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『聖白蓮の現代料理 ぬえ視点』 作者: もみぢ
前作「聖白蓮の現代料理」のぬえ視点です。
あちらを読んでから読むことを推奨?
日が落ちた幻想郷。ここは命蓮寺。
どこもそろそろ夕食でも作って食べている頃であろう。
ぬ「んん・・・ふぁぁ〜・・・」
命蓮寺の一室で眠っていたぬえが大きな欠伸をしてむくりと起き上がる。
ぬえは夜型だ。だから普通の人間や妖怪などとは違い、12時間、昼夜逆転の生活をしている。
夜の方が人間に見つかりにくく、見つかったところでも昼間より恐怖してくれるからだ。
まだ半分眠っているぬえだが、芳しいスパイスの効いたような匂いを感じた。
ぬ「お、もうご飯できてるのかな・・・?」
ぬ「ん〜・・・ああ〜、なんだもうこんな時間か〜・・・」
寝ぼけ眼のままぬえは台所へ来た。
時刻は7時を回っている。
どうやら今日は白蓮が夕食を作っているようだ。
この匂いからしてカレーだろう。
星やナズーリンはもう来ていて、白蓮がはじめて作るカレーを見守っている。
村「おお、おいしそうな香りが。ああ、白蓮さま。たしかカレー、でしたね。白蓮さまが作ったんですかー。」
ぐう、と村紗のおなかがなった。つられてぬえもお腹が鳴りそうになった。
聖「そうよ。・・・そろそろ食べましょうか。」
白蓮が皿にご飯を盛り、その上にカレーをかけてゆく。それを個々の席に配ってゆく。
村「あなた眠そうねえ・・・。何時に寝たの?」
ぬ「んー、朝の9時くらい?」
村「もうそれだと早いのか遅いのかわからんけど・・・あなた10時間も寝ておいて・・・ねぇ」
ナ「昼だと眠りが浅くなるんじゃないのか?」
ぬ「んー、それもあるかもしんないけどー・・・夜は眠くなんないのよねー。」
聖「・・・はい、それでは――」
一同「いただきまーす!」
みんながいっせいにカレーを口へ運ぶが。
星「んん・・・?」
ぬ「なんだか前、星ちゃんが作ってくれたやつのほうがおいしかったような。」
聖「あ、本当だわ。なんか違うわね・・・作り方は同じのはずなのに・・・なぜでしょう」
一「でもこれでも十分おいしいですよ。」
何か味が違ったが、特にまずいというわけでもなくすべて食べ終えた。
・・・ただ、少しだけ酸味がかかっていたような気がしただけだ。
ぬ「じゃあ私はちょっと遊んでくるね〜。」
聖「はいはい。気をつけるのよー。」
ぬえはいつものように夜の空へ繰り出していった。
正体不明の光球に姿を変えて。
肌寒いが、夜の空を風のように滑空するのが気持ちいい。
しばらく飛んでいると空に一人の妖怪の姿を見つけた。
まわりを一段と深い闇が包んでいる。
ル「あっ、ぬえちゃんじゃん。今日もお散歩なのかー」
ぬ「おっと、ルーミアちゃん。」
ルーミア。夜の空を飛んでいて、ひょんなことで知り合った妖怪である。
正体不明がウリの彼女には、命蓮寺の外では数少ない友人だ。
彼女には自分の正体を秘密にしておいてもらっている。
ル「折角だし何かしてあそぼー。」
ぬ「何する?私は暇だし何でもいいけど。」
ル「夜のかくれんぼとかよくないかー?」
ぬ「かくれんぼねぇ・・・いいけど、二人でかくれんぼってのもなんかね。」
ル「何なら友達のみすちーとかりぐるんとか呼んでくるぞ?」
ぬ「んー・・・あんまたくさんの人に正体知られるのもなぁ・・・いいや、二人でやろ。」
二人は地上に降りていった。
ジャンケンの結果、ルーミアが鬼となった。
ル「じゃ50秒数えるよー」
ぬ「ふふ、アンディファインドダークネス!」
辺り一帯が一層深い闇に包まれた。
ル「おおー!?」
これでは夜行性で目が良いルーミアでもなかなか見つけられなさそうだ。
ル「あっはっはー、のぞむところなのだー!」
ル「・・・49、50!いくぞー!」
ルーミアは深い闇の中に突っ込んでいった。
しかし自らがまとっている闇とが混ざり、より深い闇になり殆ど何も見えない。まさに暗中模索状態だ。
ごつっ!
ル「痛っ!?あー、なんだ、木なのかー・・・」
どうやら頭を木にぶつけてしまったようだ。
ぬ(あぁ、びっくりしたー、見つかったかと思ったー・・・))
実はぬえはルーミアがぶつかった木の上に隠れていたのだ。
それから数分経っても、ぬえを見つけることは出来なかった。
しかし・・・
ぬ(うぅ・・・やばい、凄くおしっこしたい・・・)
ぬえはかなり切迫した尿意を感じていた。
思えば今日は起きてから一度もトイレに行ってなかった。
ル「見つからないなあ・・・」
ぬ(ああ、もう早く見つけちゃってよ、もうぅ〜・・・)
ル「んー、もしかしたらもう帰っちゃってるパターンとか・・・」
ぬ「あぁー、もういいわ〜」
ル「あー、ぬえちゃんみっけー。」
ぬ「ええっ、ああ、もういいわ、この際。ルーミアちゃん、ごめん、ちょっと用事があってね・・・」
用事とは他ならない。早く開放てしまいたい。
ル「えー、なんかありがちなパターンなのだ。ま、用事なら仕方ないね〜。」
ぬ「じゃ、じゃあねー!」
ル「ばいばーい」
ぬ「ああ、やばいやばい!ここから命蓮寺まではどれくらいだっけ・・・・・・うっ、くぅ・・・」
片手で秘部を押さえて、出来るだけ早く、なおかつ膀胱を刺激しないように、空を飛ぶ。
光球になって姿を隠す余裕など無い。
肌に感じる、先ほどまで気持ちよかったはずの冷たい風が尿意を加速させ、なかなか我慢が利かなくなってくる。
すると、ぬえは右方になにやら竹林を見つけた。
ぬ「ああ、ちょうどいいわ、もうあそこですましちゃおう・・・」
しかしぬえはこれが迷いの竹林であることを知らなかったのだ。
ぬえは竹林へと足を踏み入れた。
早く出してしまいたいが、誰かに見られるのが怖く、我慢できる限り、奥へ、奥へ・・・。
ぬ「ここまでくれば・・・・・・やっとおしっこできるっ・・・!」
ようやく出せる、と思ったらとたんに尿意が加速した。
ぴゅっ
ぬ「あっ!」
急いで下着を下げる。
プッシャアアアァァァァァァ・・・
ぬ「はぁぁ〜〜・・・気持ちいい〜・・・」
寒い中での放尿でぶるぶるっ、と体が震える。
じょろろっ・・・
ぬ「ふぅ・・・ちょっと染みちゃったけど・・・まぁ乾くかな・・・」
葉っぱで拭いて、再び下着とスカートをはきなおした。
ぬ「さて・・・そろそろ帰ろうかな・・・」
ぬえはさっきまで来たはずの道をたどっていった。
おかしい。歩いたのは2、3分程度だ。
なのに、十数分歩いても、竹林が終わる気配が無い。
ぬ「なんなんだろうこの竹林・・・なんだか同じところを歩いてるような。・・・ここ、初めてくるところだし、迷ってみるのもいいかも。いざというときは空飛べばいいしね〜」
正体不明、自分でもよくわからないもの。
ぬえは闇雲に歩き始めた。
ぬ「はぁ〜、やっぱりおんなじとこ回ってる気がするし・・・もう空飛んで帰ろっかなぁ」
そう言って空を飛ぼうとしたとき、前方になにやら影が見えた。
ぬ「ん、あれ何だろう・・・家・・・?」
竹林の中に家があった。現代の人間が住むような家ではなく、もっと古めかしい感じで雰囲気が命蓮寺と似ていた。
ぬ「珍しいなぁ、こんな変なとこに住む人なんているんだ・・・妖怪かもしれないけど。」
人がいる可能性があるのでぬえは光球に姿をかえた。
しばらく観察していると、家から人間らしき人物が出てきた。
紅い眼、足元まで届く銀色の長い髪。白い服に御札の模様が書かれたズボンを身に着けた人間。
肌寒い竹林の中、両手をポケットに突っ込んで、月を見ている。
ぬえは何か特別なオーラのようなものを感じた。元々人間の白蓮とも何か違う。
もう妖怪のような神社の紅白の巫女や黒い魔法使い、山の緑っぽい巫女とも違う感じ。
「何だ、何かあるのか?」
ぬ「!」
その人間らしい人物がこちらに気づいた。こちらに近づいてくる。
「・・・なんだ、光球?竹が光ってるのかと思ったよ。」
ぬ「・・・あなたは・・・?」
ぬえは光球から人型の姿に戻った。
藤「おっと、妖怪だったか。私は藤原妹紅。ずっと昔からここに住んでいる。」
ぬ「私は封獣ぬえ。正体不明がウリの只の妖怪。ずっとってどのくらいよ?」
藤「んー、まぁ、ざっと1000年くらいかね。」
ぬ「1000年って・・・あなたも妖怪なのね。見た感じ人間っぽいけど。」
藤「いや、一応人間なんだよ。」
ぬ「え、でも1000年も生きてる人間って・・・・・・まぁ、こっちにもそんなのがいるけど。」
藤「ちょいとね、蓬莱の薬を飲んだせいでね。」
ぬ「蓬莱・・・?」
藤「蓬莱の薬。蓬莱とは富士の山。富士の煙は不死の煙。不老不死、それを飲んで死ねない体になっちまったのさ。」
ぬ「ふ、ふーん・・・そういやさ、あなた、さっきまで正体不明だった光球を見て、恐怖しなかったの?いや、あまりにもリアクション薄くてがっくりきてさ〜。」
藤「恐怖、ねぇ・・・。恐怖って・・・防衛本能みたいなものなんだろう?人間とかが死ぬのを恐れて。死ぬのが怖くなけりゃ、何にも怖くないさ。私の中で『死』というのが無くなってから、私の中で恐怖、というのがだんだん薄れて、今ではその感情は殆どないね。痛いのは別だけどね。」
ぬ「そうかぁ・・・」
藤「これからも私は無限の時間を生きることになるんだ。何万年も、何億年も。何兆年も。人類が、妖怪の類が絶滅しても。地球が消滅しても。宇宙が滅んでも。それでも死ねないでいる。そう思うと・・・。それは怖いね。ぞっとするよ。」
ぬ「・・・不老不死も考えものだねぇ。」
藤「まぁ、短い短い暇潰しにでもなるかと若干ときめきはしたがね。・・・ところで君は・・・何だ?道にでも迷ったのかい?」
ぬ「うん?迷ったって言うか、まぁ、迷った・・・かな。私はいざという時には空飛んで帰れるし、ちょっとした探検かなー。」
藤「・・・そうか。何なら私の家に来て、茶でもするかい?珍しい尋ね人だ。もてなすよ。」
ぬ「じゃあお言葉に甘えてー。」
ごろろっ
ぬ「っ・・・?」
すぐそこにある家へ、妹紅についていこうとしたぬえのお腹がなった。決して空腹によるそれではない。
藤「何だ、どうかしたのかい?」
ぐるぐるぐる・・・
お腹の音は妹紅には聞こえていないようだった。
この感じは非常にやばい感じだ。前にも何度か味わったことのある、腹部が締め付けられるような、鈍い痛み。
ギリュリュリュ!
ぬ「・・・あっ、いえ!何でも・・・」
急な便意と共に、腸の中ににあると言え分かる、泥状の便が直腸に流れ込んでくる。
ぬえだって1000年以上生きている。下痢、というものがどんなものだか知っていた。
ぬ「すみません、折角ですが・・・夜遅いしっ・・・こ、こちらは命蓮寺、という寺に住まわせてもらってるんですが、ちょっと用事、というか思い出しまして・・・」
藤「ん、そうか。夜遅い、といっても見ての通り私は独り暮らし。・・・なんだか・・・寂しい、というか・・・な。」
ぬ「ええっ・・・また時間があれば尋ねて見ます。今日のところは・・・。でっ・・・では失礼します」
藤「ああ。またね。」
便意の波によって所々声に力が入ってしまった。若干彼女に不自然に見られたかもしれない。
ぬえは竹林の上まで飛んだ。
ぬえは下痢の恐ろしさをある程度知っている。絶対に我慢が出来ない。
ぬえはまだ便意が小さい内に早く帰りたかった。
空には闇を照らす無数の星々がきらめいている。いつもより特に明るく輝いていて、思わず見とれてしまいそうだ。
しかしぬえにはその余裕が無かった。
見渡す限りに竹林。
ぬ「命蓮寺って・・・どの方向だっけ・・・?確か妹紅の家を見つけたときにあっち向いてたから・・・こっち?」
悩んでいる時間も無い。一刻も早く、トイレに辿り着き、排泄を済ませなければ。
さっき、尿意を我慢していたときとは似ているようで違う。
片手でお腹、もう片方の手で肛門を押さえて、出来るだけ早く、なおかつ、腸を刺激しないよう、大きな衝撃が加わらないよう、お腹に抱えたそれを外に漏らさないよう空を飛ぶ。
ぐりゅごろ、ぎぅぅ〜・・・
ぬ「ぁうぅっ・・・」
大きな波と共に、速度と高度が落ちる。
そのまま、再び竹林の中に入ってしまった。
便意の所為で高度を上げることもままならなく、そのまま不時着した。幸いにも決壊は免れた。
ぐぎゅぐぎゅっ!
ぬ「はああ・・・っ・・・ぁああっ・・・」
そのままひざをつき、必死に我慢する。強く肛門を抑えていないと漏れてしまいそうだ。
この状態では動くこともままならなく、スカートを下ろして排泄することすら出来ない。
ひたすら、便意をすごすしかなかった。
ごろ、ぐぎぎ・・・ぎゅう・・・・・・
ぬ「っ・・・・・・はぁ・・・。」
ぎりぎりでこの波も避けきった。だがその波はすぐに更に猛烈なものとなり帰ってくるであろう。
ぬ「次こそ・・・やばいって・・・そこでするしか無いの・・・?・・・いや、野ぐそなんて・・・イヤ・・・」
うんちはおしっこより抵抗が強かった。
そこの判断をなかなか下せなかった。
ぬ「波が引いてる今のうちに・・・」
空を飛んでいても次は墜落しそうだ。歩いて竹林を出ようとする。
しかしここは迷いの竹林だ。そう簡単に出られるはずも無かった。
ぬ「やっぱり・・・出口が見えない・・・何なんだよこの竹林!」
ぐごっ、ごぎゅううううう!!
ぬ「ひぎっ!!?」
ぬえの怒りと共にあの波が蘇った。さらに、強力な波に。
歩みを止めざるを得ない。
ぬ「くぅう・・・ああっ・・・!」
強烈な便意。それと・・・屁意・・・?
ぬ「漏れ、ちゃう・・・お、おならを出せば・・・ちょっと楽に・・・なれる?」
そう考えたぬえはちょっとづつお腹の力を緩めていった。
そこで待機しているであろうブツを出さないように、そっと、そっと。
プ、プスゥ・・・ぷっ・・・
ぬ「く、うう〜・・・」
ぷす・・・ブブウ!!
ぬ「ぇ・・・!!?」
一瞬何が起こったか想像がつかなかった。
しかし、おしりの感覚からそれは分かった。
ガスかと思ったそれは・・・他でもない、うんちだった。固体ではなく、泥状の殆ど水状態の。
ぐぎゅごろろろ!!
ぬ「ひゃああああ!!」
一度出てしまったという実感が沸くと急激に我慢が出来なくなった。
ブビビ、ブバババババァ!!
ぬ「いやだ、いやだぁ・・・漏らし・・・てるよぉおお・・・」
長い間の我慢により腸は過剰に蠕動運動を続け、物凄い勢いでうんちがパンツの中へ吐き出される。
ブジュジュブビ、ビジャジャバァ!
ブヂブヂュボボォ!!
息んでいるつもりでもないのに、どんどん勢いを増して排泄されるうんち。
息んでいるつもりはないが、彼女は無意識のうちに力を入れていた。つまり息んでいた。
ぬ「止まって・・・止まってくださいぁぁああ・・・」
ひざをついて泣き崩れる。
しかし便は止まることも無く、パンツとスカートの中に溜まる。そして、溢れる。
下痢特有の腐乱臭が辺りを覆う。自分でも吐き気がする。
誰にも見られていないとはいえ、恥ずかしすぎる。
ぶびびっ、ぶぼぉ・・・ぶびゅびゅぅう〜・・・
泣き崩れているうちに、うんちは止まっていった。
全部出し尽くしていた。
比較的固体分を保っているうんちがべっとりとスカートとおしりの間に付着している。
立ち上がると更に足をつたって汚水が流れ落ちる。
ぬ「ううう・・・どうやって帰ろう・・・」
命蓮寺に戻ったとしてもどんな顔をして帰ろうか・・・。
竹林の中で途方にくれる彼女だった・・・。
藤「蘇るたびに強くなる便意。今宵の事は、お嬢ちゃんのトラウマになるよ。」
実はこっそり見ていた妹紅だった。
いざ命蓮寺に帰ってみると・・・。皆漏らしてしまっていた為だろうが暖かく迎えてもらったようだ。
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2010/02/22 17:15:37
更新日時:
2010/02/23 02:15:37
分類
封獣ぬえ
スカトロ
お漏らし
ぬえかわいいよぬえ
かわいいな