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『『逆』狼少女』 作者: 穀潰し
「あなたは食べてもいい人間?」
可愛らしい妖怪の少女は、そう言って人間を脅かしていました。
彼女にとっては本音半分、脅し半分の言葉でした。
しかし人間にとっては堪ったものではありません。
命からがら逃げ出した人間は、その事を里中に話しました。
「里の外には子供の姿をした人食い妖怪が出る」
それはある意味間違っていませんでした。
だって、その妖怪の少女は『昔』人間を食べていたのですから。
もちろん今はそんな事は滅多にしません。
食べるとしたら道に迷って野垂れ死んでいる人間ぐらいです。
もし生きている人間を襲って食べたりしたら、とても怖い博麗の巫女と、とても怖い里に住む半獣に討伐されてしまうからです。
少女は妖怪である以上新鮮な血肉を食べられないことに不満はありましたが、それでも討伐されるよりは良いと思っていました。
里の外にいて、せいぜい脅かす程度であれば、流石に殺されることはないだろう。
そう考えていたのです。
そんなある日、里に住む年老いた薬師の夫婦が殺されました。発見された時、彼らは少々の骨と肉片、そして地面一杯に広がる血のみとなっていました。
彼らは朝早くから薬草を探しに里の外へ出ていたのです。しかし夜遅くになっても帰ってこなかったので、心配した近隣の住民が半獣をつれて捜索し、発見したのでした。
最初は森に深く入りすぎてしまったことと、日が暮れてしまったことが原因だと思われました。
しかしその一週間後、また里の人間が襲われたのです。今度は2人の若い母子でした。
仲の良いこの親子は一緒にする散歩を日課としており、その日も何時も通り、里から少し出て街道をちょっと通ってそれから帰ってくる予定でした。
時悪く、里の守護者たる半獣は寺子屋の仕事にくれており、また日が出ている内には人は襲われないだろうと考えていたのです。
しかし、結果として母親は無惨に殺され、逃げてきた子供も瀕死の重傷を負っていました。
子供はその日の晩悪夢に魘されながら息を引き取りました。
この惨劇に、里の人間達はとても怯えました。中には守護者たる半獣に詰め寄る人間も居た程です。
彼らは考えました。
「すぐさま巫女に頼んで討伐してもらうべきだ」
「妖怪の仕業か、ましてやどの妖怪かも判らないのに下手な行動は出来ない。関係ないモノを討伐すれば、意趣返しを喰らうかもしれない」
侃々諤々の話し合いの結果「出来るだけ里の外に出ない」という結論に辿り着くしかありませんでした。
つまり里からでなければ襲われることもないと考えたのです。
しかし、不幸は続く物でした。
数日後、ある家族の子供が高熱を出して寝込んでしまったのです。
里の薬師は殺され、半獣の知識も間に合わせ程度にしかなりません。日に日に衰弱していく子供を前に、父親は決心しました。
「竹林に住む医者を呼んでくる」
この言葉に半獣を始め反対の声が飛び出します。
「まだ薬師夫婦や親子を襲った生物が彷徨いているかも知れない。危険すぎる」
しかし父親は首を縦に振りませんでした。
「目の前で子供が弱っていく姿を見せつけられて、どうしてじっとしていられるか」
そういうと一目散に飛び出していきました。
慌てて後を追おうとした半獣を他の村人達が引き留めました。
彼女が居なくなれば里の結界は弱まります。もしかしたら生物はそれを狙っているのではないかと。
その言葉に、小さくなっていく父親の背中を見ながら半獣は唇を噛むしか有りませんでした。
一週間後、竹林の診療所に住む薬師が里を訪れました。
しかし、彼女が訪れる三日前に、子供は高熱に魘されながら死んでいたのです。
どうして間に合わなかったのか、貴女が来たと言うことは彼は診療所へ辿り着いた筈だ。
普段冷静な半獣もこの時ばかりは頭に血を上らせました。
その言葉に薬師は、血まみれの布きれを突き付けてこう言いました。
「落ちていた場所は街道と竹林の境目。血が続いていたから街道上で襲われ、どうにか竹林まで辿り着いた。でもそこで捕まってしまった……私は医者よ。でも死んだ人間、ましてや身体も残っていない生物を生き返らせることは出来ないわ」
伏し目がちに言った彼女はその言葉にどんな意味を込めたのでしょうか。
その言葉を聞いた母親は、その場に崩れ落ちてしまいました。そして次の日には自分で喉を掻き切り、命を絶ってしまったのです。
悲しみに暮れる人間の里。
しかし、幸か不幸か街道で襲われた『彼』が教えてくれました。
里を飛び出した人間は襲われた。しかし、診療所から歩いてきた薬師は襲われなかった。
つまり、この事態を引き起こしているのは凶暴な動物などではなく妖怪、しかも相手と自分の力量を把握できるというある程度知能がある奴だということを。
「博麗の巫女に頼むべきだ」
誰かがそう言いました。
半獣は直ぐさま博麗神社へと飛びました。そして事の顛末を話し、巫女へ協力を要請しました。
しかし巫女の答えは彼女の予想外のモノでした。
「里の外に出た人間は襲われても文句は言えない。里の中は『人間の住む範囲』だから。でも里の外は『妖怪の住む範囲』だから手を出しても文句は言われない。どんな動物だって、縄張りに侵入者がいれば排除するわ」
御茶を啜りながら平然と言い放つ巫女を見て、半獣は呆気に取られました。つまり今回の事件は妖怪に非がないから動くわけには行かない。そう言っているのです。
博麗の巫女は幻想郷の全ての生物に対して平等です。
それはつまり全ての生物に対して、興味がない、と言うことなのです。
「里に手を出してきたら言いなさい。すぐにぶちのめしてあげるから」
巫女の言葉を最後まで聞かず、半獣は神社を後にしました。
里の人間を愛する彼女にとって、巫女の言葉は見捨てると言っているように聞こえたのです。
意気消沈しながら里に帰った半獣を待っていたのは、なにやら見慣れない道具を手にした多数の男達でした。
彼らは言いました。
「河童に作って貰った」
半獣は驚きました。
彼らの目がとても冷めていたこともありますが、河童の住む妖怪の山は、人間の里からかなり離れています。
そこまでどうやって無事に辿り着いたのか。
「どうやら多人数相手では襲ってこないようだ」
彼らは十人ほどのグループを作って妖怪の山へと押し掛けたのでした。これはつまり人間を襲っている妖怪は単独、もしくは少数という事が判りました。また年寄りや女性や子供、そして男でも単独の時しか襲わないことから、それほど腕力に長けているわけでもないと考えたのです。
さて、山へと辿り着いた彼らは哨戒役の白狼天狗と一悶着あったようですが、人間達の1人が「烏天狗が出てこないのは翼をもがれた所為か?」と尋ねると、途端に道を譲ったというのです。
結果として彼らは河童に会い、武器とも言える物を作ってもらいました。河童も鬼気迫る彼らの迫力と「危険を冒してまで来てくれた盟友の頼みなら」と快く引き受けたというのです。
彼らはその道具を手にすると、グループに分かれて里の外へと向かいました。慌てて引き留める半獣に、リーダー格の男が言います。
「上白沢殿は里の警護を頼む。我々に何か有れば、護れるのは貴女しか居ない」
そう言う彼らの目はとてもとても冷静でした。彼らは理解しているのです。
自分達がこれから行うことを。
その結果を。
「見当は付いている。無駄な殺生はしないから問題はない」
「あいつだ。あいつがやったに決まっている」
「今考えればわかる。あの言葉は狙っていると言っているようなものだった」
半獣以外誰も止めませんでした。
止められなかったのです。
宵闇の妖怪である少女は今日も友達の氷精や虫の王、夜雀と遊んでいました。
彼女達の話題は「どれだけ蛙を凍らせた」だの「どれだけ人間を惑わせた」だの「どれだけ脅かした」だの、それはそれは微笑ましい物でした。
彼女達全員理解していたのです。下手に人間に手を出せば、後々痛いしっぺ返しを喰らうことを。
でも。
それは、彼女達『だけ』の考えで。
人間にとっては『妖怪に襲われた』ことには替わりが無くて。
そして運の悪いことに彼女達は『昔』人間を食べたことがあって。
ガァンッ!!
と聞き覚えのない音がしました。
同時に夜雀の顎から上がザクロのように弾け飛びました。
白い骨片と、赤い血と、灰色とピンクの混じった脳味噌が飛び散り、その上に彼女のお気に入りであった帽子ががフサリと被さります。
宵闇の少女には最初何が起きたのか判りませんでした。勿論周りにいた少女達も同じです。
ビクビクと身体を痙攣させながら、吹き飛んだ部分から壊れた噴水のように血液を引き出す夜雀を見て、ようやく少女達は事態を把握しました。
だって夜雀の無くなった部分から見えるのは、『昔』自分達がよく食べていたモノなのですから。
そして理解したのです。
『こうなった』生物はもはや生きていないと。
「み、みすちー……?」
1人理解できない氷精が未だ痙攣する物言わぬ夜雀に声を掛けました。彼女には判っていないのでしょう。夜雀の頭から零れたモノをかき集め元の場所に戻そうとしています。
「……みすちーったら駄目じゃん。こんなに散らかしちゃって。ちゃんと片づけないと大ちゃんに怒られるよ?」
かき集めてかき集めて押し付けて。押し付ける端からこぼれ落ちて。それをかき集めてかき集めてまた押し付けて。そしてこぼれ落ちて。
氷の妖精である彼女には『死』の概念が理解できなかったのでしょう。しかし異常とも言える行動を、残り2人の少女は止めませんでした。
いいえ、彼女達が止める前に、今度は氷精が吹き飛んだのです。
仰向けに倒れた氷精はポカンとした顔をして、何が起きたのか判っていない様子でした。
彼女の目には前半分が吹き飛び、肋骨やその奥が見えている自分の胸が映っていました。それがどんな状況かを示しているのを理解する前に、氷精はゴボゴボと血の塊を吐き出すと、ガクンと事切れてしまいました。
彼女の身体が風化するのを目にした残り2人はその場を飛び退きました。
しかし、虫の王たる少女は一歩遅かったのです。
脚を吹き飛ばされ体勢を崩した少女の身体が、次々と吹き飛びます。頭の触覚が、昆虫の羽のようなマントを付けている背中が、とても痛い蹴りを放つ健康的な脚が、まるで虫食いにあった紙のように穴だらけになりました。
彼女は半分吹き飛んだ顔を宵闇の少女に向けると微かに口を動かしました。
その言葉の意味を理解した瞬間、宵闇の少女は走り出しました。背後から聞こえる轟音に震えながら、近くの森へと逃げ込みました。
荒い息づかいが聞こえます。何処をどう走ったのか、今自分が居る場所が何処なのか、宵闇の少女は判断できませんでした。
可愛らしかったワンピースは何処に引っかけたのか所々が破れ、泥にまみれていました。
やがて少女は大きな木の幹に背を預けると、そのままズルズルと座り込みました。
その身体は小さくカタカタと震えています。
彼女の脳裏にははっきりと焼き付いているのです。
目の前で友人達が物言わぬ肉塊になった光景が。
頭を抱えこみ、大きく見開いた瞳には涙を浮かべ、身体全体を震わせながら少女は耳を澄まします。
「何処だ」
「逃がすな」
「友人の仇だ」
「殺せ」
「殺せ」
何処まで逃げてもその声は追ってきました。木の陰に隠れた少女は必至で息を押し殺し、その声達が過ぎ去るのを待っています。
ガサガサと落ち葉を踏み締める音。
自分同様荒い息づかい。
そして呪詛のような声。
今まで感じたことのない「悪意」を全身で受け止めながら、それでも少女は動きません。
今動くことは出来ない。
動けない。
動いたら、とても、とても、怖いことになる。
やがて声が遠ざかります。
僅かに安堵した少女は逃げる為ゆっくりと動き出しました。
でも、現実は非情でした。
意識しても止めることの出来ない全身の震え。ちょっとした震えが今まで止まっていた身体を過敏に反応させ、少女の考え以上の動きを起こしてしまったのです。
パキリッと乾いた音。
続いて全身の血の気が引く音。
それを知覚して数瞬後には、少女は勢いよく飛び出し走り出していました。
「殺せ!!」
それだけでした。その声と主に轟音が響き、周りの木や石が弾け飛びます。恐怖に駆られた少女は、思わず自身の背後に弾幕を展開しました。
何時も友達としていた「弾幕ごっこ」とは違う本物の弾幕。
殆どが木や植物に防がれましたが、それでも何発かは人間へと命中します。
先程少女達に起こったことと同じ事が、今度は人間に起こりました。
頭を吹き飛ばされ、腕を引きちぎられ、腹に風穴を明けられ、たちまち森は阿鼻叫喚の地獄絵図となりました。
逃げる少女と追う人間達。背後に向かってやたら滅多らに撃つ弾幕と、人間の放つ道具。
周囲の植物を根刮ぎ吹き飛ばす鬼ごっこは、始まった時同様、唐突に終わりました。
背後から聞こていた筈の轟音が消えていることに気が付いた少女が、その足を止めます。
そこには体中を引き千切られ、吹き飛ばされ、バラバラにされた人間達が転がっていました。
辺りには血の臭いとクソの臭いが充満しています。
「……はぁ……」
その臭いに少女は背筋を震わせました。
そうです。いくら『今』は人間を食べていないとは言え、その味を忘れたわけではありません。
知らず知らずのうちに散らばる肉片へと近づいた少女は、その内の1つに手を伸ばしました。
ぬちゃり、と血の糸を曳いたそれを震えながら持ち上げ、そっと舌で舐めてみます。
「………あは」
その味を知覚した瞬間、漏れたのは嬉しそうな声でした。
そして少女は肉片に齧り付きました。
口の周りを真っ赤に染め、胸の悪くなるような音をさせながら、口内の肉片を咀嚼します。
随分と長い間味わっていなかったその「味」に少女は次第に魅了されました。
もっと食べたい。
もっと味わいたい。
そう言って辺りに転がっている肉片に手を伸ばしました。
ボキリゴリゴリグチャムチャクチャジュルジュル。
少女は肉を噛み、血を啜り、骨をしゃぶります。
少女は久方ぶりの「ご馳走」に夢中になりました。
だから気が付きませんでした。
自分の頭が吹き飛んだことに。
その後襲ってきた攻撃によって、自身も辺りに散らばる肉片の一部となったことに。
帰ってきた男達に、半獣は何も言いませんでした。
彼らが何を殺してきたか解りませんが、彼らの目を見れば判ったのです。
深淵を覗き込んだ彼らは、総じて深遠に覗き込まれてしまったのでした。
数日後。
人間の里を人形遣いの少女が訪れました。
彼女は定期的に里へ人形劇をしに訪れています。
今回もその話だったのでしょう。
半獣や知識者と話を纏め、少し休んでいた少女は、お茶請けにある話を持ち出しました。
彼女は言うのです。
今日身の程を知らない妖怪に襲われた、と。
その言葉に半獣と知識者は見もしない妖怪を哀れに思いました。
人形遣いの少女は、可憐な外見とは裏腹に低級の妖怪なら一山幾らで相手に出来る程の強者なのです。
それを感じさせないのは、彼女が普段から意識して力を抑えているからであり。
おおかた少女を襲った妖怪は、彼女が力を抑えていることを知らず、か弱い人間だと勘違いしたのでしょう。
半獣は尋ねました。
「それでどうしたのだ?」
少女は肩を竦めました。
「そいつ弾幕ごっこじゃこりなかったみたいで。付け狙われるのも面倒だし吹き飛ばしておいたわ。街道がちょっと焦げたけれど、問題はないでしょう」
そういって静かに御茶を啜りました。
彼女達は気が付かないでしょう。
その吹き飛ばされた妖怪が、数週間前まで里を騒がしていた原因だったことに。
むしろ気が付かない方が。
幸せなのではないでしょうか。
「ある少年は常日頃から『狼が出た』と村の人を驚かしていました。最初の頃は驚いていた村人も、何度も繰り返される内に次第に嘘だと判るようになりました。ある日、本当に狼が出たとき、少年は『狼が出た』といって村人に助けを求めました。しかし村人は『また嘘か』と相手にしませんでした。必至に助けを求める少年を見ても手助けはしませんでした。結局、少年は大切な羊を全て食べられてしまったのです」
「……何の話だい?」
「外の世界の読み物でね。『狼少年』っていうらしいわ。なかなか深い物語じゃなくて?」
「単純かつ明快で気に入ったね。その……狼少年だっけ? そりゃそいつの自業自得だろう。嘘から出た真ってのはよくいったもんだ」
「普段から人を脅かしていれば、それがたとえ自分では嘘のつもりでも、相手から見れば本当になる。普段から『食べられるの?』なんて聞いていれば、常時襲って食べていると思われても仕方がないでしょう」
「にしても、河童も妙な道具を人間に渡したもんだ。というか河童の所まで導いたのあんただろう? 人間に化けて紛れ込んで。あんたの一言を聞いた白狼天狗の顔を見たかい? 見物だったね」
「あら、私は全てを平等に、よ。それより、人間が力を付けるのが怖い?」
「まさか。あらゆる『人』が畏れてこその鬼だよ? それが逆に畏れるなんて笑い話にもなりゃしない。それよりあの妖怪達はよかったのかい? 巻き込まれたような物だろう?」
「……妖怪は古来より人間の畏れが生み出した物よ。正体の分からない闇を畏れ、風の音を歌声と勘違いし、身体を這い回る虫を過敏に畏れた。その意識の集合体が彼女達だったのよ。妖精は……言うまでもないわね」
「ってことは?」
「人間が存在する以上、妖怪も消えることはないわ。………あら、これじゃまるで人間が私達の親みたいね?」
「この世界じゃ潰したらみんな紅い汁が出るんだ。人間と妖怪の境目は一体何処だろうね? 境界を操るあんたにはわからないのかい?」
「それを知ってしまったら、私は私ではなくなるわよ」
こんにちは、筆者の穀潰しです。
まずは、ここまでお読み頂き有り難うございます。
表現不足の為判りづらかった方の為に。
狼少年役がルーミア、羊役がチルノ、ミスティア、リグルです。村人役はそのまま村人達ですね。
実はこの後、リグルを殺されたことに怒った虫たちが里に殴り込む予定だったのですが……それやると終わっちゃいますので削除です。
にしても相変わらずゆかりんが全部言ってる。
彼女の言うことが作中内で伝わる文が書けるよう精進したいですね。
では、失礼いたします。
穀潰し
- 作品情報
- 作品集:
- 10
- 投稿日時:
- 2010/01/23 08:03:39
- 更新日時:
- 2011/09/26 09:59:39
- 分類
- ルーミア
- その他
- 自業自得シリーズ
しかしながら、小綺麗に纏まった展開はお見事です。すっきりした短編ですね
で、文は羽をもがれたのかな?
それにしても作者さんは「東方ならでは」が上手い気がする。
それは嬉しい批判です。
確かに読み直してみますと今回の紫は少々説明的ですね。
>2
有り難うございます。とは言え、やはり紫は蛇足でしたか。
つまり用済みと言うことですねわかりました。
因みに羽をもがれた文に関しましては、手前味噌ながら『身から出た錆』をお読み下さい。
>3
本文のみで伝わったのでしたら、それは嬉しい誤算です。
そして「東方ならでは」とは最上級の誉め言葉、有り難うございます。
あと里の人間強いなw
明らかに人間の姿とはかけ離れた化け物なら熊や野犬と同類にできるけど…
さて、ゆかりんの説明に従えば、里の人間が闇や夜風や蟲を畏れる限りは、ルーミア達が復活する目もありそうですな・・・妖精みたく。記憶や性格、容姿が受け継がれるかは設定次第でしょうが。
しかしにとり達の造った銃(らしきもの)を持った今、果たして以前のように畏れるかは・・・・・・
幻想郷が外の世界と同じ様になったら、幻想郷からも忘れられた妖怪達は何処へ行くんでしょうね。
少なくとも、俺がガキのころに読んだ絵本じゃそうだった。
互いに憎しみ合い殺し合う世界の行きつく果ては……
さて、楽しみです。
>6
見た目子供を殺しているような物ですからね。
狂っていなければ出来ません。
>7
1つの歯車が狂うと全体に影響が出ますから。
>8
嬉しいお言葉、有り難うございます。
にとりも自分の首を絞めるとも知れずに、よく作った物です。
>9
そこの所kwskお願いします。
>10
マジで?
って調べら結構結末があるようですね。自分の場合羊のみでした。
>11
見ろ! 人がゴミのようだ!
単に某ライトノベルで顔についた肉片口に運んで「あは」と笑ってたキャラが居たの思い出しただけなんであんまり気にしないでくれ。東方関係ないし。