Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『G.U.N......』 作者: いきかぜ
…あれは、雪の降る寒い日だった。
私の元から椛がいなくなった。
早苗という巫女が慰み者にして殺した…そう知らせを受けた。
私には彼氏がいた。
彼と出かけると、私は強くみられた。
でも私は恐怖を感じ、彼とは別れた…つもりだった。
「もう逢うことはないでしょう」
そう思い別れたのは8月、あの暑い夏の日。
最後のキスを交わし、別れたはずだった。
彼は今でも部屋の片隅で眠っていた。
でも今一度逢うことになるとは思わず、身震いする。
彼の体は今も冷たく、体がこわばる。
あの別れた日から何も変わらず、時間だけを刻んだ…
「寒いでしょう」そう呟き、胸に仕舞い込んだ。
時計の針が一刻一刻と時間だけを刻み、私は苛立ちを覚える。
意図せず彼の体を握りしめる手に、力が入ってしまう。
約束の時間だ。
緑の巫女…早苗が約束の境内に現れる。
しんしんと雪が降り続ける中
私は人差し指をグッと引き掴んだ
寒い寒い冬の日、早苗の眼に映る現実。
そして彼は…今まで聞いてきた声でたった一言
『バンッッ!』
早苗の左胸に赤い花が咲き、降り積もった雪に赤い雨が降った。
「椛…ごめんね…」
私は自分の喉に彼を突き付け、引き金をグッと―――
久しぶりです。なきかぜです。
久々に書いてみると、文章力の急降下を感じます。
補足ですが、私=文 彼=拳銃 です。
そういえば皆さんは、バレンタインデーいかがお過ごしでしたか?
僕はここのSSで抜いてました。
いきかぜ
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2010/02/18 17:19:40
更新日時:
2010/02/19 02:19:40
分類
文
椛
早苗
BADEND
いつの間にかチョコになったが、本来はこれが正しい