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『紅魔館が燃えた』 作者: 七七
何で燃えたのとかそんな事はどうでもいい。
マジでどうでもいい。
とにかく、紅魔館は燃えたのである。
「ぬーすーんーだめーろんーをけーりーとっばす〜♪」
・・・ラ・・・メ・・ラ・・・
「んん?」
merameramera
「・・・?」
どこからか聞こえてくる音を気にせず、お嬢様は自室に入った。
ドゴォンッ!
「アフンッ!!!」
扉を開けた瞬間、炎がお嬢様を襲った!
「ウグッ、ぷ、ぷらんでぃー・・・所謂火災というやつn・・・はっ、
そんな事言ってる場合じゃない!咲夜ー!」
「はい何ですか、ん?燃えてる?」
「そ、そんな事言ってる場合じゃないわ!えっと・・・消火器は?」
「お嬢様が前「美術品を買うだけのお金が無い?なら要らない物を売りなさい!」と言って、
消火器を売らせましたが・・・」
「・・・ド○○モんを呼べェ!!!」
一瞬時が止まる。
その間にPA・・・すいませんマジサーセンハイ・・・瀟洒なメイド長は火元を特定した。
「火元はお嬢様の熱く煮えたぎるハートですわ♪さあ逃げましょう」
「え、意味わかんないんだけど・・ああうん」
スタタタタタタ
こうして二人は逃げ出した。
その頃、図書館でも火災が!
「おやつは?」
「ありません(食っちゃったなんて言えない・・)」
「え、毎週金曜日の15時はおやつを食べるハズなのに・・・」
「咲夜さんが用意してないみたいなんです・・・どこにもいなくて」
「・・・ブツブツ(アンダラピーヒャラドータラッターブーロッントー)・・・」
パチュリーは魔法を使い、小悪魔の心を読んだ。
「?(騙せたかな)」
「(こいつ、嘘ついてやがるな)あなた・・・食べたんじゃないでしょうね?」
「はァ?そんな分けないでしょう?何言ってるんですかマジかなぐり捨てますンよ?
私アリスパンチマシンで37564なんて普通に出しますからね?(やべぇやべぇ)」
「それならあなたの胃から腸まで切り裂いて確かめようかしら?」
「・・・マジすんません、許してください・・・」
「だ が 断 る」
「ひィィィ!!」
チュドォン!
パチュリーの火山が噴火した。
ホントにどうでもいいのだが、お嬢様と咲夜は図書館に行って知らせるのを忘れている。
そして5分後、図書館は火に包まれるのだがそんなことはどうでもいい。
その頃正門でも何かが燃えていた。
「隊長〜、なんか燃えてますね〜」
「ああ、そうね〜・・・ったく、またか・・・去年もこんなことがあったのに・・・」
「お嬢様って記憶力悪いですもんねぇ」
「ほんとほんと・・・さて、今年はどうするかな・・・消火器は8月にお嬢様が売ったし」
「いざという時の為にと暇潰しがてら皆で作ってた超強力水圧ポンプ「ソブレロ」がありますが」
「・・・それでいいわ」
「消防隊員の血が騒ぎますね!」
「消防隊員なんかじゃないわよ、私達は・・・毎年こんな事してりゃ仕方が無いかな」
「うし、それじゃ皆を集めてきま「火災と聞いて!」えっ」
「火災と聞いてきました!さっさと消火!さっさと消火!」
「火災は消火だぁ!!」
オーッ!!
門番どもの熱き魂が燃え出した。
その頃地下室でもやっぱり萌えていた。
「マリスァァァァzxjズイzッ!アフンアフンハァハァかあいいよぉおもちかりいしたぁあああああああああ!!!」
興奮しすぎてまともな事を喋っていない妹様がいた。
「ハァハァ・・・かあいいよぉ・・・んっ、くっ、はぁはぁ・・・」
その視線の先には失禁して天井から吊るされている魔理沙がいた。
・・・のではなかった。
そう見えているのは妹様だけで、実際に吊るされていたのはスイカだった。
このスイカ、しっかりと白と黒に色が塗られている。
全ては完璧なHENTAIと化してしまったフランの身を案じた優しいお嬢様の策略である。
その割にはお嬢様は厨房の裏口から逃げ出してしまったが。
さて、要約すると、火はお嬢様の自室と図書館を全焼させつつも消し止められた。
毎年こんな感じなのだが、覚えているのは記憶力のいい門番達だけであった。
全てはブランデー、所謂サザーエサン法則の成せる業である。
終わり。
唐突に思いついた。後悔はしていない。
あ、今更ですが筆者は紅魔館勢が好きです。
それと、「煮えたぎるハート」というのは・・・その・・・所謂エ○ゲ、です。
追記。
・・・どうして名前を無記入で入れたりなんかしたんだ・・・申し訳ありません。
ちょっと水底に逝って来ます
七七
- 作品情報
- 作品集:
- 11
- 投稿日時:
- 2010/02/07 14:51:13
- 更新日時:
- 2010/02/08 21:18:34
- 分類
- 短編かつ思いつき
- 紅魔館
- 筆者は最大級のバカ
それが問題だ