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『魔理沙がアリスに拷問されて自殺する話』 作者: 名前がありません号
今日こそは、アリスの堪忍袋の緒が切れた。
今回の魔法実験には、どうしても魔理沙の協力が必要で、
そのためのグリモワールも提供した直後だった。
突然「用事を思い出した」と、グリモワールごと何処かへ飛んでいってしまった。
当然、グリモワールは魔理沙の手の中だ。
油断していた。家に上がらせれば、そうそう帰さない自信があったのだが。
「許しがたいわね……」
仮に用事が本当だったとしても、別件を取り付けていたという事だ。
移り気なのもここまで来れば、害悪以外の何者でもない。
かわいさよりも憎さの方が際立ってくる。
特にあのグリモワールの中には、まだ未読の物もあるのだ。
それだけの代償をこちらが払ったにも関わらず、それを見事に彼女は奪い去った。
これを許す事は到底出来ない。
アリスは、魔理沙の家へと向かった。
※ ※
その頃、魔理沙はと言うと、守矢神社に居た。
早苗の稽古の見返りに、奇跡の力の研究に協力することを取り付けた。
「稽古に付き合ってくれるのは助かりますけど、何故私なんでしょうか。霊夢さんとかでも良いのでは?」
「霊夢は強すぎて、参考にならないんだよ。早苗ぐらいが丁度いいのさ。色々とな」
「……何かとても下に見られているのが気に掛かりますけど、まぁいいです」
早苗の魔理沙に対する感情がマイナスになったところで、
ふと縁側の、魔理沙が放っているグリモワールに目をやった。
まだ新しく、手をつけられた様子が無い。
早苗も、ここ数年で魔理沙の素行については知っているので、
恐らくまた何処からか、盗んできたのだろう。
「いかに幻想郷が常識に囚われてはいけないとはいえ、人から物を盗むのは度が過ぎていると思います」
「そう言うなよ。私の趣味なんだ。それにあれだ、他人の物って欲しくなるだろ?」
「その気持ちは分からなくはありません。が、余りやりすぎると、痛い目に遭いますよ?」
「大丈夫、大丈夫。なんだかんだ言っても、みんな私には優しいのさ」
ヘラヘラ笑いながら、魔理沙は言う。
早苗は、この人には何も言っても聞かないんだろうな、と思ってそれ以上は何も言わなかった。
その後、しばらく早苗は魔理沙の研究に協力した。
奇跡の力の発現や、力の発生についてと、よく分からない言葉を魔理沙は並べる。
当の早苗には、よく分からない。いちいち、自分の能力をそんな風に研究された事がないからだ。
そして、しばしの休憩の後、魔理沙の研究は終わり、そのまま帰っていった。
早苗は、飛び去る魔理沙を見送ると、
神社の方から諏訪子がやってきた。
「あー、魔理沙がまた来てたんだね」
「あ、諏訪子様。はい、弾幕ごっこの稽古をつけてくれますので」
「その見返りに奇跡の研究ねぇ。何考えてるんだろ」
「さぁ、分かりませんが」
「まぁ、どうせ行き詰るか、飽きるだろうさ。魔理沙の性格を考えると」
「そうですかね。となると、また新しい稽古の相手が必要ですね」
「久々に私が稽古つけてあげようか?」
「それはまた、次の機会に」
へへへ、と諏訪子の笑みを見て、早苗は少しぞっとする。
いつもの笑みとは違う、何処か背筋が冷えるような笑み。
ただ、早苗は気付いていない。
諏訪子のその目は、早苗ではなく魔理沙に向いている事に。
※ ※
「ただいまー。といっても、誰もいないんだがな」
魔理沙は家に戻ると、グリモワールや資料と適当にポイと放り捨てる。
魔理沙自身は置いている積りなのだが、足の踏み場も無いほどの散らかりようでは説得力も無い。
整理整頓をする様子も無いので、より酷くなる一方であった。
「あー、奇跡の力を通じて何か生かせないかと思ったが、そう簡単にはいかないか」
様々な人妖達の弾幕などを真似してきたが、そのどれもがオリジナルに匹敵する出来とは程遠い物であった。
あげく方向性が変わって、本来の目的とずれてしまう始末。
今度こそはと、早苗の奇跡の力を研究して新しい魔法でも作ってみるかと意気込んだものの、
結局、早苗の弾幕の一つをラーニングして一つ、スペルカードを作った程度だ。
試し撃ちしたが、余りの出来に即廃棄が決定した。
「あー、もうだめだな。寝よう。寝れば、何か思いつくはずだ」
そういって、ベッドに飛び込んで布団を被って眠りにつく。
その瞬間を虎視眈々と狙っていた、アリス・マーガトロイドに気付く事無く。
※ ※
ぺしぺしと頬を叩かれる感触を感じて、目覚めると目の前にはアリスがいた。
身体を動かそうとするが、動かない。
椅子に座らされた状態で縛られているようだ。
おまけに魔法も使えない。
「お、お前、人んちに勝手に上がるなって教育されなかったのか?」
「貴方に言われたくないわね」
アリスは無表情で、魔理沙を見る。
その目は、家畜を見るような目つきだ。
「や、やめろよ、そんな目で私を見るな」
「自業自得よ。それだけのことを、貴方はやったのだもの」
「な、何のことゲハァ!」
言い切る前に、アリスが魔理沙の腹を蹴る。
何度も何度も蹴り続ける。
やがて、魔理沙の顔が青ざめ始めたところで蹴りをやめる。
次の瞬間、魔理沙は今日食べた食事を全て床に吐いた。
「汚いわね。汚物の極み。部屋も汚ければ貴方の腹の中も汚い事汚い事。少しは洗浄したら?」
「う、うるさい。誰だって、腹を蹴られたらこうなるに決まってるだろ」
「そうかしら。でも貴方以外に実験する相手はいないし、別にいいわ」
するとアリスは魔理沙の座っている椅子を持ち上げて、魔理沙の顔を床に押し付ける。
嘔吐物が頬にこびり付いてきて、その臭いと感触に魔理沙の顔はますます不快感でいっぱいになる。
「うげぇ、やめて、汚い、きたないよぉ」
「自分の吐いた物なんだから、自分できれいにするのは当然でしょ? 早くしないとまた蹴るわよ」
「わ、わかった、やるよ、やればいいんだろ!」
吐き捨てるように魔理沙が言うと、苦しそうな表情をして、嘔吐物をどうにか綺麗にしようとする。
しかし、舌で舐めるのも、肌に触れるのも嫌なもの。
言葉ではやると言ったものの、実際どうすればいいか、悩んでいた。
「早くしなさいよ。ああ、やり方がわからないのね。手伝ってあげるわ」
「え、な、何を! い、痛い! やめて、やめてよぉ!」
「こうやって、頬で擦れば綺麗になるわよ」
そういうと、魔理沙の頭を掴んで、乱暴に床に押し付けて擦る。
魔理沙の白い肌は、床に擦れて赤くなっていく。
そこに嘔吐物がひっついて、赤くなった肌にくっつき、それがひりひりとした痛みに変わる。
「あーあ。顔が汚くなっちゃったわね。次は髪で掃除しましょうね」
「え、い、いや! 髪は、髪はやめて!」
「口答えするんじゃないわよ。あんたの髪なんてどうでもいいのよ」
必死に懇願する魔理沙をよそに、アリスは魔理沙の帽子を脱がせると、
今度は頭のてっぺんで、嘔吐物を掃除させた。
強引にこすり付けられていき、艶のある金髪は嘔吐物に汚れ、かすれていく。
さらに強引にこすりつけられた事で、髪が抜けていく。
床が綺麗に掃除される頃には、魔理沙の顔と髪は嘔吐物で汚れていた。
※ ※
椅子にしばり上げられた魔理沙は、今度は後ろ手に組まされ縛られた後、
頭から水の入ったバケツの前に立たされていた。
「あんたの吐いた物で汚れたから、綺麗に洗ってあげるわ」
「洗うって……何する気だよ……」
「こうすんのよ」
そういって、アリスは魔理沙の頭を水の入ったバケツに突っ込んだ。
水に押し込められ、苦しそうにもがく魔理沙。
そして、窒息する直前で戻す。
魔理沙は必死に息を吸う。そしてまた、バケツに頭を突っ込まれる。
これを何度か繰り返すと、魔理沙の顔と髪にこびりついていた汚物は殆ど取れた。
魔理沙の顔はさらに酷くなった。
※ ※
「も、もうひゃめて、アリス。あひゃまるから、あひゃまるからぁ」
「嫌よ、貴方が本当に謝る気になるまで、やめないわ」
アリスの拷問は続いた。
今日は鞭を持ってきたアリスに、服を脱がされ、何度も何度も打たれ続けた。
肌は赤くはれ上がって、血が吹き出てもやめてくれなかった。
食事の時間になると、パンを無理矢理口の中に押し込まれた。
吐き出すと、腹を蹴られ、顔を殴られた。
歯が何本か落ちても、残った歯で噛みなさいと無理を言ってきた。
靴を舐めて綺麗にしなさいといわれ、靴を舐める。
わざと土や虫がついた靴でやってくる。
舐める事をやめると、頭を地面に押し付けられて、クズと罵られて踏まれた。
部屋の中では、殴る蹴るの暴行をされた。
椅子に縛り付けられ、焼印を押された。
尻穴には、バイブを仕込まれた。バイブ自体の太さと濡らしていなかった為に少し裂けた。
処女は、アリスの持ってきた人形を強引に押し込まれて破られた。
魔理沙はどうして私がこんな目に、と何度も思った。
※ ※
結局、アリスの気が晴れたのか、一週間足らずで魔理沙は解放された。
しかしこの一週間の間に、魔理沙の精神は擦り切れてしまっていた。
さらに魔理沙を打ちのめしたのは、誰一人として魔理沙を心配していなかった事だ。
たった一週間、居なくなるだけでこの始末だった。
魔理沙は人生に絶望して、自殺した。
当然、自殺をしたので、死後の世界では三途の川に落っことされて三途の川の主に食われてしまった。
一方、アリスは魔理沙が居なくなった事で、実験が進められなくなったのだが、まぁいいかとやめてしまった。
魔理沙が居なくなって、皆ハッピーになりましたとさ。
シンプルイズベストということで一つ。
ハッピーエンドな点は間違いじゃないよ。
※修正修正ィィッ! 指摘ありがとう
名前がありません号
作品情報
作品集:
11
投稿日時:
2010/02/03 17:58:28
更新日時:
2010/02/04 16:31:40
分類
ハッピーエンド
魔理沙
アリス
ゲロ
暴力
拷問
シンプル
しかし、いいぞもっとやって下さい、お願いします。
魔理沙は自業自得だから仕方ないですね
断罪ものでありながらあっさりしていて面白かったです
ゴミクズがああなるのは仕方ない
実にスカッとしました
シンプルイズベストなお話、とても良かったです
あと下から3行目の
「川の主を〜」の部分は「川の主に〜」ですかね?
しかしそんなわがままを通せる実力がないのも魔理沙
アリス的には何の問題もないわけで
>>4
>>5
>>8
死 ね や ゴ ミ め ら
魔理沙がいないと悲しむ奴だっているんだよ。
>>11
>>12
>>13
魔理沙自演乙
ゴミクズはゴミクズだろ何を今更ww
>「自業自得よ。それだけのことを、貴方はやったのだもの」
>「な、何のことゲハァ!」
ものすごいテンポのよさに吹いた
産廃は初めてか?力抜けよwwww