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『チルノのアレ』 作者: 蓋の鍋
ともすると、いじめは起きるのだった。
「ばかチルノ、いいことしてあげる」
「もうやめてよぉ……いたいよぉ」
リグルとルーミアと橙がチルノのパンツに石を詰め始めた。
必死で抵抗するものの、一人に三人。力も含めて敵うわけもない。
あっという間にチルノの下着は一回りも二回りも大きくなった。
「えぐえぐ。いたいよぉ!」
「そのまま家に帰れば? あはは」
動くたびに無数の石の角がやわらかい太ももにめり込んでいくので、いつまで経ってもチルノは泣き止まなかった。
それどころか、うっすらと縞パンに紅い染みが滲んでいる。
紅い染み。
それを見た途端、3人の空気が変わった。
「えっ、な、なに……?」
「やだ、うそ、これって……」
「藍しゃまぁぁ……」
バカチルノもその様子の変化に気づいた。
そして、言った。
「あたいってばサイキョーね。せーりっていうのよ?」
三人は馬鹿にひれ伏した。
なぜか。
それは、まだ3人のうちで初潮を迎えているものはいなかったからだ。
幻想郷において、月経を会得していない女はクズと呼ばれる傾向があった。と、けーね先生が言っていたのだ。
あのけーね先生の言うことである。3人が信じないはずもなし。
「みんなはまだなんでしょ? いいの? けーねせんせーにいいつけちゃおうっかな」
「そ、それだけは! やめて……」
かくして、チルノに3人の下僕が加わったのである。
FIN
この後チルノは、幻想郷料理研究家のレティの手によって、小豆と米と一緒に炊き込まれました。
蓋の鍋
- 作品情報
- 作品集:
- 10
- 投稿日時:
- 2010/01/11 16:45:24
- 更新日時:
- 2010/01/12 01:46:10
- 分類
- チルノ
- レティ
溶けたチルノで炊いた赤飯……美味そうだ。
この傾向を作ったのは誰だぁ!