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『さぁはじまるうたげうたげ』 作者: アルマァ
三月の妖精、四月のにわか雨
五月の花盛りを恵む。
六日の晴れて、
安らかに。
氷と羽の、ベル・セッション。
聞いた声も見た姿、伝言板のクリップの
曲がった黄色で、目に余る
閃光一発、呆けたコけし。
羽のオマけの、アイスバーン。
そこのけそこのけ、背後の遺跡。
いつものキャッチは上の空、
蔑み、罅入り、咳き込んだ。
所詮は啓蒙、二酸化炭素。
スズラン咲いたよ、脳の中。
だらだら過ごす、時間など。
蛙にくれて、飛んでゆけ。
すぐさま走って、転がって。
大きな石ころキャノンボール、
当たって砕けて飛び散った。
星舞い闇散るこの世界。
最早この地を抜け出して、
救う手段も、当ても無い。
浅くて軽い、深くて暗い。
トンネル、ゲート、門抜けて。
微かに見えるは、無理矢理のコンクリート・ブリッジ。
捻じ込み、押し込み、引っ張り出す。
さあて残ルワ小手調べ
関節、缶詰、はさみでチョキチョキ。
煌めくポップの響くこと。
氷の騒いで、踏み潰し。
まるで宇宙のセレナーデ
心に体にはいずり回る
どうしようも心地良く
ばっさばっさとヤカましく、
ついでにノコギリ、ギイコギコ。
折れた。斬った。触った。跳ねた。
残った鷹は、逃げ出せず。
羽叩く翼は、ありもせず。
さあさあ始まる、アコースティック。
ステキなスてきナ、2奏界。
冷たい氷に、歯をあてがい、
惨劇見学、タンバリン。
合いの手、オーボエ、当事者
嗤う。
残飯、アンパン、カレーパン。
どれも混ざれば同じこと。
とろとろシチューに似てもなく。
赤い果実が、遺るのみ。
アンリミテッドに刻まれた。
廻れ回る、命のライン
溶け出し流れテ、排水溝。
三角コーナー、捨て去りて。
ドロドロダラダラ、アディオス・アミーゴ。
サーカス開演、お祭り騒ぎ、縋る冷害、影は無し。
ベビーパウダー、流し込み。
ねりねりぱっぱと放り上げ、
逆さにしたら出来上がり。
今度はステキな、お肉ブリッヂ。
押し込み、捻じ込み、突き破り。
トマトと塩酸和えました。
塩酸サラダに菜箸突っ込み、掻き回し、ぐるぐルグるグる、幾星霜。
演奏会は、お休みで。
どうやら局長、おねむの様子。
やがて果てるは自然の掟、頭に生えた、黄色とサラダ。
採集、収穫、完成度高し。
今日も美味しく頂いた。
明日も不味く、捨て去ろう。
山越え谷越え、魚食べ。
常の掟に逆らいし
咎人この世へ堕とすべし
明日の時間もこれで修了、明後日去年はまた来週。
錯綜しては逆らって、螺旋を描いて急上昇。
深く激しく沈んだら、
弧を描いたジャンキー・ドッグ
三途を何度巡ったか。
虚なココろへ入り込む
強くあらず
優しくあらず
知も人の道も持たぬ
貴様の声も、計りえぬ。
呟く声も最早幻、
来るヒモくるひも繰り返し。
只々呟き、呪詛となり。
美味しいサラダを、腐らせて
た すけ て
ちるのちゃん
『やーだよっ』
どうも、お久しぶり・・・ではないデすね。多分。
今回大妖精を選んだ経緯として、
俺「なんか東方キャラ一人適当に言って」
友「大ちゃん」
という出来事がありまシた。ステキですね。
ちなみに大妖精をチョイスした彼も産廃へ投稿しテいます。
ノーヒントですが探しテミては。
自分で読み返しましたが、前回も然り、タグとラストが無いと誰だかわカラないですね・・・
精進します。
つーか天子SS書いてたはずなのにどうしてこうなった・・・・
>>1様
ありがとうございます。とても励みになります。
>>2様
ご期待に沿えていなかったでしょうか・・・次回は>>2様が言うところの「詩」ではないSSを予定しております。ご期待していただければ幸いです。
アルマァ
作品情報
作品集:
11
投稿日時:
2010/02/07 14:11:33
更新日時:
2010/02/10 14:02:36
分類
大妖精
この抽象画みたいな持ち味は素敵です。
略して、SSということなのだろうか。