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『花粉死ね!』 作者: 舞茸
☆ひとつめ
「痒いぜ痒いぜ、痒くて死ぬぜ。花粉症の季節だぜ」
「あっそ。私花粉症じゃないから、その気持ちはさっぱり理解できないわ」
「目・喉・鼻がむず痒さに襲われてだな……霊夢ちょっとティッシュ借りるぜ(ちーんっっ! ずずりゅっ)」
「返さなくていいわよ。汚いわね」
「だっで鼻水が(ぢゅるっ)」
「魔理沙、あんた人の家に何しに来たの? わざわざ鼻かみに来たの?」
「別にティッシュが欲しかった訳じゃないさ。あまりにも花粉が酷くて用事を忘れたけどな。ああ痒い痒い。花粉症って突然発祥する不治の病とはいやはや恐ろしい。一度は味わってみたらどうだよこの辛さ」
「知らないわよそんなの」
「分かって貰えないとは残念。目玉を取り外して洗いたいくらいだぜ全くあー痒い」
「鬱陶しいわね。だったら洗えばいいじゃない(ぐりっぶちちっ)」
「い"ぎあ"あ"あ"あ"あ"!!!!やべでぇ"ぇ"ぇ"ぇ"」
「口だけで洗いもしないなら私が代わりにやってあげるわ。感謝しなさいよ(じゃぶじゃぶ)」
「私の目ぎあああああああ」
「うるさい。あんたの濁った目もこれで綺麗になるでしょ。万々歳じゃない」
☆ふたつめ
「ふう。霊夢の奴に目玉抜かれて一時はどうなる事かと思ったぜ。よーう香霖。花粉症の季節だぜ」
「やあ魔理沙。さっそくだがその扉を直してくれないか」
乗ってきた箒の勢いそのままに扉をぶち壊してのご来店。
「どうしたんだよ香霖」
「どうしたもなにも、壊したら直す、当たり前だろう。それと生憎僕も花粉症なんだ」
「眼鏡なだけ私よりマシだろ? マスクすりゃあいいじゃん」
「そうすると眼鏡が曇るんだ」
「ぶははははは! だっせぇ!」
魔理沙は、霖之助から商品のマスクとゴーグルを奪い取り、これ見よがしに装着した。
「これで花粉対策もバッチリだ。じゃあな!」
自慢げに深呼吸して、壊したままの扉から去っていった。
☆みっつめ
本日昼頃、紅魔館にマスクとゴーグルをつけた不審な人物が押し入り、図書館の本を強奪しようとしたところを近くにいたメイドが殺害した。
あっぱれな解決でした。おしまい。
もこたんお願い杉焼いて
■コメントありがとうございます。
眼鏡でもダイジョウブなマスクつけても問答無用で曇りますふざけるな
舞茸
- 作品情報
- 作品集:
- 12
- 投稿日時:
- 2010/02/26 02:25:17
- 更新日時:
- 2010/03/06 17:45:27
- 分類
- 超短編
- 魔理沙
- 霊夢
- 眼鏡だからって花粉が軽減されるわけではない
かれこれ2週間家出てなかったから分かんなかった
>そうすると眼鏡が曇るんだ
すごいよくわかるわこれ