Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『咲夜さんのスーパー家族計画!!!【最終回☆】』 作者: だにお
『咲夜さんのスーパー家族計画!!!【2つめ☆】』のつづきだよ!前を見てないとわかんないよ、たぶん!
ドドン!!!←かっくいい効果音
ここは紅魔館。
壁や床、小物や、大物に至るまで深紅に染め上げられた、豪華絢爛たる装いです。
その、紅魔館の一室。
紅魔館の中で、ほぼ唯一紅が無い部屋。
白い壁に、レースのカーテンがゆらぐ、館全体の内装から考えると信じられないほどにクリーンな部屋です。
ここは紅魔館のメイド長、十六夜咲夜さん(以下、『いっちゃん』)の部屋なのです。
この質素な部屋に一つだけあるベッドの上で、今この時、一つの新しい生命が誕生しようとしていました。
いっちゃんです。いっちゃんが、子供を出産しようとしているのです。破水してます。陣痛きてます。
「あー来る来るー、あー来た来た」
でも流石いっちゃん!産み慣れてるから全っ然苦にもしません。涼しい顔で、
「ほっ」スック
なんとベッドの上に立ち上がり、ウンコ座りになりました。そして、白く柔らかい妊婦用の布地に身を包んだいっちゃんが、おもむろに下半身の布を捲り上げます。
「ふっ・・・ウーン・・・!!」
ブリブリッ・・・ムリュ・・・
その体勢のまま、まるでウ〇コをひり出すように力み始めます。
「ウ・・・うう・・・」
「ふんっ!!!」
ブリブリブリュッ!グリュッ、ムリムリッ、ボトリ!!!
『ほんぎゃああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』
「あー出た出た」
便秘あがりで久しぶりに〇ンコしたみたいな爽快な顔をして、いっちゃんは産まれた子供を抱き上げました。
だって、いっちゃん百人以上子供産んでるから、陣痛も慣れたし出産もスムーズ!慣れって怖いね!
産まれた子は、幻想郷らしく、当然女の子です。
でも、この子供は、咲夜さんとは似ても似つかない、何となく醜悪な、きもい顔つき。
おまけにその髪は、産毛の銀の地に、金色がネオンサインのように波打って発光し、もはや人間の物とは思えない色合いです。
そう、赤ん坊の髪は、生きているイカの表皮のごとく変色を繰り返し(ちなみにコウイカ式です)、見ただけで発狂しかねないクリーチャーヘアーを形成していました。
おまけに、この上なく醜悪な笑い声を上げています。
『ほんぎゃ、ほんぎゃwwwぎゃひっぎゃひひっほんぎゃヒハッハハハハハwwwハーッハッハッハッハッハッハッwwww』
「あら・・・意外とかぁいい」
いっちゃんは、前回魔理沙に孕ませられてから、ひどい精神的なショックで寝込んじゃいました。
そう、今回産んだのは魔理沙の子だったのです。
で、寝込んだついでに、時間を止めて産んでしまおうと思った訳です。スッゴく合理的!!!
「そうだ・・・名前決めよ」
いっちゃん、これだけ子を産むともう名前もネタ切れしてきてます。最近は、大分適当になってきております。
「魔理沙と咲夜の子供・・・マリサ+サクヤ・・・
・・・『マリヤ』!!!
『十六夜マリヤ』!!!ハイ決定ーっ!!!」
『ほんぎゃwほんぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっwww』
こうして、後に幻想郷を動かしてしまう妖怪が誕生してしまったのでした。
・
・
・
・
・
〜香霖堂〜
ここは古道具屋、香霖堂。
到底使い物にならんものを売る気無しで陳列し、売るにもクソみたいな高額をつける、ゴミみたいなお店です。
ゴロンゴロン
ドアのベルの音が鳴りました。お客がやってきたのでしょう。
『パルパル(こんにちは)』
椅子に座り、午後の紅茶を愉しんでいた店主がチラリと目を向けます。そこにいたのは少女です。
モダンな古道具屋の噂を聞き付け、地霊殿からぱるぱるやって来た、水橋パルスィでございます。
『ウホッ、いい少女』
店主の目の色が変わります。
店主のこーりんは、少女に目が無いのです。
『おっ・・・お嬢ちゃん・・・ま、ま〇こ、何色?』
普通こういう状況ならパンツの色を聞くところですが、その“中身”の色を聞いてきました。
さすが、こーりんです。カリスマです。変態です。
『パルパル(ひみつ)』
『ハァハァ・・・すごいよ・・・お嬢ちゃんのま〇こは秘密色・・・ハァハァシコシコ・・・』
さっすがこーりん、もうしごいております。
『パルパル(ごっつきめぇ)』
『お、お嬢ちゃあん・・・かわいい洋服だねぇ・・・ハァハァ・・・』
こーりん、立ち上がってじりじりとパルスィににじり寄ります。そそり立つイチモツは、もうとっくに解放され、天に向かってそびえておりました。
『ぱ、ぱる!ぱる!パルパル!(ひ、ひでぇ!臭いひでぇ!!!)』
『お兄さん興奮しちゃうよ^^』
あわや、こーりんはパルスィに躍りかかり、あっという間に服を破いて犯してしまいました。
『パルパルア゛ッー!!!(ア゛ッー!)』
『お兄さん興奮しちゃうよ^^』
『パルパル!(中はらめぇ!)』
『うっ!』
ドピュピュ
『ぱ、ぱる・・・(そ、そんな・・・)』
『お兄さん興奮しちゃったよ^^』
と、こーりんが欲望をパルスィの中にぶちまけてしまったその時!
ゴロンゴロン
ドアのベルが鳴りました。ドアが開いたのです。同時に、一人の少女が店に入ってきました。
《カ、カカカ・・・》
人ならざる、筋骨隆々たる姿。ネオンサインのように波立つ金と銀のヘアカラー。
《コココ・・・カカカ・・・キキキ・・・》
そう、この少女はあの時の子供です。いっちゃんと魔理沙の子供、『十六夜マリヤ』です!おっきくなったね!!!
いっちゃんの能力を受け、一人前の少女に育て上げられたマリヤ。いっちゃんによって教育され、魔理沙を仕留めるためだけに鍛え上げられました。
それもこれも、全ていっちゃんの、自分を犯した魔理沙への復讐からなるものでした。
ただ、マリヤは、魔法によって生成された男性器から生まれてしまったので、なんともマジックなクリーチャーとして育ってしまったのです。
強力な四肢、強烈なオーラ・・・その代償か、マリヤの知能は上野公園の鳩程度なのです。
ただ、母親のいっちゃんの言うことだけを忠実に成し遂げる、母親思いの殺人クリーチャーなのです。
―――マリヤ、あなたは『魔理沙』という金髪を殺さなくてはいけないわ。何故なら、あなたの(ここから先はマリヤの知能では覚えてない)―――
それが、今回のお母さんの命令でした。『金髪を殺せ』と、マリヤの脳はそれを記憶してしまいました。
《ガアアア!!!》
目の前にいる、金髪の少女。
マリヤは、それがメインターゲットの魔理沙ではないことを知ってか知らずか、とにかくパルスィに目にも留まらぬスピードで襲い掛かりました。
ガシャアアン!!!
『ぱるp』
マリヤの巨体が香霖堂の陳列物をことごとく轢き潰し、パルスィの小さな身体は、筋骨隆々たるその右腕に捕らえられてしまいました。
『パアアアアアアアアアアアアアア!!!パルアあああああああああああアアアアアアアアアアアアア!!!』
マリヤのオーラは、ただの人間ならば視界に入っただけで発狂するほど。そのマリヤに直接掴まれている恐怖のあまり、パルスィは絶叫してしまいました。
そしてそれが、マリヤの子供らしい純粋な嗜虐心をくすぐります。こう言うところ、お父さんに似ていますね☆
《アアアアアアアアアアアアアア!!!》
ガギッ、バグッ、ゴキッ、ドカッ、ヌギュ、フニュ、ア゙ッー、ドギャーッ・・・
狂ったように、パルスィの体を床に押し付け両腕で殴りつけます。デンプシー戦法です。
あのラ〇ジャンと同じモーションです(分からない人は『ラージャン 萃香』で検索)。
ちなみに、三撃目でパルスィは息絶えました。わかんないのもご愛敬ですよ!!
《アアアアアアアアアアアアアア!!!》
ボキボキバキバキャボギィ
パルスィの死骸を持ち上げ、ボロ雑巾を絞るように、文字通り絞り上げ、くしゃくしゃに丸めてしまいました。
『お、お嬢ちゃん・・・お兄さん興奮しちゃうよ^^』
さすがこーりん、相手は選びません。少女ならなんだっていいんです。
《コッフ、コッフ・・・ゴミバコ、ドコデスカ・・・》
『アァここだよ』
《アリガd》ガタン
マリヤは、メイドさんの娘なので意外とマナーや作法にはうるさいのです。きちんと丸めたパルスィをごみ箱に捨て、床の掃除をして陳列物を並べ直しておきました。
《オジャマシマシタ・・・》
マリヤが、さも普通の客のように店を後にしようとした時。
去り際、最後にこーりんが、その口を開きました。
『おっ・・・お嬢ちゃん・・・ま、ま〇こ、何色?』
・
・
・
・
・
〜その頃、紅魔館〜
『う゛っ・・・☆う゛っ!うっ☆う〜っ〜☆うっうひっ・・・☆うっ!ウ゛ッー!!!うっ!うっ☆』
レミリアお嬢様の発作はまだ続いております。部屋の真ん中でぐるぐると回っております。どう見てもご病気です。
ドスッ
『ウ゛ッー!!!』
ドサッ
突然、レミリアは、銀のナイフに心臓を貫かれ、昏倒してしまいました。
『ゴッフ、ゴッフ』
お嬢様は、ダウンしたサイレ〇トヒルのクリーチャーよろしく、陸に打ち上げられた魚の様に跳ね回り、全身で死にかけを表現しております。
そこに、天井をブチ破って颯爽と我らがいっちゃんが現れました。
「レミリア死ねや!!!」
ドギャッ
『カハァ!!!』ビクンビクン
そう言い放つと、いっちゃんはレミリアお嬢様を、〇ボタンを入力して踏み付けてトドメをさしました。
そう!これは暗殺!暗殺なのです!!!
「暗殺ン゙ギモ゙ヂイ゙イ゙!!!」
喜びに身を震わせるいっちゃん。そう、今回のいっちゃんの家族計画においては、一番の邪魔はお嬢様だったのです。
「ぎゃはははは!レミリアは死んだ!!!これでこの紅魔館の財産は私のもの!
これで紅魔館よりもっとすげぇ豪邸を買って・・・私は子供達とモダンな幻想ライフを送るのだ!!!
そして最後には・・・あの八雲紫も私の手の中に納め!この十六夜一家による幻想統治が始まるのだあああああ!!!!!!!!!」
いっちゃん、興奮して企みを口に出してしまいました。
『そう?じゃあ私も暗殺ごっこをしようかしら』
いっちゃんの笑顔が凍りつきます。・・・悪役にとって、もっとも邪悪な声・・・博麗の巫女が、十六夜一家の異変を感じてやって来たのです。
『異常な人口増加、紅魔館の妖怪の失踪・・・みんな、あんたが仕組んだことなのね?』
「い、いやっ・・・それは」
『卑猥な妖怪には死を!☆夢☆想☆封☆印☆!!!』
「ア゛ッー!!!」
ツボーン
いっちゃん死にます
「ど・・・どうして・・・私・・・大家族で暮らすのが夢だったのに・・・」ガクッ
『それが悪いっつってんだろ』
いっちゃんを蹴ってとどめを刺します。実は霊夢さん、卑猥な妖怪が宇宙一嫌いなの。例えばゆかりんとかゆかりんとかババアとかムラサキとか
かくして、いっちゃんの企みは阻止されました。
が、幻想郷には大量の十六夜家の娘&息子が残されました。性欲が強いので、まだまだ人口は増加していくことでしょう。
数日が経ちました。
マリヤは、『金髪を殺せ』という命令を忠実に守りつづけ、アリマリ、ヤマメ、☆遊戯☆、諏訪子、秋姉妹、星、聖(ちょっとでも金)、フラン、ルーミア、ルナサ、ルナチャ、メディスン、萃香などをことごとく捩じ伏せ、惨殺。
八雲紫も当然殺害しました。
ゆかりんがいなければ、幻想郷は形を維持できません。大事件です。
こうして、マリヤの手によって、幻想郷は崩壊しました。でも何だかんだで不屈のババアは根性で三途の川から現世に帰ってきてしまいました。
今回の事件で、人妖問わず沢山死にました。三途の川は今日も大盛況です!!!
お し ま い ☆
・
・
・
♪BGM「無何有の郷 〜 Deep Mountain」
〜後日〜
霊夢、そしてみんなの早苗さん(笑)のおかげで、幻想郷の平和は保たれました。
でも、マリヤは忠実に金髪狩りを続けました。
今では、目立つ金髪はほぼ絶滅してしまいました。お母さんももういません。
春になり、春告精がやって来ると、金髪狩りの命令を覚えていたマリヤに何度も惨殺されました。
いつしか、幻想郷は春をスルーして夏になるようになりました。秋姉妹も殺されたので、今の幻想郷の季節は夏と冬だけのループです。
夏が終わると、冬。こうして、季節は三回めぐりました。
・
・
・
〜紅魔館〜
『弟子が出来るなんて、あたいったらさいきょーね!』
チルノがない胸を張ります。マリヤは、チルノの能力に惹かれて弟子入りしたのでした。
《センセイ・・・カエルノコオラセカタガワカラナイヨ・・・》
『何言ってんの?簡単じゃない!ほら』カチーン
《ワ、ワカラナイ・・・コウシテ・・・アッ》
グシャッビチビチ
『お嬢様ー、お茶のお時間です』
銀の髪のメイド隊が、遠くからマリヤを呼びます。いっちゃんの娘達です。
《ウィーッス、イマユクワ》
ドシンドシン←足音
『じゃあね!また明日ね!』
パタパタ←チルノが手を振る音
《バイバイ、チルノセンセイ!》
ブフォンブフォン←マリヤが手を振る音
マリヤは今、紅魔館のパワフル名物お嬢様として、沢山の家族や妖精達と、能力によって広げたお屋敷の中で愉快に暮らしているそうな。
《メイリン、パチュリー、キョウモイイテンキネ!!!》
ズズン←椅子に座る音
『そうアルね^^いい天気アルネ^^』
『ウヒャー☆アイアムパチュリー』
『パチュリー様^^お気を確かにアルヨ^^』
《グフッ・・・ギャハハハハハ!!!マイニチヘイワデタノシイネ!!!ギャハハハハハ!!!》
今のマリヤは、クリーチャーではありません。友達やメイド達に囲まれ、楽しく毎日を過ごす、妖怪の少女なのです。
そう!幻想郷はすべてを受け入れてくれたのでした・・・。
三日後、ゆかりんが心臓発作で倒れ、幻想郷は崩壊したという。
〜劇終〜
意欲に任せて妙なモノ書いてしまった。今は後悔している。お目汚し申し訳ない。意欲はあるのにネタがない。
だにお
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2010/01/13 10:05:59
更新日時:
2010/01/13 19:05:59
分類
無理やり三部作&急展開のうちに終了
いっちゃん