らしめる。それを携帯できるようにしたマシンだ・・・」
早苗「いやぁ・・・・助けて・・・誰か助けて・・・」
にとり「いくぞぉおぉお!!スペエエエエス!サンダァァァァァァ!!!」

バチバチィ!

早苗「ヒィ!ギャッギャギャギャギャ・・・ギィああぁうああ!!!」
電流が早苗の体を貫く!
後日、検死の結果。感電死だった。
クソとションベンをぶちまけながら死に逝く、恐星大王早苗・・・ていうか普通の神社の巫女さん。
短い人生であった。

にとり「長い戦いだった・・・」
射命丸戦を含めても3時間・・・長かったか?
にとり「地球は守ったぞ、甲児くん・・・」
遠い目でひとりつぶやく、にとりであった。

穣子(誰だよ甲児くんって・・・)
雛(そ、それより始末されないうちに逃げましょうよ!)
穣子(そ、そうだな!)
雛(・・・警察にもいかないと!)

にとり「電流の〜王者〜ス〜タンガ〜ン〜」

幻想郷のとある一日である。
ちなみに穣子と雛はその後キチンと始末されました。
漬け物会長
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作品情報
作品集:
9
投稿日時:
2010/01/07 21:24:01
更新日時:
2010/01/08 06:24:01
分類
にとり
早苗
穣子
1. 名無し ■2010/01/08 14:52:02
にとりの心は超合金
2. 名無し ■2010/01/11 10:48:53
続きが楽しみ
3. ふすま ■2014/07/07 19:59:48
このにとりは狂っている。
つまり、クレイジー
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