霊夢争奪戦　開催

※出場したチームは1チームだけ※
※期限は無限※


take1
『開催』

「えー、スポーツシップ、じゃなくてレンアイシップ？にのっとりー」
「私達は（面倒臭い・・・）」
「これから、必死に霊夢をオとす事を誓います（またわがままか）」

「それでは次にレミリア会長の挨拶です（もういい加減にしてくれないかしら？）

「・・・さて、うん、最初の通りね。
これから、様々な手を使って霊夢をオとす！そういうイベントよ！」
「前もこんなことやりませんでしたか？」
「いや、今回が初めてよ。
えっと、それじゃあ作戦を説明するわ！」
「「「あい・・・」」」


take2
『贈り物』

「1回目の作戦は『贈り物』よ」
「まんま、ですか？」
「ええ。お金と金銀財宝を輸送して霊夢を物で釣る！手段は選ばない！
霊夢は貧乏だし、きっといけるわ！」
「・・・へぇ。どこにそんな物があるのかしら？（なんか引っかかるような）」
「お嬢様・・・言い辛いのですが、紅魔館の財産は現在カッツカツです・・・」
「えー？3週間前は500万はあったじゃないの？」
「お嬢様が「今日は奮発するわよ！」とか言って札束でお味噌汁のダシを取ったおかげで・・・」
「・・・。それじゃ、物資を集める為に美鈴と、後でフランにも話すけど、お金を稼いできてもらうわ」
「えっ？何の仕事を？」

「殿方のギンギンに暴れるキュウリを｢ふざけんな」えー」

「えー、じゃない！他に無いんですか！？」
「何かを作るだけの材料はあるけど・・・まあいいわよ、フランに二倍の量ヤらせるし」
「だーめーでーすー！・・・いいですよう、工作しますから！」
「ちょっと待て！・・・うー、行っちゃった」
「自業自得じゃないの？」
「見損ないました・・・」

take2-2
『結果』

「私達の・・・1ヶ月の・・・工作の成果は・・・？」
「一個1万円で1500個。河童にスポンサーになってもらったから差し引きで750万の売り上げだったわ」
「・・・にしても、工作の域を越してるわね」
「いいのよ、目的が達成できれば・・・さて、贈り物をした結果だけど、この手紙を見て頂戴」
「（・・・今思い出した。霊夢って貧乏なんじゃなくて、倹約家なだけだった・・・）」

『アカガキへ
贈り物はありがとう、でも気持ちだけを受け取っておくわ
だって、あんたなんかに貰った物を使うなんて気持ち悪いもの。
死ね。つーかもう宴会来ないでよ。酒代の無駄だわ。
それに、私の事を貧乏って言ったんだって？私は倹約家なだけよ！

PS.文に聞いたけど、美鈴とフランを酷い目に合わせようとしたらしいじゃない？
あなた、魔理沙と仲良くなれるんじゃない？　似たもの同士』

「いやん、もう、ツンデレよねぇ、霊夢は」
「頭がイッてやがる・・・」
「（てかこれ、遠まわしにゴミクズって言ってる・・・）」


take3
『歌』

「次は宴会の歌で勝負するッ！」
「宴会に来るなって書いてあったのに？」
「愛情の裏回しなのよ！ゼッタイ！」
「そう信じられる事にある意味尊敬を抱きます･･･」

3日後の夜。
神社が酒とゲロの匂いで包まれた頃。

「わたしのぉぉ、うたおぉぉ、おぇっ、きけぇぇぇぇ！！」
ざわめき。
酔って無くてもこんな事を言うのは変だが、
酔ってゲロ吐きながら歌を歌おうとするのも中々に変だ。
レミリアは持ってきていた袋に入れてきた物を取り出し、歌おうとする。
しかし、咲夜がそれを止めた。

「お嬢様、それ寺子屋のガキのキノコです。こっちがマイクですよ」
「マイクなことには・・・かわりないでしょ？」
「・・・かわりあるに決まってるでしょうに」

本物のマイクを取り出し、レミリアは歌いだす！

「あんいんすとぉぉぉぉぉぉぉぉえぇぇぇぇ！！
あんいんすとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！
こぉぉぉぉのぉぉぉほぉぉぉぉしのォォォッむぅすぅぅぅうぅのぉぉぉ
ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃりぃのぉ！ひとつだぁとぉ！
いぃぃぃいまぁああぁあのぉぉおおぼくぅぅにはアアアッ！
りかいできなぃぁ｢アンインストォォォォォォォォォル！！！」ぐへぇぇぇえぇ！！」

霊夢がレミリアに熱湯をかけてアンインストールする！

「熱い熱い熱い熱い理解出来ないィィィィィ！！！ぎゃあああああああああああ！！！」
「お、お嬢様！大丈夫ですか！？美鈴！今すぐ永遠亭に！入院よ！入院！！」
テンパって過保護っぷりを発揮する咲夜。吸血鬼なら火傷なんて入院モノではないのだが。
そしてついに美鈴が動き出すッ！

「もう愛想尽きました、フラン様を連れてどっかに居候になります」
「「えっ」」
「私、ちょっと子悪魔連れて山ごもりするわ」
「「嘘・・・」」

（元）門番は走り出した！
（元）図書館の主は走り出した！
瀟洒（笑）なメイド長は追いかけた！
亡きカリスマの為のセプテット（笑）は追いかけた！
博霊のステキな巫女はメイド長とセプテットを蹴り飛ばした！

「ヴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！」

おわり。