Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『風見幽香のお花屋さん物語』 作者: 漬け物会長
霊夢「フラワーショップYU-KA・・・ね」
幻想郷のとある日、ショッピングに来ていた霊夢はそういう店を見つけた。
店先には様々な花が並んでいる。
カスミソウに薔薇、春菊・・・中でも向日葵はとても美しく、雄大に陳列されていた。
霊夢「たまには野草以外もいいかな・・・」
普段は近所のたんぽぽを採集しては、玄関に飾っている霊夢だが
せっかくショッピングに来たのだからと、店に入る。
幽香「あ、こんにちわ」
お店の人だろうか?エプロンを付けた女の子が挨拶をしてくる。
霊夢「あ、どうも・・・」
幽香「何かお探しですか?」
霊夢「明日来客があって・・・何かいいのは無いかなぁって」
幽香「来客ですねぇー、でしたらランなどはいかがですか?今日は新鮮なのありますよ。」
霊夢「ランねぇ・・・でもお高いんでしょ?」
幽香「そうですねぇー、丸々買うとちょっと値は張りますけど・・・うちは量り売りもやってますし。 100グラム1000円からで大丈夫ですよ」
霊夢(量り売り・・・?)「そうね、1000円からなら・・・じゃあ200グラム頂戴」
幽香「ラッピングはいかがしましょう?」
霊夢「あ、お願いするわ」
幽香「毎度ありがとうございまーす。では少々お待ちくださーい」
店員はそう言うと、店の奥へと消える。
霊夢「花の量り売りて・・・普通は本数とかじゃないの?小売の場合は・・・それにランってそんなに安かったっけ?」
霊夢は不審に思いつつも、注文してしまったものは仕方が無いので、店に並んでいる花を眺めながら待った。
美しい花々を眺めていると時間が経つのも速い。気づくと30分くらい経っていただろうか・・・
霊夢「・・・遅いわね。たかがラッピングで何十分かかっているのかしら」
店の奥から出てこない店員に、だんだんとイライラしてくる霊夢。
霊夢「もう!後30秒で出てこなかったら帰ってやるわ!」
???「や、やめてくれー!!!!」
霊夢がそう言うと同時に、店の奥から悲鳴が聞こえた!
霊夢「・・・なに!!?」
???「私が、私が身代わりになるから・・・橙だけには!!」
???「ふふふ、ようやく覚悟を決めやがったか・・・」
???「藍しゃま・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」
???「いいんだよ橙、お前さえ無事なら・・・」
???「藍しゃま・・・ヒック」
???「別れの言葉は済んだか?・・・さあ、大人しく出荷されなっ!!」
???「橙、私がもし息絶えたら!私の主人のゆか・・ギャアアアアアア!!!!」
???「いやあああ!!藍しゃまぁぁぁ!!」
???「まったく、てこずらせやがって。・・・よし、200グラムと・・・」
???「クソ!・・・殺してやる、いつかお前を殺して・・・藍しゃまの仇を・・!」
???「あっ?うぜーんだよクソガキ!」ドゴォッ!
???「い、いたい!いたいよぉ!!」
???「おい、そこの死体片しとけよクソガキ。じゃねーとテメーも出荷するからな」
幽香「大変お待たせしましたぁーお客さまー」
霊夢「・・・何今の」
幽香「はい?」
霊夢「叫び声とか聞こえてたけど?」
幽香「あ、・・・あぁ・・・えーと、テレビじゃないですかねぇ・・・」
霊夢「テレビかぁ・・・そっか」
不審に思いつつも霊夢は納得した。いや、しかし・・・
幽香「こちらが商品になります」ゴトッ
カウンターにラッピングされたランが置かれた。しかしそれは明らかに生肉である。
霊夢は”何かに”堪えきれずに、ついに店員に質問した。
霊夢「・・・ねえ、ココはお花屋さんよね?」
幽香「えっ?あ、はい??」
霊夢「これお肉じゃないの」
幽香「はい・・・ランですよ」なぜか店員は横を向く。
霊夢「いや、どう見てもお肉だし・・・こんなのいらないわ!」
そう言うと霊夢は怒った振りをして店をとび出す。
幽香「ちょ、お客様ぁ!冷やかしは困りますよぉー!」
霊夢は走った!大地を蹂躙し、風を切り裂き、ピストルから打ち出された弾丸のごときスピードで走った!
霊夢「ちょ、マジやべぇ!!アレマジやべえって!!何あの店!!」
気が付くと家に着いていた霊夢・・・怖かった。息切れしている。ゼエゼエ・・・
霊夢「・・・とにかく水・・・ゼエゼエ・・・ングッ・・・ングッ・・・プハァー!」
あらかた喉が潤うと、霊夢は大の字に寝そべった。次は息切れを整える
霊夢「はぁー・・・やなモン見たな
聞いたことがある、妖怪や人間の肉を売りさばく店があると・・・それがあの店!!
霊夢「今日はもう寝よう!」
霊夢は布団をしく準備に取り掛かった。・・・その時である!!
幽香「あのぉー、忘れ物ですよぉーお客様ぁ・・・」
霊夢「!!?」
この声は!!あの花屋の・・・まさか!!!
幽香「・・・忘れていきましたよね?・・・お客様ぁ・・・」
霊夢「そ、そんな・・・私そんなつもりじゃぁ・・・!!ヒィ!!」
幽香「・・・そんなつもりだったら・・・困るんですけどねぇ・・・私」
霊夢「ヒィィ!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさいいいいいいいい!!!」
殺される!
幽香「・・・はい、傘忘れてましたよ。素敵な傘ですよねぇ・・・私も欲しいです」
霊夢「え・・・傘?」
幽香「それとぉー、お客様がご注文なさったお肉はどうしましょう?」
霊夢「あ、はひぃ!すいません!!・・・え?肉・・・」
まさか!!
幽香「一応お持ちしましたけどぉ・・・」
霊夢「じ、人肉なんて食えるわけないじゃないの!!」
霊夢は叫んだ!
幽香「ひっど〜い!人肉なんかじゃありませんよぉー・・・ランの肉です」
霊夢「なによランって!聞いたこと無いわよそんな肉!!それにあなたのお店お花屋さんじゃないの!!?」
幽香「えっ?うちは肉屋ですけど」
霊夢「え?」霊夢は唖然とした。
幽香「あー・・・あの看板ですねぇ。。。アレは半年前の商売でぇー・・・」
霊夢「・・・」
幽香「それとうちで牛肉のことを”ラン”って言うんですぅー・・・花屋時代の名残ですねぇー」
霊夢「・・・あ、そう。でもあの悲鳴は何よ!?それにたかが肉を用意するだけで30分って!!」
幽香「あ、申し訳ありませぇーん!・・・日課の連ドラがついぃ・・・」
霊夢「殺すぞコラ」
事情が全てわかると霊夢はキレた。そして幽香に殴りかかる。
霊夢「クソがあああああ!!ビビらせやがってえええ!!ラァッ!!オラァァ!!」ガッガッ!
見事に幽香のマウントポジションを取り、激しく殴打した!
幽香「ヒィィ!!す、すいませええん!!ギャッ!い、いた・・も、もうやべで・・・ゴボ」
霊夢「ざけんなぁ!んなんだから花屋も半年前に潰れんだろうがぁぁぁぁ!!」ガッガッ!
何かに取り付かれたような顔で幽香の顔面を殴り続ける霊夢・・・まさに半狂乱状態である
幽香「お、おっしゃるとおりぃ・・・ギャッ・・・グゴ」
幽香の顔は見る見る紅く染まり、変形していく・・・
幽香「し、死ぬぅ・・・」
霊夢「ラァ!!しねぇ!!ウオォラ!!・・・はっ!」
気がつくと幽香は虫の息だ。
幽香「・・・ゴッ・・グブ・・・ゲフゥ・・いたい・・・グスッ」
霊夢「止めだあああああああ!!」ガッ!
幽香「ギャッ!!!・・・ゴブッ」
霊夢「ち、違う!!わ、私・・・そんなつもりじゃ・・・嘘・・・」
目の前には血に塗れた、幽香であったろう、肉のようなものが転がっている。
幽香「ヒュゥー・・・ヒュゥー・・・」
霊夢「し、死んでる・・・」
霊夢の顔が見る見る青く染まっていく・・・
霊夢「い、いやあああああああ!!!!」
霊夢は叫んだ!
霊夢「死んだ・・・死んでる!!ひゃ、ひゃはぁぁあ・・・・ヒヒ、ヒ!死んでるよぉおお!!」
霊夢は発狂した!その瞳は輝きを失い、口の端々からヨダレを垂らした!
霊夢「ヒヒヒヒィィィ!!!ハッハー!!!・・・ムオオオオオオオォオォン!!」
霊夢は壊れた。体中の穴という穴から体液を垂流し、奇声を発する・・・生ける屍と化したのだ!
幻想郷のとある一日である。
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2010/01/10 19:49:18
更新日時:
2010/01/11 04:49:18
分類
脱糞
人肉
ブログのラードの話面白かったです